安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>932号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------932号--2017.10.01------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「業務用米」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 またまたO157の食中毒ニュースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■養老の人気焼き肉店、6人がO157食中毒 
女子大学生1人重症

 岐阜県は29日、同県養老町の焼き肉店「やきにく藤太」で食事
した愛知県一宮市などの21〜37歳の男女6人が食中毒の症状を
訴え、便から腸管出血性大腸菌O157が検出されたと発表した。
うち4人が入院し、3人は退院したが、重症の一宮市の女子大学生
(21)が現在も入院中。命に別条はなく、回復傾向にあるという。

 岐阜県生活衛生課によると、6人は9月7〜8日に牛カルビやサ
ラダなどを食べ、嘔吐や血便などの症状が出た。6人のうち、受診
した5人の菌の遺伝子型が一致したため、店での食事が原因と断定
した。

 県は29日から同店を営業禁止処分とした。再発防止策が講じら
れれば解除する。同店はテレビや雑誌で紹介される人気店として知
られる。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017092990215405.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 このところ頻発していた「同型」ではなく、別の感染ルートによ
るもののようです。

 次は「サルモネラ」です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■園児87人に食中毒症状 愛知の4幼稚園、仕出し弁当で

 愛知県岡崎市は29日、県内の4幼稚園で園児87人が食中毒症
状を発症し、うち10人が入院したと発表した。市は、4園が給食
として使っている市内の弁当製造業者「ときわ食品」の仕出し弁当
が原因として、再発防止策がとられるまでの間、同社を営業禁止に
した。

 市生活衛生課によると、21日から28日にかけ、名古屋市、蒲
郡市、日進市の計4幼稚園に通う3〜6歳の園児87人に相次いで
下痢や発熱、嘔吐といった食中毒症状が出た。いずれも命に別条は
ないという。うち数人からサルモネラ属菌が検出された。原因食材
までは特定されておらず、市が引き続き調べている。

 ときわ食品は昨年4月にも、製造した仕出し弁当を食べた71人
に食中毒症状が出たため、市から3日間の営業禁止処分を受けた。

http://www.asahi.com/articles/ASK9Y5HQ4K9YOBJB00L.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 一時は食中毒の主流だったサルモネラですが、このところあまり
発生していません。

 卵からサルモネラは強力な汚染ルートだったのですが、対策がか
なり功を奏しているようです。

 代りにこのところ「鶏肉からカンビロバクター」が多くなってい
るのはご存じのとおりです。

 そうしたことから、「過酢酸」による殺菌ということも課題にな
っています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■三菱ガス化学、食添適合の過酢酸製剤を発売
 食肉や野菜の殺菌に

 三菱ガス化学は食肉やカット野菜の殺菌用途向けの過酢酸製剤
「ダイヤパワーFP」を発売する。最終分解物は水、酸素、酢酸にな
るため安全性が高く、食品添加物に指定されている。一般の細菌類
に加え、O-157やカンピロバクター、サルモネラなど食肉由来の食
中毒菌に有効だ。

 食品添加物の過酢酸製剤は、酢酸と過酸化水素の平衡反応によっ
て生成する過酢酸の強い殺菌能力を利用し、次亜塩素酸ナトリウム
と同様、一般の細菌類や食肉由来の食中毒菌に効果がある。

https://news.nissyoku.co.jp/news/detail/?id=WAKUI20170920114205601&cc=01&ic=170
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これは普及していってほしいですね。食中毒対策はもう少し本気
を出した方がよいです。

 次は牛乳の問題です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■給食牛乳で味やにおいに違いと訴え 原因調査

 25日、東京・新宿区と板橋区の小中学校で出された給食の牛乳
の味やにおいが、ふだんと違うという訴えが相次いで出されました。
訴えたのは児童や生徒ら合わせて1900人余りで、今のところ大
きな健康被害は報告されていないと言うことです。

 東京・新宿区と板橋区によりますと、25日、区内の小中学校に
通う児童や生徒らから給食で出された牛乳の味やにおいが、ふだん
と違うという訴えが相次いで出されました。

 新宿区と板橋区が調べたところ、異常を訴えたのは新宿区立の小
中学校合わせて29校と、板橋区立の小中学校合わせて24校に通
う小学生と中学生、それに教職員の合わせて1900人余りで、今
のところ大きな健康被害の報告はないということです。

 これらの学校に提供されていた牛乳は、いずれも埼玉県戸田市に
ある「明治戸田工場」で今月22日に製造されたもので、新宿区と
板橋区は26日の給食からこの工場の牛乳の使用を取りやめ、別の
工場で製造した牛乳の提供に切り替えました。

https://goo.gl/FKpsqf
(http://www3.nhk.or.jp/)
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 製品に異常はなかったとのことです。このところ関東地方でとき
どき起こっている、生産者の問題の可能性が高いです。

 たぶんメーカーでは実態を掴んでいるのでしょうが、なかなか根
本的に解決できないようです。

 まずい牛乳の生産者を退場させるのが妥当な方法と思います。

 次は日本産食品の輸入規制の話題です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■EU、福島産コメ規制解除へ…検査証明書不要に

 東京電力福島第一原発事故に伴い、欧州連合(EU)が福島県産
の食品などに課している輸入規制について、年内にも一部が解除さ
れる方向となった。

 解除対象には、日本産食品に対する不安心理の象徴となっていた
福島産のコメや、岩手県などの水産物の一部に対する規制が含まれ
るほか、秋田県も規制から外れる運びだ。

 EUの食品安全などを審議する専門委員会が25日、規制緩和を
承認した。これを受けて、EUの執行機関・欧州委員会は年内にも
規制の一部解除を正式決定する見通しだ。

 EUは2011年の原発事故以降、福島県や周辺地域で生産され
た食品について、放射性物質の検査証明書の添付を義務づけるなど
の規制を課している。規制は段階的に緩和されており、今回は岩手
県産のブリやマダイといった複数の魚介品目も解除対象となる。

http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170926-OYT1T50037.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ようやく解除の見通しが立ってきました。

 福島県産食品に限ると、現状は以下のようなものです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■福島県産食品の輸入規制の状況

□すべての食品を輸入停止している国・地域(1)

中国

□検査証明書の添付等により、一部の食品の輸入を認めてる国・地
域(28)

米国、EU、韓国、インドネシア、シンガポール、フィリピン、イ
ンド、ロシア、ウクライナ、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、
エジプト、アルゼンチン、ブラジル、ニューカレドニア、台湾、香
港 など

□輸入規制を解除した国・地域(21)

カナダ、クウェート、マレーシア、タイ、ベトナム、ミャンマー、
オーストラリア、ニュージーランド、ボリビア、ペルー、メキシコ、
チリ、セルビア、コロンビア、エクアドル など

http://www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/ps-overseasrestriction.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 案外解除している国が多いのですね。それにしても中国は目立ち
すぎです。

 さて、福島民友のサイトにこんな記事がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■復興応援なのに...今年も福島県外し グリーンコープ連合

 九州や中国地方など西日本の14生活協同組合でつくるグリーン
コープ連合(本部・福岡市)がホームページに掲載している東日本
大震災の復興応援企画に、被災3県のうち福島県の商品のみが掲載
されていないことが23日までに、分かった。

 同連合は昨年、震災復興企画のギフトカタログに福島県を除外す
る形で「東北5県」と記載し、東京電力福島第1原発事故の風評被
害の助長につながるとの抗議が相次ぎ、謝罪した経緯がある。

 特集が掲載されたのは同連合の公式ホームページで、「被災地で
がんばっている生産者・メーカーを応援しましょう」と銘打ち、同
連合が取り扱う宮城、岩手両県の事業者の商品を紹介しているが福
島県の商品は一切掲載されておらず、インターネット上などでは福
島県の除外について「批判を聞く気がないのではないか」などの声
が上がっている。

 同連合は福島民友新聞社の取材に「経緯について今はコメントで
きない。今後、しっかりと説明したい」としている。

□ギフトで昨夏謝罪

 同連合は昨夏、組合員向けに配布したギフトカタログ掲載の震災
復興特集に福島県を除外する形で「東北5県」と記載したほか、福
島県の入っていない東北地方の地図などを使用。原発事故の風評被
害を助長するなどの抗議を受け、「福島の方たちの気持ちに配慮で
きていない表現になってしまった」などと謝罪し、福島県の業者と
つながりがなかったことなどを理由に挙げていた。

□「食材紹介」県提案も...

 福島県を除いた「東北5県」の震災復興特集が組まれた際、県産
品振興戦略課はグリーンコープ連合に対し、「福島県には素晴らし
い食材がたくさんある。業者とのつながりが少ないのであればいつ
でも紹介する」と提案していた。

 しかしその後、グリーンコープ連合からの連絡は一度もない。同
課は「前回の特集に続いて、復興応援企画に福島県産品がないのは
残念。その意図は不明だが、引き続き県産品を取り扱いいただける
よう提案していきたい」としている。

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170924-206564.php
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 昨年、「東北5県」とやったのを批判されましたが、まだ福島無
視を続けているようです。

 担当者も「復興支援」と「放射脳系組合員」との板挟みで苦しい
ところですが、そこであまり悩まないのがグリーンコープの特徴で
す。(つまり馬鹿ということ)

 以下の記事は福岡県でのライバルであるFコープの記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------
2017年09月04日
「福島県産農産物応援フェア」を開催しました

 東日本大震災からの復興支援活動の一環として、6月22日に西鉄
福岡(天神)駅北口2階コンコース「ときめき広場」(福岡市中央
区)にて、「福島県産農産物応援フェア」を開催しました。

 当日は、来福した生協コープふくしま、JAふくしま未来、福島中
央青果卸売とエフコープのスタッフがさくらんぼ「佐藤錦」やジャ
ム・ジュース・カレーなどの加工品を販売し、多くの来場者でにぎ
わいました。

http://www.fcoop.or.jp/report/shinsaishien/15442
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 比較するとやはりグリーンコープの対応は恥ずかしいですね。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今週は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「業務用米」
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 まず、今年の米の作柄状況のニュースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■17年産米「平年並み」の100=作況指数、
新潟は97−農水省

 農林水産省は29日、2017年産米の作柄概況(9月15日現
在)を発表した。単位面積当たりの収穫量を示す作況指数(平年=
100)は「平年並み」の100だった。主産地の東北や北陸の一
部で日照不足や長雨の影響がみられたが、北海道や西日本ではおお
むね天候に恵まれた。コメどころの新潟は97で「やや不良」とな
った。

 地域別の指数は、九州が103、北海道、中国が102で、いず
れも「やや良」だった。四国が101、東北、近畿が100、北陸、
関東、東海が99と「平年並み」で、沖縄は96で「やや不良」と
なった。

 都道府県別では、神奈川が105(やや良)で最も高く、日照不
足が続いた栃木が93(不良)で最も低かった。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092900917&g=eco
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 一カ月前の発表では「やや良」でしたが、少し評価が下がったよ
うです。

 それと関係があるのでしょうか、輸入米の入札のニュースもあり
ました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■輸入米、4年半ぶり全量落札=外食ニーズ強く

 農林水産省が27日に実施した主食用の輸入米入札で、予定され
た2.5万トン全量が落札された。全量落札は東日本大震災の影響
を受けた2013年2月の入札以来、約4年半ぶり。国産米は国の
生産調整(減反)の進行で価格上昇が見込まれる中、外食や総菜な
ど「中食」業界では輸入米ニーズが高まっているため。2.5万ト
ンは輸入米の年間枠の4分の1に当たる。

 入札の有効申込件数は219件で、このうち87件が落札。産地
別の内訳は、米国が1万7744トン、オーストラリアが5814
トンなど。国産米のうち、ブランド米などを除いた低価格帯のコメ
は不足傾向にある。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2017092701258&g=eco
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「低価格帯」というのは要するに「業務用米」のことです。業務
用米が不足しているという記事が以下のところにありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■不足する業務用米 その影響は?

 年間5,000トンの業務用米を使い、おにぎりを製造している
食品メーカーです。

 2年前に比べ業務用米が2割値上がりし、経営を直撃しています。

 取引先のスーパーに値上げを打診しましたが、消費が依然として
低迷する中、とても受けられないと断られました。

□なぜ業務用米が不足しているのか。

 背景には、家畜のえさとなる「飼料用米」を作る農家が増えてい
ることがあります。

 栃木県の農家、仲野英雄さんです。

 これまで、主に業務用米を作ってきましたが、この3年で生産量
の半分以上を価格の安い「飼料用米」に切り替えました。

 その理由は、「飼料用米」を作ると手厚い補助金を受けられるか
らです。

 「飼料用米」の卸売り価格は1キロ20円ほど。業務用米の20
0円に比べると、10分の1です。

 この差額を埋める程度の補助金が、国から支給されるのです。

 仲野さんの受け取る補助金は10アールあたり、およそ8万5,
000円。年間の総額はおよそ600万円にのぼります。

 業務用米は年によって価格が変動しますが、飼料用米は補助金に
よって収入が安定するため、魅力だといいます。

□なぜ国は、飼料用米に補助金を出すのか。

 背景には、政府のコメ政策の転換がありました。

 これまで国は、農家が生産するコメの量を調整する「減反政策」
を実施。国が直接関与することで、コメが余って価格が値下がりす
るのを防ごうとしてきました。

 しかし、こうした国任せの制度のもとでは農家が競争力をつける
ことはできないとして、今年(2017年)いっぱいで廃止するこ
とにしました。

 ただ、コメを作りたいと思っている農家は依然として多く、国と
してはいきなり関与をやめるわけにはいきませんでした。

 そこで、一定の需要がある家畜のエサである「飼料用米」を作る
ことを促すため、補助金を増やすことにしたのです。

 さらに業務用米不足に拍車をかけているのが、全国に広がる「ブ
ランド米」競争です。

□味や香りなどで最高の評価を受けた「特A」銘柄。

 これまで業務用米を多く作っていた四国などでも、こうしたブラ
ンド米を作ろうという動きが急速に広がっています。

 業務用米から「ブランド米」の生産に転換した香川県のコメ農家
・川染常男(かわそめ・つねお)さんです。

 減反政策の廃止をにらみ、より収入が見込めるブランド米の生産
を柱にしようと考えました。

 4年前から挑戦したところ、販売価格が2割上がり、手応えを感
じています。

 農林水産省は、ニーズのある業務用の米が足りないという緊急事
態に危機感を感じています。

 この3か月で、担当者を20か所以上の自治体に派遣。業務用米
の生産にも力を入れてほしいと、農家に呼びかけています。

農林水産省 担当者

「中食・外食で需要が伸びてきているのは事実。お米がないという
声も聞いている。安定的に彼ら(中食・外食)の需要をとっていく
ことが重要。」

 しかし、価格が安定せず、かつ安価な業務用米の生産を急に求め
られることに、農家には抵抗感もあります。

農林水産省 穀物課 川合豊彦課長

「中食・外食、コンビニ、弁当業界が求めている品物(コメ)、こ
れの作付けでミスマッチが生じているのは事実。需要に応じた生産
に向けて、しっかり取り組んで行くことが大切。」

□コメの消費量

阿部

「経済部の大川記者です。

 日本人のコメの消費量は減ってきていますよね。そうした中で業
務用米が足りなくなっているというのはちょっと意外な気もするん
ですが、どうなんでしょうか?」

大川記者

「こちらは、1人が1か月あたりに消費するコメの量です。

 30年ほど前は6キロで、そのうちお弁当や外食は0.9キロで
した。

 こちらが今になると、3割近くも減っているんです。

 ただ、お弁当や外食で消費する量は1.3キロ余りと、着実に増
えています。

 この部分の供給が足りずに、このまま値段が高い状態が続けば、
お弁当やおにぎりなどの値上げ、あるいは店頭価格を変えないまま
コメの量を減らすといった、事実上の値上げということにもなりか
ねないんです。」

□不足する業務用米 その影響は?

和久田

「この業務用米の不足は、どうすれば解消に向かうでしょうか?」

大川記者

「これまで、コメを生産する農家と、使う側の食品メーカーなどの
結びつきは弱く、安定的な取り引きになっていなかった部分がある
んです。

 農家と食品メーカーが直接結びついてあらかじめ契約することで、
一定の価格で業務用米の生産ができるような取り組みを国は一層促
していく必要があると思います。

 こうしたことはまさに私たちの食の問題で、私たち自身もコメ政
策の動向を消費者の問題として見ていく必要があると思います。」

http://www.nhk.or.jp/ohayou/digest/2017/03/0316.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 具体的には以下のような数字があります。この後、2016年、2017
年とさらに値上がりするようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■2016.07.08 業務用米1kg264円−中・外食の平均仕入れ価格

業務用に多く用いられる主な米の価格

銘柄         2015年産  2014年産 対前年比

北海道きらら397  12,493    11,400  110%

青森まっしぐら    11.559     9.792  118%

岩手ひとめぼれ    12,928    11,324  114%

山形はえぬき     12,455    10,859  115%

栃木あさひの夢    11,429     9,180  124%

千葉ふさこがね    11,125     9,650  115%

(参考)
新潟コシヒカリ    16,190    15,452  105%

 米穀機構によると米の中・外食消費の割合は27年で31%まで拡大
している。米の消費は年平均8万t減少しており、米の需要量は現
在、770万t(玄米)程度と見込まれているが、230万tが中・外食
向けということになる。ある推計では業務用米は年間320万tとの
数字もあり、さらに拡大しているとされる。

 同レポートは、業務用米は唯一シェアを拡大しているが、仕入価
格が想定以上の価格となれば、すでに経験したように米の使用量の
減少や国産米から輸入米(SBS)への移行の懸念もあるとして、
「今後も伸びる可能性のある市場を大切にすることで米の生産量を
確保し、需要量の減少を食い止めることが生産側と需要側の双方に
求められている」と強調している。

http://www.jacom.or.jp/kome/closeup/2016/160708-30345.php
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 なかなか厳しい状況であるのがわかりますが、農水省ではこんな
事業もやっています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■平成29年度米穀周年供給・需要拡大支援事業のうち業務用米等の
安定取引拡大支援に係る公募について

1 事業の趣旨

 平成29年度「米穀周年供給・需要拡大支援事業」のうち「業務用
米等の安定取引拡大支援」の事業実施主体を公募しますので、本事
業の実施を希望される方は、下記に従い御応募ください。

 なお、本公募は、平成29年度政府予算原案に基づいて行うもので
あるため、成立した予算の内容に応じて、事業内容、予算額等の変
更があり得ますので、あらかじめ御承知おきください。

2 事業の内容

 本事業は、業務用米等に関し、生産者・産地と中食・外食事業者
それぞれのニーズを踏まえた安定的な取引を継続かつ拡大させてい
くため、セミナーや商談会等の開催の取組に必要な経費の支援を行
います。

http://www.maff.go.jp/j/supply/hozyo/seisaku_tokatu/170302_1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この公募に応募して、こんな事業をやっています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■米マッチングフェア2017

 家庭内での米の消費が減る一方で、中食・外食等における米の需
要は伸びており、このような業務用途の米は、今後も堅調な需要が
見込まれます。

 平成30年産米から行政による生産数量目標の配分がなくなる中で、
今後一層、米産地の法人や農協等がユーザーである中食・外食事業
者等と結びつき、当該 事業者のニーズに応じた生産を行い、複数
年契約や播種前契約を締結するなど安定した取引につなげていくこ
とが重要です。

 このような取引の拡大に向けて、業務用途への安定取引に取り組
みたい米産地と中食・外食事業者等とのマッチングを行う「米マッ
チングフェア2017 」を全国各地で開催します。

 皆様、ぜひこのマッチングイベントに参加し、安定した米の販路
を開拓しませんか?

https://kome-matching.com/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 とはいえ、需要側の対策としては輸入米にシフトしていくのだと
思います。

 輸入米で何が悪い?と開き直りが大切です。自由貿易と国際協調
の観点から、弊社では積極的に輸入米を使用しています、というの
はいかがでしょうか。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 土曜日はいちばん上の孫の五歳の誕生日でした。誕生日のケーキ
を買ってくるのは私の担当です。

 自由と平和がなければ、豊かな暮らしは成り立たない、今回の記
事を書いていて、改めてそう思いました。その意味で、外国産への
差別感情を前提にした、「原産国表示」などは愚の骨頂なんですが
ね。

 このところ給与の話題もとりあげてきましたが、ついにこんな情
報が出てきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

【amazon×時給1,875円】稼げる軽作業
★10/1〜12/25期間限定!さらに出勤手当を毎週1万円支給!

https://www.froma.com/detail/clc_3414949036/RQ49539525/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 時給1000円どころか、アルバイトでも月収30万円越えです。

 この流れは一気に主流になりそうです。ついていけない企業は退
場あるのみです。

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