安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>578号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------578号--2010.12.05------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「Q&A」「食品安全近代化法」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 卵について、こんなメールをいただきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 妻は卵にとても恐怖心を抱いており、家で一切卵の料理をしなく
なりました。なので私はスーパーの総菜や外食で卵を食べるのです
が、外食では妻が「こんな半熟状態のなんか怖い」としつこいので
スーパーの総菜ならいいだろうと買って食べるのですが、親子丼や
オムライスなど 半熟状態の卵料理が常温で並べられていて、今ま
でなら何も気にすることなく買っていたのですが、妻の「半熟は怖
い」発言が頭をよぎり、いくら比較的涼しいスーパーとはいえ確か
に常温で何時間も半熟状態で放置しているおかずって大丈夫なのか
、、、と考えるようになってしまいました。

 厚焼き卵やゆで卵がおかずとして入っているものなら安心か、、、
と 私まで怖さというか疑問というか大丈夫なのかという見方をし
てしまうようになりました。生ものを冷蔵なしで長時間置くことは
もちろん危険ですし、そう考えて常識だと思うのですが、卵の半熟
状態はいかがなものでしょうか。

 よくレストランでもハンバーグに半熟玉子がのってでてきますが 
あれも数時間おいたものは危険でしょうか?以前有名ホテルの朝食
バイキングで スクランブルエッグで食中毒がでたそうで あれも
半熟が原因だと豪語する妻に辟易していましたが どうもあながち
間違いではないような気がします。。。。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 確かに心配はないとは言えませんが、実際問題として「半熟状態」
の卵が怖いというのは少し違うと思います。

・鶏卵には稀にサルモネラに汚染されたものがある。

・その場合、中心まで完全に加熱しないと殺菌しきれない。

・したがって、半熟状態の卵料理は危険である。

というロジックなのでしょう。このロジックは間違っていませんが、
周辺部分の状況は以下のようになります。

・鶏卵がサルモネラに汚染されたとしても、新鮮なものなら食中毒
の原因となるほど菌数が増えていることはない。

・食中毒の原因となるほど菌が増えるのは、たいていの場合、調理
場で卵をたくさん割ってボウルに入れ、火のそばに置いておくこと
による。冷蔵庫から出してすぐに割ってそのまま調理すれば、菌が
増殖時間はないはず。

・鶏卵の「賞味期限」は「生で食べることが可能」という期限なの
で、賞味期限以内なら半熟調理であっても当然大丈夫なはず。

 というようなことで、それほど心配することはないと思います。

 それから、半熟のゆで卵は温度が低くても調理時間が長いので、
案外殺菌されています。レストランなどで使っているのものには工
場で温度を管理しながら作ったものもあり、その場合は全く問題あ
りません。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 白身は半熟で、黄身は生に近いとろりとした状態に仕上げていま
す。殻ごと加熱殺菌していますので、サルモネラなど食中毒菌の心
配がありません。

http://www.kewpie.co.jp/products/egg/cupid/cupid_02.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------


 ただし、「安全」ということを考えると、卵を完全調理ではなく
食べることにはおっしゃるような危険性があることは否定できませ
ん。

 この論理だと、刺身などは以ての外です。他にも危険なものはた
くさんあり、日本人の食生活は根本的に見直さないといけなくなり
ます。

 現状で食中毒が多発しているなら、それもやむを得ないですが、
はたして現状はどうでしょうか。

 この話は今年の夏に書きましたね。以下をごらんください。

安心!?食べ物情報563号
http://food.kenji.ne.jp/review/review563.html

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@
kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.幼少期に、溶けて半分になった「ポリエチレン製のしゃもじ」
をキッチンで発見しました。いつのまにか、「ポリエチレン製のし
ゃもじ」の熔けたものを食べさせられていたようです。「ポリエチ
レンの毒性」が気になります。今までにでた症状は、耳の皮膚から
白い固形物「ポリエチレンらしきもの」を発掘したくらいです。母
の耳をみてみると、皮膚の下に白い固形物がありました。ちなみに、
母と私は、難聴です。「ポリエチレン製のしゃもじ」を食べた場合
の毒性は、どの程度なんでしょうか?

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A.ポリエチレンは「熱可塑性」ですので、溶けて柔らかくなりま
すが、形が変わるだけで、食べられるようになるわけではありませ
ん。だからそもそも「ポリエチレンを食べて」いないと思います。

 また、ご飯の温度くらいではポリエチレンは溶けたりしません。
たぶんガスの火に直接あたったか何かしてそうなったのでしょう。

 いつも書いていますが、プラスチック類は巨大分子で、人間の消
化器官では分解することはできません。たとえ体内に入っても、素
通りするだけです。

 またポリエチレンのモノマーであるエチレンも、毒性のとても低
いもので、ポリエチレンの毒性は全くないと言ってよいです。

 耳のところの白い固形物というのはたぶん脂肪の固まりでしょう
ね。こちらの方は私にはわかりませんが、とにかく、この件で心配
する必要はありません。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「食品安全近代化法」
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 今年の夏にアメリカであった、卵のサルモネラ汚染問題について
のニュースです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 米国に前代未聞の卵パニックが広がっている。サルモレラ菌汚染
の疑いで、アイオワ州の業者が約5億5千万個の卵の自主回収に乗
り出した。米食品医薬品局(FDA)が調査に着手し、回収はさら
に拡大する見込みだ。ゆるい安全規制のもと、少数の大規模業者が
独占する米食品業界の体質が汚染拡大の背景にあるとされる。皮肉
なことに、今回の問題は、オバマ政権が「食の安全」の向上へ規制
強化に着手しようとした矢先に生じた。

 汚染卵はアイオワ州の2業者で生産され、24の異なるブランド
で22州で販売されていた。疾病対策センター(CDC)によると、
5月1日以降、サルモネラ菌が原因とみられる食中毒患者は約2千
人に上る。

 現行法では業者に回収を命じる権限はFDAにはなく、回収は自
主的なもの。ハンブルク局長は23日、「どのように汚染が広がり、
消費者を保護するためにどの程度の自主回収が必要か、はっきり分
かっていない」と述べた。米国では日本と異なり、生卵を食べる習
慣はないが、FDAは半熟卵も避けて完全に調理するよう消費者に
呼びかけている。

 業界団体「ユナイテッド・エッグ・プロデューサーズ」によると、
全米の産卵鶏の95%は192の大規模業者に集中し、1987年
の2500業者から大幅に減少している。相次ぐ整理統合によるも
ので、食品消費者団体の幹部は米紙ワシントン・ポストに「1社が
間違いを犯したら、多くの食料に影響が及ぶ」と弊害を指摘する。

 動物愛護団体からは、生産性向上のために鶏舎の狭いケージに多
数の鶏をすし詰めにする「残忍な」飼育法が、「菌感染を急速かつ
広範囲に広げる危険がある」とも指摘されてきた。

 しかも、FDA、農務省、州にまたがる規制監督制度のはざまに
入り込み、「卵生産者の大半は野放しの状態だった」(同紙)。問
題のアイオワの業者も、当局による鶏舎の検査を受けていなかった
という。

 オバマ大統領は就任後から「食の安全」を唱え、7月にはFDA
のルールが改定され、大規模業者に安全管理の向上やサルモネラ菌
のテスト実施を義務づけた。ハンブルク局長も「ルール改定がもっ
と早ければ、汚染拡大は防げた」と話している。

 連邦議会では、食中毒予防のため、FDAに生産施設への検査な
ど広範な権限を与える「食品安全近代化法案」が下院で可決され、
上院通過を待つ状況にあった。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/100824/amr1008242222011-n2.htm --〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この記事の最後に書かれている「食品安全近代化法」が上院で可
決されたというニュースがあります。

 日本の新聞社のサイトでは報道されていないようですが、ネット
上では以下のような批判記事が広まっています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 食糧を抑圧する新法、「食品安全近代化法」が本日(11月30日)、
米国上院で可決された。この法律により、FDA(米国の食品医薬品
局)には、農家や食糧生産者を犯罪者にし、監獄送りにする広範な
権限が新たに付与される。そして、食糧汚染の本当の原因(工業化
された畜産)を解決することは何もなされない。(畜産は、FDAで
はなく、農務省の管轄)

 票決は賛成73:反対25で可決した。今回の討議では、トム・コバ
ーン(Tom Coburn)議員(共和党、オクラホマ州)が、偉大な「理
性の代弁者」として登場した。最後の土壇場で、この法案の規模の
縮小を試みた彼の修正案は、今朝、廃案になった。

 公式な投票結果は、ここにある。
http://www.senate.gov/legislative/L...

 注目すべきことに、民主党は誰一人としてこの法案に反対してい
ない。

 この法案は、当初案では、欧州の法律と「調和」することを通じ
て、大半の栄養補助食品(サプリメント)を違法化するはずだった。
また、近隣の人々に生乳(無殺菌牛乳)を販売する農家を禁固10年
にする権限が与えられるはずだった。最後の土壇場でなされた修正
のおかげで、最終的にこの二つの条項は、法案から除外されたが、
ここの部分にそもそもこの法案を書いた人間の警察国家を志向する
精神構造が見事に現れている。法案の起草者は、食糧、菜園・果樹
園、生の牛乳等々、すべてを政府の完全支配下におさめる意図を持
っていた。

http://tamekiyo.com/documents/healthranger/510passed.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 次も同じようなものです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 上院510法案「食品安全近代化法」 (Food Safety Modernization
Act)は、「米国の歴史で最も危険な法案」と言われている。

 この法律により、人々が食べ物を栽培し、売買し、輸送する権利
に対し、米国政府は新たな権限を得ることになる。ビッグブラザー
に、あなたの家庭菜園のトマトを取り締まる権力を与えることにな
るのだ。直売所でキュウリを売る人を逮捕・投獄する権限が認めら
れることになる。連邦政府の独裁的な規則を遵守 せずに有機製品
を輸送すると犯罪になる。

 「これは、人々が自由な選択によって農産物や食べ物を耕作、売
買、消費することに対し、最も攻撃的な権限になるだろう。憲法に
反するだけでなく、自然法にも反している。もっと言えば、神の意
思に反している」とカナダ・ヘルスの告発者Dr. Shiv Chopraと述
べている。 (http://shivchopra.com/?page_id=2)

 この暴政的な法律では、全ての食糧生産(家庭菜園で作った食べ
物も含む)が国土安全保障省の管轄下になる。かの全裸スキャナー
で乗客に痴漢行為をしているTSA(運輸保安局)を所轄しているの
と同じ国土安全保障省である。

 この法律により、家庭菜園でレタスを栽培し、地元の直売所で販
売しただけで、重罪犯人(密輸業者)として逮捕する権限が米国政
府に与えられる。

 また、これにより、米国は、世界貿易機関(WTO)と国際食品規
格(Codex Alimentarius)に自国の食糧供給に関する主権を売り渡す
ことになる。

 さらに、種の貯蔵も犯罪になり、代々受け継がれた種を貯蔵して
家庭菜園をしている人は一般犯罪者になってしまう。これには、明
らかに、モンサントなどの企業に種子を独占させる意図がある。

 小規模な食品生産者に不当な書類作成の負担を課して廃業に追い
込み、食糧供給の能力を大規模な多国籍企業に一層移すことになる。

http://kiyomaro.iza.ne.jp/blog/entry/1945136/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ツイッターなどでもいろいろ言われています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 ツイッターってやはり威力がありますね。

 新聞記事には多分載らないか、外電の紹介欄で小さく扱われるだ
けで、知ることが困難な情報が、意識的な方からの発信で、知るこ
とが出来る。

 私が、目に留めたきっかけは、この法律が成立すると、家庭菜園
での野菜作りも法律違反にされるというくだりでした。

 オバマ大統領夫人のミッシェルさんは、大統領官邸?の庭を耕し
て野菜を作っているのではなかったのでしょうか。これも、違反?

> SasaharaAosi 笹原葵紫さんのツイッターから
> (http://twitter.com/SasaharaAosi)
>
> アメリカで食品安全近代化法が可決されたらしい。
> 市民が自分で野菜を栽培することを禁止、
> 生鮮野菜直売所も禁止、
> 種苗を持つことも重大犯罪、
> 政府が認めた種苗(モンサントのF1)
> だけで公認機関だけから買いなさいと。
> 人類史上最悪の法律か。
> アメリカの奴隷化は凄まじい
> 7:52 PM Dec 2nd ついっぷる/twippleから
>
> ********************************
>
> yukarin358さんのツイッターから
> (http://twitter.com/yukarin358)
>
> 日本もこうなる前に何とかしないと RT@SasaharaAosi
> 信じられない→アメリカで食品安全近代化法が可決されたらしい。
> 市民が自分で野菜を栽培することを禁止、
> 生鮮野菜直売所も禁止、
> 種苗を持つことも重大犯罪、
> 政府が認めた種苗(モンサントのF1)
> だけで公認機関だけから買いなさい
>
> *****************************

http://www3.rocketbbs.com/731/bbs.cgi?id=terakoya&mode=res&no=2615
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 もちろん、これは悪質なデマです。少し落ち着いて調べたところ
を紹介します。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 上院510法案について調べました。

 この法案の目的は食べ物の安全性を高め、食品会社の信頼性を高
めるためのもので、食品安全関連の法案としては1930年以来の大き
な改定だと言うことです。

 FDAの権限を高め、食品施設の検査の回数を増やし、危険性に
ついての分析を要求し予防も要求すると言うものです。

 FDAに対しては以下の権限が与えられます。

-- 悪い食料品についての回収

--食品加工の過程の検査の回数を増やす

--食品の安全性を保つ基準をより厳しくする

--検査の間隔を少なくする。危険度が高い会社については1年ごと
の検査を強制する。

(←過去の検査でいい記録がなかったところや牡蠣や生ものなど腐敗
が簡単に進んでしまうようなものを扱っている会社など)

 この法案は既に2009年7月に下院では通過しており、上院について
はサンクスギビング休暇の後来週あたりに採決の予定です。

 食品の安全性を高めたと言う手柄を民主党に取られたくないとい
うことから共和党が反対していて、可決されるかは微妙だとのこと。

 ただ今回上院にかけられる法案は下院で通った法案から更に修正
されているので,上院で通った後も上院下院で通ったそれぞれの法
案の違いについて協議することになるとのことです。

 また今回一番の関心事だった、家庭菜園についてですが、小さい
企業や個人の栽培してるものについては例外となると言うことです。

 詳しく言うと、この食品ビジネスによる年間50万ドル以下の収
益の小さい会社や、農業などを営んでる拠点から275マイル以内
の顧客やレストラン、スーパーマーケットに直接売ってる会社など
は今回の法律の対象からは除外されるとのことです。なので家庭菜
園で作った野菜などはこの法案の対象には当たらないと言うことに
なります。

http://noguchiseed.com/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 さらに冷静な記事です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 卵、ピーナッツバター、ホウレンソウなど過去数年で汚染により
数千人が病気になり、消費者からの厳しい要求を受けたことにより、
食品安全性システムの広範な改革法案が上院を通過した。

 最近数十年は食品安全よりも医療製品への監視に重点を置いてき
たが、食物が消費者に渡る前に予防することを目指す法案である。
オバマ大統領は国の食品供給の安全性を高めるために議会に対して
食品安全近代化法の通過を促していた。

 汚染食物の回収や検査の義務づけが行われ、FDAが監督する権
限を与えられる。

 小規模農場主と食料生産者、自然食品生産者などに影響が大きい
として反対する動きがある。主に地域で販売する年間売り上げ50万
ドル以下の業者は免除される。

 毎年数千万人が食品汚染の影響を受け、数千人が死亡している状
況が改善されるだろうという。海産物の3/4、全食品の1/5は輸入さ
れているが、FDAはその1/100万を検査しているに過ぎない。

 新たな法律では、食品会社は日常検査の実施計画を立てて安全に
製造し適正であることを保証することが要求されるがそれで標準的
な品質が確保される。

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病原性大腸菌による食品安全への脅威/米国
http://kurie.at.webry.info/201005/article_23.html
レタス 大腸菌汚染でリコール/米国 ロメイン・レタス
http://kurie.at.webry.info/201005/article_5.html
サルモネラ汚染のため数千の加工食品がリコール/米国 FDA
http://kurie.at.webry.info/201003/article_7.html
食品安全システムは改善していない/米国
http://kurie.at.webry.info/200904/article_18.html
サルモネラ 1000人以上、最大規模の食物由来流行感染に/米国
http://kurie.at.webry.info/200807/article_23.html
FDAは医薬品の安全性保証はできない
http://kurie.at.webry.info/200711/article_4.html
汚染ヘパリン製剤問題の核心はFDAにある/米国
http://kurie.at.webry.info/200803/article_28.html
FDA「食の安全」計画の失敗/米国
http://kurie.at.webry.info/200806/article_23.html
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http://kurie.at.webry.info/201012/article_1.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 自由の国アメリカでは、意外なことにFDAの権限も法的には明
確ではなかったのですね。

 伝統的なアメリカの考え方からすると、こういう規制強化は自由
に反する…ということは理解できます。

 でもそう言って反対しているのはティーパーティーなどに代表さ
れる保守的なアメリカ人のはずです。

 日本に来るとモンサントへの批判などが中心となり、「規制強化
反対!」というのが「多国籍企業の陰謀!」になるのが面白いです
ね。

 遺伝子組み換え作物に反対している人たちは、規制強化賛成派だ
と思っていたのですが、どうしたことでしょうか。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 似たような名前ですが、日本には「食品安全基本法」というのが
あり、それによって食品安全委員会が設置されています。食品安全
委員会が日本のFDAになればよいのですが、実際にはお役人が動
かしている消費者庁の方が権限を持っているのが日本の問題点です。

 中国には「食品安全法」というものがあります。これも非常に難
物なのですが、いずれ機会があれば取り上げてみたいと思っていま
す。

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