安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>751号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------751号--2014.03.30------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「Q&A」「A型肝炎が急増」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 中西準子先生の本「原発事故と放射線のリスク学」を読んでいた
ら、こんな一節がありました。福島での甲状腺検診に関連しての話
です。

「韓国では、乳がん検診をエコーで行う際に、検診機関が勝手に甲
状腺を加えてしまった。そのために、最も発症率の高いがんは甲状
腺がんになってしまった。女性では、乳がんの2倍近くになってい
る。甲状腺がんを検診で見つけるとすれば、一番多いがんという位
置づけを占めるほどになってしまう。」

 最近、このことについての報道がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

韓国の甲状腺がん発病率は世界一、「儲けのための過剰な超音波検
査が主因」の指摘も―韓国メディア

 2014年3月21日、韓国メディアによると、韓国では2011年に年間
約4万人が甲状腺がんと診断されたが、10万人あたり81人が甲状腺
がん患者ということになり、発病率は世界1位、世界平均の10倍を
超え、社会的医療制度を行っている英国の17.5倍、医療が商業化
された米国の5.5倍にも上る。中国新聞社が伝えた。

 韓国の医師は「90%以上の患者は過剰な超音波検査が原因だ」と
指摘している。甲状腺がんを引き起こす放射能漏れなどの事故が起
きていないにもかかわらず、このような結果が生じているのは、医
療機関が収入増加を見込んで超音波検査を過剰に行っているためだ
という。

 また、世界保健機関(WHO)の外部組織・国際がん研究機関(IARC)
の統計では、2008年における韓国の甲状腺がん発病率も世界1位だ
ったが、死亡率は84位。病状が深刻ではない患者に対して、韓国
の医療機関が手術は必要だとする診断書を意図的に発行したこと
が疑われると伝えられている。

 医師は悪性の未分化がんやリンパ腺転移の危険性があり、早期の
診断と手術は不可欠だと反論している。(翻訳・編集/岡田)

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=85454
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 福島の検査結果で、甲状腺異常の率が高いと騒がれましたが、や
はり見つけようと思えば見つけられる異常が元々多かったというこ
とのようです。

 検診で見つかった甲状腺がんを治療しても、全体の死亡率は減ら
ないそうなので、治療の「され損」です。よほどのことがない限り、
経過観察するしかないのに、韓国では治療が金儲けの手段になって
いるのではないか、という報道です。

 韓国ネタでもう一つ。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

韓国産の緑茶からセシウム検出

 韓国産の緑茶から放射能物質のセシウムが2013年に検出されてい
た事実が確認された。

 食品医薬安全処が公開した2013年度の国内流通食品放射能検査結
果によれば、韓国産の緑茶から放射能物質のセシウムが検出されて
いた。 食薬処大川庁の放射能検査の結果、韓国産の緑茶からセシ
ウム7bq/kg(ベクレル)、3bq/kg(ベクレル)が検出された。 また、
ソウル庁が2014年2月19日から3月3日まで行った検査の結果でも、
韓国産の緑茶1件から3ベクレルのセシウムが検出された。 国内食
品放射能汚染基準値はセシウム100ベクレル、ヨウ素300ベクレルだ。

http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2014/1395333722801Staff
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 韓国で緑茶を生産していたとは知りませんでした。日本でも寒い
地域では茶はできませんし、韓国はもともと茶文化のないところで
す。

 その韓国産緑茶からセシウムが微量見つかったというのですが、
どうもこれは怪しいですね。私の想像ですが、一時静岡あたりでも
問題になっていたセシウムが検出された茶葉が韓国に密かに売られ
たのではないかと思います。

 水産物も韓国は日本産を禁輸しているのですが、こんなニュース
は常にあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 2013年10月29日、人民日報(電子版)によると、韓国釜山の現地
警察は今月28日、食品衛生法に違反したとして、日本の水産物を偽
装して販売していた男を逮捕した。

 韓国政府は先月、福島原発の汚染水漏れ問題を受け、福島県をは
じめとする8県の水産物を輸入禁止としている。警察関係者による
と、男は2010年9月から2011年12月までの間、輸入会社から日本産、
中国産、韓国産のサバを298トン買い付け、加工後に韓国産として
販売。サバの6割が日本産だった。

 男の倉庫で保管されていた加工品から放射性物質は検出されなか
ったが、福島原発の汚染水漏れ問題後、韓国では日本産を韓国産と
偽るケースが相次いでおり、先月から当局は管理を強化している。

http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=78538
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 海はつながっていますので、日本産だの韓国産だの言っても、あ
まり意味はないような気がするニュースもあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 3月23日、水産庁漁業取締船「海鳳丸(かいほうまる)」(499トン)
が、長崎県対馬市所在三島灯台北東約44キロメートルの我が国排他
的経済水域(EEZ※)において、韓国あなご筒漁船が我が国農林水
産大臣の許可を受けずに操業していたのを確認しました。

 このため、同船船長を排他的経済水域における漁業等に関する主
権的権利の行使等に関する法律第5条第1項違反(無許可操業罪)の
疑いで3月23日拿捕しました。

1.被疑者:金龍九(キム ヨング)(59歳)船長(漢字名は自称)

2.被疑船:ヒョンジェ

(あなご筒漁船、総トン数:4.99トン、被疑者を含む3名乗船、船
籍港:釜山市)

3.違反内容

 排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関
する法律第5条第1項違反(無許可操業罪)の疑い

4.逮捕状況

 3月23日午後1時5分、同船船長を排他的経済水域における漁業等に
関する主権的権利の行使等に関する法律第5条第1項違反(無許可操
業罪)の疑いで現行犯逮捕

水産庁による外国漁船の拿捕件数の推移(参考)


       韓国 中国 ロシア 台湾 その他  合計

平成26年    6   3   0   0   0    9
平成25年    9   6   0   4   0    19
平成24年    5   2   0   4   0    11
平成23年    11   0   0   1   0    12
平成22年    13   1   0   5   0    19
平成21年    12   3   0   2   0    17
平成20年    18   2   0   0   0    20
平成19年    11   1   0   1   0    13
平成18年    8   1   0   1   0    10
平成17年    9   2   0   5   0    16

http://www.jfa.maff.go.jp/j/press/kanri/140324.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 水産物の資源管理は重要な課題なんですが、その裏にこんな現実
もある、というのは考えていく必要があります。

 そうは言いつつ、資源管理については検討が進められているよう
です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

漁業資源の回復着手 水産庁、あす検討会設置 スケソウ規制議論
も(03/23 06:55)

 水産庁は、日本の周辺海域で減少する水産資源の回復に向けた議
論を24日から本格化させる。日本海北部が中心のスケソウダラや
西日本に多いクロマグロ、トラフグの漁獲規制が重点的に検討され
る。議論の行方によっては道内の漁業に影響が出そうだ。

 24日に専門家らによる「資源管理のあり方検討会」を設置し、
月1、2回のペースで会合を開催。減少の目立つ魚種の漁獲量制限
の方策などについて6月に提言をまとめ、新たな規制づくりに生か
す。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/528705.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.ぬか床の容器を半年間、冷蔵庫の中で放置していました。さす
がに容器の中に白いワタのようなカビが発生したので、最近廃棄し
ました。カビが生えるような状態のぬか床には、リステリア菌も繁
殖しているのでしょうか?もしリステリアが繁殖していた場合、ぬ
か床を入れておいた冷蔵庫の中も一度綺麗に消毒したほうが良いも
のですか?

------------------------------------------------------------

A.カビの話からどうしてリステリア菌の話になるのか、少し疑問
に思います。まず、リステリア菌についての情報は以下のとおりで
す。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

1)リステリア菌の概要

(1)病原体と疾病の概要

 リステリア症を起こすListeria monocytogenesは通性嫌気性で芽
胞を形成しないグラム陽性短桿菌である。Listeria属には8菌種が
属しているが、ヒトに疾病を起こすのはL. monocytogenesのみであ
る。当初はペットなどからヒトへ感染する人獣共通感染症細菌とし
て知られていたが、1980年代以降、牛乳、チーズなどの食品を介し
てリステリア症の集団発生が欧米諸国で相次ぎ、重要な食品媒介感
染症のひとつとして捉えられるようになった。本菌は土壌や河川等
の自然環境中や動物の腸管内に広く生息しており、感染動物との接
触や、その糞便に汚染された土壌、農業用水、サイレージ等を通じ
て野菜や食肉、乳が汚染され、これらの食品を介してヒトに感染す
る。また、食品製造工場における二次汚染も大きな要因となってい
る。健康な成人の場合には感染しても軽い胃腸炎症状や無症状であ
ることも多いが、高齢者、免疫不全者、乳幼児等は髄膜炎や敗血症
等、重篤な症状に陥ることもあり、致死率も20-30%と非常に高い。
また、妊婦は流産や早産、死産の原因となる。

(2)汚染の実態

 本菌は通常の加熱調理条件で死滅するが、低温増殖性を有し冷蔵
庫内の温度でも増殖することが可能なため、消費者が購入後に加熱
調理をしない非加熱喫食食品(スモークサーモン等の燻製魚介類、
チーズ、サラダ等)を介して食中毒を起こす。我が国においては、
リステリア症が多発している欧米諸国と同様に、市販の非加熱喫食
食品におけるリステリア汚染が確認されている。特に燻製魚介類、
ネギトロ、魚卵製品(明太子、筋子、たらこ)においては汚染率の
高さが注目される。

 食中毒を予防するためには、これらの食品を適正な温度に保存し、
できるだけ早く喫食すること、そして加熱できる食品は十分に加熱
すること、妊婦等ハイリスクグループに属する人々はこれらの食品
をできるだけ避けること等が重要である。

http://www.fsc.go.jp/sonota/hazard/H21_22.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 特に妊娠中はリステリア菌汚染のありそうな食品(スモークサー
モン等の燻製魚介類、チーズ、サラダ等、ネギトロ、魚卵製品(明
太子、筋子、たらこ))は注意しなさい、ということです。

 ただし、リステリア菌そのものは元々食品についているもので、
冷蔵庫中で増える可能性はあるものの、包装された食品に他から入
ってくるというものではないと思います。

 ご質問の状況では、冷蔵庫内はカビの胞子だらけになっているで
しょうから、ぜひきれいにしてやってください。リステリア菌が繁
殖しているかどうかはわかりません。

 リステリア菌については、上記の注意を守れば十分だと思います。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「A型肝炎が急増」
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 こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■A型肝炎が急増!3月中旬までに昨年の患者数上回る

 A型肝炎の患者が今年に入って急増している。3月中旬までに報
告された患者数は177人と、既に昨年の年間報告数を突破。高齢に
なるほど重症化する恐れがあり、国立感染症研究所は魚介類の生食
などに注意するよう呼びかけている。

 A型肝炎は、A型肝炎ウイルスによって感染し、2〜7週間の潜
伏期間を経て発熱や嘔吐、全身の倦怠感などの症状を起こす。慢性
化することはなく、通常は1〜2ヶ月で回復するが、まれに劇症化
して死に至るケースもある。

 同研究所によると、A型肝炎の患者数は近年、週に数人程度だっ
たが、今年1月下旬から増え始め、第9週(2月24日〜3月2日)に
は50人を突破。3月13日までに177人を数え、昨年の128人や一昨年
の157人をわずか2ヶ月余りで上回った。

 患者の報告は28都府県からあり、多かったのは鹿児島県21人、大
阪府と福岡県がそれぞれ20人、宮城県15人など。年齢別では60代が
最多で27%を占め、50代が21%で続いた。

 感染経路は飲食が8割強で、中でも「生ガキを食べた」ケースが
多かった。大半は国内で感染したとみられるが、カンボジアやフィ
リピン、パキスタンなど海外で感染した人も13人いたという。

 A型肝炎の全体の致死率は0.1%以下だが、50歳以上になると2.7
%に上昇する。同研究所の調査では、現在の55歳未満はほぼ免疫が
なく、今後、高齢化に伴って患者が増えると懸念されている。

http://www.hazardlab.jp/know/topics/detail/5/4/5407.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 以下は記事で紹介されている国立感染症研究所の記事です。悪文
で極端に長いURLという困ったサイトで、やむなく短縮URLを
記載しています。サイトそのものは

http://www.nih.go.jp/

 のものです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

◆ A型肝炎(2014年3月13日現在)

 2014年のA型肝炎の報告数は、第3週以降急増している。3月13日
までは177例で、過去3年のそれぞれの年間報告数(2011年176例、
2012年157例、2013年128例)を超えていた(図1)。報告は28都府
県から行われ、10例以上の集積は鹿児島県(21例)、大阪府(20例)
、福岡県(20例)、宮城県(15例)、広島県(14例)、宮崎県(10
例)で認められた。直近(2月17日〜3月13日)の都道府県別報告数
の分布(図2)から、流行は東北から西日本に移っている。

 3月13日までに報告された2014年の177例の基本情報を表に示した。
年齢中央値は52歳(範囲:0〜93歳)で、年齢階級別では60〜69歳
が47例(27%)と最も多く、次いで50〜59歳が38例(21%)であった。
性別は男性が99例(56%)、女性が78例(44%)で、国内が推定また
は確定感染地域として報告された症例が163例(92%)であった。国
外が推定感染地域として報告された症例は13例(カンボジア、パキ
スタン、フィリピン各2例、インドネシア、エチオピア、韓国、カ
ンボジアまたはタイ、タイ、米国、モロッコ各1例)であった。1例
は感染地域不明であった。劇症肝炎の報告が1例あり、死亡例の報
告はなかった。感染経路は、経口感染が推定された149例(84%)の
うち、24例(16%)で生カキ、2例(1%)で生ホタテ、8例(5%)で
刺身を喫食したとの記載があった。診断方法は、177例中175例(99%)
が血清IgM抗体検査によるもので、2例(1%)はPCR法によるウイル
ス検出、19例(11%)では血清IgM抗体検査およびPCR法によるウイ
ルス検出が行われた。遺伝子型別は、感染症発生動向調査(3月13
日現在)および病原微生物検出情報(3月14日現在)の情報を合わ
せると38例に行われていることが判明した。内訳はIAが21例、IIIA
が15例、IBが2例であった。IAは大阪府9例、福岡県5例、宮城県、
和歌山県各2例、埼玉県、新潟県、山口県各1例、IIIAは宮城県9例、
山形県3例、東京都、大阪府、福岡県各1例、IBは東京都2例から報告
された。

 A型肝炎はA型肝炎ウイルス(HAV)による疾患で、一過性の急性
肝炎をきたす。2〜7週間の潜伏期間ののち、発熱、全身倦怠感、食
欲不振、悪心・嘔吐、黄疸などの症状を起こす。特異的治療はなく、
治療法は安静や対症療法が中心であるが、多くは1〜2カ月の経過で
回復し慢性化しない。まれに劇症化(0.1%)して死亡することがあ
る。治癒後には強い免疫が残される。小児では不顕性感染が80〜95
%と多いため、時に無症状のまま、集団発生の感染源となることも
ある。一方、成人では顕性感染が75〜90%と多い。通常、年齢が上
がるに従い、重症度も上昇し、A型肝炎の症例全体の致死率は0.1%
以下であるが、50歳以上では2.7%に達する。2003年に実施された血
清疫学調査の抗A型肝炎ウイルス抗体保有率から推測すると、現在
の55歳未満のほとんど全員が免疫を持っていないと考えられる。し
たがって、今後急速な高齢化が予測されるわが国では、A型肝炎の
症例数および重症例の増加が懸念される。HAVは糞便中に排泄され
糞口感染によって伝播する。国内の感染経路としては、魚介類の生
食などによる経口感染や、性的接触などが報告されている。

 A型肝炎は潜伏期が長いことから、聞き取りによる食材などの感
染源についての調査は非常に困難である。2014年に入ってからの例
年を超える報告数の増加に対して、現時点で広域に分布する患者発
生を共通の感染源として説明しうる情報は収集出来ていないが、広
域散発の集団発生の可能性も含めて感染源の共通性を検討する必要
がある。我が国でA型肝炎の診断は、ほとんどの場合血清IgM抗体検
査が行われているが、感染源の共通性の検討には、ウイルス学的検
査による分子疫学的手法を用いた方法による確認が非常に有用であ
る。我が国のA型肝炎の遺伝子型はIAが主流であるが、2010年に複
数の自治体でIIIAが報告された。

 また、海外でも2009年にIIIAのアウトブレイクが報告されている。
2014年、一部自治体で積極的疫学調査として行われている遺伝子検
査は、全国的には自治体あたりの患者数が少ないためあまり実施さ
れていない状況である。なお、地方衛生研究所より国立感染症研究
所ウイルス第二部へウイルス解析の依頼とともに検体送付があれば
遺伝子検査の実施は可能である。

 医療機関においては、問診などによりできる限り具体的な情報を
収集し、その後の保健所等の調査に繋げることが望まれる。保健所、
地方衛生研究所等においては、医療機関と連携して個々の事例の原
因究明にあたるとともに、食材・食品の広域流通という観点も併せ、
ウイルス学的検査の実施を含めた事例調査と対策における広域の連
携が、対策上重要であると考えられる。

http://goo.gl/GLKe1s
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 状況からすると、新しい感染源が発生したような印象があります。
とりあえず「カキ」が話題になっていますが、何か特定の原因食品
があるのではないか?と思います。

 カキはノロウイルスの件もあって、生で食べるのは論外、と思っ
ていますが、A型肝炎も危ないというわけです。

 以下はカキの食べ方についての親切な記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 カキ(牡蠣)が美味しい季節ですね。カキ鍋やカキフライ、生ガ
キなどいろいろな食べ方で楽しめるカキですが、タレントの上沼恵
美子さんがカキを食べて急性A型肝炎になり、緊急入院をしたとい
うニュースがありました。

 日本の市場に流通しているカキは基本的に安全なのですが、生で
食べるとA型肝炎などのリスクが高まります。特に風邪が続いてい
る、疲れがたまっているといった抵抗力の落ちている時は、念のた
め生ガキには手を出さないほうがいいかもしれません。

 とはいえ、旬のカキは食べずにはいられない、という方も少なく
ないはず。そこで今回は、カキを食べる前に最低限知っておくべき
健康リスクと、カキの安全な食べ方についてご紹介します。

■回復までに1〜2カ月も必要

 生ガキなどの二枚貝は、A型肝炎ウイルスに汚染されているケー
スがあります。生ガキを食べて菌が体内に入ると、胃や小腸で吸収
され、菌が血液に乗って肝臓にたどり着きます。

 そして、潜伏期間を経て炎症が起きると、発熱や全身の倦怠感、
黄だん(眼球や皮膚が黄色くなる症状)、吐き気、嘔吐、腹痛など
が生じます。

 通常は自然と回復していくのですが、まれに重症化し、短期間の
うちに肝臓の機能が正常に働かなくなります。最悪の場合は死亡す
るケースもあるほどです。

 上述のように劇症化しない場合であっても、肝臓の機能が完全に
回復するまでに、1〜2カ月は必要になります。その間、お酒も飲め
なくなりますし、職場へも出られなくなります。

 生活に極めて不都合が出るので、十分注意したいところです。

■体調不良や疲れている時の生ガキは危険!

 とはいえ、生ガキが好きな人からすれば、ウイルス感染など気に
せずに食べたいという気持ちのほうが勝る方も多いかもしれません。
しかし、実際に発症すれば、生活に大きな支障が出ます。そのリス
クも考えなくてはなりません。

 潜伏期間というタイムラグはありますが、体調不良や仕事の疲れ
が慢性的にたまっている、あるいは睡眠不足が続いているような時
期であれば、体内に入ったウイルスが急激に増殖する恐れもありま
す。

 ですから、どうしてもカキを食べたい場合は、生ガキは念のため
避けて、85℃より高い温度で1分以上火を通して食べてください。
カキ鍋は沸騰した汁で煮込むので、問題ありません。カキフライは
表面に衣を付けるだけで、内部に火が通っていない場合もあるので、
要注意です。

http://news.ameba.jp/20140301-180/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 A型肝炎についてはよく効くワクチンがあるそうなので、危険地
帯に行くときは必須なんだそうです。中国へ行くときはワクチンの
話は聞きませんでしたが、やはり必要なのかもしれません。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

9-1.A型肝炎の予防

 アフリカ、東南アジア、中南米など熱帯、亜熱帯の国々は、A型
肝炎ウイルスの高侵淫地域と言われています。これらのA型肝炎の
流行地での一般的感染予防対策は、経口感染の機会を未然に防ぐこ
とであり、生水、生鮮食物の摂取をできるだけさけることが大切で
す。しかし食物に対する注意だけでは予防対策として不完全である
ことから、これらの地域に渡航する前には、A型肝炎ウイルスワク
チン(HAワクチン)の投与が推奨されます。

 HAワクチン投与での感染予防効果は、ほぼ100%と言われています。
HAワクチンの通常の接種方法は、初回、2―4週後、6ヶ月後の3
回接種であり、3回投与で数年間その感染予防効果が持続すると言
われています。海外渡航直前など緊急性がある場合には、初回、2
週後の2回接種でも十分な予防効果が得られます。

http://www.kanen.ncgm.go.jp/forpatient_ah.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔後記〕--------------------------------------------------

 3週間も入院していると、かなり体力が落ちています。体重も10
キロほど減って、歩くとふわふわします。ちょうど和歌山城公園の
桜も咲きだしたので、歩きに行っています。予定どおりだとあと1
週間、まずは順調に来ています。

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