安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>650号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------650号--2012.04.22------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「放射性物質の新基準」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 前回の小麦粉の話で、こんなメールをいただきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

いつも貴重な情報をありがとうございます。

 さて、先日いただいた安心!?食べ物情報 Food Review 649 の中
の情報についてですが、気がついたことがありましたので、僭越な
がらメールさせていただきました。

>安い小麦粉は白く、パン発酵させると、セメダインのような強烈
な異臭が発生してくるのです。

 これはハンゼヌラ酵母の繁殖によるものではないでしょうか。ハ
ンゼヌラ酵母自体はどこにでもいる酵母ですが、この酵母がアルコ
ール等を餌にして繁殖すると、文字通りセメダインのような強烈な
シンナー臭を発します。私の経験ではパンの製造現場で消毒用アル
コールを使いすぎたときにこういう事象が発生していました。この
方もパン作りの過程でのことだということですので、もしかしたら、
と。

 まあ、この手の方にそんな情報を伝えても多分信じてはくれない
と思いますが、渡辺様のメルマガを読んでいる皆さんに多少なりと
も参考にしていただければと思いまして。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 もう一つ、同じようなメールです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 今回のメルマガにありましたパンからのセメダイン臭について、
そのような事例自体は存在します。

http://www.mac.or.jp/mail/101101/02.shtml

 原因は酵母による発酵で、パン以外にも米飯ものでも発生します。
この異臭は強烈であり、香料などでごまかせるものではありません。
もちろん、原因は酵母の汚染によるものですから、小麦の品質など
は関係ありません。

念のため、情報提供させていただきます。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ここで紹介されているサイトの記事は以下のようなものです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 パンのシンナー臭生成は製造工場の空中浮遊菌から二次汚染した
Pichia anomalaに起因するものであった。パン製造工場では従来か
らロープ菌やカビの変敗が多く発生するために、工場の殺菌の多量
のエタノールを使用してきた。エタノールは細菌や多くのカビの生
育阻止の効果を上げてきた。しかし、長期間エタノールを散布して
きたためエタノールを資化して酢酸エチル(シンナー臭)を生成す
る酵母、Pichia anomalaが工場に生育してパンの異臭生成現象を発
生させてきた。

 Pichia anomalaはエタノールに対して親和力が強く、これを炭素
源として発育し、また強く酸化する特性を有する。エタノールは酵
母の呼吸作用を促進するばかりでなく、酵母による酢酸エチル生成
を増進する。酵母はブドウ糖を基質として生育する場合も、エタノ
ール酸化能を有する。またこの場合、エタノールはアセトアルデヒ
ド、酢酸、アセチルCoAに酸化される。

(略)

 酢酸エチル生成にはエタノールの酸化による酢酸の生成が必要で
あり、酢酸エチル生成酵母にはエタノール酸化機能がなければなら
ない。今回分離した5菌株のPichia anomalaはエタノール資化性が
極めて強い。本菌株は糖類からアセトアルデヒド、エタノール、酢
酸エチルを生成し、特にグルコース、シュクロースからの生成が著
しい。酢酸エチルとエタノールは同時に生成されているところから
エタノール発酵が行われている。工場の殺菌にエタノールや酢酸等
の有機酸の使用は本菌の生育防止対策とはならない。

http://www.mac.or.jp/mail/101101/02.shtml
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 最初の方の情報と酵母の名前が違うので調べたところ、やはり同
じもののようですね。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

ピキア(ハンゼヌラ)(Pichia)

 代表的な産膜酵母で、漬物汁等の液体表面では膜状に発育します
が、寒天培地や一部の固形食品では乳白色の円形、丘状の集落を形
成します。ケーキ、パン、いなり寿司などの食品で増殖すると酢酸
エチルを産生し、シンナー臭を発生させます。この菌は、漬物、ジ
ュース類、シロップなどから検出されます。

代表菌種:

ピキア・アノマーラ(P.anomala)
ピキア・サブペリキュローサ(P.subpelliculosa)

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/kabi/kabi1-10.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 しかしエタノールを食べる酵母というのも、やっかいなものです
ね。カビはアルコールで防げると思っていたらひどい目にないそう
です。

 みなさん、どうもありがとうございました。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@
kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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今回は休みます。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「放射性物質の新基準」
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 こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

食品の放射能検査「独自基準やめて」 農水省が通知

 食品の放射性物質検査をめぐって、農林水産省は20日、スーパ
ーや食品メーカー、外食産業などの業界団体(270団体)に対し、
国が設けた放射性物質の基準を守るよう求める通知を出した。国よ
りも厳しい独自基準を設けて自主検査を実施し、「『放射性物質不
検出』の食品しか売りません」などとする動きに歯止めをかけるの
が狙いという。

 国は4月から、それまでの暫定基準を改め、新基準(一般食品の
放射性セシウムは1キロあたり100ベクレル、牛乳と乳児用食品
は50ベクレル、飲料水10ベクレル)を施行した。

 通知は同省食料産業局長名で出され、民間に広がる自主検査に対
する注意喚起の形をとっている。通知は、この新基準が国際的な指
標と比べても、さらに厳しい設定であることを強調。「過剰な規制
と消費段階での混乱を避けるため、自主検査においても食品衛生法
の基準値に基づいて判断するよう周知をお願いします」と記してい
る。

http://www.asahi.com/politics/update/0421/TKY201204200862.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この通知は以下のところにあります。

http://www.super.or.jp/wp-content/uploads/2012/04/240420maff-1.pdf

 例によって印刷物の画像をPDFにしたという、最低の公開方法で
すね。

 内容はこの記事のとおりですが、体裁としては分析方法の注意に
重点が置かれ、最後に基準値を基準にせよ、と言っています。

 基準値が基準になっていないことが問題なのですが、果たしてど
れだけ効果があるのでしょうか。

 次に紹介するのは、読売新聞の社説です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 懸念された通り、過度の規制がかえって不安と混乱を招いている。

 食品中の放射性セシウムに関し、政府が今月1日から導入した新
規制値のことだ。各地で農水産物の出荷停止が相次いでいる。

 厚生労働省の集計によれば、タケノコ、ウナギなど新規制値を超
過した農水産物は、すでに150件を超えた。

 生産地では、風評被害を助長すると、心配する声が出ている。政
府が引き起こした混乱だ。沈静化に全力を挙げねばならない。

 東京電力福島第一原子力発電所の事故後に設けられた暫定規制値
は、野菜や魚に含まれる放射性セシウムが1キロ・グラムあたり5
00ベクレルを超えないよう求めていた。今月からの新規制値は、
これを5分の1の100ベクレルに引き下げた。

 出荷停止とされた農水産物の大半は、100ベクレルをわずかに
超えた程度だ。暫定規制値を、はるかに下回る。問題はない水準だ。

 暫定規制値でも、国際的には最も厳しい基準だった。厚労省から
規制強化案を諮問された文部科学省の放射線審議会は、すでに安全
は十分確保されている、と強化に疑問を呈し、被曝リスクの低減効
果も薄い、と指摘していた。

 それでも厚労省は、「消費者の安心確保のため」として導入に踏
み切った。その結果、生産地の苦悩は増したことになる。農林水産
省も、生産者に大きな影響はないとしてきたが、それが見込み違い
だったことは明らかだ。

 とりわけ、大打撃を被っているのが、原木を使って栽培するシイ
タケだ。新規制値をわずかに超過するケースが続出している。原木
を取り換えるしかないが、現状では十分な量を確保できない。

 農水省は、積極的に生産者を支援すべきだろう。

 生産地や、小売り・流通業界には、さらに厳しい自主基準を競う
動きも広がっている。100ベクレルの半分、4分の1、中にはゼ
ロを掲げるところもある。

 だが、もともと食品には、セシウム以外に自然の放射能が含まれ
ている。例えば昆布は1キロ・グラムあたり2000ベクレル、干
しシイタケは同700ベクレル、生ワカメは同200ベクレルだ。
「ゼロ」を売り文句にした販売競争は、消費者をますます混乱させ
ることにならないか。

 結局、生産地の負担は増すばかりだ。東日本大震災からの復興の
足かせにもなりかねない。

 政府は、すでに十分安全な食品が流通していることを、きちんと
国民に説明していくべきだ。

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20120420-OYT1T01206.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 しかしそのマスコミが過剰な反応を煽っているのですよね。さら
に強欲な流通業界が無駄な競争をして、ますます事態を悪くしてい
ます。

 以下はさるブログの記事です。じっくりと読んでみてください。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

■早くも骨抜きとなった食品新基準値の実態とは

 新基準値の一般食品100bq/kgは、事実上骨抜きになってい
ます。

 なぜでしょうか?

 ひとつには、食品流通の中でもっとも支配力が強い流通部門が、
全国量販チェーン、地域量販、生協を問わず、一斉にゼロベクレル
の方向に舵を切ったからです。

 昨日頂戴したりぼん様の情報によれば、大手流通のイオンは「放
射性物質ゼロを目標に自主検査体制を強化」という文書を発表して
います。
http://www.aeon.jp/information/radioactivity/pdf/120329R_3.pdf

 この中で、イオンはこう言います。

「当社は、お客様の安心を担保するために、店頭での放射性物質ゼ
ロを目標として、ゲルマニウム半導体検出器による検査の結果、検
出限界を超えて放射性物質が検出された場合には、同エリアの同品
種調達を当面見合わせることを原則としております。」

 つまり、イオンは超微量でも出たら最後、出荷停止だ、と言って
いるわけです。

 ようやく少し知られてきつつあることですが、この世の中には
「放射性物質ゼロ」という食品は存在しません。

 それは自然放射性物質が既に、カリウム40のような形でセシウ
ムより多く含まれているからで、「放射性物質ゼロ」というのは、
あくまでもセシウム134、137を指しているにすぎません。

 リボン様がご指摘のように、「放射性物質ゼロ」を謳うのは、誇
大な表現であり、優良誤認すれすれでしょう。ただあくまでも「目
指す」という努力目標なのだ、ということで逃げています。消費者
の「誤解」を利用した巧妙な表現です。

 イオン系列の茨城の大手量販店のカスミも、店頭に「50bq以
上は取り扱いません」という張り紙を出していました。

 またパルシステム生協連合や生活クラブ生協も、先だって大地を
守る会が打ち出した野菜20bq、米10bqという基準値に合わ
せた方向に進むようです。仕方がないとは思いつつ、やや複雑な心
境です。

 このように流通業界は、ゲルマニウム計測器の検出限界、つまり
5bq〜30bqを事実上の基準値においたことになります。

 この動きの背景には、厚労省が食品基準値の半分の50bq以上
を警戒監視範囲として設定し、50bq以上検出された場合には、
その地域全体を監視区域として測定に入る、とした方針があります。

 現実の青果物流では、厚労省が警戒区域とした瞬間に取引は打ち
切られることでしょう。

 従って、事実上の新基準値は厚労省において50bq、流通業界
においてゲルマニウム測定器の検出限界以下となったわけです。

 これではなんのために新基準値を作ったのか、意味がなくなりま
す。あってもなくても同じです。

 作った張本人の厚労省が半分の50bqで「監視」し、流通業界
も10分の1以下で「運用」するのならば、国家基準の意味がなく
なります。

 この厚労省の新基準値は、国が農業の放射能対策に対しての方策
を打ち出さず、農家に丸投げしている現況においては、国が私たち
農業者に一切の責任を転化するものです。

 また、流通は口では「政府、生産者、流通業の三者が一体となっ
た生鮮品の安全・安心の担保と持続可能な生産・流通体制の構築」
(前掲イオン文書)を言いながら、現実には農業にすべての重荷を
投げるものでしかありません。

 もし、本気で50bq以下を目指すのならば、出荷の最初のロッ
トを検査する必要があります。

 これを検査しないと、出荷団体は怖くて後が出荷できないことに
なります。万が一ホットスポットの農産物が出た場合、その団体の
みならずその地域全体が監視区域となり、出荷が難しくなるからで
す。

 ならば、各団体にひとつのチェンバータイプの測定器を配布する
必要があります。言い訳のようにゲルマニウム測定器を役場にひと
つ飾っても仕方がないのです。

 末端の農業団体まで配布できるような測定体制が今直ちに必要で
す。

 私は去年から、川上側である農地の放射能対策と、農業現場での
測定体制も満足にないところで、基準値だけ引き下げるのはナンセ
ンスだと言ってきました。

 新基準値が高い低いの問題ではなく、それを担保する対策と体制
がいるのです。

 今年は早くもゼオライトは品薄になり、入手困難となっています。
カリウムもきちんとした土壌検査なきところで散布してもカリ過多
障害を起すだけです。

 放射能対策への支援なきところで、消費者をなだめるだけが目的
の国の新基準と、それを更に過敏にした流通業界の実態は、農業を
裏切るものです。

http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2012/04/post-eb08.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 さて、日本の新基準値にともない、諸外国でも日本からの輸入品
について、日本と同等の基準を用いるということになるようです。

 以下は畝山さんの「食品安全情報blog」の記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

1. 日本産食品や飼料の輸入規制について

 これまでの規制による検査の結果が報告されている。2011年は日
本産食品や飼料1967検体を測定し、19検体を除くと放射能は検出さ
れないまたは非常に低い(10 Bq/kg以下)。19検体中2検体は規制
発効前の静岡茶の基準超過で、残りは検出可能ではあったが基準
値以下だった(15検体が緑茶、1検体がタンポポの根の濃縮物、1検
体が醤油)。また太平洋地域由来の水産物については409検体を調
査し測定可能な量の放射能が検出されたものは1つもない。

(日本の検査状況の報告:略)最後に、日本から2012年4月1日付で
新しい基準値を設定するが、これは日本国民の国産食品への信頼を
回復するためのものであり、安全性のためではない。現状(新基準
になる前)のレベルが安全であることを日本の当局は確認した。EU
の科学委員会もEC規制3954/87で設定したレベルは安全であること
を確認している。最大基準値の一貫性確保のため日本産の食品や
飼料については4月1日から一致させると伝えられた。

(例えば今は日本のキノコが120ベクレル/kgだったらEUや韓国には
基準値違反で輸出できないけれど、ウクライナ産のキノコが120ベ
クレル/kgだったら問題ない。普通なら特定の国にだけ基準を厳し
くするなどというのは非関税障壁になりそうだけれどそれを望んだ
のは日本自身で、もともと輸出はほとんどしていないとはいえ産業
を伸ばす気はないのだということが良くわかる。「安全」のためで
はなく「安心」のために対価を支払わされているのだと理解してい
る消費者はどれだけいるのか。)

http://d.hatena.ne.jp/uneyama/20120412#p4
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 日本の「消費者対策」も、牛の全頭検査くらいだったら、クレイ
ジーだと笑っていられたのでしょうが、放射性物質の基準値となる
と無視するわけにもいかず、諸外国にも結構迷惑をかけています。

 ちなみに日本の輸入時の規制値は、チェルノブイリ事故のときか
ら変わっていませんので、370ベクレル/キロなんだそうです。
300ベクレル/キロ検出されれば、国産のものなら出荷停止です
が、輸入品なら堂々と販売できるのかな?少なくとも輸入はできそ
うですね。

 私は新基準値そのものには別に反対はしませんが、基準値以下な
ら検出されてもOKという判断をしないことには、基準値の意味が
ありません。

 基準値の意味は、それだけの放射性セシウムを含む食品が全体の
半分あったとして、それを一生食べ続けても安全、という非常に低
い設定になっています。

 だから、今出荷停止になっているキノコなどを、普通に食べても
健康面からは全く問題ありません。

 捨てるくらいなら、食べるからいただきたいといつも言っている
ところです。

 でも、流通業界にとっては、消費者の不安は一つの商売の材料な
のです。不安を煽げばおいしい商売ができるという関係があります。

 そういう意味では、イオンを初めとする流通業界の罪は深いです。
生協などでもそういうところがありますが、まことに困ったもので
す。

 農水省の通達も、真面目に基準値より低い検出限界を設定できる
方法とかを言うのではなく、基準値程度だったら検出できない、簡
易な方法を推奨した方がよいのに、と思います。

 食品衛生法に「検出してはならない」と書いてあるので、やむな
く検出限界を高めに設定して、実質的な基準値としている、アフラ
トキシンのようにです。

 でもそうすると、測定方法もよくわからない人たちが、変な数値
を発表したりするのです。このあたりが、環境中にいくらでも存在
している放射能と言うものの難しいところです。

 新基準値の放射能というのは、環境中の放射線の中に隠れてしま
うほど微弱なものです。食べると内部被曝として高めの値で計算さ
れますが、外部にあれば無視できます。

 だから基準値超えの食品でも、平気で触れるわけですが、そんな
微量を測る方は結構大変です。

 しかも自称「ジャーナリスト」などの素人が出てきて、測ったつ
もりになったりするので、ますます話がややこしくなります。

 以下は柏市水道局のサイトから。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 4月2日発売の男性向け週刊誌において、3月14日に採水・測定し
た柏市の水道水から186ベクレルの放射性物質が計測されたと掲載
されました。

 柏市では、雑誌に掲載されている3月14日、3月24日を含め、毎日
水道水の放射性物質の測定(測定器:ゲルマニウム半導体核種分析
装置)を行っていますが、これまで放射性セシウム134、放射性セ
シウム137、放射性ヨウ素131のいずれも不検出(検出限界値0.5〜
0.6ベクレル/kg)となっています。

http://suido.city.kashiwa.lg.jp/0000000086.shtml
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 問題の記事をネタに盛り上がった人もいたようです。何がうれし
いのかよくわかりませんが、こういう「危険情報」が大好きな人が
たくさんいるのです。

 以下に紹介するのはそれに対して批判的な意見からのまとめです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

事の発端は,「週刊プレイボーイ」のこの記事から。

 今週号の『週刊プレイボーイ』に首都圏の食べ物を放射能検査し
た結果が載っていた。千葉県柏市の水道水からセシウムが検出され
ていたり、コンビニで買った複数産地米から福島産の米よりも多い
セシウムが検出されたと載っていた。

 これを「まっちゃんのブログ」とやらに書いたあたりから,
twitterでの拡散が始まった模様。

「まっちゃんのブログ」の当該記事
「千葉県柏市の水道水から1リットル当たり186Bq検出。」
http://ameblo.jp/misininiminisi/entry-11215654516.html

ところが,こんな記述が。

『正確に測定するために、ベクレルとシーベルトの変換機能をもっ
た日本製の小型線量計「JG22N」を使います。測定器の周りに鉛板
で環境放射線を遮蔽してから、測定を行っています。』

・・・JG22Nって・・・
こんな感じの機種ですね。
http://ameblo.jp/jumpei0418/entry-10998857336.html

 確かにBq/kg換算機能を謳っている機種ですが,こんなガイガー
カウンターで食品中や水道水中のベクレル数が測れると思っている
方がどうかしているのですが…。

http://togetter.com/li/284962
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔後記〕--------------------------------------------------

 大連は土曜日は一日雨でした。この雨が明日には日本に行くのか
と、妻と電話で話してました。

 今回で650号になります。来年の今頃は700号になっている
わけですが、1000号はさすがに遠いですね。

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--発行--渡辺--宏------- URL http://food.kenji.ne.jp/
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