安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>651号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------651号--2012.04.29------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「アメリカでBSE牛を発見」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 こんなメールをいただきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 去年のユッケ事件は 安い→あやしい とゆう図式も可能性ありま
すよね?

 たとえば 神戸牛などのブランド肉やそこそこ高級な牛肉ならば、
すきやきや焼き肉をするとして 肉にO157は付着していないとかん
がえれますでしょうか?

 グリーンコープの牛肉は比較的病原性大腸菌は検査をきちんとし
ているとも聞きましたが、真実でしょうか?

 焼肉屋にいくのがこわい私に、主人が「あそこは神戸牛しかおい
てないから大丈夫」というのですが…

姑も肉をさわっても手洗いしないのでさりげなく注意をしたら、
あの肉は高いからそんな大変な菌はついてない!といわれました…

 やはり 肉の安全性と値段やブランドは関係あるんでしょうか?
また名前のしれた焼肉屋ならきちんとしていると考えていいんでし
ょうか?

 たとえば、芸能人がよく叙々苑で食べてる場面がテレビでうつり
ますが、明らかに自分のはしで生肉つかんで焼いて、そのはしで食
べていました。焼くのはトングでしょ?と思うのですが 大丈夫なん
ですかね…

 鉄板ではなく、七輪で焼いた方がはしも炎で焼けるからあるいは
菌も死んで安全なのかも、とかも考えます。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 以下のメールも同じ方からで、追加だそうです。内容はほぼ同じ
ですね。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 よく焼肉屋での食中毒がとり沙汰されますが、それはやはり安価
な肉が原因でしょうか?

 旅館などの懐石などで、小さな鍋で肉をいれて食べたり、小さな
ステ〜キがでてきても、それを焼くためのトングもはしもついてき
ませんよね。

 食べてるはしでつかんでいれたり焼いたりします。でもそれから
はO157などに感染したなんて聞かないですよね。それはやはり、神
戸牛などを使っているからでしょうか?

 鍋に先に沸騰したお湯が入っている状態で行うしゃぶしゃぶなど
は、はしも一緒に殺菌される温度だろうから大丈夫なのかなあと思
うんですが、旅館での懐石についてくるステ〜キや小鍋での肉の扱
いは、なぜ箸を別にしろと注意をされないんでしょうか?

 最近は肉自体のブランド力とゆうか、高いみせ、高い肉ならある
程度安心なのかなあと思い、もしそうなら、牛肉に関しては高いも
のを買うことで私の恐怖感が軽減されたらうれしいなあと思います。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 残念ながら、牛肉の価格と食中毒の危険性は全く関係ありません。

 高級肉になる牛は、通常のものより飼育期間が長いので、厳密に
言うと少しリスクが大きいのかもしれない、と思いますが、まあ似
たようなものです。

 このごろはちゃんとした焼肉店では、生肉用の箸やトングを出す
と思います。食べる箸とは別にした方がよいのは当然です。「高い
肉だから大丈夫」というのはナンセンスですね。

 焼肉屋では、生肉を食べないということを忘れない限り、特に問
題はないと思います。昨年の食中毒事件も、普通の焼肉ではなく、
「ユッケ」という生肉を食べる料理だったことを思い出してくださ
い。

 牛肉には一定の確率で、病原性大腸菌が存在します。この率はそ
れほど高くないので、「検査」をして見つからなくても、「安全」
だとは言えません。

 グリーンコープの言っている「検査」がどのようなものかはわか
りませんが、検査をしているから安全ということは言えないのです。

 それなら、牛肉を食べることは危険かというと、そうでもありま
せん。普通に調理した牛肉には何も問題ありません。加熱殺菌され
ているのですから当然ですね。「生」で食べてはいけない、という
だけの話です。

 家庭では、肉と同じ調理器具(包丁、まな板)を使って野菜を切
り、その野菜を生で食べるということには結構危険性があります。

 野菜も「生」で食べるのをやめるのが一番よいのですが、これは
なかなか難しいと思いますので、調理器具を別にするようにしてく
ださい。

 それから、前回の「放射性物質の新基準」について、こんな記事
がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 4月1日から、食品衛生法で定められた放射性物質の規制値が変更
された。これまで1キログラム当たり最大500ベクレルだった暫定規
制値が、最大100ベクレルに厳格化された。

 そもそも放射能検査を厳格化したのは、食品の安全性を国がしっ
かり担保し、情報公開を進めて消費者の不安を払拭するためだった
はずである。ところが、4月1日以降、情報公開は進むどころかかえ
って後退している。

 厚生労働省のホームページを見てほしい。報道発表資料のところ
に「食品中の放射性物質検査の結果について」という項目があり、
検査結果自体はPDFファイルで閲覧できる。

 しかし、それらは自治体から上がってくる検査結果をランダムに
まとめて電子化しているだけ。つまり、具体的にどの地域でどんな
食品を検査し、どのような結果が出たのかを調べるには、バラバラ
にアップされているPDFファイルをいちいち開いて確認しなければ
ならない。この結果は、後にエクセルファイルにもまとめられるも
のの、発表から約2ヵ月後という遅さだ。

 原発事故後、その検査数は累計13万件を超え、報道発表数は4月
17日現在で368報に及んでおり、検査日ごとに1日数百件以上にもな
る検査結果を一つ一つ確認することは不可能に近い。

 実は、3月31日までは、食品流通構造改善促進機構という農林水
産省所管の財団法人が、この厚労省の発表資料からボランティアで
データベースを構築し、情報を更新していた。日付や品目、産地な
どで検索、集計ができ、食品業界関係者や生産者団体、研究者など
の利用もあり、最大で日に1万件ものアクセスがあった。

 だが、今回の規制値厳格化に伴い検査結果が激増するため、対応
し切れず更新を中止、サイトも閉鎖することになってしまった。

 本来、こうしたデータベースなどを整備し、検査結果を閲覧・活
用しやすくする義務は国にあるはずだ。しかし当の厚労省は、「現
段階で、これ以上のシステムを作る計画はない」とにべもない。

 これではせっかくの検査結果を膨大なデータの中に“故意”に埋
没させようとしているとみられても仕方がない。

 今回の規制値厳格化に伴い、各自治体では新たに検査機器を購入
し検査を行っている。わざわざ時間とコストをかけて行った結果を、
国は消費者にしっかりと伝える気がないのか。だとすれば、単なる
金の無駄づかいというだけでなく、消費者の不信感は増幅し、食の
安心はますます遠のくことになる。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 鈴木洋子)

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120424-00017622-diamond-soci
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 政府系サイトの中では、農水省と厚労省のサイトが最低レベルを
争っています。どちらも、情報を提供するという姿勢そのものに問
題があると、常々思っていますので、この意見には全面的に同意で
す。

 山ほどカネを使って、いったい何をやっているんだか…。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@
kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「アメリカでBSE牛を発見」
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 BSE関連で久しぶりのニュースがありました。でも、思ってい
たより報道されていないですね。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

BSE牛 米で6年ぶり 消費者・農家 戸惑い再び

産経新聞 4月26日(木)9時34分配信

 ■非定型 厚労省「輸入緩和に影響なし」

 米国で6年ぶりに確認されたBSE。今回の感染牛は現在も輸入
が規制されている生後30カ月以上の高齢牛で、汚染飼料が原因と
なる従来の形態のBSEではないとみられる。関係省庁は輸入緩和
議論に影響しないとする一方、消費者団体からは不安の声も上がっ
た。

 日本では現在、米国産の牛肉は生後20カ月以下に限り輸入して
いる。ただ、原因となる餌の肉骨粉を各国で禁止するなどBSE対
策が講じられた結果、感染牛は減少しており、厚生労働省は昨年1
0月、輸入規制を緩和する方針を決定。現在、食品安全委員会が輸
入を認める対象を「30カ月以下」に緩和した場合の安全性を検討
している。

 厚労省幹部は「汚染飼料が原因ではない非定型のBSEはまれに
自然発生する。飼料を通じて広がるわけではないため、米国の牛の
管理状況が問われるものでもない」と説明。「今回のケースは(輸
入対象外の)生後30カ月以上の牛でもあり、食安委の議論に影響
は出ないだろう」との見方を示し、「今回の検証は進めるが、厚労
省としてはそれ以上の対応は予定していない」とする。

 BSE問題に詳しい倉敷芸術科学大の唐木英明学長も「非定型の
BSEは、どの国でも発生する可能性がある」と指摘。「日本では
特定危険部位(SRM)の除去など十分な対策が取られており、こ
とさら騒ぐ必要はない」と話している。

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120425/biz12042521520051-n1.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「消費者団体」側の対応はこんな感じです。「農協新聞」の記事
です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 4月24日、米国・カリフォルニア州で4例目となるBSE(牛海
綿状脳症)感染牛が確認されたことを受けて4月27日、JA全中、
生活クラブ連合会、大地を守る会、パルシステム連合会、主婦連合
会の5団体が筒井信隆農水副大臣に緊急要請した。

 主婦連合会の山根香織会長は、今回の感染牛は30か月以上の非定
型BSEで食肉用の流通はなくまったく危険性はないとされている
が、米国産輸入牛肉からはたびたび特定危険部位の混入問題があり
検査態勢や飼料規制などへの信頼は揺らいでいるとして、「感染牛
の正確な月齢・感染経路など詳細な情報提供がないまま日本政府が
特段の措置はいらないとしていることに消費者はとても不信や不安
を抱いている。命に関わる重大な問題なので検証なく影響なし、と
することは問題だ」と説明。

(1)米国から感染牛の正確な月齢など感染経路等の詳細な情報を
収集するとともに米国における検査や飼料規制、トレーサビリティ
など生産管理の実態について調査し消費者等に全て情報開示するこ
と、

(2)現行の日本の飼養管理体制やBSE対策の水準を維持すると
ともに米国産牛肉の輸入検疫を徹底して強化すること、

(3)米国からの政治的な圧力ではなく科学的根拠に基づく十分な
検証と消費者等の理解が得られない限り規制緩和は行わないこと―
の3点を要請した。

 これを受け、筒井副大臣は「20か月以下しか輸入していないこと
から、こういうものの対象にはならないという意味で現在の対策を
変えなければいけないということはない、と官房長官は発言された
と思う。感染経路については明確な連絡がないので厚労省と手続き
をしているところ。肉骨粉を給与したのかなど詳しいことについて
今後明らかにしてもらわないといけない」と述べた。

http://www.jacom.or.jp/news/2012/04/news120428-16830.php
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 毎度おなじみの「消費者団体」に、全中が入っているのが笑えま
す。「国産キャンペーン」に呉越同舟しているわけですが、戦略と
してこれでよいのかな、と人ごとながら心配になります。

 さて、最初の産経新聞の記事にも少し出ていましたが、BSEの
「非定型」ということがあります。

 以下は韓国の新聞の日本語版サイトの記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 米農務省は27日、「牛海綿状脳症(BSE)の感染が判明した
牛は10年7ヵ月の高齢牛」という内容の答弁書を韓国農林水産食
品部(農食品部)に送った。これまでBSEに感染した牛は「月齢
30ヵ月以上の乳牛」とだけ伝えられ、具体的な情報は公開されて
いなかった。また、米農務省は、「問題の牛は(該当個体のみの問
題である可能性が高い)非定型BSEと確認された」ことを繰り返
し明らかにした。この答弁書は、BSE感染牛の月齢、発生場所、
発見の経緯、従来の型かどうかなど、韓国農食品部が25日に送っ
た12項目の質問書に対する回答の形式で送られたものだ。

●米政府「3回の検査で非定型BSEと確認」

 米農務省の答弁書によると、問題の乳牛は、カリフォルニア・ト
ゥーレアリ郡にある乳牛農場で飼育された。この乳牛は、突然足を
引きずって立ち上がることができない症状を見せ、安楽死処分され
た。乳牛の脳のサンプルに検査が3回行われた。

 まず、牛の処理施設でサンプルを採取して1次検査が実施され、
カリフォルニア大学で確認の検査を行われた。最終の検査は、国立
獣医研究所で行われた。

 国立獣医研究所は、サンプルに免疫組織化学染色法(IHC)と
ウエスタンブロット法を行った。免疫組織化学染色法は、脳組織内
の異常プリオンたんぱく質を染色して顕微鏡で観察する方法で、ウ
エスタンブロット法は、異常プリオンたんぱく質を分離して定性的
に分析する方法だ。検査の結果、同研究所は非定型BSEと診断し
た。

http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2012042835708
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 数日のずれはありますが、先の記事の筒井信隆農水副大臣の発言
と比べると、韓国政府の方がよほどしっかりと対応していることが
わかります。

 でも、アメリカ政府と交渉するまでもなく、アメリカの当局のサ
イトに見に行けば、ちゃんと書いてあるのだそうです。民主党政府
にはそんなことができる人もいないようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 米国で4例めのBSE感染牛が見つかったとテレビニュースで聞き、
TPPや、食品安全委員会でリスク評価をしている最中の「米国産牛
肉の輸入緩和措置」についての議論が複雑になるなあ、と思った。
あわてて米農務省(USDA)のウェブサイトを見ると、なんだ、非定
型BSEだと説明してあるではないか。

http://www.foocom.net/column/editor/6398/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 「非定型」BSEについては、こんな記事がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 スクレイピーでは20以上のタイプが見つかっていますが、BSEは
これまで1つのタイプが流行を起こしていると考えられてきました。
しかし、2003年に日本で23ヶ月齢のBSE例のウエスタン・ブロット
のバンドのパターンが従来のBSEと異なることから、非定型BSEと疑
われました。同じ頃イタリアでも非定型BSEが見つかりました。そ
ののち、欧米で非定型BSEが次々に見いだされてきています。

(略)

 トリノのシンポジウムでPaul Brownは、孤発性CJDの発病年齢を
60−65歳、頻度を1,000万人に1人と考え、非定型BSEが同じ生物学
的特徴をもったものと仮定した場合に想定される状況を整理しまし
た。

 それによると、非定型BSEの発生は孤発性CJDよりもはるかに若い
年齢に見られていますが、孤発性CJDの約10%は25歳から45歳で起
きている点を注目して、この条件をあてはめた場合には、14歳以上
のウシ10万頭中1例に発生するという推定をしています。

(略)

 非定型BSEはウシに感染性があるとみなして、ウシへの対策が必
要です。非定型BSEはすべてBSE検査で見いだされたものです。した
がって、BSE検査で検出できると考えられます。しかし、日本と欧
州の例のほとんどは屠畜場での健康牛を対象としたBSE検査で見い
だされたもので、多くの場合、症状は見られていません。OIEの国
際基準にもとづくサーベイランスはリスク牛を重点的に行われてい
ますが、その場合には非定型BSEをみのがすおそれがあります。

 人へのリスクは不明ですが、イタリアの例はサルに伝達されてい
ます。人への安全対策は当然必要ですが、病原体の体内分布など、
従来型のBSEで得られた実験成績が、非定型BSEにどれだけあてはま
るかは今後の問題です。

http://www.jsvetsci.jp/05_byouki/prion/pf172.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 BSE発生当初から、人間の孤発性CJDからの連想で、牛でも
一定の率で自然発生している可能性があるのではないかと考えてい
ましたが、どうも当たりだったようです。

 人間のプリオン病はCJDと呼ばれます。BSEから感染したと
考えられるものも、分類としてはこの中の特殊な症例とされるわけ
です。

 CJDには遺伝的なものや、かつての食人習慣によって伝染して
いたものなどがありますが、最も多いのは「孤発性」と呼ばれる、
原因不明のものです。100万人に一人という説を聞いたことがあ
りますが、上記の記事では「1,000万人に1人」となっています。こ
の方が本当のような気がします。

 「孤発性CJD」はその発生状況から、感染などではなくて、異
常プリオンが体内で自然発生するものと考えられています。「非定
型BSE」が同じものだとすれば、たくさんの牛を検査していけば、
一定の率で見つかるはずのものです。

 日本ではもう数年、BSE感染牛は確認されていません。最後の
感染はおそらく2000年ころですので、今後発見される可能性は
ほとんどないと考えられますが、現在のような検査を続けていけば、
いずれこの「非定型BSE」を発見してしまうだろうな、と思って
いました。

 幸いにして、アメリカで先に見つけてくれましたので、この「非
定型BSE」についてもう少し報道して、認知度を上げておいてほ
しいものなのですが、この件についてのマスコミの食いつきは悪い
ですね。

 「放射能」の方は入れ食いなので、ニュースにも流行があるとい
うことなのでしょう。

 「非定型BSE」のことから得られる教訓は、「発見より対応」
です。

 ごく低い確率で発生するものを見つけることには、学問上の興味
を除いてほとんど意味がありません。それよりも、牛は異常プリオ
ンを持っている可能性があると考えて、危険部位を取り除く対策を
とるべきだ、ということです。

 この対策がされている以上、「非定型BSE」の発見は学問上の
話であって、生活レベルに影響するものではありません。

 学問上は、こうした知見の積み重ねが、やがてプリオン病に対す
る治療などの新しい発見につながる可能性があるので、大いにやっ
てほしいのです。でも、今回のアメリカの例のように、症状から疑
わしい牛について調べるということで充分なはずです。

 「放射性物質の検査」にずいぶんお金がかかっているようですの
で、すでにマスコミの食いつきも悪くなってしまった、BSEの
「全頭検査」はもうやめるべきなのではないでしょうか。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 先週は火曜日に帰る予定がなかなか飛行機が飛ばず、結局丸2日
間も空港で待たされてしまいました。帰国後3日目ですが、なかな
か調子が戻らないです。

 連休に合わせて、ようやく暖かくなってきました。ついこの間ま
で寒いくらいでしたが、日本に帰ってくると、季節が変わっていた
という印象です。

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