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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------562号--2010.08.15------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「ニュースから」「Q&A」「賞味期限」

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ブログ毎日?更新中

http://www.kenji.ne.jp/blog/
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---〔話題〕-------------------------------------------------

 以下は朝日新聞の記事からの引用です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 しかし、ホメオパシーは本当に効くのか。

 ニセ科学に詳しい大阪大学の菊池誠教授は「分子が1個も残らな
いほど希釈するのだから、レメディは単なる砂糖粒」とした上で
「最大の問題は、現代医学を否定し、患者を病院から遠ざける点に
ある」と指摘する。

 今年5月、ホメオパシーが効かず「乳児が死亡した」という損害
賠償請求訴訟が山口地裁で起こされた。乳児を自宅出産した母親が、
助産師を訴えた。訴えによると、乳児が生まれた昨夏、助産師は一
般に多く使われているビタミンKを乳児に投与せず、代わりにホメ
オパシーのレメディを投与。乳児はビタミンK欠乏性出血症と診断
され、約2カ月後に死亡したという。

 インターネット上にも「被害」の訴えは多い。

 6月には都内の医師のブログに「悲劇を繰り返さないため何かで
きないものでしょうか」と訴える書き込みがあった。血液のがんの
悪性リンパ腫で友人を失ったという人物の書き込みで、友人はホメ
オパシーでがんを治そうと通常の治療を拒否。結果、病院に運び込
まれた時には、すでに手遅れになっていたという。

 このブログを開設する大塚北口診療所の梅沢充医師は「自分が実
際に診た人のなかにも、ホメオパシーに頼った結果、手遅れになっ
たがん患者がいる」と証言する。

 梅沢さんは患者を病院から遠ざける一因に「好転反応」という用
語を挙げる。

 好転反応について、ホメオパシー医学協会の由井さんは「症状は
有り難い」との持論で説明する。ホメオパシー治療では、病気の症
状がかえって激しく出ることがあるが、それは治療で自己治癒力が
向上したことの証しの「好転反応」で、有り難いことなのだ、とい
う理論だ。こんな極論を信じた結果、患者は症状が悪化しても「良
くなっている」と思いこみ、病院に行くのを拒否する、というのが
梅沢さんの指摘だ。

 ホメオパシーの効果については、玉石混交の論文が多数書かれて
いる。05年にスイスのベルン大学のチームが、110件の研究か
ら極めて良質な8件を選び出し、ホメオパシーの効果の有無を総合
判定する論文を英医学誌ランセットに報告した。チームは、良質な
論文群を包括的に分析した結果、「ホメオパシーはプラセボ(偽薬)
効果に過ぎない」と結論づけた。

 偽薬効果とは、薬効が全くない物質でも、本人が「効く」と信じ
て飲めば効くことがあるという効果のことだ。つまり、ベルン大の
結論は「ホメオパシー自体には、治療効果は全くない」ということ
を意味している。

 さらに今年2月、英国議会下院の委員会は、ベルン大の報告など
多くの報告例を調査検討した結果「ホメオパシーには偽薬以上の効
果はないので、英国の公的医療の対象から外すべきだ」とする27
0ページをこす勧告を英政府に提出した。効果がないことについて
は「再調査の必要すらない」とまで強調している。

 一方、日本の厚生労働省は今年、ホメオパシーを含む代替医療を
現在の医療体制に取り込むことを検討するため、鳩山前首相の所信
表明演説に基づき作業班を発足させた。

 がんの代替医療の検証を行っている埼玉医科大学の大野智講師は
「日本の行政はホメオパシーを含む代替医療について、ずっと当た
らず障らずの立場を続けてきた。効かないものは効かないというこ
とも、国は責任を持って情報発信すべきだ」と指摘する。

http://www.asahi.com/health/feature/homeopathy.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 朝日新聞はこのところホメオパシーに関して連続して批判記事を
書いています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

記者ブログ 第4弾 「赤ちゃんは治療法を選べない」(岡崎明子)
(2010/8/12)
代替療法ホメオパシー利用者、複数死亡例 通常医療拒む写真付き
記事(2010/8/11)
記者ブログ 第3弾 続々「ホメオパシー療法 信じる前に疑いを」
(長野剛)(2010/8/8)
ビタミンK2投与を 周産期・新生児医学会が緊急声明(2010/8/6)
記者ブログ 第2弾 続「ホメオパシー療法 信じる前に疑いを」
(長野剛)(2010/8/5)
「ホメオパシー」トラブルも 日本助産師会が実態調査写真付き記
事(2010/8/5)
5600万円の賠償求める 山口地裁 ホメオパシー絡みトラブル
(2010/8/5)
記者ブログ 「ホメオパシー療法 信じる前に疑いを」(長野剛)
(2010/8/3)
問われる真偽 ホメオパシー療法写真付き記事(2010/8/3)

http://www.asahi.com/health/feature/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 結構本気ですね。しかし、現在の政府はホメオパシーにも好意的
なことを言っている人で構成されています。批判するならそちらも
してほしいものです。


 8月28日(土)大分で栄養士の会に呼ばれています。前日に中
国から戻ってくるので、ちょっときついスケジュールですが、その
代わりその日は湯布院温泉に泊まってきます。

 先日の神戸のときは、BSEやサルモネラの話をしたのですが、
今回は「砂糖・塩」の話がリクエストされています。

 栄養士相手にそういう話は全く考えていなかったのですが、商品
としての砂糖や塩については、よく知らない人も多いのだそうです。

 そこで資料を作っていたのですが、面白いサイトを見つけました。

 以下の図が様々な塩の銘柄と製法を示しています。
http://www.e-horaiya.com/marugoto/?cat=1

 ややこしいのでテキスト化してみました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

国内製塩
├天然海水
│├イオン交換膜で鹹水製造
││├真空式蒸発缶で結晶化  ■食塩、並塩
│││└苦汁添加       ■いそしお、瀬戸の本塩
││└平釜で結晶化
││ └苦汁添加       ■磯の華
│├タワー式塩田等の天日濃縮
││├平釜で結晶化      ■海の精(赤)、深海の華
││└ハウスによる天日濃縮  ■海の精(青)、龍宮のしお
│└直接平釜で結晶化     ■沖縄の海水塩、石垣の塩
└メキシコ・オーストラリア産天日塩
 ├真水で溶解
 │└真空式蒸発缶で結晶化  ■精製塩
 ├海水又はミネラル水で溶解
 │├平釜で結晶化      ■シママース、伯方の塩、沖縄のいり塩
 ││└苦汁添加  ■天日塩磯の華、ふんわりいそしお
 │└熟成結晶
 │ └苦汁添加       ■赤穂の天塩
 ├洗浄・粉砕
 │└苦汁添加  ■日精の天日塩
 └粉砕・包装        ■原塩、粉砕塩

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 実にいろいろな塩があるものです。

 この図が正しいのかどうかは不明ですが、なかなかよくまとめら
れているので紹介しておきます。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@
kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.初めまして。早速ですが小麦粉について教えていただきたいと
思います。海外(米国)産のミックス粉のイングレで”ENRICHED 
BLEACHED FLOUR(BLEACHED WHEAT FLOUR,NIACIN,REDUCED IRON,
LEAVENING・・・)とあります。

 「今ではほとんどの小麦粉は漂白してません」との記述に反して
上記商品は漂白していることをわざわざ謳っていると解釈するしか
ないのですよね?こんなことをお聞きするのはご迷惑かとも思いま
すが、何だか釈然としなくて。わざわざ漂白してると書かれると敬
遠しますよね。アメリカ人はそうではないのでしょうか?

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A.これはやはり漂白しているのでしょうね。アメリカの事情など
は全くわかりませんが、以下の記述を見ると、今でも漂白したもの
があるのではないかと思います。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 オリバー・エバンスの「自動機械による新しい製粉方法」から
「中級粉の新工程」が生まれるまでの一世紀間、根本的な変化が起
きたわけではない。同様に、一八九〇年以降も、製粉機械には特に
基本的な改良は加えられていない。その代り、細かな、形式的な点
に関心が注がれるようになった。たとえば、いっそうきめ細かくそ
して白い粉を得ることに関心が集まったり、粉を人工的に漂白する
ための、精巧で複雑な装置のに大に努力が傾けられるようになった。

 この点について製粉業者は、大衆が人工的な漂白でしか得られな
い、純白度の高い粉を要求したからだと主張している。その通りか
もしれないが、決定的な理由は他にあった。以前は、粉は数力月の
間熟成させる必要があり、この間に、粉はその自然の色(クリーム
色)を失い、純白に変化するものと考えられていた。しかし大規模
生産では、この熱成に要求する時間が厄介な問題になった。それだ
け大きな保存倉庫と、無駄な資本支出を意味するからである。

 「製粉業者は、この負担を免がれる方法を捜し求めた。彼らが発
見したのは、小麦粉の漂白と熟成を人工的に行なう方法であった」。

 それには、高圧電流を流したり塩素ガスを浸透させるという方法
がとられた。販売促進をねらった小麦粉の漂白は、世紀の転換期に
フランスで初めて導入され、次いでイギリスで成功をおさめ、最後
にアメリカで大規模に実施された。漂白を数分間で済ませるキャビ
ネットは机の抽出しほどの大きさもない。塩素ガスは、管を通して
吹きこまれると、回転している粉の微粒子に一瞬にして浸透し、そ
のあと粉は、下の階におかれた紙袋にまっすぐ落ちていく。

http://www.isc.meiji.ac.jp/~sano/htst/History_of_Technology/article/19980627/ref2.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 漂白しなくても、時間をかければ解決する…ということで、日本
のメーカーは漂白をやめています。アメリカは産地ゆえにこの改善
ができず、今でも漂白したものが出回っているのではないかと想像
します。

 漂白そのものに別に害があるわけではないので、禁止もされてい
ないのではないかと思います。

 英語のサイトを見ると、小麦粉の漂白と無漂白ということについ
ての議論がたくさん出てきますので、やはり問題として認識されて
いるのでしょう。

-〔食べ物情報〕---------------------------------------------
「賞味期限」
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 こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

賞味期限、表示基準見直しへ=慣行改め廃棄削減を―消費者庁

 消費者庁は10日までに、現在各食品メーカーが独自に定めている
賞味期限が、必要以上に短く設定されるなどして、大量の食品廃棄
の一因になっているとして、食品ごとの賞味期限設定方法について、
統一ガイドラインを設ける方針を決めた。10月にも、メーカーや有
識者を交えた検討会を立ち上げる。

 賞味期限は、食品の品質が十分に保持される期間で、日付を過ぎ
てもすぐに食べられなくなるわけではない。メーカーが品質テスト
で風味が劣化しないことを確認した期間をさらに6〜7割に短く表示
するなど、各企業が独自に余裕を持たせる形で設定している。

 しかし、多くの流通現場では、賞味期限の残り期間が3分の1を切
った時点で棚から撤去する「3分の1ルール」が慣行となっており、
期限内にメーカーに返品された上で、処分される商品が大量に発生。
年間300万トン以上の食品が、期限内に廃棄されているとみられる
という。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100810-00000084-jij-soci
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この話はさるメーカーの人からも聞いたことがあります。安全を
みて、算出された期限(日数)に、安全率を掛けるのですが、それ
を0.9程度にするようにという指導があるというのです。

 この記事でも、安全率を0.6〜0.7程度にしているなどと書
いています。

 むかし見た資料では、無添加ソーセージの賞味期限を90日に設
定していましたが、根拠となる実験データでは180日でも問題な
しでした。この場合は0.5以下にしているわけです。

 さて、この安全率を大きくする=賞味期限を長くしようというこ
とは、普段感じている国の姿勢とはずいぶん違うことを言うものだ
と思いう人が多いのではないでしょうか。

 同様の例はアレルギー表示に関してもあって、以下のように指導
されています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

(コンタミネーション)

・コンタミネーションとは、食品を生産する際に、原材料として使
用していないにもかかわらず、アレルギー物質が微量混入してしま
う場合をいう。
  
・原材料として用いた場合のみに表示義務を課す現行のアレルギー
表示制度では、コンタミネーションについては表示義務がない。
  
・任意表示である注意喚起表示(例 本品製造工場ではそばを含む
製品を生産しています)により対応。

・企業が安易にPL法対策を講ずる結果、患者の食品選択可能性を不
当に狭めるおそれがあるため、可能性表示 (例 本品にはそばが
入っている可能性があります)を禁止。

http://www.maff.go.jp/j/jas/kaigi/pdf/kyodo_no16_shiryo_4.pdf
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ラインを共用するなどして、どうしてもコンタミが防げない場合
は表示するが、同じ場所で製造していても、正しく運用されていれ
ばコンタミを防げる場合には、逆に「可能性表示」をしてはいけな
い、というのです。

 賞味期限の場合も、期限の設定には根拠が必要だが、実際以上に
短い賞味期限をつけることを認めない方向になっていくと思います。

 短い賞味期限設定は、メーカー側には商品の回転をよくするとい
う、経済的なメリットがあります。しかしそのために無駄な商品の
廃棄をしてしまうようでは、やはりいけません。

 また、実際より著しく短い賞味期限設定は、商品が売れ残ったと
きに、賞味期限改竄への動機を作ってしまいます。賞味期限設定が
実際の保存可能期間とは違うことを知っていると、実際の保存可能
期間まで、もう一度売ろうとしてしまうことがあります。「白い恋
人」の事件がそうでした。

 「企業が安易にPL法対策を講ずる結果」というのはまさにそのと
おりです。片方でそうして企業をいじめておいて、片方では短すぎ
るのはよくない、と正論を言われても、メーカーは困ってしまうで
しょうが、ここは勇気を持って、できる限り長い賞味期限を設定す
るように頑張ってもらいたいと思います。

 しかし、賞味期限を長くすると、「実は保存料が…」などという、
謂われなき中傷を受けてしまうこともあるでしょうね。

 前にも書きましたが、精一杯の衛生努力をして、カビが簡単に生
えないパンを作ったら、「カビも生えない○○パン」などと言われ
てしまうのです。

 しかもそれを言っているのが、衛生設備の劣った、すぐにカビの
生えるパンを作っている人たちだったりするので、結構悲惨なもの
です。

 賞味期限の決め方について、こんな記事がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 賞味期限なんかいい加減だという主張がほとんどですが、皆さん
の工場で製造されている、商品の賞味期限の設定はどのようにして
いますか、設定の根拠を見せてくださいと新聞記者がきたら、設定
の根拠をすぐ 見せられますか。では、その賞味期限の根拠はなん
ですか。

 再度、原点に戻って賞味期限について、考えてみたいと思います。
賞味期限は基本は各メーカー、製造メーカーで決めることです。

 では、何を根拠に決めたらいいのでしょうか?簡単には、その期
間、おいしく食べられる事が最低の条件です。

 よく勘違いするのが、細菌検査をして一般生菌数が300以下だ
ったから大丈夫ですと答える方がいますが、私たちが製造している
のは食品ですから、細菌的に腐っていないから大丈夫です、という
のはちょっと違うような気がします。

 まず、五感で検査する必要があります。

視覚  みること
嗅覚  においをかぐこと
触覚  触れてみること
聴覚  音を聞いてみること
味覚  味を見てみること

 この五感の代用特性として 

細菌検査     一般生菌数、大腸菌、サルモネラ等々です。
理化学検査    水分値、蛋白値等々
官能検査     五感の変化すなわち、食べて見ることです。 
         変色等色の変化もあります。
レオロジーの検査 破断値、ひっぱり強度、食品の物性強度等の変
         化ですね。

 この代用特性というのは、本来人間の五感に頼って食べられるか
どうかを、検査した方がいいのですが、人間は、その日によって体
調が違いますので、ある程度機械に、その人間が持っている五感を
計測させて、代用特性とするのがいいですね。特に賞味期限の検査
は、腐っている可能性もありますので、人間が口に入れるのは、ち
ょっと考えてしまいます。

http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/syoumi9.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 やはり「官能検査」が決めてのようです。美味しく食べられれば
OKというわけです。

 これは家庭で食品を食べるときにも参考になります。賞味期限を
超えてしまった食品をどうしましょうか?正解は少し食べてみて、
美味しいようだったらそのまま食べてしまうというものです。

 少しでも味や匂いに異常を感じたら食べないようにしますが、異
常なければ賞味期限なんか無視して食べてもよいのです。賞味期限
はあくまでメーカーが責任を持つ範囲なので、それを超えたら自己
責任です。やはり捨てるのはもったいないですからね。

 さて、何度も書いたことがありますが、私が製造年月日表示より
賞味期限表示を支持している理由を列挙しておきます。

(1)製造技術の進歩により、「製造年月日」が特定できにくくな
った。

 最終的に包装された日が製造年月日になりますが、半製品のまま
で保管していたりすることが多くなり、製造年月日だけを見ている
と誤解してしまうことになります。

(2)包装形態の差により、表示が不公平になる。

 特に輸入食品などで、最終商品として入ったものと、原料として
入ったもので、製造年月日が違ってしまいます。

 たとえばインドネシアで冷凍エビを商品として製造したものは、
輸入時には1〜2か月経過しています。ところが同じエビを原料と
して輸入したものの場合、出荷時に商品として包装されますので、
製造年月日はエビの由来には関係なく、新しい日付になります。

 結局、新しいものが古く、古いものが新しく見えてしまいます。
製造年月日表示だけでは、このカラクリを見破るのは不可能です。

(3)食品のロスをできるだけ少なくするためにも、賞味期限表示
が好ましい。

 これが今回のニュースと関連する部分です。製造年月日表示だと、
感覚的には1年も前だと古く感じます。たとえその食品が3年の賞
味期限を持つものであっても。

 賞味期限表示でも、賞味期限ぎりぎりまでは売らないという現在
の商習慣は改めていきたいものです。

 メーカーは賞味期限をできるだけ長く表示し、販売店は期限ぎり
ぎりまで売り、消費者は賞味期限を超えない限りそれを買うという
ようになっていきたいものです。

 エコだの省エネだの言うのなら、まずこのあたりから手をつけて
いくべきなのでは?などと思います。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 上にも書きましたが、来週の日曜日から、また中国に行きます。
今年4回目ですが、まだまだ行くことになりそうです。

 そういうこともあって、お盆はどこにも行かず、家で過ごしまし
た。暑さもようやく峠を越えたかと感じる今日このごろです。

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