安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>698号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------697号--2013.03.24------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「Q&A」「遺伝子組換え食品及び添加物」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 前回紹介した上海の事件の続報です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 中国・上海市内を流れる黄浦江でブタの死骸が大量に見つかって
いる問題で、国営メディアは18日、回収された死骸が計1万3000匹
を超えたと報じた。一方、死骸の「出所」をめぐっては謎が深まっ
ている。

 上海市の飲料水源の22%を担う黄浦江にブタの死骸が流れてくる
ようになったのは、今月初めのこと。上海日報によると、上海市当
局はこれまでに9460匹のブタの死骸を引き上げたとし、新華社通信
も隣接する浙江省でさらに3601匹が回収されたと伝えている。

 上海当局は、上流の浙江省嘉興市にある養豚場が病気で死んだブ
タを川に投棄したと非難しているが、嘉興市当局は同市内で死骸を
投棄した可能性がある養豚場は1か所しか見つかっていないとして、
他地域でも投棄が行われているのではと述べた。

 上海日報によると、上海市当局では最初にブタの死骸が見つかっ
た市南西部の松江(Songjiang)区にある養豚場を調査したが、投
棄の証拠は見つからなかったという。

 中国農業省の主任獣医師、于康震氏は、今回の事件の背景には養
豚業者が法律に疎いことや、制度不備に基づく行動規範の欠如、さ
らには行政側の管理不行き届きなどがあると指摘。また今春は例年
より寒冷なため死亡するブタが多いと述べ、疫病のまん延について
は否定的な見方を示した。

 ブタは中国国内での主要な食材であるために、事件をめぐっては
食の安全への懸念が広がっている。中国では病気で死んだ家畜の肉
が流通したり、法律を無視した形で廃棄されることがあり、死骸が
大量に回収された今回の問題では、畜産物規制が守られていない現
状が露呈した。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/environment/2934457/10455743
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 結局、どうなっているのかわかならい…ということでうやむやに
なりそうですね。

 こんなことで驚いていては中国では暮らしていけないようです。
しかし、水も空気も汚染された中国では、既に大規模な健康被害が
発生しているのではないかと思います。

 カネのためなら死んでもよい!と思っている人ばかりではないで
しょうが、飢え死にするより公害で死んだ方がマシだ、と思ってい
る人が多いと、どこかの記事に書いてありました。

 さて、日本では昨年の食中毒事件のまとめがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

食中毒で死亡、12年は11人 厚労省まとめ

2013/3/18 19:51

 2012年に食中毒で死亡した人は11人だったことが18日、厚生労働
省の集計で分かった。11人中8人は腸管出血性大腸菌O57で死亡し
ていた。厚労省は「死者数は前年と同人数で高い水準。腸管出血性
大腸菌は重症化しやすいので注意してほしい」と呼びかけている。

 O157に感染した8人は、いずれも昨年8月に起きた、札幌市の
食品会社が製造した浅漬けを原因とする集団食中毒で死亡。ほかの
3人は山菜と間違えてトリカブトを食べたことなどによる、自然毒
を原因とする食中毒だった。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1803O_Y3A310C1CR8000/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 O157で8人、自然毒で3人が死んでいます。そのO157も、
前年よりは減っているという記事もありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

腸管出血性大腸菌感染症、2010年から2012年にかけて約75%減少

 牛の生肉や牛の生レバーに規制がかけられた結果、腸管出血性大
腸菌感染症は、2010年から2012年にかけて、およそ75%減ったこと
が、厚生労働省の調査でわかった。

 牛の生食をめぐっては、2011年に牛の生肉が規制され、2012年に
牛の生レバーが禁止されている。

 厚労省によると、この規制を受け、牛の生肉や生レバーを食べて、
「O157」などに感染したことによる腸管出血性大腸菌感染症は、
2010年には219人だったが、2012年は55人と、75%減少したという。

http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00242417.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 55人がO157食中毒になり、そのうち8人が死んだわけです。
やはりずいぶんと死亡率が高いものです。

 O157は菌数としては少なくても食中毒になります。汚染原因
からなくす努力も必要ですが、できるだけ生で食べないという自衛
策も必要ではないかと思います。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@
kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.ショートニングについて、教えてください。ショートニングは、
身体によくないと言われていますが、現状としては、ファストフー
ドの揚げ油や、お菓子などに未だに多く使われているようです。

 なぜ身体によくないのですか?また、どの程度、身体によくない
のですか?(摂取許容量などはあるのですか? マーガリンと比較
して、どのくらい悪者なのでしょう?)

 さらに、諸外国での対応も気になります。(規制されていたりす
るようですが、具体的な対応がわかれば、知りたいです。)またな
ぜ、日本では規制されないのでしょう。

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A.ショートニングはパンやお菓子によく使われる油脂です。以下
の説明が分かりやすいと思います。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 ショートニング(shortening)は『サクサクさせる、ポロポロに
する』という意味を持つ、植物、動物油脂を原料とした練りこみ専
用の固形油脂として開発されました。

 窒素ガスを混入した固体状以外にも液体状や粉末状のものも生産
されていて、水分や乳成分を含まず、ほぼ100%が油脂成分で香り
はほとんどありません。白色で無味無臭の油脂です。

 ショートニングは、19世紀末のアメリカで、ラードの代用品とし
て生まれ、ラードコンパウンド(ラードの代用品)とも呼ばれてい
ました。

 現在の「ショートニング」という名称は、パン、ビスケットなど
の原料として使用した場合、その口あたりをよくし、もろさを与え
るという意味の英語(shorten)からきています。

 ショートニングには味がないためそのまま食べることはなく、そ
の食品のおいしいさを引き出すための欠かせない存在として、焼き
菓子やパンに練りこんで使われるのはもちろん、意外と知られてい
ないアイスクリームやフライ用としての用途があります。

 常温における伸びのよさ、生地への混ざりやすさなどに優れてい
て、名前の意味のようにクッキーやビスケットなどはサクサク、ポ
ロポロとした軽い食感を出すことができるため、お菓子作りには欠
かせないものとなっています。

http://www.j-margarine.com/kiso2/short.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 味は違いますが、栄養的にはマーガリンと同類と考えてよいでし
ょう。

 パンやお菓子にショートニングを使わないということは考えられ
ません。したがって、ショートニングを使っているかどうかより、
どんなショートニングを使っているかと考えた方がよいですね。

 「体に悪い」というのは一部の人がそう言っているだけで、特に
毒性があるということはありません。栄養的には脂肪ですので、あ
まり多いと問題ですが、通常の範囲なら問題ありません。

 一部で問題にされるネタは「トランス脂肪酸」と呼ばれる、本来
は存在しない脂肪酸ができてしまう、という問題です。

 植物性油脂は多くの場合、常温で液体です。これは不飽和脂肪酸
が多いためです。ショートニングはラードの代用品からスタートし
ているので、不飽和脂肪酸を減らして、常温では固体の状態にする
必要があります。

 一般的には水素添加と言って、不飽和脂肪酸を飽和脂肪酸に変え
るのですが、そのとき残った不飽和脂肪酸の一部が本来の「シス型」
から「トランス型」に変性します。

 このトランス型の不飽和脂肪酸は栄養的に問題があり、摂取量が
多いと心臓などによくないとされています。

 アメリカは肥満と心臓病が国民病なので、トランス脂肪酸につい
てもできるだけ減らすように努力しています。また、一部の酪農国
ではバター振興の意味もあって、マーガリンの使用を抑制している
という話もあります。

 日本では脂肪の摂取量が少なく、トランス脂肪酸も問題になるほ
ど摂取していませんので、特に規制はされていません。しかし、ア
メリカ人なみの食生活と体型の人については注意が必要です。この
場合も、トランス脂肪酸のみが問題になるのではなく、脂肪摂取量
全体を問題にすべきなのですが。

 最近では原料や製法を変えて、トランス脂肪酸を少なくしたショ
ートニングも出回っていますが、普通の日本人にとっては、特に問
題とする必要はない、というのが回答です。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「遺伝子組換え食品及び添加物」
------------------------------------------------------------

 江崎グリコが遺伝子組み替え技術を使用した添加物の製造許可を
とったというニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 2013年3月15日付けで厚労省は、国内における遺伝子組み換え微
生物を利用した食品や添加物の製造施設としては最初となる、江崎
グリコの施設を承認した。公表されたリストでは、施設の所在地は
明らかになっていない。また、施設の確認日は2012年7月20日とな
っている。

 2004年以降、安全とされた遺伝子組み換え微生物による添加物は、
2012年2月と4月に相次いで承認された、江崎グリコによるBR151株
を利用して生産された2種類のα-グルコシルトランスフェラーゼの
みである

 この酵素は、デキストリンなどの高分子糖質を製造するために使
用される。生産性及び品質向上のため、この酵素を生成する細菌の
遺伝子を、遺伝子組み換え技術により別の細菌に組み込んでいる。
この組み込み遺伝子には、2種類の抗生物質耐性遺伝子が含まれて
いる。細菌自体は、精製過程で濾過され排除されるものの、生成さ
れるα-グルコシルトランスフェラーゼは従来品とアミノ酸配列が
異なっている。

 2001年の厚労省告示により、遺伝子組み換え微生物を利用して製
造する食品と添加物については、基準を適合した製造施設が必要と
され、基準に適合していることの確認が必要とされている。

 2003年までに承認された14種類の遺伝子組み換え微生物による添
加物は、すべて輸入品であり、国外の製造施設について告示は、
「基準と同等又はそれ以上の水準の管理がなされている場合は、当
該基準に適合しているものとみなす」としている(告示第4条)。

 この承認済みの16品種以外に、50品種の遺伝子組み換え微生物を
利用して製造された添加物が承認されている(2012年9月24日現在)。
これらは、高度精製品などの理由により、遺伝子組み換え技術を応
用した食品及び添加物に「該当しない」とみなされている。

http://organic-newsclip.info/gmo/gmo_tenkabutu.html#13031501
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この記事から、厚労省が発表している遺伝子組み替え技術使った
食品と添加物のリストがリンクされています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

安全性審査の手続を経た旨の公表がなされた遺伝子組換え食品及び
添加物一覧

厚生労働省医薬食品局食品安全部
平成25年2月26日現在


食品
(217品種)

添加物
(16品目)

■アミラーゼ

TS-25 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2001.3.30

BSG-アミラーゼ 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2001.3.30

TMG-アミラーゼ 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2001.3.30

SP961 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2002.2.21

LE399 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2005.10.31

SPEZYMEFRED^(TM) 耐熱性向上
ジュネシコア協和株式会社(米国)2007.4.12

■キモシン

マキシレン 生産性向上
株式会社ロビン(オランダ)2001.3.30

カイマックス キモシン生産性
株式会社野澤組(デンマーク)2003.6.30

■プルラナーゼ

Optimax 生産性向上
ジュネシコア日本支店(米国)2001.3.30

SP962 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2002.2.21

■リパーゼ

SP388 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2001.3.30

NOVOZYM677 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2003.6.30

■リボフラビン

リボフラビン(ビタミンB2生産性向上)
ロシュ・ビタミン・ジャパン株式会社(スイス)2001.3.30

■グルコアミラーゼ

AMG-E 生産性向上
ノボザイムズジャパン株式会社(デンマーク)2002.7.8

■グルコシルトランスフェラーゼ

6-α-グルカノトランスフェラーゼ 生産性向上 性質改変
江崎グリコ株式会社 2012.2.15

4-α-グルカノトランスフェラーゼ 生産性向上
江崎グリコ株式会社 2012.4.10

http://www.mhlw.go.jp/topics/idenshi/dl/list.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 最後の二つには国名が書かれていませんが、当然日本ということ
でしょう。添加物としては以上の16種類です。

 ただし、記事にもあったように、これ以外に50種類が遺伝子組
み替え技術は使っているがリストに掲載されていないということで
す。

 食品の217品目は以下のようになっています。

じゃがいも(8品種)
大豆(12品種)
てんさい(3品種)
とうもろこし(145品種)
なたね(18品種)
わた(27品種)
アルファルファ(3品種)
パパイヤ(1品種)

 以下にリストを簡単にして紹介してみます。まずじゃがいもから。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

じゃがいも
(8品種)

ニューリーフ・ジャガイモ BT-6系統 害虫抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2001.3.30

ニューリーフ・ジャガイモ SPBT02-05系統 害虫抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2001.3.30

ニューリーフ・プラス・ジャガイモ RBMT21-129系統 害虫抵抗性
ウィルス抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2001.9.14

ニューリーフ・プラス・ジャガイモ RBMT21-350系統 害虫抵抗性
ウィルス抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2001.9.14

ニューリーフ・プラス・ジャガイモ RBMT22-82系統 害虫抵抗性
ウィルス抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2001.9.14

ニューリーフY・ジャガイモ RBMT15-101系統 害虫抵抗性
ウィルス抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2003.5.6

ニューリーフY・ジャガイモ SEMT15-15系統 害虫抵抗性
ウィルス抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2003.5.6

ニューリーフY・ジャガイモ SEMT15-02系統 害虫抵抗性
ウィルス抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2003.6.30

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 やはりモンサントばかりだな、という印象ですが、全体としては
そうでもないのです。次は大豆です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

大豆
(12品種)

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国) 2001.3.30

高オレイン酸形質
デュポン株式会社(米国) 2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ) 2002.7.8

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ) 2002.7.8

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国) 2007.11.12

除草剤耐性
デュポン株式会社(米国) 2012.7.19

高オレイン酸形質
デュポン株式会社(米国) 2010.6.30

害虫抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2011.3.18

害虫抵抗性 除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国) 2011.6.13

高オレイン酸形質 除草剤耐性
デュポン株式会社(米国) 2012.2.15

低飽和脂肪酸 高オレイン酸 除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国) 2012.9.25

除草剤耐性
BASFジャパン株式会社(ドイツ)2012.12.4

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 アメリカではモンサントの他にデュポンが出てきます。ドイツの
会社もあります。次は甜菜の3種類です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

てんさい
(3品種)

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ) 2001.3.30

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)
Syngenta Seeds AG(スイス)2003.5.6

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)
KWS Saat AG(ドイツ)2003.6.30

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 会社名が二つになっているのは、スイスやドイツで作られた品種
を、日本モンサント社が申請しているという関係のようです。

 次はナタネです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

なたね
(18品種)

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国) 2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性 稔性回復性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性 稔性回復性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2001.3.30

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)2001.9.14

除草剤耐性 雄性不稔性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2011.3.2

除草剤耐性 稔性回復性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2011.3.2

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2011.3.2

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ここはドイツの会社ばかりですね。次はワタの27種類。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

わた
(27品種)

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)2001.3.30

除草剤耐性
ストーンビルペディグリードシード゙社(米国)2001.3.30

除草剤耐性
ストーンビルペディグリードシード゙社(米国)2001.3.30

害虫抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2001.3.30

害虫抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2001.3.30

除草剤耐性
ストーンビルペディグリードシード゙社(米国)2001.3.30

害虫抵抗性
日本モンサント株式会社(米国)2002.10.1

害虫抵抗性 除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)2003.6.30

害虫抵抗性 除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)2003.6.30

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2004.6.28

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)2005.4.7

害虫抵抗性 除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)2005.4.7

害虫抵抗性 除草剤耐性
ダウ・ケミカル日本株式会社(米国)2005.9.5

害虫抵抗性 除草剤耐性
ダウ・ケミカル日本株式会社(米国)2005.9.5

害虫抵抗性 除草剤耐性
ダウ・ケミカル日本株式会社(米国)2005.10.6

害虫抵抗性 除草剤耐性
ダウ・ケミカル日本株式会社(米国)2006.1.11

害虫抵抗性 除草剤耐性
ダウ・ケミカル日本株式会社(米国)2006.2.14

害虫抵抗性 除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)
Monsanto Company (米国) 2006.8.15

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2010.1.21

除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2010.4.15

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国) 2010.10.8

害虫抵抗性
日本モンサント株式会社(米国) 2010.10.8

害虫抵抗性 除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2010.10.8

害虫抵抗性 除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2010.10.8

害虫抵抗性 除草剤耐性
バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)2012.7.10

害虫抵抗性
シンジェンタジャパン株式会社(米国)2012.7.19

害虫抵抗性
シンジェンタジャパン株式会社(米国)2012.7.19

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 マイナーな作物もあります。、アルファルファはたぶん飼料用と
思うのですが、3種類あります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

アルファルファ
(3品種)

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)Forage GeneticsInc.(米国)
2005.10.14

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)Forage GeneticsInc.(米国)
2005.10.14

除草剤耐性
日本モンサント株式会社(米国)Forage GeneticsInc.(米国)
2005.10.14

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ハワイのパパイヤは企業ではなくて、産業協会が申請しています。
ウイルス対策の切り札として登場したものです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

パパイヤ
(1品種)

パパイヤリングスポットウイルス抵抗性
ハワイパパイヤ産業協会(米国) 2011.12.1

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 トウモロコシは全体の2/3を占めていて、多すぎるので省略で
す。申請した会社名だけを拾ってみました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

とうもろこし
(145品種)

シンジェンタシード株式会社(スイス)

日本モンサント株式会社(米国)

バイエルクロップサイエンス株式会社(ドイツ)

ダウ・ケミカル日本株式会社(米国)

デュポン株式会社(米国)

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この5社で遺伝子組み替え作物のほとんどを占めています。

 さて、遺伝子組み替え食品の数をもう一度掲載します。

じゃがいも(8品種)
大豆(12品種)
てんさい(3品種)
とうもろこし(145品種)
なたね(18品種)
わた(27品種)
アルファルファ(3品種)
パパイヤ(1品種)

 この8種類の作物しかありません。このうち、ナタネ、ワタは油
脂原料、甜菜は砂糖の原料、トウモロコシ、アルファルファは飼料
用です。じゃがいもも遺伝子組み替えのジャガイモが店で売られて
いるわけではなく、可能性としてはデンプンの原料として使われる
くらいでしょう。大豆もほとんどが加工食品の原料です。

 とすると、私たちが直接消費できるのは、パパイヤだけというこ
とになります。

 遺伝子組み替え技術そのものは私の息子も大学で実権をしてレポ
ートを書いていました。つまり今や学生でも普通にできることです。

 品種の固定の方が難しくて、商業的に成功するのはさらに難しい
のです。

 安全性に関しては他の手法による育種では安全性審査そのものが
ありません。現在までに知られている情報では、危険性を示すもの
はないようです。

 今まで欧米企業の独占だったこの分野に、江崎グリコが地味に参
戦してきたわけですが、日本の企業が本格的に参入していける見込
みは、残念ながらないでしょうね。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 TPP反対!と言っている人たちの中に、BSEや遺伝子組み替
えの問題を根拠としてあげている人がいます。私もTPPは加入し
てもメリットがないと思うので反対なのですが、その理由にこんな
のが入っているとちょっとがっかりします。

 それはオスプレイなどと同じで、単なる反米ネタです。TPPは
反対だけれど、安全保障と科学的な根拠については別に議論したい
ものです。

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