安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>863号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------863号--2016.5.22------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「福島沿岸海域の魚類調査」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 こんな食中毒事件がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■「バラハタ」食べた2人食中毒 沖縄、シガテラ検出

2016年4月14日

 沖縄県生活衛生課は13日、金武町の鮮魚店から買ったバラハタ
(ナガジューミーバイ)を調理して食べた50代の男女2人が食中
毒になったと発表した。料理からシガテラ(シガトキシン)が検出
され、県は同店を13日から5日間の営業停止処分とした。

≫ 魚を食べたら舌ヒリヒリ…医師が教えるシガテラ中毒

 県によると、2人は3月31日に手足のしびれや発疹、かゆみな
どを発症。快方に向かっているという。

 シガテラは有毒海藻が生産する毒で、食物連鎖で魚などに蓄積さ
れる。外見では毒の有無が分からず、加熱しても壊れない。県内で
は2006年以降、家庭内を中心に計45件のシガテラによる食中
毒が発生。行政処分は04年以来、約12年ぶり。

 バラハタは県内では比較的よくとれる魚で、店頭に並ぶこともあ
るという。イッテンフエダイやバラフエダイなども有毒化する可能
性がある。

■東京の料理店 バラハタ提供

 東京都は13日、中央区の中華料理店が誤って、食中毒を引き起
こす恐れのある魚、バラハタを客6人に提供したと発表した。食べ
ると関節痛や頭痛などの症状が出ることがあるが、全員、体調に異
変はないという。

http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=163522
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 東京で販売された件では、被害は出なかったようで、フグなんか
と違って、必ず毒があるというわけでもなさそうです。

 しかし、この魚は沖縄ではポピュラーなものだそうで、こんな記
事がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

「有毒魚」沖縄では「高級魚」 バラハタめぐり波紋

 沖縄で「ナガジューミーバイ」と呼ばれ、広く食べられている高
級魚バラハタ。東京では一転、食中毒を起こす恐れがあるとして販
売自粛の指導対象となる「有毒魚」で、築地市場の水産仲卸店で4
月に売られた際は、都が即座に注意喚起し全国で盛んに報道された。

 騒動の影響を心配するのは沖縄の水産業関係者だ。「沖縄の食文
化であり、大事な漁師の収入源。食べたら必ず食中毒になるかのよ
うな情報発信は一方的だ」と訴える。

 バラハタによる食中毒は「シガテラ」といい、下痢や嘔吐、手足
の温度感覚異常、血圧低下が主な症状。シガトキシンという毒成分
が多量に蓄積された魚を食べると、数時間から24時間で発症する
ことがある。厚生労働省のホームページでは、死亡例は「極めてま
れ」とされる。

 都はシガテラ毒の恐れで販売自粛を指導する魚介類に沖縄名「ミ
ミジャー」のヒメフエダイ、「ガーラ」のカスミアジなども挙げ、
職員が市場を巡回チェックしているという。築地で「誤販売」され
たバラハタは、中華料理店で客6人に提供され健康被害はなかった
が、都は水産業者らを対象に講習会を開くなど、再発防止策を徹底
した。

 一方、築地の騒動と同時期に、県内でもバラハタによる男女2人
の食中毒が発覚。県生活衛生課は販売した鮮魚店を5日間の営業停
止処分にしたが、販売自体は制限していない。

 県水産課によると、県内市場で年間20トンほどが流通し、競り
値は1キログラム当たり1500〜2千円の高級魚。県漁業協同組
合連合会の松川直樹・市場課長は「沖縄では昔から刺し身や煮付け
などで食べられている。販売禁止の法律もないのに、有毒魚と強調
されるのは納得いかない」と話す。騒動後、泊魚市場では水揚げが
減って高値でも千円程度に。鹿児島県の奄美大島などで取り扱いを
中止した漁協もある。

 ただ、食べるにも用心は必要だ。シガテラ毒は2006年以降、
県内で毎年1〜7件、計44件の発生が報告され、県は今年3月に
原因や魚種、症状などを解説したパンフレットを発行。バラハタに
ついては「食物連鎖が関わるため、大型になるほど有毒率が高まる。
体重2キログラム以上、全長48センチ以上の個体は避け、症状が
みられたら、すぐに医療機関へ」と呼び掛けている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160513-00000008-okinawat-oki
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 新聞にありがちな論調で、事件が起こったときには管理責任とか
規制強化とかいうのに、そうでないときは規制反対のようです。ど
んなときも自分が責任をとることがないと考えているので、こうし
たことが平気で言えるわけです。

 飲食店で食中毒を起こしてしまった場合は、当然責任を負わねば
なりませんが、刑事事件になるかどうかは微妙です。

 もう5年前の事件ですが、この事件ではようやく「不起訴」が決
まり、刑事事件にはなりませんでした。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■ユッケ食中毒、焼き肉店元社長ら不起訴 富山地検

 北陸3県と神奈川県の焼き肉チェーン「焼肉酒家(ざかや)えび
す」で2011年、ユッケを食べた客が食中毒となり計181人が
発症、うち富山県で4人、福井県で1人が死亡した事件で、富山地
検は19日、業務上過失致死傷容疑で書類送検された関係者2人を
不起訴処分(嫌疑不十分)とした。遺族は起訴を求める署名を地検
に提出していた。

 不起訴となったのは「えびす」の運営会社フーズ・フォーラス
(金沢市、特別清算手続き中)の元社長(47)と、肉を卸してい
た大和屋商店(東京都板橋区)の元役員(41)。

 富山県警などの捜査では、えびすと大和屋商店の双方で、当時の
国の基準で定められたトリミング(表面を削る処理)がされていな
かったことが判明。しかし地検は、原因となった腸管出血性大腸菌
は毒素を生む力が強く、肉の内部まで入り込むことがあるため、ト
リミングをしても食中毒が起きた可能性があったなどとして、同罪
に問うのは難しいと判断したという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000009-asahi-soci
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これは当然の決定です。あれで刑事責任があるなら、食堂なんか
誰も経営してはいけないと思います。

 しかし例によってマスコミは煽りますね。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■ユッケ集団食中毒で不起訴 遺族ら「残念」

 5年前に起きたユッケ集団食中毒事件で、19日、店の運営会社
の元社長ら2人が不起訴処分となった。これに対し、遺族は19日
夜に行われた会見で、「非常に残念だ」と怒りを見せた。

 2011年に起きた『焼肉酒家えびす』の集団食中毒事件で、富
山地検は19日、業務上過失致死傷の疑いで書類送検された運営会
社の元社長ら2人を不起訴処分とした。これを受け遺族は、富山市
内で会見を開いた。

 被害者遺族らの会『家族の絆』久保秀智代表「5年間私たちは、
本当に家族を亡くして苦しい、寂しい思いをして、一生懸命、この
事件を2度と起こしたくないというふうに頑張ってきました。最終
的にはこういう判断ですか。誰に頼ればいいんですか」

 遺族の弁護士は、処分を不服として検察審査会に審査を申し立て
るか、今後検討するとしている。

http://www.ytv.co.jp/press/society/TI20209556.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 こういう煽りは被害者の感情を却って害うものです。何より、冷
静な事故原因の追求と予防対策こそが重要な場面で、いたずらに被
害者の感情を煽り、処罰のみを求めるのは間違った判断です。

 マスコミが「正義の味方」をするせいで、どれだけの人が困り、
事故の危険が減らなくなるのかを考えてほしいものです。

 最後は「鳴門わかめ」について、いくらやってもダメなものはダ
メ、ということだと思っています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■徳島・鳴門わかめ認証、普及へ要件簡略化

 鳴門わかめの産地偽装根絶に向け、徳島県や生産者、流通事業者
などが組織した「鳴門わかめ認証事業推進協議会」が17日、産地
認証制度を普及させるための指針をまとめた。最終加工業者に求め
る認証要件を一部簡略化し、現在16にとどまっている認証業者を
2018年度末までに80に増やす。

 現行の認証要件は、最終加工業者に生産や中間加工の履歴を提出
するよう求めているが、手続きが煩雑なため制度に参加できない業
者がある。このため指針では、認定要件を業態によって簡略化。偽
装の可能性が低い生産者や中間加工業者の加工履歴の作成を免除す
る。

 一方、県は新たに漁場面積や生産量などを生産者ごとに把握する
とともに、県東京本部、大阪本部のとくしま食品表示Gメンが県外
流通品を監視。生産量を上回る鳴門わかめが流通していないかチェ
ックする。

http://www.topics.or.jp/localNews/news/2016/05/2016_14635476692236.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------


--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.サンマの水煮の缶詰が賞味期限切れになっていました。賞味期
限が2015.11.6になってますが、まだ食べられるでしょうか?

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A.申し訳ありませんが、「食べられますか?」は人に聞くもので
はありません。食べ物はご自身の目の前にあり、他の人では判断で
きないからです。

 賞味期限はメーカーが保証するもので、期限が過ぎてからは食べ
る人の判断です。食べられるかどうかは常識的に考えて、味や臭い
や見た目などで簡単に判断がつくはずです。

 判断できる自信がないなら、食べない方がよいと思います。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「福島沿岸海域の魚類調査」
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 この一年間、福島沿岸海域では放射性セシウムの基準値を超える
魚はなかったというニュースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■<原発事故>セシウム基準超の魚 1年ゼロ

 福島県が沿岸海域で実施している魚介類の放射性セシウム濃度の
モニタリング検査で、昨年4月から今年3月までの1年間、国の基
準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える検体はゼロだ
ったことが27日、いわき市で開かれた県漁連組合長会議で報告さ
れた。県水産試験場は「今後も基準値を超える可能性は極めて低い」
と説明している。

 検査では昨年3月、705検体のうち1検体で140ベクレルが
検出されたのを最後に、毎月ゼロを記録。昨年4月から今年3月ま
での8438検体のうち、不検出(検出限界値未満)が91.3%
を占めている。今月も基準値超の検体はない。

 検査は2011年4月から福島第1原発から20キロ圏も含む海
域で行われ、基準値超の割合は11年39.8%、12年16.5
%、13年3.7%、14年0.9%と低下。15年は1月と3月
の計4検体だけで0.05%まで下がった。

 県水産試験場の担当者は「今後、100ベクレルを超す可能性が
あるとすれば、大型や成長の遅い魚だが、その確率も低い。今年3
月以降は50ベクレルを超える検体もなく、安全性はどんどん高ま
っている」と話した。

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201604/20160428_63019.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 海水そのものも拡散していますし、魚の入れ代わりなども思った
以上に進行しているようです。

 以下は調査に関わっている人からの報告です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■福島第一原発沖 民間モニタリング調査の最新結果

 2013年の冬から、いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」の
協力頂きつつ、有志たちと「いわき海洋調べ隊 うみラボ」という
民間の海洋調査チームを組んで、福島第一原発沖の魚の放射線量な
どを測定する活動をしています。活動も3年目に入りました。

 今年もようやく活動が始まりまして、遅ればせながら、5月1日に
今年初の調査を行ってきました。調査に合わせて放射性物質の計測
も行いましたので、今回のエントリでは計測結果などを中心に紹介
したいと思います。

 やはり、実際に船に乗り、原発のある立地などを自分の目で確認
しつつ、魚が生息している環境や生態、魚の重量感やエサの食べっ
ぷりを「体感」してもらうことが大きいのかなと感じています。科
学的な根拠に実体験が加わることで、これまでは単なる数字の羅列
に見えていたデータに奥行きが出るような気がします。

 調査は、毎回数人ですが一般の方も同船頂いております。有り難
いことに問い合わせも多く、なかなかご案内できないのが心苦しい
のですが、誰でもご参加できます。詳しくはうみラボの公式サイト
をご覧ください。

―原発沖の魚から放射性物質は検出されたか

 測定は、いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」の協力のも
とに行われており、「調べラボ」というイベントのなかで、包み隠
さず一般公開されています。獣医の富原聖一さんを中心に専門家か
らレクチャーを受けながら、魚のことを知り、結果的に福島の海の
ついての認識が深まるといったイベントになっています。

 さて、放射性物質の計測データですが、以下のような結果となり
ました。これらはすべて5月1日の海洋調査で採取したものになりま
す。海底土は1.5kmのポイントで、魚は2kmと10kmの2カ所で採取し
ました。1尾では計測に足りないものは複数の魚の筋肉を混ぜて計
測しています。



 意外にもN.D.というデータが並んでいます。検出限界値は、個体
によっても異なりますがおおよそ5〜8Bq/kgといったところでしょ
うか。皆さんは、高いと感じますか?それとも随分下がったなあと
感じますか?

 調査3年目になりますが、私の率直な感想は、原発2kmのアイナ
メがN.D.となっていること、かつて高線量の傾向にあったシロメバ
ルも6Bq/kgだったことを考えると、原発近傍の魚もかなり回復して
きたなという印象です。印象というか、データにもそれが見て取れ
ますので「実際にそうなってきている」ということなのですが。

 シロメバルという魚をとりあげ、少し詳しく見ていきましょう。

 シロメバルという魚は、沿岸の海底に住んでいて、さほど移動し
ない魚であることから、汚染水の影響をまともに食らい、事故後は
1キロあたり数千ベクレル級の個体も見つかっていました。しかも
寿命が長いので、事故当時に被曝した魚が長生きしていたりします。
ですのでシロメバルは試験操業の対象にはなっていません。

 ところが、私たちの調査などからもわかるように、このシロメバ
ルもだいぶ線量が下がってきています。事故から5年以上が経過し、
事故当時に汚染水の影響をまともに受けた個体も、体内からのセシ
ウムの排出が進んできているのです。これはメバルに限らず他の魚
種にも共通しています。

 なぜ排出が進むのかといえば、「浸透圧」を考えるとよくわかり
ます。浸透圧とは、細胞膜で隔てられた濃度の異なる二つの溶液の
間で、濃度の低い方から高い方へ水が移動する力のことをいいます。
生物の細胞の塩分濃度は約0.9%、海水の塩分濃度は約3.5%なので、
海水が魚の体に触れると、細胞内の水が外に流れ出してしまい、脱
水状態になり死に至ってしまいます。

 このため海水魚は、脱水症状にならないよう、失われた水分を補
うためにたくさん海水を飲みます。ただ、海水にはたくさんの塩類
が入っているため、それを排出する機構が海水魚にはあり、余分な
塩類はエラや腎臓などで排出されるのです。そのため海水魚の肉
(刺身)がしょっぱくなることがありません。

 実は、セシウムというのは塩分に含まれる「カリウム」と性質が
良く似ているため、魚は塩分と一緒にセシウムも吸収してしまうの
ですが、塩分と一緒にエラと尿によって盛んに排出されます。要す
るに、魚の身がしょっぱくならないのと同じ理由で、海水魚の体内
では生物濃縮は起きづらいと考えられているわけです。「震災直後
はセシウムが多く検出されたが数年で下がった(排出された)」と
いうデータとも整合性がつきますね。

 また、生息環境も重要です。現在の福島県の海域は、事故直後に
流出した放射性物質が希釈され、線量は極めて微量になっており、
海水から魚の体内に取り込まれることはほとんどありません。さら
に原発沖の海底は砂地であり、セシウムの溜まりやすい魚礁ではな
いため、環境から影響を受ける割合が泥地に比べて小さいのです。

 福島県に生息している魚のうち、もっとも高線量の傾向にあった
シロメバルがこのような状況ですので、その他の魚種の回復傾向は
推して知るべし。アイナメ、ヒラメ、クロソイといった沿岸性の魚
も、シロメバルと同様に回復傾向にあることがデータでわかってき
ました。着実に回復が進んでいるということが言えると思います。

 中でも不検出が続いていた「ヒラメ」が試験操業の対象に加えら
れる日も遠くないかもしれません。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/komatsuriken/20160518-00057807/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 生体はセシウムを「濃縮する」という意見もありましたが、事実
は逆で、「排出されていく」のですね。

 もう既に、検査なんかなしで普通に食べて問題ないレベルと思い
ます。

 以下は海外の反応の記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■クウェートによる日本産食品の輸入規制の撤廃について

 5月13日、クウェート政府は、放射性物質に係る日本産食品の輸
入規制を撤廃しました。

 東京電力福島第一原子力発電所事故の発生に伴い、クウェート向
けに輸出される食品については、これまで全ての食品に対し、クウ
ェート輸入時に放射性物質検査報告書の添付が求められておりまし
たが、平成28年5月13日から当該措置が解除されました。

 これにより、東京電力福島第一原子力発電所事故以降、クウェー
トにおいて追加的に取られていた輸入規制措置は全て撤廃されるこ
とになります。

http://www.maff.go.jp/j/export/e_shoumei/kuwait_teppai.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 中国のように、政治的に問題のあるところはまだ尾を引きそうで
すが、政治的なひっかかりのないところは今後規制撤廃に動いてい
くのでしょう。


 また、漁に関してはこんな話題もあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■相双漁協、ホッキ漁決定 福島県漁連承認で6月復活へ

 相双地方の名産・ホッキ貝の漁再開を検討していた相馬双葉漁協
は20日、相馬市で試験操業検討委員会を開き、6月から漁を実施
する方針を正式に固めた。

 県漁連の組合長会議などで承認されれば復活する。

 ホッキ貝の漁期は6月から翌年1月で、復活すれば6季ぶり。同
漁協は18隻の漁船が試験操業に参加すると想定している。

 相双沖のホッキ貝は他の産地に比べて強い甘みとやわらかさが特
徴。震災前の2010(平成22)年度に同漁協が水揚げしたホッ
キ貝の量は435トンだった。

 ホッキ貝は東京電力福島第1原発事故による出荷制限の対象にな
らなかったが、震災に伴うがれきが相双沖の漁場に沈んでいたため、
同漁協は操業を見送っていた。がれきの撤去が終了したことを受け
漁再開を検討していた。

http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160521-077670.php
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 海でのがれき撤去というのは難しそうですが、こんなところも復
興してきているのですね。

 ところが、国内でこんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■給食タケノコから基準値超セシウム 宇都宮・横川西小、最大で
2.3倍

 宇都宮市は11日、横川西小(539人)で10日に給食として提供
したたけのこごはんの食材のタケノコから、国の基準値(1キログ
ラム当たり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された
と発表した。最高で234ベクレル。給食を食べた児童らに体調不
良などの報告はないという。市教委は同校の保護者に通知するとと
もに、市内の小中学校と保育園、幼稚園に生のタケノコ食材を控え
るよう通知した。

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20160511/2322172
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これは「タケノコ」そのもの検査値で、「タケノコごはん」のも
のではありません。

 検査値は「濃度」ですが、身体への影響は「量」ですので、個別
の濃度を調べても意味はないと思います。でも、基準値を超えてい
るのには違いありません。

 この件について、こんな事情があったそうです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

「制限区域知らず混ぜた」 基準値超タケノコ給食で出荷男性語る

 宇都宮市横川西小の給食で使用したタケノコから国の基準値を超
える放射性物質が検出された問題。宇都宮市産に出荷制限区域の大
田原市産を混入させて出荷した宇都宮市、配送業男性(75)が13日、
下野新聞社の取材に応じ「大田原市が制限区域だとは知らずに混ぜ
た」とし、制限区域産のタケノコであることを故意に隠す意図を否
定した。大田原市産を混入させて出荷したのは今回の1度だけとし
「(産地の)偽装になると思う。申し訳ない」と謝罪した。

 男性によると、大田原市の友人から管理されていない山があると
誘われ、6日、無断でタケノコ約20本を採取した。自宅で食べきれ
なかった十数本について、「たまたま」それまで出荷していた宇都
宮市産に混ぜた。昨年も採ったが「放射能の問題が騒がれていたの
で出荷はしなかった」という。

 ことし混ぜた理由について「原発事故から年数がたってシイタケ
もよくなったと聞き、タケノコも大丈夫と思っていた。出荷を前提
に採りに行ったわけではない」と弁解した。

http://www.shimotsuke.co.jp/category/life/tourism/gourmet/news/20160514/2325288
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ちょっと驚くのが、こんなレベルで「そのあたりで拾ってきた」
ものが給食に使われているということです。

 食材の調達はもう少し真面目にやらないといけません。なぜ、ち
ゃんとしたメーカーで加工されたものを使わないのか、理解できま
せん。拾ったものは食べてはいけないと、学校では教えないのでし
ょうかね。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 久しぶりにパソコンをいじっていて、メインで使っているノート
パソコンのハードディスクをSSDに入れ替えて、Windows10にし
ました。親指シフトを使っているので慎重になっていたのですが、
今のところ特に問題ありません。

 もう一つ、以前使っていてハードディスクの故障でそのままにし
ていたものにも、ディスクを入れ替えて復活させました。こちらは
別の仕事に使う予定です。

 工作が苦手なので、ディスクの入れ替えなんか躊躇していました
が、やってみると案外簡単で、ちょっと得意になっています。

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