安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>804号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------804号--2015.04.05------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「食品表示基準」

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---〔話題〕-------------------------------------------------

 新しくできた「食品表示基準」で、「機能性食品表示」が認めら
れたことは既に何度か紹介してきましたが、いよいよ動き出すとい
うニュースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■機能性食品表示制度スタート、飲料各社が相次いで申請

 国の審査なしに企業の責任で「体にいい」機能性を表示できる機
能性表示食品制度が1日に始まり、飲料各社が同日付で消費者庁に
申請を開始した。アサヒビール、キリンビールがノンアルコールビ
ールで申請したほか、サントリーグループのサントリーウエルネス
が健康食品「セサミンEX」で申請した。受理されれば、これらは
6月にも発売されることになる。

 キリンビールは難消化性デキストリンを配合したノンアルコール
ビールで申請。脂肪の吸収を抑えるほか、糖の吸収を穏やかにする
機能などを表示する予定だ。同じグループのキリンビバレッジも同
成分配合の緑茶で申請した。

 アサヒビールもノンアルコールビール1品とノンアルコールカク
テル飲料2品を申請。カクテルは新しいブランドでの投入となる予
定だ。アサヒ飲料も血圧対策の水分補給飲料など2品を申請した。

 流通ではイオンがプライベートブランド(PB、自主企画)商品
で20品目程度の申請を予定している。

http://www.sankei.com/economy/news/150401/ecn1504010055-n1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「申請」と言っていますが、この制度には審査や許可はありませ
んので、「届出」の方が適当と思います。

 届出から60日後から販売してもよいということなので、4月に
届出したものは6月ころから登場するということです。

 以下も同様の解説記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■食品の機能性表示、4月始まる 「目にいい」「骨の健康保つ」
…事業者責任で 商品選びの情報増えるが、見極めに“課題”

 「目にいい」「骨の健康を保つ」など健康への効果や機能を国の
審査を経ずに事業者の責任で食品に表示できる「機能性表示食品制
度」が4月から始まる。特定保健用食品(特保)、栄養機能食品に
続く第3の表示制度。業界の期待は高く、消費者にとっても商品選
択の情報が増えるのはメリットだが、情報をどう見極めるかが課題
となっている。(平沢裕子)

■6月頃、店頭へ「食品選びやすく」

 これまで健康効果を表示できる食品は、国が効果と表示内容を審
査・許可する特保と、特定のビタミンやミネラルを含む栄養機能食
品だけだった。

 ドラッグストアなどには、特保や栄養機能食品以外にも、健康に
良さそうなイメージを打ち出したいわゆる「健康食品」が多く並ぶ。
機能性表示は科学的根拠のあるものと、そうでないものを分けて、
消費者が選びやすくするのが狙い。実際に商品が店頭に並ぶのは6
月になる見込みだ。

 新制度では、事業者が科学的根拠を臨床実験で示したデータや論
文、成分の含有量などを消費者庁に届け出ればよい。特保や栄養機
能食品では認められていなかった野菜や果物でも表示できるように
なる。

 三ヶ日町農協(浜松市)は特産の「三ヶ日みかん」への効能表示
のための準備を進めている。みかんに含まれる抗酸化成分「β−ク
リプトキサンチン」に骨粗鬆(こつそしょう)症や肝臓障害のリス
ク低下機能が見込まれ、「骨の健康を保つ」「お酒をよく飲む人に」
などの表示を検討している。後藤善一組合長は「甘い果物はお菓子
など競合する食品が多く、おいしいだけでは売れなくなっている。
機能性を生かした価値を付加することで消費拡大につなげたい」と
期待を寄せる。

 JAかごしま茶業(鹿児島市)は、茶葉「べにふうき」に機能性
表示をしたい考えだ。紅茶品種のべにふうきを緑茶製法で加工した
茶葉に多く含まれるメチル化カテキンが、花粉症などアレルギー症
状に抑制効果があることが解明されているという。

 「花粉が気になる方の目や鼻の調子を整える」などの表示が可能
になるとみられ、JAかごしま茶業の酒瀬川洋児専務は「具体的な
効果を表示できないことで販売に苦労してきた。機能性表示ができ
れば他の茶葉との違いをうたえ、消費者には商品選択の助けになる。
飲んで健康に役立ててほしい」。

■「科学的根拠」の有無、不安視も

 新制度への期待が高まる一方、実験結果や論文の内容を国が審査
するわけではないため、消費者からは「消費者がリスクを負わされ
かねない」と不安視する声も出ている。

 どの程度のレベルなら科学的根拠があるといえるのだろうか。

 消費者庁は新制度導入に先立ち、モデル事業として健康食品に含
まれるグルコサミンやヒアルロン酸など11成分について世界中の
論文を検証した。その結果、「科学的根拠がある」といえるレベル
に達していたのは、必須脂肪酸であるEPA・DHAの心血管疾患
リスク低減や血中中性脂肪低下などの効果のみだった。

 同庁は「制度導入後に根拠がありえないなどの指摘があった場合
は、事業者に追加で根拠を求めることもある」とし、すべての商品
の実験データや論文をホームページで公開する。

 制度の検討会委員も務めた消費者団体「フード・コミュニケーシ
ョン・コンパス」の森田満樹事務局長は「科学的な根拠が不明な健
康食品などがあふれる中、機能性表示制度は消費者の商品選択の目
安になる。消費者は表示をよく読み、その食品にどのような効果が
あるのかを理解した上で利用することが大事だ」と話している。

http://www.sankei.com/premium/news/150328/prm1503280025-n1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 表示制度全体については、下の欄で取り上げます。

 次は食中毒で死者が出たというニュースが2件です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■焼き肉バイキングで14人がカンピロバクター食中毒 女子中学
生が死亡

 北海道栗山町の焼き肉店で3月に食事し、食中毒症状を訴えて入
院していた町内の中学3年の女子生徒(14)が今月1日に死亡し
たことが、町教育委員会などへの取材で3日分かった。道警などが
食中毒と死亡に因果関係がないか調べている。

 町教委によると、女子生徒は3月22日に腹痛などを訴えて札幌
市内の病院に入院。その後、容体が悪化し、1日午後0時45分ご
ろに死亡した。

 岩見沢保健所などによると、栗山町の焼き肉店「とんとん亭」で
3月19日、バイキング形式で食事をした男女計14人が下痢や発
熱などを訴え、女子生徒が入院した。14人中5人の便から食中毒
菌カンピロバクターが検出され、同保健所は同27日から4日間の
営業停止を命じた。

http://www.sankei.com/affairs/news/150403/afr1504030009-n1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 バイキング形式ということで、生の肉を食べたというより、肉か
ら野菜に菌が移り、野菜を生で食べたのではないかと思います。

 ああいう場所では生野菜は食べない方がよいですね。

 次はフグです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■フグを自宅で調理、内臓などを食べ男性死亡

 福岡県は30日、宗像市内の70歳代の男性がフグを自宅で食べ
た後、死亡したと発表した。

 男性の尿からフグ毒(テトロドトキシン)が検出されており、県
では食中毒とみている。

 発表によると、男性は28日夜、自宅で調理したフグの内臓など
を食べた。約4時間後、男性が倒れているのを家族が見つけ、病院
に搬送されたが、30日に死亡した。一緒に食べた家族に食中毒の
症状はないという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/20150331-OYT1T50043.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 馬鹿な話ですが、もしかしたら自殺なのかも。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「食品表示基準」
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 消費者庁のサイトで、新しい食品表示基準が公開されています。

食品表示基準について
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150331_tuchi1-hontai.pdf

 37ページありますが、関係者はじっくり読む必要がありそうで
す。

 同じサイトに「概要」が出ているので、そちらを紹介しておきま
す。


食品表示基準の概要
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150331_kijyun-gaiyo.pdf

 以下はいずれも、この文書からの引用です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

食品表示基準の策定方針 ―現行 58 本の基準を1本に統合―

●消費者の求める情報提供と事業者の実行可能性とのバランスを図
り、双方に分かりやすい表示基準を策定する

1 原則として、表示義務の対象範囲(食品、事業者等)について
は変更しない

・例外として、食品衛生法とJAS法の基準の統合に当たり、加工
食品と生鮮食品の区分などを変更

2 基準は、食品及び事業者の分類に従って整序し、分かりやすい
項目立てとする

・食品について、「加工食品」、「生鮮食品」、「添加物」に区分

・食品関連事業者等について、「食品関連事業者に係る基準」、
「食品関連事業者以外の販売者に係る基準」に区分

3 2の区分ごとに、食品の性質等に照らし、できる限り共通ルー
ルにまとめる

4 現行の栄養表示基準を、実行可能性の観点から義務化にふさわ
しい内容に見直す

・対象成分、対象食品、対象事業者等について規定

5 安全性に関する事項に係るルールを、より分かりやすいように
見直す

・ 例えば、アレルギー表示のうち、特定加工食品 (※) に係る
表示(例えば、原材料として「マヨネーズ」と表示した場合に、
「卵」を含む旨の表示を省略できるとするもの)の見直し

※ 一般的にアレルゲンを含むことが知られているため、それを表
記しなくても、アレルゲンを含むことが理解できると考えられてき
たもの(例:マヨネーズ(卵)、パン(小麦))

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ここまでは前置きで、以下に変更点が列挙されます。まず、加工
食品の範囲が変更されます。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------
旧制度からの主な変更点

1 加工食品と生鮮食品の区分の統一

 JAS法と食品衛生法において異なる食品の区分について、JA
S法の考え方に基づく区分に統一・整理

【新たに加工食品に区分されるもの】

 現行の食品衛生法では表示対象とはされていない、軽度の撒(さ
ん)塩、生干し、湯通し、調味料等により、簡単な加工等を施した
もの(例:ドライマンゴー)についても、「加工食品」として整理。

 その結果、新たに、アレルゲン、製造所等の所在地等の表示義務
が課される。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 次は製造所固有記号について。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

2 製造所固有記号の使用に係るルールの改善

・原則として、同一製品を2以上の工場で製造する場合に限り利用
可能

・製造所固有記号を使用する場合には、次のいずれかの事項を表示

1.製造所所在地等の情報提供を求められたときに回答する者の連絡


2.製造所所在地等を表示したWebサイトのアドレス等

3.当該製品の製造を行っている全ての製造所所在地等

・ただし、ルールの改善の対象については、業務用食品を除くこと
とする。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 原則は「製造所固有記号」ではなく、製造者表記になるというこ
とです。

 ただし、まだ微妙な問題が残っていて、詳細には確定していませ
ん。

 「通常は特定の製造者だが、繁忙期には複数の製造所で製造する
可能性がある」といった場合、製造計画を出すように、ということ
ですが、これは製造計画を出しておけば、製造所固有記号を認める
ということです。

 違った製造者には違った製造者表記をした包装資材を用意すれば
よさそうなものですが、たぶん製造所固有記号を認めることになる
のでしょう。

 猶予期間が5年あるので、あとしばらくは様子見のメーカーが多
いと思います。

 次はアレルギー表示関連。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

3 アレルギー表示に係るルールの改善

(1) 特定加工食品(注1)及びその拡大表記を廃止することにより、
より広範囲の原材料についてアレルゲンを含む旨の表示を義務付け

(2) アレルギー患者の商品選択の幅を広げるため、個別表示を原則
とし、例外的に一括表示を可能とする。

(3) 一括表示する場合、一括表示欄を見ることでその食品に含まれ
る全てのアレルゲンを把握できるよう、一括表示欄に全て表示(現
行は、例えば、「卵」や「小麦」が原材料として表示されている場
合や、「たまご」や「コムギ」が代替表記(注2)で表示されてい
る場合は、改めて一括表示欄に表示しなくともよいが、今後は、
「卵」、「小麦」も一括表示欄に改めて表示が必要) 等

(注1)特定加工食品

 表記に特定原材料名又は代替表記を含まないが、一般的に特定原
材料等を含むことが予測できると考えられてきた表記

(例:マヨネーズ → 「卵を含む」を省略可、パン → 「小麦を含
む」を省略可)

(注2)代替表記

 表記方法や言葉が違うが、アレルゲンを含む食品と同一であると
いうことが理解できる表記

(例:たまご → 「卵を含む」を省略可、コムギ → 「小麦を含む」
を省略可)

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 最近、アレルギーの項目を一覧表にした商品が増えています。わ
かりやすいので、「例外的」とは言っていますが、こういう表記が
増えてくるように思います。

 次は栄養成分表示の義務化です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

4 栄養成分表示の義務化

 食品関連事業者(注3)に対し、原則として、全ての消費者向け
の加工食品及び添加物への栄養成分表示を義務付け

【義務】エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、ナトリウム
(「食塩相当量」で表示(注4))

【任意(推奨)】飽和脂肪酸、食物繊維

【任意(その他)】糖類、糖質、コレステロール、ビタミン・ミネ
ラル類

(注3)

1.消費税法第9条に規定する小規模事業者(課税期間に係る基準期
間における課税売上高が1000万円以下の事業者(当分の間は、課税
売上高が1000万円以下の事業者又は中小企業基本法第二条第五項に
規定する小規模企業者(おおむね常時使用する従業員の数が20人
(商業又はサービス業に属する事業を主たる事業として営む者につ
いては、5人)以下の事業者))、2.業務用食品を販売する事業者
及び3.食品関連事業者以外の販売者は、栄養成分の量を表示しなく
ともよい。

(注4)

 ナトリウム塩を添加していない食品に限って、任意でナトリウム
の量を表示することができる。この場合において、ナトリウムの量
の次に、括弧等を付して食塩相当量を表示することが必要。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ナトリウム量の表記から、食塩相当量表記に変わります。ナトリ
ウム量を約2.5倍すると、食塩相当量になるそうですが、塩分摂
取の目安にするためには食塩相当量の方がよいですね。

 栄養成分表示の義務化はよいとして、表示された栄養成分量が正
しいのかどうかは難しい問題です。一応、以下のように書かれてい
ます。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

表示された含有量については、当該食品の期限内において、一定値
をもって表示されている場合は、許容差の範囲内、また、下限値及
び上限値で表示されている場合は、その幅の中に含まれていなけれ
ばならない。ただし、合理的な推定により得られた値を記載する場
合は除く。

http://www.caa.go.jp/foods/pdf/150331_tuchi1-hontai.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これは食品成分表などからの計算値を記載する場合は、実際に計
測した値との間に誤差があっても差し支えないということです。

 そうしないと生鮮品を原料とした食品の栄養成分表示そのものが
成り立ちません。

 次は「強調表示」です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

5 栄養強調表示に係るルールの改善

(1) 相対表示(コーデックスの考え方を導入)

・低減された旨の表示をする場合(熱量、脂質、飽和脂肪酸、コレ
ステロール、糖類及びナトリウム)及び強化された旨の表示をする
場合(たんぱく質及び食物繊維)には、基準値以上の絶対差に加え、
新たに、25%以上の相対差(注5)が必要(栄養強調表示をするた
めの要件の変更)

・強化された旨の表示をする場合(ミネラル類(ナトリウムを除く。)、
ビタミン類)には、「含む旨」の基準値以上の絶対差に代えて、栄
養素等表示基準値の10%以上の絶対差(固体と液体の区別なし)が
必要(絶対差の計算方法の変更)

(2) 無添加強調表示(コーデックスの考え方を導入。新規)

 食品への糖類無添加に関する強調表示及び食品へのナトリウム塩
無添加に関する強調表示(食塩無添加表示を含む)は、それぞれ、
一定の条件が満たされた場合にのみ行うことができる。

(注5) ナトリウムについては、食品の保存性及び品質を保つ観
点から、25%以上その量を低減することが困難な食品については、
相対差についての特例を認める。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ナトリウムについては特例を認めるとしています。25%は厳しす
ぎて、「低塩」に該当するものができないということなのでしょう。

 実際には現行表示の追認になるようです。次は「栄養機能食品」
で、今までは以下の栄養成分について認められてきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

現在、規格基準が定められている栄養成分

ミネラル類

カルシウム、亜鉛、銅、マグネシウム、鉄

ビタミン類

ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、
ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、
ビタミンE、葉酸

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/anzen/hoei/hoei_015/hoei_015.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これに以下の変更がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

6 栄養機能食品に係るルールの変更

(1) 対象成分の追加

 栄養成分の機能が表示できるものとして、新たに「n-3系脂肪酸」、
「ビタミンK」及び「カリウム (注6) 」を追加

(注6) カリウムについては、過剰摂取のリスク(腎機能低下者
において最悪の場合、心停止)を回避するため、錠剤、カプセル剤
等の食品は対象外とする。

(2) 対象食品の範囲の変更

 鶏卵以外の生鮮食品についても、栄養機能食品の基準の適用対象
とする。

(3) 表示事項の追加・変更

・栄養素等表示基準値の対象年齢(18歳以上)及び基準熱量(2,200
kcal)に関する文言を表示

・特定の対象者(疾病に罹患している者、妊産婦等)に対し、定型
文以外の注意を必要とするものにあっては、当該注意事項を表示

・栄養成分の量及び熱量を表示する際の食品単位は、1日当たりの
摂取目安量とする。

・生鮮食品に栄養成分の機能を表示する場合、保存の方法を表示

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 昨年、私が腎臓病で入院したとき、食事がカリウムも制限してい
るようだったので、栄養士の人に聞きました。私の場合はそれほど
重症ではないので、制限の必要はないが、腎臓内科の患者には皆カ
リウムを制限した食事を出しているということでした。

 実際にはカリウムを制限しなくてはならないのは透析が必要なほ
ど重症の患者らしいですが、ナトリウムだけでなく、カリウムも要
注意ということには違いありません。

 ここからは省略ですが、最後に経過措置が書かれています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

11 経過措置期間

 経過措置期間(食品表示基準の施行後、新基準に基づく表示への
移行の猶予期間)は、加工食品及び添加物の全ての表示について5
年、生鮮食品の表示については、1年6か月とする。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 製造所固有記号のように、一部この5年の間に詳細を決めていく
必要があるものがあります。そういう意味で長い目の経過期間をと
っているのでしょう。

 食品表示基準は、かなり多岐にわたる内容です。このメールマガ
ジンでも、今後少しずつ調べていきたいと思います。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 土曜日に「根尾の薄墨桜」を見に行きました。まだ三分咲き程度
で少し早かったのですが、周囲が立派な公園になっているのには驚
きました。このごろはどこの観光地も整備が進んでいます。

 薄墨桜は樹齢1500年といい、さすがに貫祿の巨木です。後ろ
の方に「薄墨二世」という子供?の木がありました。こちらも堂々
たるもので、下から見ると重なって見えるので更に豪華なものです。

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