安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>782号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------782号--2014.11.02------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「大連・餃子の王将」

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ブログ毎日?更新中

http://why0531.sblo.jp/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 京都で焼肉店の経営者が逮捕されたというニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 京都の祇園にある焼き肉店が法律で禁止された牛の生レバーを客
に提供したとして、京都府警察本部は、店の経営者ら3人を食品衛
生法違反の疑いで逮捕しました。

 逮捕されたのは、京都の祇園にある焼き肉店「志」の経営者、小
田篤志容疑者(29)と、料理長の大槻善之容疑者(44)、それ
に店舗の責任者、大西亮太容疑者(28)の合わせて3人です。

 京都府警察本部によりますと、小田容疑者らは、ことし8月、生
で食べるための提供や販売が禁止されている牛の生レバーを店で客
に提供した食品衛生法違反の疑いが持たれています。

 この焼き肉店は去年11月に開店し、表向きのメニューとは別に、
牛の生レバーが掲載された「裏メニュー」を用意して、観光客など
にも提供していたということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141029/k10015789561000.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「裏メニュー」の写真も見ましたが、本当に手書きの紙片です。
「秘密の臭い」がして案外ウケていたのかもしれません。

 勝手に死んでくれてよいのなら、警察が関与する必要もないので
すが、やはりそういうわけにはいきませんか。

 次は「韓国産容器包装詰加圧加熱殺菌食品」のニュースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

食安輸発1030第1号
平成26年10月30日

各検疫所長 殿
医薬食品局食品安全部監視安全課
輸入食品安全対策室長

韓国産容器包装詰加圧加熱殺菌食品の取扱いについて

 今般、検疫所におけるモニタリング検査の結果、下記製造者が製
造する韓国産容器包装詰加圧加熱殺菌食品において、発育し得る微
生物が陽性となった事例が報告されました。

 当該製造者で同様に製造された食品において、発育し得る微生物
に係る違反事例が複数回確認されていることから、当該製造者が製
造した容器包装詰加圧加熱殺菌食品の輸入届出がなされた場合には、
当面の間、輸入の都度、輸入食品監視指導計画6(1)に基づき、
輸入者に対し成分規格に関する自主検査の指導方お願いします。

     記

製造者名:DONGWON F & B CO.,LTD

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/141030korea_retort.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ここではメーカー名しか書いていませんが、検索してみると、去
年にこんなことがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

韓国産容器包装詰加圧加熱殺菌食品の回収等について(依頼)

 今般、検疫所におけるモニタリング検査の結果、下記の貨物は、
発育し得る微生物が陽性であり、食品衛生法第11条第2項に違反す
ることが判明しました。

 当該貨物は既に全量通関済みとの報告を受けているため、貴自治
体において下記輸入者に対し、当該品が国内において販売等される
ことがないよう対応方よろしくお願いします。また、対応終了後そ
の概要を当課あてに御報告いただくようあわせてお願いします。

 なお、貨物は一部販売済みとの報告を受けております。輸入者に
対しては検疫所より当該貨物は食品衛生法第11条第2項違反である
ため、その措置については貴自治体の指示に従うよう指導している
ところです。

     記

品名 (1)容器包装詰加圧加熱殺菌食品(野菜粥)
   (2)容器包装詰加圧加熱殺菌食品(アワビ粥)

製造者 DONGWON F&B CO.,LTD

届出数重量(1)10 CT、69.12kg (30)30 CT、207.36 kg
輸出国 大韓民国
輸入者 株式会社K&J
東京都足立区花畑4-10-13
届出先 福岡検疫所門司検疫所支所(下関分室)
届出年月日 平成25年7月17日

輸入届出受付番号
(1)第92102570670号1欄
(2)第92102570690号1欄
検査結果 発育し得る微生物 陽性
違反確定日 平成25年8月8日

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/kaisyu/dl/130809-2.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 レトルトパウチの「野菜粥」「アワビ粥」で、今回もほぼ同じよ
うな商品なのでしょう。

 レトルト釜で殺菌した食品ですから、基本的に「商業的無菌」状
態のはずです。何であれ、微生物が繁殖していることが確認された
ら非常に危険です。

 特に無酸素状態ですから、ボツリヌス菌が出ていたら簡単に死ね
ます。

 レトルト食品で毎年のように事故を起こすというのは不可解です。
主に日本向けに作られた食品が輸入されてくる中国産と比べると、
国内向け食品がそのまま輸入されてくることが多い韓国産の方が危
険なように思います。

 次は先日話題になった「ちりめんじゃこにフグ混入」に関して、
こんな機械ができたそうです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 日立造船は28日、ちりめんじゃこの中からフグの稚魚を選別し
て取り除くシステム(写真)を開発したと発表した。水産加工業者
が抱える「食の安全」対応のニーズに応える。カラーとモノクロの
カメラ画像を組み合わせ、選別の精度を100%近くに高めた。得
意の振動や比重で異物を除く機械式選別の後工程で使う。1時間当
たり約60キログラムのちりめんを選別する標準型で価格は120
0万円(消費税抜き)。

 フグの稚魚が入った食品で8月頃から農林水産省から注意喚起が
あり、ちりめんじゃこでも水産観光業者から的確に除去する装置の
ニーズが出ている。従来の技術ではフグの稚魚がちりめんと同じ大
きさのため、選別しにくい課題があった。

 カラー、モノクロ双方のカメラを利用。カラーは良品と異なる色
彩のものをモノクロは良品より黒く映る透過度の違うものを異物と
して判定する。

http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320141029bjbd.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 オタク大国日本の面目躍如というところでしょうが、米の放射能
検査機といい、フグの識別機といい、何だか方向性を間違っている
ように思います。

 次は機能性表示に関しての業界のウワサです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■ガイドラインは本当に出せるのか?

 なぜこのようなタイトルになるのか。産業界はガイドラインを待
ち望んでいるが、越年の噂も出るなかEFSAなどに精通する識者から
は、「ガイドラインも大変な作業だが、消費者庁は1 人か2 人の担
当官がこれにあたっており、しかも食品表示基準など多くの作業を
兼任するなど、とても予定通りにはいかないのではないか」との声
が出ているからだ。先の「食品開発展」で講演した講師も本紙記者
に同様な懸念を指摘し、「大変なことだ」と同情気味である。

 食品表示基準も大仕事であるが、製造所固有記号問題一つでも、
大混乱が続いている。消費者団体や一部消費者委員の何が何でも情
報開示をという声が、中小企業の経営に波紋を投げかけ、雇用やコ
ストにも跳ね返り、消費者の利益さえも奪いかねない事態になって
いる。大きな声が多数の声を封じ込めるというのは民主主義とは言
わないのだが。そうした作業の混乱もあり、消費者庁はガイドライ
ンの作成作業に入れないのではとも。

 そもそも機能表示制度は、メーカーが自己責任で、エビデンスに
基づく構造機能表示を行い、利用者がこれをチェックし、違反があ
れば景表法などで取り締まるという仕組みである。ただ、なんでも
いいというわけではなく、エビデンスに基づく構造機能表示には、
どのようなエビデンスに合理性があるか、法に抵触しない構造機能
表示とはどのようなものか、などの線引きとコンセンサスが必要に
なる。SRの利用に関する法的な課題も未解決だ。

 皆が自由に判断し動き出せば混乱が広がるわけで、そのツケは消
費者やメーカー、産業界にも及ぶわけではあるが、いかんせんガイ
ドライン作りには体制が不十分である。性急な作業で、ハードルが
低く問題が起こるのは困るが、ハードルが高すぎ規制一辺倒でも意
味はないと不安の声も聞こえる。製薬業界の関係者は、「ガイドラ
イン作りには業界関係者を交えた専門家集団の協力が必要だ」と指
摘、役所の周辺からも、人数と時間から無理ではないかという声さ
えも聞こえてくる。

 役所はルール上、規制改革会議に対しても、何が何でもと出口を
先に決めているが、作業にあたる人員や専門的な人材確保など物理
的な問題は何も解決していない。当局も、はなから国が関与する第
三者認証を想定しないとしていた事から、日健栄協や日本抗加齢医
学会、その他の団体の協力体制も作りにくい。

 こうした中で、機能表示制度のロケットの打ち上げが失敗すれば
産業界の痛手も大きく、稚拙にことを進めるよりは、ガイドライン
作りの体制を整え、合理的な手順を踏むべきではないかとの声も出
始めている。規制改革会議にもそうした声を届けるという声も出始
めており、あえて活字にしたところだ。

http://www.kenko-media.com/health_idst/008758.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 最後は「給食から牛乳を廃止」実験のその後です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 新潟県三条市が12月から4か月間、試験的に給食での牛乳の提
供を中止することについて、市教育委員会は27日の学校給食運営
委員会で、試験期間終了後の来年4月から牛乳の提供を再開する方
針を明らかにした。

http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20141030-OYT8T50007.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 元々あまり無理を通す気はなかったようですから、予定どおり撤
収のようです。考え方として、一石を投じたというところでしょう。
子供たちも牛乳を飲めるようになってよかったです。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「大連・餃子の王将」
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 こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

王将、中国から撤退へ 大連の運営子会社を解散
京都新聞 10月31日(金)22時19分配信

 王将フードサービスは31日の臨時取締役会で、中国・大連市の
レストラン運営子会社を解散し、中国市場から撤退する方針を決め
た。中国の経済成長に伴う物価上昇などを受けて業績が伸び悩んで
いるためとしている。解散時期は未定。

 同社は2005年に大連市に全額出資子会社を設立し、中国に進
出した。日系人や現地の富裕層をターゲットに、日本と同じ「餃子
(ぎょうざ)の王将」の店舗名でピーク時は中国国内に6店舗を運
営していた。料理の下ごしらえをする自社工場も設け、焼きギョー
ザやチャーハンに加え、中国限定の丼物などを提供してきた。

 しかし人件費や原材料価格の高騰が利益を圧迫していたことから
解散を決めた。解散の時期は未定。同社は「現地で得たノウハウを
国内店舗に生かし、海外観光客の取り込みなどにつなげたい」(広
報担当)としている。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141031-00000029-kyt-l26
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 今年は病気でほとんど行けていないのですが、2010年から2013年
までの4年間、ほぼ毎月大連に行っていましたので、この王将の店
もよく行きました。

 そこで今回は大連の飲食店の話です。

 大連は1899年にロシアが来て作った街です。満洲をほぼ支配下に
置いたロシアが、大連に港街を開き、隣の旅順に軍港を作りました。

 したがって、大連の街は広場を放射状の道路でつなぐヨーロッパ
式の作りになっています。近頃日本でも「環状交差点」が話題にな
っていますが、大連の広場と同じ構造です。

 余談ですが、このいわゆるロータリー式の広場は、馬車時代の遺
物で、馬車交通が盛んだったヨーロッパで多く見られます。広場を
通過する速度が遅くて交通渋滞の元となる上に、幹線道路が一箇所
に集中してしまうため、非常に効率の悪い街の構造です。日本でマ
ネをしようとしている人たちの気がしれません。

 ただし、大きな広場は覚えやすく、風景としてはなかなかよいの
で、観光客には好評です。特に大連の中山広場には、ロシア時代と
日本時代に建てられたクラシックな石造の建物が並び、非常に綺麗
です。

 若い人のために書いておくと、大連は先述のとおり、ロシアが不
凍港として開いた街ですが、すぐに1905年の日露戦争で日本が勝っ
たため、日本の支配下に入っています。その後満洲国が建国された
後も、大連は満洲国に所属せず、日本領のままでした。

 日本の時代になっても、基本的にロシアの作った街の構造は変更
せず、新しい建物もロシア・ヨーロッパ風の堂々とした石造の建物
にしています。今は夜になるとライトアップされて非常に美しい夜
景です。感心するのはこれらの歴史的建造物がほとんど現役で使用
中だということです。

 大連には広場が非常にたくさんありますが、中心は先述の「中山
広場」、私がいつも泊まるホテルがある「三八広場」、隣の、王将
の店がある「二七広場」あたりが私の行動範囲です。

 王将の店は、日本式の餃子が食べられること、一人でも入りやす
い店だということで、よく行きます。中国では少しよい店は一人で
は行きにくい感じなのです。

 その上、比較的空いているので、大きな店ではありませんが、い
つもゆっくり食べることができました。

 メニューは定食が中心で、これは日本と同じです。でも、単品の
メニューが日本と比べると少ないように思いました。

 全体として、悪くはない店なのですが、これでは進出してきたと
言っても先行きはよくないだろうな、と感じていました。

 日本の王将の場合、気取らずにがっちり食べる庶民層が対象です。
定食中心のメニューで、大連でも似たような層を狙っていたのだと
思いますが、残念ながら中国の庶民層は顧客としては貧弱で相手に
なりません。サラリーマンの昼食というのも少し雰囲気が違うので
す。

 この、顧客層が絞りきれていないというのが一番の問題なのでし
ょうが、今回話題にしたいのは、店のマネジメントです。

 といっても大げさな話ではなく、店にマネージャーらしき人物が
いないのです。

 中国では、個人経営レベルを超えると、店にマネージャーが必須
です。彼らの仕事を見ていると、店員に指示を出すのみで、調理を
したり食器を運んだりすることは基本的にありません。

 でも、このマネージャーの力量が、店の売上を決めてしまう感が
あります。王将にもマネージャーに相当する立場の店員はいたよう
ですが、その職にふさわしい人ではありませんでした。

 店の規模が小さいせいもありますが、日本人経営者の考え方の問
題が大きかったと推測しています。

 日本では古参の調理人が店長を勤めることが多いと思います。日
本ではそれで何の問題もありませんが、階級社会である中国では違
います。マネージャーにふさわしい階級の人を雇ってこないといけ
ないのです。

 大連の飲食店の接客レベルは意外と高く、ひょっとして大阪より
上ではないか?とよく思います。その中で王将の店は残念ながらか
なり下の方でした。私は気楽でよいので行きましたが、客足がもう
一つだったのはたぶんそのせいです。

 いつも「二七広場」の店に行っていたのですが、昨年ホテルに近
い「三八広場」にも新しい店ができました。そこは今までの王将の
店とは違い、明るいカフェ風の店になっていて、新しいスタイルを
作り出す意欲を感じました。

 以下に紹介するのは大連在住の人の感想です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 こちら大連に「餃子の王将」は現在4店舗有ります。かつては市
中心部の青泥窪橋(大連駅)や港湾広場(大連港)といった交通の
要の地にもあったのですが、この2店舗は今ありません。大連に進
出してきた当初は日本人社員が居た事もあって、常時それなりのク
オリティが維持されていたのですが、日本人社員が消え、完全な中
国人経営となると、衛生と接客態度の問題、更には価格と料理のク
オリティが合わなく感じられ、多くの日本人客が消えました。私も
自然と足が遠のきました。

 そんな大連の「餃子の王将」ですが、今年の9月に4店舗目とな
る三八広場店を新たに開店。この店だけ従来の3店舗とは大きく異
なり、内装はファミレスっぽくなっていて、店内も明るくて清潔
(ここが大切!)です。女性や家族連れでも入りやすい感じですね。
メニューも定番の中華料理一式、定食一式、サンドイッチ、鍋など
かなり幅広い「品揃え」で、一人でもゆったり出来るように、店内
にはWi-Fiも完備されています。私は大連「餃子の王将」がついに
起死回生を図ったと捉えています。日本人社員も募集中ですしね。

http://sky.ap.teacup.com/dalian4649/425.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 やはり日本人社員がいなくなってから、クォリティが下がったと
判断されているようです。私はたぶんその頃を知らないのだと思い
ます。

 三八広場店に関してはよい印象を持たれているようですね。以下
はその新しい店のマネージャーらしい人の記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

実績生かして「王将」ブランドを

 大連に来てまだ2か月余ほどしか経っていない。長く暮らした北
京、天津とは違う世界に戸惑いもある。その一方で、時計の針が戻
ったような、どこかに懐かしさを感じ、これから始まる人生にわく
わく感を覚える。「餃子の大将」三八広場店店長の西岡奈々恵。チ
ェーン店「餃子の王将」の模範店としての体制を作り上げるため、
てこ入れ要因として乗り込んできた。

 「王将を多くの中国人に知ってもらい、『餃子の王将』のフラン
チャイズ店を経営したい、という人を増やしたい。そんな大東社長
の遺志を受け継いで、モデル店をつくりたい」

 昨年12月、京都市の本社前で凶弾に倒れた大東隆行。中国に暮ら
す西岡を励まし、気遣ってくれた、優しい存在だった。大東への想
いを胸に、北京の日系飲食店を立て直してきた経験と実績を生かし、
大連での新たな挑戦が始まった。

(略)

■焼き餃子を食べる中国人客に感動

 さて、次の仕事はどうしようか、と考えていたときだった。清恵
から携帯にメールが入った。「王将の大東社長が射殺された」。昨
年12月19日のことだった。大東と顕一郎は知人で、大東は度々、中
国を訪れ、西岡が北京で働いていたとき、「元気にやっているか」
と一緒に食事をしながら励ましてくれた。西岡が帰国したとき、本
社の社長室で話したこともあった。そんな後継人でもある大東の悲
報に足が震える思いだった。

 今年1月になって、これまでも幾度となく声をかけてきた「王将」
の高橋義弘常務から電話がかかってきた。「中国でのチェーン展開
のために私と協力してくれないか。まず大連の三八店をモデル店と
して作り上げるためやってもらいたい」。西岡に迷いはなかった。
大東の夢を受け継いで、大連に王将のブランドを確立させたい、そ
して中国でのチェーン店をつくりたい、大東に喜んでもらいたい、
そんな気持ちがこみ上げてきた。

 天津4年、北京11年の生活に終止符を打ち、大連入りした。仕事
の目標は明確だ。「大東社長の夢ために」。どうすればこの地に受
け入れてもらえるのか、いまは模索の真っ最中にある。だが、その
糸口も見えてきたような気がする。焼き餃子は東北人に好まれない
ものと思っていたが、黙々と焼き餃子を食べ続ける中国人客の姿に
感動した。

 「王将の焼き餃子として、この大連でも認められるに違いない」。
西岡は確かな手応えを感じ始めている。

http://whenever-online.com/column/dl_column/11501.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 残念ながらその努力も虚しかったようです。三八広場店もたぶん
大連の標準レベルに達していなかったと思いますが、努力は感じら
れました。全体としては時既に遅しだったのでしょう。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 大連の話を書いていたら、また行きたくなりました。中国の携帯
電話もバスのカードも、国際電話カードも、長い間使っていません。
ステロイド剤を飲んでいる関係で、医者からはあまり危ないところ
に行くなと言われているのでまだ我慢しています。

 週一回の中国語レッスンは順調に進んでいて、新しい教科書が届
きました。「高級篇」になり、活字が小さくなったのにショックを
受けています。もう新聞や雑誌の記事と同じくらいのレベルで、こ
れを辞書なしで読めたら、待望の小説も読めそうなのですが、まだ
しばらく先の話になりそうです。

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