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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------689号--2013.01.20------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「2012年の食中毒事件」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 まず、前回紹介した、石垣島の「長命茶」に回収命令が出ていま
す。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

キダチチョウセンアサガオが混入した石垣島産野草茶(長命草)の
回収命令等について

 八重山保健所管内の施設で製造販売したキダチチョウセンアサガ
オが混入した「石垣島産野草茶(長命草)」による食中毒が発生し
たとの報告を受けて、当該品の回収等を命じたので、下記のとおり
お知らせします。

○回収命令の内容[石垣島産野草茶(長命草)]

1.製造販売者
氏名:糸数 定(屋号:糸数商店)
製造所所在地:沖縄県石垣市伊原間26-13

2.回収命令対象品

(1) 商品名:石垣島産野草茶 長命草

(2) 形態及び内容量:合成樹脂製袋(約130g/袋)

※当該品には一般的な食品表示が無く、「石垣島産野草茶 長命草」
とのシールまたは、容器包装に直接「長命草」と書かれている

(3) 賞味期限:なし

(4) 当該品画像:別添

3.違反内容

食品衛生法第6条第2号

4.製造数量

30パック(推定)

5.販売先及び販売量

一般客へ11袋(推定)

6.回収先及び連絡窓口

(略)

7.その他

 回収命令とあわせて、当該品の店舗在庫品の廃棄命令、その他必
要な措置命令(原材料採取場所からのキダチチョウセンアサガオの
撤去)を行っております。


http://www.pref.okinawa.jp/site/kankyo/seikatsueisei/syokuhin_nyuniku/cyomeiso-cha.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 次は外国の話ですが、今、イギリスとアイルランドで「馬肉」の
混入がニュースになっています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 英国の大手スーパーで販売されていたビーフハンバーガーの肉に
馬肉が含まれていたことが15日、明らかとなった。

 馬肉が含まれていたのは、英スーパーマーケット最大手テスコと
冷凍食品専門スーパー、アイスランドの英国およびアイルランドの
店舗でビーフバーガーと称して販売されていた冷凍バーガー。アイ
ルランド食品安全庁が15日、馬肉の混入について発表したことで明
らかになった。

 このほかアイルランド小売最大手ダンズ・ストア、欧州系スーパ
ーのリドルとアルディのアイルランド店舗で販売されていた冷凍バ
ーガーにも馬肉が含まれていた。

 アイルランド食品安全庁によると、検査した27製品中、10製品か
らウマのDNAが見つかった。このうち9製品の馬肉含有率は0.3%以
下だったが、テスコの低価格ブランド「Everyday Value」の冷凍ビ
ーフバーガーには29.1%もの馬肉が含まれていた。ブタのDNAも23
製品から検出されたという。

 馬肉がみつかったハンバーガーはアイルランドの2工場と英北部
の1工場で生産されたものだという。 

 この問題についてアイルランドのサイモン・コベニー農業食料相
は、オランダとスペインから輸入した原材料に原因があるとの見方
を示している。

 馬の肉はアジアおよび中南米、さらには一部欧州の国でも食べら
れているが、英国やアイルランドでは馬肉を食べる文化がないため、
両国の消費者にとっては到底受け入れがたいことのようだ。

 事態を受け、デービッド・キャメロン首相は16日の議会で、「極
めて不快なニュース」と懸念を表明し、食品基準庁に調査を指示し
たことを明らかにした。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2921496/10118673
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 あちらは競馬の本場です。馬肉と言えばやはり競馬の馬から来て
いるのか?と考えそうですが、さっそくこういう声明が出されてい
ます。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 英国競馬統括機構(BHA)は今週の水曜日に、イギリスとアイルラ
ンドのスーパーマーケットで販売されていた牛ひき肉に馬肉が混入
されていたことが発覚した事件と競馬とは何の関連性もないことを
強く主張した。

http://eurace.jp/news/summary/id/940
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 さきほどの記事でも、「オランダとスペインから輸入した原材料
に原因」と書かれていました。

 そちらの方が可能性が高いのでしょうが、地元の競馬の馬の肉だ
ということになったら、社会的に問題が大きすぎますね。

 以下はそのあたりに関する、獣医師のブログ記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 アイルランド食肉安全当局が、英国およびアイルランドで最近行
った食用“牛肉”製品の検査では、対象となった27品目のうち、実
に10品目(37%)から馬のDNAが検出され、これらの製品に馬肉が混
入したのではないか?、という物議をかもし出しています。英国で
は食用馬肉の屠畜と消費は禁じられていないため、同じ加工施設内
で処理された馬肉からDNAが混入した可能性があると報じられてお
り、更なる検証が実施され始めているようです。今回の検査では、
85%(23/27製品)の検体から豚のDNAが検出されており、この事か
らも、肉処理過程でのDNA粒子の混入の可能性が高いような気がし
てします。

 興味深いのは、今回のヨーロッパでの事例に対して、遠く離れた
米国の地でも、乗馬関係や一般のメディアによって、このニュース
が大きく取り上げられており、馬肉食が忌避されている米国の風潮
が、如実に読み取れるなぁと感じました。開拓民族という文化や考
え方が強い米国では、馬という動物は「生活の友」、もしくは「戦
友」という見方がされているという印象があり、馬を食べる事に対
して、かなりの嫌悪感や抵抗感を持つ風潮があるようです。これは、
日本を含めた先進諸国において、ペットとしての犬が家族同様に生
活しているため、犬を食べる習慣を持つ国に対して違和感を持つ事
に、少し似ているような気がしてしまいます。

 日本でも、乗馬や競馬に携わる人達の中には、馬肉を食べる事を
嫌う方もいらっしゃると思います。その一方で、競馬から下りてく
る馬の受け皿が限定的である日本では、「用途変更」という名目で
食用になっている馬の数が比較的に多いと推測される、という現実
があります。「ホースマンは馬を食するべきではないのか?」とい
うのは、未だに論議の尽きない課題なのかもしれません。

http://blog.goo.ne.jp/rowdy_pony/e/2d82ea52d561c29fcd1b56d73b444dfc
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 そういえば大連にもときどき、「狗肉」の看板を見かけます。韓
国系のレストランですが、さすがに私は遠慮しています。

 日本では「馬刺し」を食べますが、イギリスあたりに行くとその
話はしない方がよいのだとか。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 馬肉が混入していたからといって、健康被害の心配はないとされ
る。ただ、馬刺しを食する習慣のある日本と違い、英国人にとって、
馬は古くから人間の生活と共にして来たものでペット以上の存在で
食用にすることは禁忌とされている。英国人に対し「日本人は馬刺
しを食べる」と説明しようものなら、二度と口を聞いてもらえなく
なるかもしれない。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0117&f=column_0117_028.shtml
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 微量の豚肉DNAを検出というのはたぶん製造工程での混入でし
ょう。

 DNA検査はこのごろやたらと精度が高いので、あまり微量を問
題にしても仕方ないように思います。

 以下は検査機関からの情報です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 2007年6月に発覚しましたミンチ肉偽装事件を受け、食品中のミ
ンチ肉の定量系に対する社会的ニーズが極めて高まっています。そ
のため食の安全・安心の確保のために適正な食品表示や偽造防止の
ための検出系が必要とされています。このたび、国立医薬品食品衛
生研究所を中心とするチームによって、豚肉・牛肉・鶏肉・羊肉・
馬肉を迅速にかつ定量的に検出することが可能なReal-Time PCR法
が確立されました。検出システムとして最適化されたプライマー・
プローブ配列や反応条件等、あるいは、擬似混入系での検出限界等
を公開いたしますので、保健所や食品分析機関でのモニタリングを
はじめ広く検査に活用いただきたいと思います。

 リアルタイムPCR法を利用して、食品中に含まれる食肉(豚肉・
鶏肉・牛肉・羊肉・馬肉)DNAの高感度かつ迅速な定量検知法を開
発しました。

 各畜種のチトクロームbがコードされた遺伝子上で、表に示すよ
うなプライマー対およびTaqManプローブを設計することで、特異性
の高い検知法となっております。

http://www.appliedbiosystems.jp/website/jp/applinavi/navisa.jsp?APCD=61&APMCD=451&APSCD= 471
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 DNA検査は通常の成分検査とは違って、「増殖」工程を含みま
すので、やたらと高精度になるのです。

 検査の精度とその扱い方については、まだまだ研究が必要なよう
に思います。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@
kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「2012年の食中毒事件」
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 昨年の食中毒事例のまとめが出ています。

平成24年(2012年)食中毒発生事例(速報)
http://www.mhlw.go.jp/topics/syokuchu/04.html

 Excelの表に詳細なデータが記載されているのですが、とりあえ
ず都道府県別の集計です。

 数字は最初が件数、後は患者数です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

北海道  21  354
青森県  9  264
岩手県  9  226
宮城県  8  228
秋田県  6  52
山形県  23  260
福島県  0  0
茨城県  18  264
栃木県  9  605
群馬県  10  191
埼玉県  19  557
千葉県  15  60
東京都  112  1,554
神奈川県 25  514
新潟県  2  87
富山県  14  284
石川県  16  680
福井県  9  23
山梨県  14  530
長野県  1  15
岐阜県  20  566
静岡県  9  276
愛知県  23  617
三重県  13  323
滋賀県  16  308
京都府  16  749
大阪府  45  555
兵庫県  18  314
奈良県  4  99
和歌山県 0  0
鳥取県  11  93
島根県  11  658
岡山県  10   115
広島県  30  448
山口県  8  201
徳島県  0  0
香川県  15  410
愛媛県  10  212
高知県  4  131
福岡県  24  471
佐賀県  2  79
長崎県  7  122
熊本県  4  89
大分県  3  29
宮崎県  4  191
鹿児島県 4  41
沖縄県  0  0
国内不明 111  293
国外   3  76

合計   765 14,214

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 死者数も記載があるのですが、次の1件だけですので、省略して
います。

3月20日 長崎県 アオブダイ 患者数3 死者数1

 死者1名と聞いて、あれっと思いませんか?昨年来、ノロウィル
スによってかなりたくさんの死者が出ていると報道されていました。

 あれはどうなっているのか?と不思議に思いました。病院での集
団感染などは感染症の扱いで、食中毒ではないのですね。

 一昨年はO157によって食中毒による死者がたくさん出ました。
この間の死者数の推移については、以下のところにグラフがありま
す。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 食中毒による死者数の推移をグラフにした。

 厚生労働省は各地の保健所からの食中毒報告を都道府県を通じて
毎年食中毒統計として集計している。

 日本の高度経済成長期の成果の1つは食中毒事件による死者数の
減少である。戦前から戦後1960年頃まで食中毒の犠牲者は毎年200
〜300人にのぼっていた。多いときは500人を超え、終戦直後1946年
には1,848人のピークを記録している。

 高温多湿が特徴の日本ではかつては食中毒は日常茶飯事だった。
中高年以上だと、テカテカの黄土色したハエトリ(蠅取)紙が食堂
の天井から幾本もぶら下がっていて、飛び交うハエの死骸が何匹も
貼りついている光景を覚えている人も多かろう。アジア途上国では
今でも食中毒被害は多いと思われる。しかし、その後日本では、下
水道の普及、保健所行政による飲食物管理の徹底、コールドチェー
ンや防腐防菌技術の普及、不衛生店舗の淘汰、国民の衛生感覚の高
まりなどにより食中毒事件は減少、死亡数は激減していくこととな
る。

 衛生国化、清潔国化は1960年頃から大きく進展した。1960年代に
は急速に食中毒死亡者が減少し、1970年代中頃は数十人レベル、そ
して1980年代後半からは10人未満の年も珍しくなくなった。

 O157による集団感染が大きな社会的事件となった1996年以降、10
人以上の食中毒死亡者が出る年は、腸管出血性大腸菌O157(あるい
はO111)による食中毒事件が発生した年に限られている。

 2009〜10年には食中毒による死者がゼロ人と統計開始以来の快挙
となった。

 2011年には、焼肉酒家えびすが起こした牛肉刺身ユッケ食中毒事
件による死者が5名、その他、団子・かしわ餅、及び高齢者施設の
食事が原因の食中毒で2名の高齢者が亡くなったが、この3件、7人
の食中毒死亡者の原因は腸管出血性大腸菌O111、O157によるものだ
った。その他の原因による4名を加えて食中毒の死者数は11名だっ
た。

http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1964.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 グラフをみていると、1960年から90年くらいまでの、急激な減り
方は感動的です。ほとんどゼロ、というのが常態になろうとしてい
ましたが、一昨年のO157はその流れを変えてしまいました。

 表から、いくつかの集計をしてみました。

 まず最初は場所の集計です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

その他              16  1,147
不明               117  652
事業場-その他           11 183
事業場-寄宿舎           1  14
事業場-給食施設-事業所等     10  294
事業場-給食施設-保育所       6  239
事業場-給食施設-老人ホーム     7  150
仕出屋              25  1,861
学校-その他            9  450
学校-寄宿舎            4  235
学校-給食施設-単独調理場-幼稚園  1  78
家庭               72  212
旅館               35  1,420
病院-給食施設           2  40
製造所               4  209
販売店              14  147
飲食店              431  6,883

合計               765  14,214

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「家庭」が少ないですが、実際にはこの何倍も発生しているのに、
食中毒事例として報告されないことが多いのだと思います。

 どうも日本の食中毒事例数は過少ではないか?という疑いがある
のです。

 それに関連して、こんな記事がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

韓国,食中毒患者統計でたらめ

-------------------------
 食中毒で診療受けた患者数が食品医薬品安全庁が集計した食中毒
患者数の 60倍を越える など食品医薬品安全庁の統計管理が不実
に成り立っているという主張が 30日申し立てられた.
-------------------------

 このデータに関心をもったのは,公式には韓国の食中毒者数より
も日本のそれのほうが多いからです。日本人がいくら生ものをとる
機会が多いとはいえ,韓国の衛生状況を考えればおかしな話である
と私はずっと思ってきました。

例えば,
     韓国    日本
2002____2,980人____27,629人
2003____7,909人____28,478人

 その疑問がこの記事で解消しました。60倍違う,ということは
食中毒患者を報告する習慣が殆どない,ということなのでしょう。

http://blog.goo.ne.jp/debuo2006/e/92dc24645bd5417e15625aacb1670932
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 韓国ではよほどのことがない限り、食中毒として報告されないよ
うですが、日本でも事情は似たようなものです。実際には統計より
もはるかに多くの食中毒が発生しているはずです。

 次は原因別の集計です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

その他                   83  368
ウイルス-その他のウイルス          8  434
ウイルス-ノロウイルス           242 7,280
不明                    26 1,060
化学物質-化学物質              12  124
細菌-その他の病原大腸菌           4  161
細菌-その他の細菌              3   66
細菌-ぶどう球菌               38  788
細菌-ウェルシュ菌              20 1,399
細菌-エルシニア・エンテロコリチカ      2   96
細菌-カンピロバクター・ジェジュニ/コリ  220 1,511
細菌-サルモネラ属菌             29  486
細菌-セレウス菌               2   4
細菌-ナグビブリオ              1   1
細菌-ボツリヌス菌              1   2
細菌-腸炎ビブリオ              8  107
細菌-腸管出血性大腸菌(VT産生)      13  181
自然毒-動物性自然毒             17   29
自然毒-植物性自然毒             36  117

合計                    765 14,214

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ノロウィルスが圧倒的に多いですが、食中毒とされていない感染
事例も多いですし、予防の観点からも、他の食中毒の原因とは違う
ように思います。

 その他では、ウェルシュ菌とカンピロバクターが目立っています。

 かつてのチャンピオンだった腸炎ビブリオは本当に少なくなりま
した。サルモネラも目立たなくなってきています。

 原因食から、目立つものを拾っていると、こんな感じです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

生カキ   26  315
フグ    9   11
ヒラメ   28  269
シメサバ  10   11
有毒植物  8   15
有毒キノコ 20   62
生肉    36  249
生野菜   3   60

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 カキはノロウィルスでしょうが、ヒラメが多いのが目につきます。
例の「クドア」でしょうが、先の原因別では「その他」のところに
入っています。

 フグが9件ありますが、死者は出ていません。何となくフグにあ
たれば即死のように思っていましたが、このあたりはフグの食中毒
が多いというべきか、少ないというべきかよくわかりません。

 死者の出たアオブダイはもちろんその一件だけでした。

 キノコも相変わらず多いですし、「有毒植物」ではスイセンが目
立ちました。ニラと間違えてスイセンの葉を食べた…という事件も
ありましたね。

 生肉では実は鶏肉が多いのです。生の鶏肉→カンピロバクターと
いうのがメインルートです。

 生レバーは7月に禁止される直前の、駆け込み需要のときに集中
して出ています。

 生レバーを食べると一定の率で食中毒が発生する、ということを
はからずも実証してしまいました。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 昔、ある生協の職員で、生協の鶏肉は新鮮だから生でも食べられ
る…と言って、生で食べて見せるのを得意技にしている人がいまし
た。危ないからやめろ、と何度も言いましたが、運良く食中毒には
ならなかったようです。

 知らないというのは強いものですが、食中毒の危険性も知らずに、
食品の専門家のような顔をするのはどうにも困ったものです。食中
毒の報告を呼んでいて、そんな昔のことを思い出しました。20年く
らい前の話です。

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