安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>859号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------859号--2016.04.24------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「災害報道とマスメディア」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 食べ物とは関係ないのですが、ちょっと感心してしまったニュー
スです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■九州新幹線「GW前、28日には全線再開する方針」JR九州

□高速道復旧道難しい中で…「地域に貢献したい」

 熊本地震の影響で一部運休が続いている九州新幹線について、JR
九州がゴールデンウイーク(GW)前の28日にも全線で営業運転を再
開する方針であることが、23日分かった。当面は震災による損傷箇
所の補修工事を進めながらの、通常より運行本数を減らした臨時ダ
イヤとなる見通し。

 地震による観光や経済への打撃を軽減させるため、繁忙期前の全
線再開を目指す。14日の前震から2週間での早期再開に向け、損傷
が集中する熊本−新水俣の復旧作業を加速。熊本駅の南方にある脱
線車両の撤去は数日中に終わる見通し。

 ただ余震や大雨の影響によっては、再開が28日以降にずれ込む可
能性もある。山陽新幹線との直通運転はダイヤの設定が難しくなる
ことから、再開が可能かどうか検討を続けている。

 熊本地震のため運休していた九州新幹線の博多−熊本(約98キロ)
が23日正午前、営業運転を再開した。九州の縦軸を結ぶ大動脈の主
要区間が復旧したことで、地域復興の大きな後押しとなりそうだ。
同区間は当面1時間1本程度の臨時ダイヤで、1日15往復(うち下り1
本は筑後船小屋止まり)の予定。すべて各駅停車で、所要時間は通
常より15分ほど長い約1時間5分になる。

 九州新幹線は、熊本県内の区間で高架橋や防音壁などに約150カ
所の損傷が発生。熊本駅の南方では回送車両が脱線した。博多−熊
本は当面、損傷箇所を補修しながらの運転となる。通常は最高時速
260キロだが、一部区間で時速70キロに減速。通常ダイヤへの復帰
の時期は見通せていない。

 前震の起きた14日夜から九州新幹線は全線が運休。20日に新水俣
−鹿児島中央が営業運転を再開した。熊本−新水俣も復旧作業が進
んでいる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160423-00010009-nishinp-soci
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これはすごいです。まだまだ時間がかかると思っていましたが、
仮復旧とはいえ、たった2週間で運転再開とは。

 また、こんなニュースもありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■熊本のコンビニ97%再開 大手3社、過去の教訓生かす

 被災地では多くのコンビニエンスストアが営業を再開している。
大手コンビニ3社の店舗でみると、19日午後6時現在で、熊本県
内では全体の約97%が再開しているという。飲料水や食料品を優
先的に出荷し、全国から応援社員を集めるなど、過去の震災で培っ
たノウハウを生かした。

 ただ、飲料水などの売り切れは相次いでおり、従業員も不足して
いて、営業時間を短縮している店がかなりある。通常の品ぞろえで
24時間の営業ができるまでには、なお時間がかかりそうだ。

http://www.asahi.com/articles/ASJ4M5FWXJ4MTIPE02V.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 それぞれに頑張っているな、という感想です。さらにこんなのも。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■熊本のスーパーで「おにぎり10円」 驚異の安さを生んだ被災地
事情とは

 地震で物資の不足状態も報じられている熊本県で、あるスーパ
ーに食品が大量に並び、おにぎりが10円、弁当が100円の安値で売
っていたと、ツイッターで話題になっている。

■菓子パンやいなり寿司も、30円の安さ

 ツイッター上では、2016年4月20日夕から、店内の撮影画像とと
もにこんな状況を伝える投稿が相次いだ。

 画像を見ると、弁当やおにぎりが陳列棚に山積みされ、前出のよ
うな破格の値段が付いている。菓子パンやいなり寿司も、30円の安
さで売っていた。ほかの食品は、通常通りの値段が多かったが、そ
れでもかなりの量が並んでいたとも報告があった。

 これらの投稿は、次々にリツイートされ、被災地の実情はどうな
っているのかと驚きの声が上がっている。

 投稿のスーパーは、16日の本震で震度6強の揺れを観測した熊本
県嘉島町にあるイオン熊本店だ。この店では、外壁などに被害を受
け、20日になってやっと営業を再開したばかりだった。

 報道やツイッター上の情報によると、開店して約600人もの列が
でき、周辺の道路も渋滞するほどだったという。それがなぜ弁当な
どが大量に並ぶような状況になっているのだろうか。

 実は、ある事情があったというのだ。イオンの広報部では、取材
に対し、次のように説明する。

「余震で休業した店舗の食品が回った」

「熊本県八代市などで激しい余震があって、八代店が熊本店の営業
再開と同じ日に休業する事態になり、八代店の食品などが熊本店に
回ったため量が多くなってしまいました。また、食品が足りなけれ
ば地震で困っているお客さまを裏切ってしまうと考え、通常より多
めに仕入れたことも要因の1つでした」

 食品などについては、トラック輸送に頼っているが、道路事情は
店にたどり着けないほどではないという。

 イオン熊本店の店長は、おにぎりなどを破格の安値にした理由に
ついて、「食品などが残って賞味期限切れで廃棄してしまうことは、
地震のあったこの時期にはよくないと思ったからです」と取材に説
明した。安さもあって、20日は弁当が18時ごろには売り切れてしま
い、おにぎりや菓子パンなども売れてかなりなくなったそうだ。

 ただ、21日は、パンだけ同じ30円で売っていたが、ほかの食品な
どは通常通りの値段で売っているとしている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160421-00000009-jct-soci
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 今回の地震は被災地域がそれほど広くないため、「本気」を出せ
ばこんなことも起こってしまうようです。関係者の皆さんの努力に
敬意を表します。

 それにつけても…という話は下に書きます。

 もう一つ、災害関連でこんなニュースもありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■TPP承認、先送りへ=今国会延長せず―政府・与党方針

 政府・与党は6月1日までの今国会会期を延長しない方針を固めた。

 複数の政権幹部が19日、明らかにした。熊本地震の発生で災害復
旧や被災者支援が最優先課題となる中、採決環境が整っていない環
太平洋連携協定(TPP)の協定案と関連法案は、今国会での成立が
困難な情勢となった。政府・与党は協定案などを衆院段階で継続審
議とし、秋の臨時国会で仕切り直しする方向で調整に入る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000071-jij-pol
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 たぶん今年中に可決するつもりはないだろうと予想していた、T
PP承認の件ですが、やはりそのとおりになるようです。

 一応、日本政府はTPP推進の立場ですが、この条約成立には、
日本とアメリカのいずれもが批准しなければなりません。つまり、
日本とアメリカは単独で拒否権を持っているわけです。

 ちょうどアメリカは大統領選挙の年で、結果次第でTPPの行方
も変わります。

 アメリカがTPP否定の方向に進めば、先に日本が批准していて
も無意味です。

 逆にアメリカが推進の方向なら、日本とも気脈を通じておく必要
があります。そのときは日本の対応を高く売りつけることができる
のですから、批准はそれからで十分でしょう。

 要するに、先で高く売れるかもしれない商品を、焦って売ってし
まって肝心のときに品切れにするのは商売として正しくありません。

 早く売ってしまっても、返品をくらうかもしれないわけですし。

 口先ではタテマエを言いながら、実際はしたたかに動いているな、
というのがこのところの日本政府に感じていることです。消費税増
税も同じようなことになりそうです。 

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「災害報道とマスメディア」
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 災害報道に関連して、お弁当の写真一つで炎上、という事件があ
りました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■熊本地震 MBS山中アナ、取材用弁当写真をツイッターに上げ
批判続出 「配慮欠けた」と謝罪

 熊本地震を取材していた毎日放送(MBS、大阪市)の山中真ア
ナウンサー(39)が、取材用弁当の写真を自身のツイッターに投
稿し、相次いで批判を受けていたことが19日、わかった。同アナ
はすでに「配慮に欠けた行為」と謝罪し、写真などを削除した。

 同局などによると、山中アナは「前震」発生翌日の15日から熊
本に入り、精力的に取材。同日放送の生ワイド番組「ちちんぷいぷ
い」などで報告した。

 問題となったツイートは16日夜に投稿された。揚げ物などが入
った弁当の写真とともに、〈やっと今日の1食目。食料なかなか手
に入りにくいです〉とのつぶやきを書き込んだ。

 この直後、ツイッター上には〈食料飲料が最低限なのに〉〈あな
た以上に現地の方は食料を求めているでしょうに〉〈食糧持参しろ
よ〉といった趣旨の反応が相次いだという。

 山中アナはその後も、ラーメンを食べる予定などを投稿したが、
18日夜になって、〈被災者のみなさんに不快な思いをさせてしま
いました。配慮に欠けた行為で申し訳ありませんでした〉と謝罪し、
写真など一連の投稿を削除した。

 弁当は同局取材班が購入したもので、被災者に支給予定だったも
のを横取りした−などとする指摘は否定したものの、「被災者の方
々に対して配慮を欠いた行為で、おわびするしかない」(広報)と
し、詳しい経緯を調べている。

 熊本地震の取材をめぐっては、関西テレビ(大阪市)の中継車が
ガソリン給油の行列に横入りしたとして非難を浴びたばかり。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160419-00000545-san-soci
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 具体的な事実については、以下のようなことだそうです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 毎日放送に取材したところ担当者は、事実関係を確認中としなが
らも弁当に関してはJNN系列でまとめて支給しているものと明かし
てくれた。通常、こうした災害応援で被災地へ取材に入る場合、食
事は放送局が持ち込みで用意することになっている。現地の被災者
に迷惑になってはならないという配慮から、系列を同じくする放送
局が連携して被災地ではない場所からのバックアップを整えている
場合もあるという。もちろん、被災せずに通常営業している店舗か
ら購入することもあるが、少なくとも今回の場合も被災者に配布さ
れている弁当を避難所などでもらってきたものではないと断言した。

 謝罪は食事が確保できない被災者に対しての配慮が足りなかった
というもの。毎日放送としては状況を注視して、さらなる説明が必
要となった場合は、なんらかのコメントを出すことも検討している
としている。

追記

 さらに毎日放送に取材したところ、弁当は当初説明していた被災
地ではない場所で用意したものではなく、現地で営業中の弁当屋か
らバックアップスタッフが取材同行者分購入したものだったと判明
した。

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1604/19/news094.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この「追記」が面白いですね。初めはタテマエどおりのことを言
っていたが、弁当のメーカー(被災地でしか売っていない)を特定
されて、ごまかしきれなくなったようです。

 不謹慎な投稿に批判が集まるのは当然として、何故食糧も持たず
に現地に行ったのか?という問題があります。災害報道に手ぶらで
行って、食い物がなかったらどうするつもりだったのでしょう。

 以下はそのことに触れたブログ記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 現地で食材調達してはいけないということは、もう二度も大きな
震災を伝えてきたジャーナリズムには浸透していることだと思って
いました。

 それをうかうかと現地で調達し、アップしてしまった彼を全く不
注意、と思いました。

 不注意という言い方は柔らかすぎるかもしれません。

 ただ、ツイッターをしている人にはわかると思うのですが、ブロ
グほどでもなく、簡単にひょいとできてしまうんですよね、記事が。

 疲れていて、世界旅行の感覚で、不注意にひょいとやってしまっ
た、というのがほんとのところだと思います。

 そこには報道に携わる者としての意識は、残念ながら全く欠如し
ていたと思います。

 彼は、既にジャーナリストではなかったのではないか。

 あんなことやこんなことをしているうちに、何となくタレント半
分みたいなところがあったのではないか。

 見ている、というか、チャンネルを合わせていた私にも、彼をジ
ャーナリストとはとらえていなかったのではないか。

 その彼が被災地からリポートするのを、何だか秘境からのリポー
トのように思っていなかったか。痛みのある現場、という感覚は無
かったとは言わないが、その痛みに私たちはもう狎れてしまってい
たのではないか。

 そして、その前に、何故現地で食糧を調達したのか、という疑問
につきあたりました。

 そんなことしたらあかんのに、どうしてそれをしたのか。

 それについてもやもやしていたら、こんな記事をみつけました。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160422-00056888/

 なるほどね。やっぱり頭のいい人はちゃんと分析できるなぁ。

 私は息子と。毎日放送の向かいはロフト、なんでそこで自分たち
の非常食くらい買っていかなかったのか、とまでは話合ったんです
が・・・・。

 あるカメラマン、買えるだけの魚肉ソーセージを持って現地入り
したそうです。

 自衛隊は、レトルトのカレーを袋からそのまま喉に流しこむこと
もあるそうです。

 ですよね。バラエティー番組に出ていても、自分は何かを忘れて
はあかんということですね。

http://ameblo.jp/uta525/entry-12152760611.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ということで、ここで紹介されているのが、以下の記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■テレビ局スタッフによる弁当ツイートとガソリンスタンド割り込
みは、マナーやモラルの問題ではない。

 熊本地震の発生から一週間ほど経過した。本震が余震の後に発生
する、震度5や震度6クラスの揺れが頻発するなど、過去に例を見な
い震災で大きな被害が発生している。各種メディアでも多数の災害
報道がなされているが、その中でも異様なほど注目された出来事が
二つあった

 一つは被災地へ取材に訪れたテレビ局の取材班がガソリンスタン
ドの行列に割り込んだこと、もう一つは食糧が不足している被災地
で弁当を調達し、それをツイッターでつぶやいたアナウンサーが批
判されたことだ。

 これら二つのニュースは他の災害報道を上回る注目を集め、多数
の批判を受けた。大炎上と言っていい出来事だろう。

 批判コメントの多くは、トラブルを起こした取材スタッフに対す
るモラルやマナーの欠如を批判するものだが、この問題を企業経営
やメディア運営の観点から考えると、個人が偶然起こしたトラブル
とは考えられず、極めて深刻で構造的な問題をはらんでいるように
見える。

■準備不足の報道が更なる被害を生む。

 二社に共通することは、現地で取材を行い戻ってくるまでに不可
欠な、食糧とガソリンを災害のまっただ中にある被災地で調達した
点にある。モラルやマナーに関する批判を一旦横に置けば、単純に
足りなくなったから買っただけに見えるかもしれない。しかし、食
糧やガソリンが不足すること自体が大問題であるという指摘は見当
たらない。

 現地で取材して帰社するまでに必要なだけの食糧やガソリンを、
なぜ持参するか周辺地域で調達しなかったのか。あるいは不足する
前に戻ることは出来なかったのか。

 テレビ局が災害報道を行う理由は野次馬根性からではなく、放送
法によって一部の大手テレビ局やラジオ局は災害報道が義務付けら
れているからだ。そのための準備は当然普段からしているはずで、
上記の通り災害報道時のルールも局内で決められていると思われる。

 しかし今回の取材ではそれが守られていなかった。そして、もし
食糧やガソリンを現地調達できなければ災害報道が出来ず、場合に
よっては取材班が被災していた可能性すらある。

 これはマナーやモラルの問題ではなく放送法を守るというコンプ
ライアンス(法令順守)の問題であり、同時にルールを決めていた
のに現場では守ることが出来なかった、会社としては守らせること
が出来なかったというガバナンス(企業統治)の問題でもあり、事
態は極めて深刻と言わざるを得ない。

■命がけの報道に見えない不思議な行動。

 震度5の余震が毎日のように発生し、多数の死者が発生している
中での取材は本来命がけのはずだが、弁当ツイートや行列の割り込
みからはそのような緊張感が全くと言っていいほど伝わってこない。
取材が出来ないどころか、場合によっては取材スタッフが被災し、
怪我を負ったり死亡するリスクすらあった(これは現在も変わらな
い)。食料やガソリンすらままならない取材班が、被災しても準備
万端の状況だったとは到底思えない。

■与えられた指示に問題は無かったのか?

 また、トラブル発生の原因を探っていくと、さらに深刻な状況が
見え隠れする。

 自身の命を守る、被災者に迷惑をかけない、といった当たり前の
ことが徹底されず、良い映像をとにかくたくさん撮ってくるように、
何をおいても生放送の時間に映像を送るように、といったコンプラ
イアンスやガバナンスの違反・欠如を助長しかねない指示が出てい
なかったか、それが今回のような食糧やガソリンの現地調達につな
がった可能性は無かったのか?

 そういった可能性を示唆するような説明がすでになされている。

 こういった回答を読むと、災害報道が出来るだけの体制が整って
いたのか、疑問が残ると言わざるを得ない。

■小さなトラブルは大きなトラブルの前兆である。

 ハインリッヒの法則で知られるように、大事故の裏には小さなト
ラブルが多数存在している。今回は取材班が被災する大事故はなか
ったが、食料やガソリンが不足して現地調達するという小さな事故
が炎上騒ぎとして報じられた(マナー違反としては大事故だが、少
なくとも直接的な死者や怪我人は出ていない)。

 警察や自衛隊は命がけではあっても、救う側に被害が発生する二
次災害を起こさないように、慎重に行動している。報道陣にも「二
次災害」を避ける意識が必要ではないのか。

http://bylines.news.yahoo.co.jp/nakajimayoshifumi/20160422-00056888/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 二次被害の危険性については、私もこの記事を読むまで思い至り
ませんでした。

 そういえば、昔の話ですが、雲仙岳の火砕流では、マスコミの人
が危険地域に勝手に入り込み、規制しようとした管理側の人も一緒
に火砕流に巻き込まれたという事件がありました。

 危機意識のない「取材」はいつもこんな問題をはらみます。

 マスコミの危機意識の低さは、肥大した特権意識のなせるワザで
あると思っています。二次被害も自業自得とはいえ、それに巻き込
まれたり、迷惑を受けたりする人がたくさん出るのですから、馬鹿
はおとなしくしていろ、ですね。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 地震も少しずつ終息に向かっているのだとは思いますが、被災地
の皆さんはお疲れのことと思います。ご無事でありますように。

 火曜日に関空で大連行きの飛行機に乗ったら、突然動かなくなり、
故障だと言って下ろされました。夜9時まで待って、結局その日は
キャンセルされて、一旦家に帰り、翌朝の出発となりました。

 航空会社はホテルを用意すると言いますが、今の情況ではなかな
か部屋が確保できないようです。交通費を出してくれたら家に帰っ
てもいいというと、領収書をとっておけとか、後日支払いだとか、
上限5千円だとかいうので、馬鹿にするな、という声があがります。

 結局、一人あたり交通費1万円と、遅延賠償5千円を払うという
ことになりました。相手が中国の会社で、責任者も中国人だったの
で、こういう決断になったと思います。

 断言しますが、日本の会社だとこうは行きません。口ではお客様
のため、とは言いますが、結局のところ会社や自分の方が大切で、
交渉自体が成り立たないのです。昔の某日本航空なんか、最終的に
は暴力的な強圧を加えることまでやりましたから。

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