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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------787号--2014.12.07------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「バター問題」

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ブログ毎日?更新中

http://why0531.sblo.jp/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 前回紹介した「カンビロバクター」で食中毒が発生したというニ
ュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 京都市保健所は30日、カンピロバクターによる食中毒を発生さ
せたとして、京都市東山区の焼き鳥店「SHOKICHI 祇園店」
を12月2日までの3日間、営業停止の行政処分にした。

 市保険医療課によると、11月19日に同店の鶏の炙り刺しなど
を食べた同市内の19〜20歳の大学生グループ男女7人のうち、
5人が下痢や腹痛、発熱などの症状を訴え、3人からカンピロバク
ターが検出された。

http://www.sankei.com/west/news/141201/wst1412010017-n1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「炙り刺し」というのは表面だけ炙ってあって、生で食べるもの
なのでしょうね。とにかく、こういうのは危険です。

 次は「うどん」の原料について。不正表示のニュースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 香川県は1日、お土産用うどんの原材料に県産小麦「さぬきの夢
2009」の使用割合を適正に表示しなかったとして、うどん製造
・販売業者「瀬戸内讃岐工房」(香川県善通寺市)に日本農林規格
(JAS)法に基づく改善指示を出した。

 県によると、同社は自社で製造したうどんの生麺の原材料として
「さぬきの夢2009」以外の小麦粉も使用しながら、商品パッケ
ージには「県産小麦讃岐の夢2009」などと表示。実際の使用割
合である60〜30%の数値を記していなかった。少なくとも9月
上旬から11月下旬にかけ、8食入りなどのセット計3291個を
販売した。

 県が8月に実施した買い上げ検査のDNA分析で、同社のうどん
から「さぬきの夢2009」以外の品種混入が判明。11月下旬に
も再度検査し、不適正表示を確認した。同社は「認識が甘かった。
県の指導にきちんと従う」としている。

http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/20141202000140
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 知らない人も多いのですが、「さぬきうどん」は元々オーストラ
リア産の小麦を使って作られました。有名になったときに、そのこ
とがあまり伝わらなかったため、香川産小麦を使っていると誤解し
ている人が多いようです。

 その誤解はどうも意図的に作られたような気もするのですが、遅
ればせながら県内の小麦を使っていこうという動きもあります。た
だ、国産小麦で「さぬきうどん」のコシを出すのは難しいと思いま
す。

 今回の「偽装」も、価格の問題ではなく、「コシ」を出すために
一定程度オーストラリア産を使ったものでしょう。

 表現を工夫して、「一部使用」とわかるようにしておけば問題な
いので、賢いところはそうしているはずです。

 次は「牛乳ぬき」の給食が始まったというニュースです。来年3
月までの期間限定での実施です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 新潟県三条市教委は1日、市立の全小中学校30校で、牛乳なし
の給食を試験的に始めた。「ご飯を中心におかずを食べる正しい和
食の知識を身につけてほしい」と2008年度から完全米飯給食を
実施しており、保護者から「牛乳は合わない」との意見が相次いだ
のが発端。一方、専門家からはカルシウムなどの摂取不足を懸念す
る声も上がっている。市教委は今年度中は牛乳なしの給食を続けて
反応などを調べ、今後の給食のあり方を決める。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141201-00000065-mai-soci
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 来年からは一旦元に戻るらしいですが、その後はどうなるのでし
ょうか。でも、あまり牛乳の消費量が減っても困るということは、
下の欄に続きます。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.金柑コンポーネントの瓶入りに、白い玉のカビの様なものが液
に湧きました、加熱すると消えました。食せますか?(コンポーネ
ントは自家製です)

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A.白いカビのようなものというと、産膜酵母のように思いました
が、加熱すると消えるのなら、結晶のようなものなのでしょうか。
いずれにせよ、わからないですね。

 それはともかく、自分で作った食べ物に関しては以下が原則です。

「おかしいと思ったら食べない」

 何が起こるかわからない世の中で、生き残るために必要な知恵だ
と考えています。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「バター問題」
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 品不足が続いているバターですが、こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

バター品薄解消へ 大手4社 今月、供給3割増し

 農林水産省は4日、家庭用バターの品薄に対応するため、乳業大
手4社に要請し、12月の小売店などへの供給量を11月に比べて
約33%増やすと発表した。最も需要が高まるクリスマス前に供給
を間に合わせる。農水省は十分な量が確保でき、品薄は解消される
とみている。

 家庭用バターをめぐっては、猛暑だった昨夏の生乳生産量が落ち
込んだことや、高齢化などで酪農家が減っていることで品不足とな
った。スーパーなどの小売店の一部ではバターが店頭から消えたり、
購入量が制限されたりする事態となり、農水省はバターの緊急輸入
など対応に追われていた。

 乳業4社は雪印メグミルク、よつ葉乳業(札幌市)、明治、森永
乳業で、農水省が先月、供給を増やすよう求めていたのに応じて4
日に報告した。4社は、牛乳や生クリームなどの原料にする予定だ
った生乳をバターに振り向けて増産するほか、在庫を取り崩し、1
1月に1393トンだった供給量を、12月には前年同月比約2%
増の1846トンにする。

 農水省の牛乳乳製品課は「クリスマス前までには店舗に十分な量
が行き届く」としている。4社は菓子店などで用いる業務用バター
も、家庭用と同様に供給量を3割程度増やす。2015年1月以降
も安定供給に最大限努力すると説明したという。

 牛乳乳製品課は「今夏の生乳生産量が期待を下回った」ことも理
由の一つと説明した。農水省は15年度以降の安定供給に向けて、
乳業大手と緊急輸入のタイミングなどを含めて協議をしていく方針
という。

■バターの輸入

 バターは、国が一括して一定の量を低関税で輸入する仕組みが中
心となっている。脱脂粉乳などと合わせ、生乳換算で計13万7千
トンを毎年度輸入するが、足りない場合は追加輸入を実施する。2
014年度はバターの緊急輸入を2回、計1万トンを実施すること
を決めている。用途を限ったバターも一定量は低関税で輸入できる。
こうした仕組みの外で輸入する場合は高関税が適用される。

(2014年12月5日掲載)

http://www.nishinippon.co.jp/wordbox/word/7942/10822
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 クリスマス前に家庭用バターがなくなっては大変ということなの
でしょう。

 バターが不足しているのは生産量が足りていないからです。バタ
ーの生産は牛乳の生産と密接な関係があり、現状は以下のようにな
っています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■牛の種類とその頭数

乳牛てどんな牛? どれくらい飼われているの?

 「乳牛」と聞いて思い浮かべるのは、白黒の模様でおなじみ、ホ
ルスタインではありませんか?日本の乳牛の99%がこのホルスタイ
ン種。その他に、薄い茶色のジャージー種やブラウンスイス種など
がいます。穏やかな性質のホルスタインは、体格が大型で乳房も発
達していて、たくさんの乳が搾れ、育てやすい品種。世界各地で広
く飼われています。

 日本の酪農は近年、集約的経営とともに規模拡大が進みました。
乳牛の総頭数も、高度成長期である昭和50年代に大きく増加し、昭
和60年には211万頭となりました。

 搾ったままの乳のことを「生乳(せいにゅう)」と呼びますが、
生乳の生産量もこれにともない増加してきました。

 平成以降は、生乳需給の不均衡などを背景とした生産調整もあり、
平成5年以降は減少傾向に。平成25年現在、全国で142万頭の乳牛が
飼われています。

■生乳生産の需要と供給の動向

いつでも飲める牛乳だけど、どうやって供給されているの?

 生乳生産量を地域別に見ると、北海道が52%、その他の都府県が
48%。北海道を中心に、東北や北関東、九州などでの生産量が多く
なっています。

 国内における牛乳・乳製品の総需要量は年間、生乳換算数量で約
1,180万トン。総需要量のうち、国産生乳によって生産されている
牛乳・乳製品は約760万トン。残りの約420万トンは、輸入に頼って
いるのが現状です。

 牛乳・乳製品の需給構造を見ると、北海道で生産される生乳は、
乳製品向けの割合が高く、都府県で生産される生乳は飲用牛乳等向
けの割合が非常に高くなっています。

 また、乳牛は暑さに弱い動物です。そのため生乳生産は冬〜春に
多く、夏には減少してしまいます。乳脂肪分などの乳成分も夏には
低下します。飲用牛乳は賞味期限が短く、保存もきかないことから、
乳製品向けよりも優先して生乳の供給が行われています。飲用の需
要が増え、生乳生産量が減る夏に、都府県での生乳供給が不足する
と、北海道の乳製品製造を調整して生乳を都府県に輸送し、安定供
給を図ります。逆に、生乳の生産が多く飲用需要も減る冬には、乳
製品の生産が多くなります。このことが乳製品の在庫量の増加にも
つながります。

乳換算数量:乳製品を生産するのに必要な生乳の量に置き換えた重
量(たとえば、バター1kgをつくるためには約23kgの生乳が必要な
ため、バターの生乳換算数量は約23kgとなります)。

http://www.nyukyou.jp/detail/farming01.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ただ、牛乳の生産量が減っているにしても、品不足が問題になっ
ているのはバターだけです。以下はバターが足りない理由の説明で
す。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

ヨーグルトや牛乳は足りているのに、国内でバターだけが不足して
いる理由とは

 マイナビニュースによると、9月下旬政府は、お菓子やパン製造
に使われる脱脂粉乳、バターやケーキの製造に使われる生乳が不足
することから、安定供給を図るためにバター3,000トン、脱脂粉乳1
万トン 計1.3万トンの追加輸入を決定した。

■脱脂粉乳、バターは、どう作られるのか?

 そもそも、脱脂粉乳とバターはどう作られているのか?

 実は、脱脂粉乳とバターは、同じ生乳から作られている。詳しく
言うと、製造工程の違いにより同じ生乳から脱脂粉乳、バター、チ
ーズ、ヨーグルト、牛乳、アイスクリームなどが抽出されているの
である。

■減少する生乳生産量

 農林水産省で公開されている生乳生産量の数値から、筆者が作成
したグラフが以下である。

 1993年からの2014年の11年間の統計を見ると、平成5年では9000
トン近くあるのに、ここ数年は約7000トンを推移しており減少具合
がよくわかる。

 農業共同組合新聞でも、牛乳の生産量は、前年度をやや下回る程
度で推移している。「乳飲料」は比較的堅調、「はっ酵乳」は好調
に推移することが、予想される。牛乳類の上期生産量は、前年比99
.1%の250万8000kl(2208t *1000kl=1トン)の見通しとなる。

 脱脂粉乳、バターなどに使われる特定乳製品の上期生産量は前年
度を大きく下回る。バターは前年比89.6%の3万tと大きく減少す
ると予想される、とあるように脱脂粉乳、バターだけが不調と報道
されている。

■なぜ脱脂粉乳、バターが不足するのか?

 では、なぜ脱脂粉乳、バターが不足するのか。同じ生乳から抽出
されるのは、脱脂粉乳、バター、アイスクリームなどがあるのに、
なぜ、脱脂粉乳とバターだけが不足し、輸入する事態になってしま
ったのか。

 その理由は、北海道依存という乳牛業界の構造にある。というの
も、消費地との距離が遠い北海道では、運送しやすいようにほとん
どの生乳が脱脂粉乳とバターに加工されてきたからである。

 一方、ほとんどが国産で供給される牛乳は、都府県が出荷するこ
とで対応していた。

 このことから、脱脂粉乳とバター不足の原因特定のためには日本
全体の生乳生産量の推移ではなく、北海道の生乳生産量を調べる必
要がある。以下の図は、農林水産省で公開されている地域別生乳生
産量の数値から筆者が作成したグラフである。

 北海道と他の都府県を比較すると、生産量にほとんど差が見られ
ない。つまり、全体を見渡すと国内の生乳生産量はその約半数を北
海道に依存していることがわかる。

 従来から根室、釧路、稚内と、酪農しか適していない土地がある
北海道に依存してきたわけではなく、都府県の生乳生産量が減少し
てしまい、北海道の生乳生産量への依存度が高くなってしまったこ
とが高い依存度の原因のようだ。

 さきほども指摘したように他の都府県が牛乳を、北海道が脱脂粉
乳とバターを供給している為、それぞれの製品に対する需給を調べ
る必要がある。

 需給状況について全国酪農協会は、国産牛乳・乳製品は、需要の
減少が見込まれており需給が縮小均衡状態にある。第3四半期の脱
粉需給は、生産量3万3200t(4.0%減)、消費量3万5900t(5.5%増)。
バター需給は、生産量1万4800t(4.0%減)、消費量2万600t(1.1
%減)と発表している。

 上記の発表から、都府県全体で供給している牛乳は需要が落ちて
きているので、都府県での生産量の減少は問題にならない。一方、
脱脂粉乳とバターの需要は増加しているのに、それを一手に支えて
きた北海道の生産量が減少していることが、追加輸入を決定しなけ
ればならないほどの不足を引き起こした、と結論付けられる。

 大半がバター、脱粉など国産の主要乳製品の原料となっている北
海道の生産量がマイナスになっていることが、生乳不足をより深刻
にしている、と言われるのである。

■まとめ

 脱脂粉乳とバターの輸入決定の裏には、国内の脱脂粉乳とバター
の生産量が北海道に依存していること、北海道の酪農家が減少して
いる背景がある。現在、安倍政権が掲げる強い農業にも関係があり、
また甘利経済産業大臣が交渉を進めているTPPの締結内容と大きく
関係する分野である。今後の動向に注目が集まる。

http://credo.asia/2014/10/29/milk/
--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 ここでは「北海道の牛乳の生産量が減少した」ことが最大の理由
として上げられています。

 以下は今年の需給見通しの話なのですが、バターの生産が優先順
位が低くなっていることも関係しているようです。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

Jミルク需給見通しに関する補足説明資料
(平成26年1月23日 ver.)

■生乳及び牛乳乳製品の需給構造

日本の国内生乳生産量は、現在、約 750 万トン(平成24年度
実績値:761 万トン、平成25年度実績見込値:746 万トン)。対
して、牛乳乳製品の国内総需要量は生乳換算で約 1,150 万トン
(平成23年度実績値:1,164 万トン、平成24年度実績概算値:
1,172万トン)。

 その供給と需要の差である輸入量は約 400 万トンとなっている。

国内生乳生産量の仕向けの内訳としては、牛乳等(発酵乳含む)
の飲用需要が約 400万トン、その他乳製品(生クリーム、チーズ等)
の需要が約 180万トン、脱脂粉乳・バターへの加工が約 170万トン
となっている。

 なお、国内生乳生産量の仕向け順は、基本的には、1.牛乳等向、
2.その他乳製品向、3.特定乳製品向、となっているため、生乳
生産量の増減や牛乳等及びその他乳製品需要の増減が、最終的には、
特定乳製品の製造量と在庫量に大きな影響を与えるといった仕組み
になっている。

http://www.j-milk.jp/gyokai/jukyu/berohe000000hprd-att/berohe000000hpu5.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「3.特定乳製品向」というのがバターのことですから、飲用な
どの需要を満たしてから、余剰分でバターを作るということです。
余剰が少なくなればバターの生産は減ってしまいます。

 国内の生産量が足りないのなら、輸入してくればよさそうなもの
です。ところが自由に輸入できないのです。バターは管理貿易され
ていて、こんな仕組みです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

1. 関税割当制度

1 仕組み

 関税割当制度とは、一定の輸入数量の枠内に限り無税又は低税率
(一次税率)を適用し需要者に安価な輸入品の供給を確保する一方、
この一定の輸入数量の枠を超える輸入分には高税率(二次税率)を
適用することによって、国内生産者の保護を図る仕組みである。

2 経緯

 関税割当制度の対象品目は、昭和36年度の制度導入以後、国内産
業事情等の変化に応じて適宜追加及び廃止されてきている。また、
平成7年度よりウルグァイ・ラウンド(UR)において関税化するこ
ととされた品目のうち、国際的に約束したアクセス機会(基準年:
1986年〜1988年)の確保のため関税割当制度の対象として追加した
11品目15枠(全て当省所管品目)を含め、平成20年度現在において
は20品目29枠(うち当省所管:18品目25枠/経済産業省所管:2品目4
枠)となっている。

3 対象品目

1) UR合意以前から関税割当制度の対象となっている品目(従来品
目)

とうもろこし、ナチュラルチーズ、麦芽、糖みつ、無糖ココア調製
品、トマトピューレー及びトマトペースト、パイナップル缶詰

2) UR合意により関税割当制度の対象となった品目(関税化品目)

その他の乳製品、脱脂粉乳、無糖れん乳、ホエイ等、バター及びバ
ターオイル、雑豆、でん粉、イヌリン及びでん粉調製品、落花生、
こんにゃく芋、調製食用脂、繭及び生糸

4 関税割当数量の決定

 一次税率の適用を受ける数量(関税割当数量)は原則として、国内
需要見込数量から国内生産見込数量を控除した数量を基準とし、国
際市況その他の条件を勘案して政令(関税割当制度に関する政令)で
定めることとされている。

1)年度1本で関税割当数量を定める品目

とうもろこし(単体飼料用(丸粒))、ナチュラルチーズ、糖みつ、
無糖ココア調製品、トマトピューレー及びトマトペースト、パイナ
ップル缶詰、その他の乳製品、脱脂粉乳、無糖れん乳、ホエイ等、
バター及びバターオイル、落花生、こんにゃく芋、調製食用脂、繭
及び生糸

2)半期(上期・下期)毎に関税割当数量を定める品目

とうもろこし(単体飼料用(丸粒)以外)、麦芽、雑豆、でん粉、
イヌリン及びでん粉調製品

http://www.maff.go.jp/j/kokusai/boueki/triff/t_kanwari/01/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 年一度だけ、関税割当数量を決めています。市場でバターが不足
しているということは、この割当数量が間違っていたということで
す。

 実はバター不足の最大の要因は割当数量の間違いです。需給を正
しく把握し、予想が正しければ、不足するということは起こらない
はずです。

 ではどうして間違ったのかというと、こういう割当を官僚がやっ
ている場合、当然間違うものだからです。これは社会主義経済の失
敗を見れば明らかで、誰か賢い人が計画を立てるということ自体、
間違いの元です。

 市場の動向に合わせて、自由に輸入できるようにすれば解決する
問題です。国内生産の保護は別の枠組みで考える方がよいはずです。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 大変寒くなってきました。この秋から冬にかけて、いつもの年よ
り寒いように思います。

 それにもう12月です。寒い正月になるのでしょうか。

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