安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>873号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------873号--2016.07.31------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「エシェリキア・アルバーティー」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 30日と「土用の丑」でしたが、ウナギに関してこんな記事があり
ました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■土用の丑の日はいらない、ウナギ密輸の実態を暴く

 ウナギの取材を始めると、違法行為や業界のコンプライアンス意
識の低さなどが次から次へと明らかになる。ニホンウナギは絶滅危
惧種にも指定されており、もはや「今年も土用の丑の日がやってき
ました」などとお祭り騒ぎをしている状況ではない──。

 「絶対に名は出さないでくれ」

 台湾のシラスウナギ(ウナギの稚魚、以下シラス)輸出業者は我々
取材班にそう告げた。なぜ名を出すことを頑(かたく)なに拒むの
か──。それは彼に「罪」の自覚があるからである。

 日本人の好物であるウナギを巡って、台湾、香港、日本を舞台に
壮大な「不正」が行われている。今回、取材班はその舞台である台
湾、香港へと飛び、関係者らを取材した。

 台湾は2007年にシラスの輸出を禁止した。正確に言えば、台湾で
シラスが採れる10月下旬〜3月末とほぼ重なる11月〜3月における輸
出の禁止である。冒頭登場した台湾の業者は、シラスの密輸出に携
わる人物である。

 「もちろん台湾でシラスの輸出が禁止されているのは知っている。
だから色んな抜け道≠ェある香港へまず運び、その後日本へ運ぶ
んだよ」

 台北市内のとあるホテルの一室で、台湾の輸出業者は身振り手振
りを交えながら話をした。

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/7379?page=1
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 大規模な密輸組織があるようですね。そもそも、ウナギが絶滅の
危機に至っているのに、こんな売り方をまだしています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 西友は国産ウナギの長焼きを、通常時よりもサイズを大きくする
とともに価格は据え置き、8月31日まで販売する。通常は10キログ
ラム70尾サイズを消費税抜き価格1570円で販売しているが、大きさ
を10キログラム60尾サイズに上げた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160722-00010003-newswitch-ind
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 こういう売り方ができる背景には、密輸などの違法行為があるわ
けです。「国産うなぎ」の元をたどれば、上記の密輸シラスにたど
りつきます。

 専門店などは仕方ないとして、量販店ではうなぎの販売を停止す
る時期に来ているのではないかと思います。

 と思っていたら、勝川先生のこんな発言がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

勝川 俊雄 @katukawa 6月25日

 ウナギは資源の持続性と食文化の持続性の両立が極めて難しい状
況になっている。もはや大量消費・薄利多売が許される資源状態で
は無いのです。ウナギを食べるなら、スーパーやコンビニでは無く、
専門店で味わって食べて欲しい。この素晴らしい食文化をどうやっ
て未来に残せるかということを考えながら。

https://twitter.com/katukawa/status/746833583596154880

 獲り尽くし、売り尽くし、食べ尽くす。漁獲、流通、消費のすべ
ての段階において、持続性という視点が欠落している日本の現状を
思い知らされて、朝からブルーです。

https://twitter.com/katukawa/status/746827702313746432
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 次は懐かしい「一日30品目」の話です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

【驚愕】「一日30品目食べよう」の標語がいつの間にか消えていた!

 1985年に厚生省(現厚生労働省)が提唱した、食事の際には
「一日30品目食べよう」という標語。

 健康に気遣う人は、毎日実践している人もいるであろう。

 だが、この標語は2000年には削除されてしまったという。

 削除されてしまった理由は、「30の数字を絶対視して、食べ過ぎ
てしまうことがありかねないので、誤解を避けるために、数値表示
をしなかった」のだという。

 平成11年度の議事録によると、「主婦には実現不可能」と言った
ような意見が出されていた。

 もう15年以上前に、「一日30品目食べよう」という標語が消えて
いた。

http://www.maff.go.jp/j/study/other/syoku_seikatu/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これは私も生協時代によく取り上げていた話題です。目的は契約
栽培の野菜を使ってもらうためでしたので、やや動機が不純なんで
すが、よくそうんう話はしていました。

 当時から、30品目も食べたら、量が多すぎなのでは?という声
はあったのですが、やはりそのとおりだったようです。

 それにしても、消えるときはこっそり、というあたり、いかにも
お役所的ですね。

 次は変なソフトの話です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■米で食品偽装行動予測ソフト開発

 このプログラムは「エマラート(EMAlert)」と呼ばれ、
食品偽装、つまり「経済的動機による粗悪化(Economica
lly motivated adulteration、EMA)」
を行う業者が、どの食品に不純物を混ぜるかを決める際の意思決定
行動をモデル化している。米大手穀物商社カーギルの規制・科学研
究部門のジョゼフ・シメカ氏によると、増え続ける食品偽装のため、
消費者は不信感を募らせているという。同氏はアメリカ保存食品製
造業者協会(GMA)で食品偽装に関する特別調査委員会の議長も
務める。GMAは食品、飲料、消費者商品を扱う業界団体で、非営
利研究開発機関であるバテル記念研究所と共同で同ソフトの開発を
行った。

 バテルの主任科学研究員のアシュリー・クバツコ氏によると、1
0年以上にわたって米国土安全保障省のためにテロのリスク評価作
業を行ったのと同じアプローチを用いたという。リアルタイムの情
報を用い、価格や量、地理的な条件などの12の商品属性を検討し、
不純物の添加の可能性を計算する。

http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/160727/cpd1607270500006-n1.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これは以前に紹介した「フェイク(偽物)はフォニー(インチキ)
の周辺に発生する」というやつの応用なのでしょうね。食品ごとの
「インチキ度」を数値化すれば、どの食品でニセモノが登場しやす
いかがわかるというわけです。

 最後はちょっと変な「サプリ」の話です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■キユーピーがマヨネーズ用お酢研究の結果、酒好き用サプリ作る

 キユーピーは7月26日、酢酸菌酵素を配合したサプリメント「よ
・い・と・き」を発表した。7月27日から同社のネット通販で先行
販売を開始し、10月7日から全国に出荷される。価格は2粒入りが
249円、2粒×5袋が1188円。

 よ・い・と・きはお酒を“飲む人”のためのサプリメントをうた
うもので、飲み会の多い人や翌日すっきり過ごしたい人の健康維持
をサポートする。

 サプリメントに配合される酢酸菌酵素には、アルコールを酢酸に
変える「アルコール脱水素酵素」や「アルデヒド脱水素酵素」が含
まれている。キユーピーはこの酢酸菌酵素を世界で初めて大量生産
に成功したという。

 またユニークな点としてはアルコールを酢酸に変換する特性があ
る。正確には酢酸菌の酢酸生成にアルコール脱水素酵素とアルデヒ
ド脱水素酵素が関わっている。この2つの酵素がアルコールをアル
デヒドに、さらにアルデヒドを酢酸に変換してくれる。

 また酢酸菌に含まれる酵素は胃で働く特性がある。

 アルコールの代謝をするのは肝臓の働き、というのはよく知られ
ているところだが、酢酸菌によって胃でアルコールの代謝を代替で
きることになる。

 つまり、酢酸菌はアルコールをお酢に変え、かつ肝臓の負担を減
らしてくれる。そして繰り返すが酢酸菌酵素を主原料にしたのがよ
・い・と・きだ。

■ターゲットは30歳前後の女性?

 キユーピーとしてはよ・い・と・きのターゲットを「飲む人すべ
て」としながら特に30歳前後の女性を意識しているという。理由と
して「現代女性にとって飲酒は日常的な生活習慣」である点と飲み
会などでの失敗に対する対策意識の高さを挙げた。

http://ascii.jp/elem/000/001/200/1200889/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 アルコールを分解する酵素を使って、胃の段階でアルコールを分
解して酢にしてしまう、ということです。うまくいけば効果はある
のだろうな、と考えて、「ちょっと待て」と思わず叫びました。

 胃で分解されてしまっては、血中アルコール濃度は増えないでし
ょうが、それでは「酒を呑む」意味がないのでは?

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「エシェリキア・アルバーティー」
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 珍しく自衛隊で大規模な食中毒がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■陸上自衛隊員48人 食中毒で入院 野営訓練中 静岡

 今月静岡県御殿場市で、陸上自衛隊が行った野営訓練で集団食中
毒が発生し、症状を訴えた隊員150人余りのうち、48人が入院
していたことが分かりました。

 御殿場保健所によりますと、静岡県御殿場市の陸上自衛隊東富士
演習場で、隊員400人が参加する野営訓練が今月3日から9日間
の日程で行われました。途中の10日の夕方になって、隊員154
人が下痢や腹痛といった症状を相次いで訴え、このうち、症状の重
かった48人が入院しました。現在は全員回復しているということ
です。

 連絡を受けた保健所が調べたところ、一部の隊員から大腸菌に似
た「エシェリキア・アルバーティー」という菌が検出されたことか
ら、保健所は集団食中毒と判断しました。原因となった食べ物など、
詳しいことは分かっていないということです。

 保健所によりますと、この菌は平成15年に発表された新種で、
ことし5月に沖縄県を修学旅行で訪れた愛知県の高校生260人余
りが、症状を訴えた食中毒でも検出されています。

■エシェリキア・アルバーティーが原因か 5例以上の食中毒

 「エシェリキア・アルバーティー」は2003年にバングラデシ
ュで初めて報告された細菌です。大腸菌などと同じ腸内細菌科に属
します。

 動物の体内や井戸水の中などにいると考えられていて、ヒトのほ
か、ハトやネコ、ブタ、鶏肉などからも検出されたことがあります。

 ヒトが感染すると下痢などの消化器の症状を起こし、2003年
には福岡で弁当を食べた20人が、2013年には熊本県でサラダ
などを食べた70人が「エシェリキア・アルバーティー」が原因と
考えられる食中毒を起こすなど国内でもこれまでに5例以上の集団
食中毒が報告されています。

 感染を防ぐには、ほかの食中毒対策と同様に、石けんや流水を使
った手洗いのほか、調理の際は十分に加熱を行うなどの対策が有効
だということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160727/k10010611071000.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 つい先頃、沖縄でも同じ原因菌での事件がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■腸内細菌「エシェリキア・アルバーティー」

2016年6月2日のニュース記事より

 沖縄県を修学旅行で訪れた愛知県の高校生218人と教員1人が、
昼食後に嘔吐(おうと)や下痢などの食中毒症状を訴え、16人の
便から腸内細菌エシェリキア・アルバーティーが検出された。

 この菌は2003年に発表された新種で、国内で食中毒症状が出
たのは7例目。

 県北部保健所は、23日に同施設で食べた「ニガナの白あえ」が
原因だったとした。

■「エシェリキア・アルバーティー」。。♪ 、声に出してみると
何やら響きのいい言葉ですが。。。。

 エシェリキア・アルバーティー(Escherichia albertii)とは、
2003年に発見された食中毒起因菌です。

 ヒト、野鳥(ハトなど)、ネコ、ブタ、鶏肉などからの分離例が
あるようです。

 人の病原菌としては、未だ十分に解明されていませんが、下図の
とおり、エシェリキアの名が付くので大腸菌群の仲間です。

■腸内細菌科

 □大腸菌群(Escherichia属)

  ●糞便性大腸菌群(Escherichia.coli=E.coli)

○腸管出血性大腸菌(O-157,0-111,O-26等)

  ●エシェリキア・アルバーティー(Escherichia albertii)

 □赤痢菌属

 □サルモネラ属

http://www.toholab.co.jp/info/archive/13337/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ここで分類的なものが表示されていますが、エシェリキア・アル
バーティー(Escherichia albertii)のエシェリキアEscherichia)
が属名(大腸菌群)で、アルバーティー(albertii)が種の名前で
す。

 いわゆる大腸菌(Escherichia.coli)は「E.coli」と書かれるの
が普通ですから「E.albertii」と言うのが正しいのでしょうね。

 新しく発見された菌で、同定もなかなか難しいそうです。この種
の中に、O157などと同じ「Vero毒素」を持つものもあり、油断
ならない新手の食中毒菌です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■Escherichia の新種E. albertii について

□はじめに

 Escherichia albertii は、2003年に新種として正式に発表され
た菌種である。この菌種は特徴的な生化学性状を示さない上に、イ
ンチミンの遺伝子eaeA(=eae )を保有するなど、他の菌種、特に
大腸菌と誤同定されやすい特徴を示す。また、一部の菌株は、Vero
毒素2fの遺伝子を保有し、ヒトから分離されている。仮にeae およ
びVero毒素2fの遺伝子保有だけに着目すると、当該菌株は腸管出血
性大腸菌と誤認される可能性もある。さらにボイド赤痢菌血清型13
の一部がE. albertii であったとの報告もある。これらのことは感
染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)
に直接関連する事項でもあり、E. albertii の情報の整理が必要で
あると考え本稿を寄稿した。

□E. albertii の歴史

 バングラデシュ人民共和国の小児の下痢便から分離されたD-ソル
ビトール醗酵陰性および乳糖醗酵陰性の腸内細菌科に属する細菌に
ついて、DNA交雑試験、生理生化学性状および16S rRNA遺伝子を検
討の結果、Huysらはこの菌を新種E. albertii として2003年に報告
した。

 この菌株は、API20Eシステムにて当初Hafnia alvei と同定され
たが、eae を保有するなど大腸菌の特徴も有していた。E. albertii
の同定におけるカギとなる性状について、インドール:陰性、リシ
ン脱炭酸:陽性、乳糖醗酵:陰性、D-キシロース醗酵:陰性等の性
状を記載した。

 次いで、Hymaらは、ハウスキーピング遺伝子あるいはeae 等の塩
基配列の相同性から、ボイド赤痢菌血清型13の一部がE. albertii
であることを報告した。

 これを受けて、NataroらはManual of Clinical Microbiology, 9
版にE. albertii を生物型1と生物型2に分類した。ところが、
Lindsay Oaksらはインドール:陽性、リシン脱炭酸:陽性を示し、
上記の2つの生物型に該当しないE. albertii が鳥由来株に存在す
ることを報告した。

 さらに、Ookaらは、ヒト臨床由来株等を検討し、上記性状のE.
albertii のほか、乳糖醗酵陽性の菌株やVero毒素2fを保有する菌
株を報告した。E.albertii と同定された菌株の一部が大腸菌の抗
血清に凝集することも確認されている(著者ら未発表)。このよう
に、すべてのE. albertii を他菌種と容易に鑑別可能な性状は少な
い。

http://www.nih.go.jp/niid/ja/ecoli-m/ecoli-iasrd/2030-kj3872.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 暑くなったせいか、このところ立て続けに食中毒事件が報道され
ています。以下は「今週の食中毒事件」です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

食中毒週刊 ネットニュース 2016年7月29日号
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●ノロウイルス(生カキや感染した調理人の手指等からの汚染が原
因に)

★曽於市:真夏なのに!「児童養護施設慈光園」で12人が食中毒で業
務停止 ノロウイルス【産経ニュース 2016.7.25 15:37】

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●サルモネラ属菌(卵や肉その加工品で起きます)

★東御市:小諸市に引き続き、「田中祇園祭」出店露店「山岸商店」
のイカ焼きで11人食中毒 サルモネラ【朝日新聞 2016年07月27日
長野東北信・1地方】

★柏市:土用の丑の日の直前、飲食店「うなぎ 静可」のうな重等
で19人が食中毒 サルモネラ属菌【柏市お知らせ日 2016年7月
26日】

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●腸炎ビブリオ(夏場、魚介類の生食や、魚をさばいたまな板など
からの二次汚染された一夜漬けなどが原因に)

★所沢市:飲食店「レストラン三好弥」の親子丼弁当を食べ19人
が食中毒 腸炎ビブリオ 【埼玉新聞 2016年7月25日(月)(分割)】

≪参考情報≫

厚労省:タイ産ゆでガニから腸炎ビブリオ菌 検査命令

【朝日新聞 2016年7月28日18時31分】

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●ブドウ球菌(ニキビや手指の化膿の原因菌)

★中城村:飲食店の弁当で3人が食中毒 【うちなーニュース 
2016-07-1513:11:38】 

★葛城市:屋敷山公園での「市納涼花火大会」屋台の「ケバブ」で
6人が食中毒 【毎日新聞 2016年7月22日 地方版】

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●カンピロバクター(鶏肉の生食や加熱不足の食材が原因、鶏肉は
鮮度がいいほどカンピロバクターが付着していることがある)

★川口市:飲食店「串処 兼よし」のタン刺し等を食べ4人が食中
毒 カンピロバクター【埼玉新聞 2016年7月25日(月)(分割)】

★船橋市:飲食店「びっくり魚ぅ天『魚天』」で鶏白レバー炙りな
どを食べ2人が食中毒 カンピロバクター【朝日新聞 2016年07月
26日 千葉全県・2地方】

★松山市:飲食店「あかね家」の食事で4人が食中毒 カンピロバ
クター
【毎日新聞 2016年7月22日 地方版】

★台東区:飲食店「ビストロ・モンペリエ」で食事をした5人が食
中毒 カンピロバクター 【台東区公表年月日 平成28年7月22日】

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●エシェリキア・アルバーティー(新しい食中毒細菌)

★静岡(御殿場市):東富士演習場で野営訓練中の自衛隊員154人が食
中毒 エシェリキア・アルバーティー 【NHK 2016年7月27日
20時25分】

◆エシェリキア・アルバーティーが原因か 5例以上の食中毒

 「エシェリキア・アルバーティー」は2003年にバングラデシ
ュで初めて報告された細菌です。

 大腸菌などと同じ腸内細菌科に属します。

 動物の体内や井戸水の中などにいると考えられていて、ヒトのほ
か、ハトやネコ、ブタ、鶏肉などからも検出されたことがあります。

 ヒトが感染すると下痢などの消化器の症状を起こし、2003年
には福岡で弁当を食べた20人が、2013年には熊本県でサラダ
などを食べた70人が「エシェリキア・アルバーティー」が原因と
考えられる食中毒を起こすなど国内でもこれまでに5例以上の集団
食中毒が報告されています。

 感染を防ぐには、ほかの食中毒対策と同様に、石けんや流水を使
った手洗いのほか、調理の際は十分に加熱を行うなどの対策が有効
だということです。

------------------------------------------------------------
●ウエルシュ菌(加熱済み食品、前日調理食品などが原因))

★宇城市:老人ホームで入所者ら33人食中毒 前日調理し常温放置
で翌日の昼食の鶏肉料理 【産経ニュース 2016.7.26 07:05】

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●寄生虫(アニサキスやクドアなど)

今週はありませんでした。

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●腸管出血性大腸菌O157(O157は牛の腸管内に存在します)

★イングランド:南西地域等で151件の食中毒発生 うち2名死亡
原因はスーパーの袋入りサラダか O157 【ジャーニー 
2016年07月21日】

http://tuutyann.cocolog-nifty.com/sansaku/2016/07/2016-c75c.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ちゃんと「エシェリキア・アルバーティー(新しい食中毒細菌)」
も記載されています。

 識別方法が定着してくれば、もっと増えてくるのでしょうね。と
りあえず、名前くらいは覚えておかなくては。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 土曜日に近所の公園で「夏祭り」をしていて、孫たちと行きまし
た。帰ってくるとお約束の「うなぎ」を買ってきていました。売る
側からすると、貴重な「売れる」ネタなので、やめるわけにはいか
ない、というところでしょうが、そろそろ「資源保護のためにウナ
ギの販売を中止します」という店が出てきてもよさそうに思います。

 でも、こういう話は現場から出てくるものではありませんから、
経営陣が判断しなければなりません。日本の流通業界に、そういう
判断ができる人がいるとは思えないのがつらいところです。

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