安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>704号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------704号--2013.05.06------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「アフラトキシン汚染」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 先日破綻した「安愚楽牧場」の被害者に、またこんな被害が出て
いるそうです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

和牛オーナーが詐欺被害 「債権買う」と3千万円超

 北海道遠軽町の60代の女性が、和牛オーナー制度が行き詰まっ
て破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃木県、破産手続き中)に対
する債権買い取りを男に持ち掛けられ、約3600万円をだまし取
られたことが1日、分かった。遠軽署が詐欺事件として捜査する。

 道警によると、昨年2〜3月、女性宅に「4千万円を投資すれば、
オーナーとしての債権を4割で買い取る」と男の声で電話があり、
自宅を訪れた投資会社社員を名乗る男2人に4回、計約3600万
円を渡した。3月下旬ごろ、男や会社と連絡が取れなくなった。

 女性は今年4月に弁護士に相談し、遠軽署に被害届を出した。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130501/crm13050118070011-n1.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 弁護団のサイトでも、注意喚起が出ています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 被害を救済する、お金が戻ってくるなどの名目で、当弁護団や弁
護士名、裁判所などをかたって、お金を支払わせるなどの、振り込
め詐欺ないし現金をそのまま受け取るという被害が、あいついでい
ます。

 振込め詐欺の手口が広く知られるようになったため、最近は、現
金で、支払わせるという手口も横行しています。

 既に破綻している安愚楽牧場の問題につき、甘い話はあり得ませ
ん。弁護団長の紀藤の名前を語った振り込め詐欺まで生じています。

 お金を出される場合は、くれぐれも、十分にご注意くださり、新
たな詐欺の被害者となられないよう、お気を付けください。

 また気になることは、迷わず、すぐに弁護団にお寄せください。
早期に、ご連絡をいただければ、お金を取り戻せる場合もあります。

http://agurahigai.a.la9.jp/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 国民生活センターのサイトでも、こんな手口が紹介されています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

隠し財産が見つかったと勧誘する手口

被害金額を取り戻す代わりに、別の債権を購入させる手口

裁判所から個人情報を入手したと伝える手口

相談したことはないのに、消費生活センターから個人情報をもらっ
たとかたる手口

行政から委託を受けて調査しているとかたる手口

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120502_1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 詐欺の手口について、かなり詳細に書かれています。何度も騙さ
れた人にはお気の毒ですが、やはり騙されやすい人がいるのだな、
という感想は持ちますね。

 私などは騙される以前に、そんなカネは持っていませんが。

 さて、この件に関しては「広告塔」をやっていた人が訴えられて
います。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 4千億円超の負債を抱えて破綻した畜産会社「安愚楽牧場」(栃
木県)をめぐり、出資者30人が18日、経済評論家時代に出資を
勧める記事を発表した海江田万里民主党代表(63)を相手取り、
計約6億1千万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

 訴状によると、海江田氏は昭和62年〜平成4年ごろ、安愚楽牧
場について「知る人ぞ知る高利回り」「リスクはゼロ」などと雑誌
や書籍で紹介。出資者側は「破綻の危険性を容易に認識できたのに、
調査や説明の義務を怠った」と主張している。

 同日会見した出資者の男性は「海江田さんが投資に太鼓判を押す
雑誌記事を見たのがきっかけだった。時間が経過したから責任を持
たない、というのは容認できない」と訴えた。

 海江田氏の記事をきっかけに投資したとする94人が昨年6月、
海江田氏に約1億5千万円の賠償を求める調停を東京簡裁に申し立
てたが不調に終わり、今月5日に手続きが打ち切られていた。海江
田氏の代理人は「訴状が届いた時点で内容を検討の上で対応する」
とのコメントを発表した。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130219/trl13021907190000-n1.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 コマーシャルに起用されたタレントなら同情できますが、この人
の場合は詐欺の先棒を担いだわけですから、責任なしとはならない
のではないでしょうか。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@
kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「アフラトキシン汚染」
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 昨年夏からのトウモロコシのアフラトキシン汚染について、こん
な記事がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 一難去ってまた一難、2012年産米国トウモロコシは夏の猛暑と干
ばつでアフラトキシン(発癌性の高いカビ毒)の猛攻を受けたが、
トウモロコシのアフラトキシン汚染問題は今夏から秋にかけてさら
に悪化する恐れがあるという。

 2012年、アフラトキシンは、いつもの南部(テキサスなど)から
北上、大産地である中西部も襲う1980年代以来の大発生となった。
しかし、アフラトキシン汚染は12年産トウモロコシだけでなく、今
年産トウモロコシにも及びそうだ。中西部農民は貯蔵施設に保管さ
れているトウモロコシを今年産トウモロコシに混ぜて汚染を薄めよ
うとするからだ。

 専門家によれば、アフラトキシンを作りだすカビは、春の気温上
昇とともに貯蔵庫内に広がる。それはすでに繁殖を始めている。ト
ウモロコシは供給不足だから、貯蔵庫は空っぽになるだろう。その
底に汚染トウモロコシが集中する。これは新穀を混ぜて徐々に薄め
るほかないだろうという。

 植物油やスウィートナーの生産者からペットフード・家畜飼料メ
ーカー、さらには副産物である蒸留かす(DDG)を飼料とし販売す
るエタノールメーカーまでが、収穫後1年経ってもこの問題に頭を
悩ますことになる。

 現在、汚染トウモロコシの大部分は、大家畜(豚、肉用牛)の飼
料に混ぜられている。食品医薬局(FDA)の指針では、一定タイプの
飼料には30ppbまでの汚染が許される。人の食品や輸出品は20ppb以
下、牛乳では0.5ppb以下でなけれならない。汚染トウモロコシを食
べた乳牛はアフラトキシン汚染牛乳を出す。

 FDAは昨秋、アイオワ、イリノイ、インディアナ ネブラスカな
ど一部コーンベルト州につき、穀物取扱い業者が汚染トウモロコシ
を清浄トウモロコシと混ぜることを一時的の許した。一部の州では、
これが今夏まで延長される。トウモロコシ取扱い業者は検査を強化
してきたとはいえ、汚染レベルはサンプルごとに大きく異なるから、
適正なサンプリングは難しいだろうという。

http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/foodsafe/news/13043001.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 普通に考えれば、汚染されている可能性が高い残りの在庫は捨て
てしまえばよさそうです。でも、巨大な穀物倉庫で通常の出し入れ
以外の動きはなかなか難しいのかもしれません。

 今年の2月にも紹介した、トウモロコシの輸入時検査の結果です
が、以下は3〜4月の2カ月のものです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

とうもろこし アフラトキシン 42μg/kg(B1: 39.2, B2: 3.2)
とうもろこし アフラトキシン 30μg/kg(B1: 27.1, B2: 3.3)
とうもろこし アフラトキシン 13μg/kg(B1: 12.7)
とうもろこし アフラトキシン 12μg/kg(B1: 12.0)
とうもろこし アフラトキシン 22μg/kg(B1: 21.1, B2: 1.2)
とうもろこし アフラトキシン 23μg/kg(B1: 22.1, G1: 1.3)
とうもろこし アフラトキシン 20μg/kg(B1: 19.0, B2: 1.4)
とうもろこし アフラトキシン 11μg/kg(B1: 10.6)
とうもろこし アフラトキシン 12μg/kg(B1: 12.4)
とうもろこし アフラトキシン 12μg/kg(B1: 12.0)
とうもろこし アフラトキシン 12μg/kg(B1: 11.9)
とうもろこし アフラトキシン 11μg/kg(B1: 11.0)
とうもろこし アフラトキシン 23μg/kg(B1: 20.0, B2: 2.5)
とうもろこし アフラトキシン 42μg/kg(B1: 39.2, B2: 3.2)
とうもろこし アフラトキシン 30μg/kg(B1: 27.1, B2: 3.3)
とうもろこし アフラトキシン 13μg/kg(B1: 12.7)
とうもろこし アフラトキシン 12μg/kg(B1: 12.0)
とうもろこし アフラトキシン 28 μg/kg (B1:25.4 ,B2:2.2)
とうもろこし アフラトキシン 20μg/kg (B1:19.5)
とうもろこし アフラトキシン 11μg/kg (B1:11.3)
とうもろこし アフラトキシン 31 μg/kg (B1:29.2, B2:1.3)
とうもろこし アフラトキシン 11 μg/kg (B1:10.2, B2:1.2)
とうもろこし アフラトキシン 15 μg/kg (B1:13.6, B2:1.3)
とうもろこし アフラトキシン 12 μg/kg (B1:11.9)
とうもろこし アフラトキシン 11 μg/kg (B1:11.3)
とうもろこし アフラトキシン 15 μg/kg (B1:13.3, B2:1.5)
とうもろこし アフラトキシン 19 μg/kg (B1:17.7, B2:1.5)
とうもろこし アフラトキシン 27 μg/kg (B1:26.6)
とうもろこし アフラトキシン 21 μg/kg (B1:20.5)
とうもろこし アフラトキシン 11 μg/kg (B1:11.2)
とうもろこし アフラトキシン 13 μg/kg (B1:12.6)

http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/ihan/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 一行が一件で、少なくともコンテナ一つ分が廃棄処分されていま
す。数値はごらんのようにそれほど高くなくて、10ppbの基準に対
して11ppbで違反とされています。

 こういうのはちょっと気の毒ですが、運用上は仕方ありません。

 ところで、ここで問題になっているトウモロコシは、私たちが直
接食べるものではなくて、主に飼料と加工用原料になります。

 飼料としてはウシ、ブタ、ニワトリといろんな動物のエサになり
ますが、このエサ中のアフラトキシンが牛乳からも出てくるという
ことがあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

牧場2カ所の牛乳から基準値超えるアフラトキシン―オランダ

【新華社ハーグ】 オランダ食品安全局が6日に発表したプレス・
コミュニケによると、オランダ乳業協会はこのほど、昨年に国内の
牧場の牛乳から基準値を超えるアフラトキシンを検出したことに続
き、2カ所の牧場の牛乳から基準値を超えるアフラトキシンを検出
した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130307-00000046-xinhua-int
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 新華社のニュースというのがちょっと面白いですが、ヨーロッパ
では今、牛乳のアフラトキシン汚染が問題になっているようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 ミルク検体の69.75%のアフラトキシン濃度が高かったという分析
結果を受けて、農業大臣は規制の変更を始めた。

 セルビアやバルカン西部諸国の乳製品のアフラトキシン濃度が高
いことは2月半ばに発見された。セルビア政府は「ミルク生産業者
を守るために」ミルク中のアフラトキシン規制値を0.05microg/kg
(EU規制値)から0.5 microg/kgに引き上げた。農業大臣はこれを数
日以内に元に戻して「徐々に履行」することを検討するとした。農
業大臣は販売されているミルクは安全で、アフラトキシン問題は政
治的なものだと繰り返している。

(略)

 欧州委員会のRASFFはヨーロッパ産のトウモロコシのアフラトキ
シンB1について2012年秋以来10件の通知を報告している。2001年か
ら2011年の10年間でトウモロコシのアフラトキシンは合計で9件だ
った。

 これまでアフラトキシンは主に「輸入品の問題」だった。しかし
地球温暖化でかび毒はヨーロッパに進出している。ヨーロッパ南部
はAspergillusの増殖に好ましい条件になり、将来ヨーロッパ域内
産のアフラトキシンが問題となるだろう。食品や飼料産業はこの新
しい問題に取り組むためのリスク管理を採用しなければならない。

 汚染トウモロコシはヨーロッパ南部のブルガリア、ギリシャ、ル
ーマニア、セルビア、イタリアに由来する。アフラトキシンB1の平
均濃度は59.28 ppbでセルビア産のものが最大で204ppbであり、飼
料中の最大許容量の10倍である。EUの飼料中アフラトキシンB1規制
値は20ppbであるが食品では5ppbである。

 アフラトキシンB1は地球上に存在する最も強力な発がん物質の一
つで、例えば農薬より100倍は毒性が高い。アルゼンチンやブラジ
ル、米国のような主要トウモロコシ輸出国はアフラトキシンのリス
クを管理するためのシステムを開発してきた。ヨーロッパもこれら
を参考に新しいシステムを採用すべきである。

(セルビアの農業大臣は全くダメだということがわかった)

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/touch/20130328/p4
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 日本では主にアメリカからの輸入トウモロコシが問題です。ヨー
ロッパでもアメリカやアフリカ諸国からの輸入品の問題だったので
すが、最近では東ヨーロッパ諸国で汚染が発生しているというニュ
ースです。

 問題が発生したので規制値を引き上げるという対応については、
日本人なら驚くのではないでしょうか。

 原発事故に関しての規制を見ても、問題が発生すると規制値を引
き下げて、より厳しくしようというのが日本式ですからね。

 でも、現実的にはこの対応の方が正しいのです。そもそも、アフ
ラトキシン汚染の最も激しい国では、アフラトキシンに対する規制
は行われていません。

 毒性の心配より、食糧確保の方が優先順位が高いということでも
あるのです。

 アフラトキシンにはいろんな種類があり、B1と呼ばれるものが
最も毒性が強く、日本では以前はB1のみが規制されていました。

 それが牛乳に入ると、M1と呼ばれる形になります。牛乳中に飼
料のアフラトキシンが移行するとき、形が変わるのだそうです。

 次は中国国内でこのアフラトキシンM1が検出されたというニュ
ースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 国家質量監督検験検疫総局(質検総局)は24日、このほど行われ
た液体乳製品200種類の品質に関する抜き取り検査の結果を発表し
た。それによると、蒙牛と長富の純牛乳製品2種類がアフラトキシ
ンM1の検査で基準に満たず不合格になったという。「新京報」が伝
えた。

 うち蒙牛乳業(眉山)有限公司が生産したロットの製品からは、
基準値を140%上回るアフラトキシンM1が検出された。蒙牛側は25
日に同社サイトでこの検査結果を認めるとともに、「全国の消費者
に鄭重におわびした」。また当該ロットの製品はすべて密封保存や
廃棄などの処理が行われた。

http://j1.people.com.cn/94476/7688120.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 日本でも、牛乳中にアフラトキシンM1が検出されています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 これは、2002年の学会(日本食品衛生学会、マイコトキシン研究
会)で発表された事例である。科学的な牛乳中アフラトキシンM1汚
染実態調査データを、ハザード報道的な見出しを付けるとこうなる
のだろうか。しかし、「発がん性カビ毒のアフラトキシンがほとん
どの牛乳から検出!」といったハザード報道ではびっくりさせられ
ることはあっても、正しい実態は伝わってこない。読み手のために
なるリスク報道になっていないからである。

 事実を正確に記述すると、この調査は長年カビ毒分析に携わって
きた地方衛生研究所などの専門家たちが、全国で購入した208検体
の市販牛乳をアフィニティークロマト(アフラトキシンなどを選択
的に捕捉する)を用いた精密微量分析法で検査したものである。そ
の結果、トウモロコシなどの飼料に由来するカビ毒アフラトキシン
B1が体内で代謝されて乳中に排泄されるアフラトキシンM1が207検
体(99.5%)から微量に検出された。その濃度は0.001〜0.029ppb
(μg/kg)、平均0.009ppbであった。確かに検出はされるが、そ
の濃度はCodexの基準乳0.5ppbと比べて平均で50分の1位なので、
まあ大丈夫かなと判断できる。

http://www.foocom.net/fs/residue_old/2374/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 輸入時の検査のおかげもあって、日本では心配な濃度になっては
いないようですが、微量のアフラトキシンが存在していることは間
違いないようです。

 平均汚染濃度の0.009ppbは輸入時規制値の1万分の1程度です。
この濃度で心配しても始まりませんが、アフラトキシンは発ガン性
物質ですので、リスクはゼロではありません。

 昨今の「放射能」に対するような心配をするのなら、日本の牛乳
も飲めないという結論になってしまいそうです。

 わずかなリスクを気にするな、とか、毒性リスクより栄養補給の
方が大切だろう、とか、いろいろと考える必要があります。

 また、カビ毒はアフラトキシンだけではなくて、以下のようにい
ろんなものがあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

1.カビ毒(マイコトキシン)

 カビが産生する二次代謝産物の中で,人または家畜の健康をそこ
なう有毒物質であるカビ毒をマイコトキシンと呼び、マイコトキシ
ンによって引き起こされる疾病をかび中毒症又は真菌中毒症と呼ん
でいる。マイコトキシンによる中毒症は人類の歴史と共に発生して
いたと考えられる。マイコトキシンによる人の病気に関する最も古
くから知られているものは,麦角菌による中毒である。国内でマイ
コトキシンが注目を浴びるようになったのは,1953年輸入米によっ
て起こった黄変米事件である(角田,1953)。この事件を契機とし
て,我が国におけるマイコトキシンの研究が軌道に乗ってきたので
ある。マイコトキシンがさらに世界的に注目され,マイコトキシン
に関する研究に対しあらゆる意味で新しい時代の扉を開いたのがア
フラトキシンの発見である。

2.それぞれのマイコトキシンについて

 現在までに化学構造の明らかになったマイコトキシンの数は,
300を超えている。ここでは主要なマイコトキシンについて掲載し
た。

1)アフラトキシン
2)ステリグマトシスチン
3)オクラトキシン
4)パツリン
5)フザリウム・トキシン
【1】トリコテセン系マイコトキシン A.デオキシニバレノール
【2】ゼアラレノン
【3】フモニシン

http://www.shokusan.or.jp/haccp/hazardous/2_1_kabidoku.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 カビ類が作る物質のうち、他の微生物にとって毒になるものが抗
生物質と呼ばれ、人間に毒になるものがカビ毒と呼ばれます。

 なかなかよいことばかりはないものだ、というのが感想ですね。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 今日はこどもの日です。孫に何か買ってやらなければ…。

 このところ体調もよくなってきて、そういえば若い頃からこの季
節は特に元気がよかったことを思い出しました。昨年、大連からな
かなか帰れなかったという事件があって、あれ以来調子がよくなか
ったのですが、ようやく復活してきました。孫のおかげという説も
ありますが。

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