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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------355号--2006.08.27------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「アルギン酸・病気にならない生き方・洗剤
・添加物(Q&A)」「ポジティブリスト制」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 こんなメールをいただきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 とてもまじめな内容でいつも勉強になります。さて、卵について
ですが、最新の大型養鶏場はハイテクも含め管理体制が徹底されて
いると思いますが平飼いや有精卵について専門のお立場から教えて
ください。

 良い卵である条件として、鶏が健康であること、餌が適切かつ安
全であることなどは素人ながらわかります。ただ平飼いの場合、鶏
の運動量が多くケージ飼いの鶏より健康なイメージがある反面、サ
ルモネラ対策が気になります。

 平飼いは、農地などを含む広い敷地内に放す方法か、あるいはあ
る程度のスペースを使って囲いをする方法(外敵/病気から守るた
めなど)を想像しています。いずれにしてもこれらに近い飼い方で
あれば土の上での飼育になるため、サルモネラの洗浄や殺菌は現実
的に難しいのではないのか?と疑問に思います。

 鶏が健康でもサルモネラの感染率に関係がないとすれば平飼いは
リスクが高くなるように思います。もちろん広大なスペースで平飼
いができれば話は別ですが、日本の土地事情とコストなどを考える
とそれも無理に思えます。

 イメージで卵を選ぶとすると平飼いは良いのですが、疑問も残り
ます。卵の安全性、健全性を考えると平飼いは良いのか迷ってしま
います。

 平飼いの卵は有精卵として売られていることも多いように思いま
すが、この件については私はあまり関心がありません。「より自然
な状態」をどう見るかという思想や哲学の価値観のような気がしま
す。ただし有精卵を命のある卵として売るのは賛成できません。雌
雄を一緒に飼育しているからと言って全てを有精卵として売るには
嘘があると思うからです。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 卵については以前にも書きましたが、平飼いの方がリスクが大き
いというのは私もそんな気がします。ただし、平飼いというだけで
危険と決めつけるのもよくないです。ケージ飼いでも、リスクの大
きそうなところもありますし、形式だけで判断するのはよくないと
思います。

 逆に、平飼いだから衛生的にもよい、というのは間違っています。
平飼いでよいのは人間の気分であって、必ずしも鶏の健康によいと
はいえないのはご指摘のとおりです。衛生にこだわるならケージ飼
いがよく、気持ちよく飼われているのが大切なら平飼いなんでしょ
うか。

 平飼いでたくさんの鶏を一緒に飼うと、「イジメ」がおこります。
鶏のイジメは徹底していて、死ぬまで追いかけていることもあるそ
うです。そういうときは救出してきて、ケージに入れておくのです
が、ケージが鶏にとってよくないということではないのがわかる光
景です。

 つぎは前回の発芽抑制剤の話題について。 

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 今日ニンニクの発芽抑制剤の話、気にしていたので興味ありまし
た。友人がごく最近中国産のニンニクを酢に漬けたところ(彼は何
年も前から健康のためにニンニクを一ヶ月ほど酢に漬け、その後醤
油に漬けて毎日食べている)2〜3日して青みのかかった酢になっ
ていたので捨てたとの事です。現在農協ではタマネギの出荷に際し、
発芽抑制剤を指導しているようですが、これもニンニクの抑制剤と
同じでしょうか。数ヶ月前田圃で薬を散布している人に何かと聞き
ましたら、発芽抑制剤との返事でした。自家用にも散布すかと聞け
ば自家用は使わないとの事でした。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 いくつか誤解があるようです。まず、ニンニクが青くなってしま
った件は、中国産だからというようなことではなく、一般的におこ
ることで、別に問題はありません。
 
--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 ニンニクを酢や醤油に2日間程漬けておくと青緑色に変色し、何
とも不気味な様相になることがあります。これはニンニク中に含ま
れる鉄分と、あのニンニクの匂いの成分が関係しているのです。

 ニンニクには100グラム当たり1ミリグラムの鉄分を含んでい
ます。この鉄は普通は有機鉄の形で存在しており、無色です。

 しかし、ニンニクが酢に漬けられて酸性になるとニンニクの匂い
の素であるアルキルサルファイドがゆっくり分解していき、鉄と反
応して青緑色になります。

 醤油も有機酸をたくさん含んでおり、酸性ですので、酢に漬けた
場合と同じことが起こります。

 なお、この青くなったものは全く安全で、食べても問題はありま
せん。

http://wwwz.fujitv.co.jp/seikatsu/kurashi/tabe/j131.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 発芽抑制剤については、前回にも書きましたが、すでに使用でき
なくなっています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 国内では、かつて商品名で「エルノー」という萌芽抑制剤(タマ
ネギの芽が出るのを抑制する植物成長調整剤)がありましたが、20
02年10月で農薬登録が失効しており、現在は使用できる薬剤はあり
ません。現在では、貯蔵するにあたっては低温貯蔵やCA貯蔵(貯蔵
庫内における空気中の気体の組成を高二酸化炭素、低酸素状態に変
え、冷蔵と組み合わせて、青果物の呼吸量を抑えて貯蔵する方法)
が行われています。

http://www.pref.kumamoto.jp/safety_food/q-a/q-a09.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 発芽抑制剤というと、除草剤の方にもあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 発芽抑制剤とは、どういう働きをする薬剤でしょうか?

 発芽抑制剤は、雑草種子が発芽する際に作用し、発芽直後の雑草
に限定して効果があらわれ、枯死させる薬剤です。
したがって、必ず雑草の発芽前に散布します。

http://www.sumika-takeda-engei.co.jp/siru/y_jyo.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 昔は「芽止め」といって、発芽抑制剤を使っていましたが、現状
は上記のとおりです。

 最後に、自家用云々の件は、問い方が問題です。まず、タマネギ
を出荷するほど栽培している農家が、自家用だけ別に栽培すること
はありません。どうせ出荷時に出荷できないものが出てきますし、
わざわざ別に作る必要はないからです。

 だから、聞かれた方は「仮に自家用で作るとしたら」と考えて答
えます。農薬散布は結構重労働ですから、自家用程度では使わない
と答えるでしょうね。

 少なくとも、農作物を市場に出荷していて、同じ作物を自家用に
別に作っている農家というのは見たことがありません。それとは関
係なく、農家では家の周りに、自家用の野菜をいろいろと作ってい
るものです。こちらはあまり手をかけたりしないのは当然のことで
す。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.アルギン酸について質問ですが、ヨード成分はアルギン酸抽出
の時点でなくなり、食品添加される時点では成分が検出されないの
でしょうか。

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A.アルギン酸は褐藻類に含まれる多糖類です。原料の褐藻はヨー
ド成分を含んでいますから、製品化されて「アルギン酸」として使
われているものに、ヨード成分が含まれているかどうかということ
ですね。

 まず、アルギン酸は「グルロン酸」と「マンヌロン酸」がたくさ
ん結合したものだそうです。どちらも糖類で、いわゆる炭水化物の
仲間です。分子中には炭素、水素、酸素しかありませんので、純粋
なアルギン酸はヨードは含みません。

 あとは原料に由来する不純物がどれくらいあるかということです。
これについては残念ながら私にはわかりません。個別の商品を調べ
るしか方法はないと思います。

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Q.『病気にならない生き方』(新谷弘実)を読んで、マーガリン
や乳製品好きな私は、本当だろうか?と悩んでいます。真実を教え
てください。

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A.例のトンデモお医者さんですね。私なんかはこういう話を信じ
る人の気が知れないと思っています。

 ポイントは、主張していることが事実に裏付けられているかを確
認することです。こういう人はこういう病気になる、と断言するだ
けでは無意味です。ちゃんとデータをとって、統計として実証でき
ない以上は単なる妄想と考えて無視するのがよいのです。

 医者が「私はこの方法でたくさんの患者を治した」などと言って
も、あまり信用してはいけません。もし本当なら、門前市をなして
いるはずで、自分から売り込んで本を書いたりしているのはまず怪
しいものです。

 世の中には科学者とは言えないレベルの医者も多い、ということ
は意識しておいた方がよいと思います。

 もし牛乳が病気の原因になるという統計がとれたら、相手にして
もよいですが、まずそんな可能性はないでしょうね。

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Q.食器を洗剤で洗うとき、飲食店などではあまり洗剤をちゃんと
落とすことについては指導がなされてないようです。洗剤の残留成
分が付着したまま食器を使った場合、洗剤の成分が身体に与える影
響についてはどうでしょうか?また最近広く使われている食器洗い
器は有効に汚れや洗剤が落とすことが出来るのでしょうか?

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A.飲食店での皿洗いは確かに気になりますね。店によってレベル
が相当違うということもありますし、家庭での洗い方とは違って結
構乱暴に見えたりもします。

 保健所も衛生管理面ではいろいろとうるさいのですが、こういう
方面はあまり言わないと思います。

 残留する量について考えると、家庭で洗うより多いと思った方が
よいと思います。ただし、家庭でも完全になくなるわけではなく、
お店の方でも極端に多いというほどでもありません。要は程度の問
題です。そしてどちらも別に健康状態に影響するほどでもないのは
間違いありません。

 保健所がうるさく言わないのも、その結果の被害をほとんど予想
していないからです。洗剤の成分も無害ではありませんから、よほ
ど多くとれば害があります。しかしそんな量になると、料理の味に
影響してしまいますから、問題なく営業できなくなってしまいます。

 つまり、何もしなくても安全装置が働くというわけです。このあ
たりが気付かずに食べてしまう食中毒菌との違いです。

 私は5年ほど前に引っ越ししまして、新しい家には食器洗い器が
備えつけになっています。これに食器を入れるのは私の役目です。
入れ方にもよりますが、まず問題ないレベルで洗えているようです。
ときどき洗えていない部分があるのは、入れ方のせいだと考えてい
ます。

 入れる前に残っている分をざっと洗い落としています。あまりや
ると食器洗い器の美点である、「水の使用量が少ない」というのに
さわりますので、様子をみながら、少しずつ減らしてきました。で
も、マヨネーズがついている食器などはつい手が出てしまいますね。

 使う前は何だかもったいないような気がしていましたが、全体の
評価としては、家族の団欒のことを考えれば充分有効だと思ってい
ます。何といっても1〜2分で後片付けが済んでしまうのですから。

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Q.私の友人に栄養士の人がいます。その友人曰く、「日本では企
業の政治家への献金が盛んだから、健康には良くない添加物であっ
ても企業の都合で許可されてしまう。最近は葬儀場などで氷を使わ
なくても遺体が腐らないのは、保存料などの添加物が大量に体内に
蓄積されているためだ!!

 逆にオーストラリアなど世界中に食料を輸出している国の食べ物
は安全で、世界中からの信用を保つために検査が大変厳しい。添加
物が多い日本の食べ物は世界中から信用されるのは難しいだろう。」
などなど、ネガティブな事を私に聞かせます。

 外国では禁止されていても、日本では許可されている添加物はあ
るのでしょうか??

 少量では有害ではない添加物であっても、体内に蓄積される事は
あるのでしょうか??

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A.「死体」の話はタチの悪い都市伝説です。栄養士ともあろうも
のがこんな話を真に受けるのは情けないです。死者を冒涜してはい
けないという倫理観を持ってほしいですね。氷ではなくドライアイ
スを使っていますが何か問題でも?というところです。

 また企業の献金がどうとかいう話はそれこそお里が知れるという
ものです。政府や大企業が自分の都合で何でもできるのは、中国の
ような独裁権力の国であって、日本のような議会制の国ではありま
せん。

 この話は以上で終了です。添加物がどうという以前の問題である
と知ってください。

 食糧輸出国がそうでない国より規制が厳しくなる傾向があるのは
当然のことで、その意味では事実なんですが、これは複数の国の規
制をクリアする必要があるためで、当然のことです。輸出をほとん
どしていない国がマネをする必要はありません。

 添加物の許可は国ごとに、実情に合わせて許可をしています。許
可をしていないということと、禁止していることとは違います。実
際に使っていないとか、使う必要がないとかいうものは当然許可に
はなりませんが、禁止しているのとは意味が違います。

 危険でも何でもなくても、必要がなければ許可しないものです。
必要があり、安全性も確認して許可している国が、許可していない
国に遠慮することはありません。

 ただし、許可していない国に輸出しようとすれば、それに対応す
る必要があるので、前述のように輸出国はつらいよという話になる
わけです。

 体内に蓄積するのであれば、少量では無害という判断にはなりま
せん。そもそも、蓄積するという概念があてはまるのは有害な元素
とか、一部の非常に難分解性の分子の話で、当然そんなものは添加
物としては許可になりません。

 生物の身体は非常に複雑なメカニズムで動いています。食べ物と
して摂取されたすべての分子は、そのメカニズムのなかで変転を繰
り返していきます。その変転を追求するのが科学であって、真実を
追求せずに妄想を語るのがニセ科学です。ほとんどすべての食品添
加物批判論は残念ながらニセ科学に相当します。

--〔食べ物情報〕--------------------------------------------
「ポジティブリスト制」
------------------------------------------------------------

 この春から、農薬の残留基準が、「ポジティブリスト制」になり、
今まで基準値がなかった農薬にも、全面的に基準値が設けられ、規
制を受けることになりました。それに関して、中国からの輸入農産
物に影響が出ているというニュースがあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 日本が今春から新たに導入した残留農薬の「ポジティブリスト制
度」が中国で波紋を呼んでいる。

(略)

 中国側の統計によると、05年に中国から日本へ輸出された農産
物は約80億ドルで、輸出全体の3割を占める。それが6月の日本
向け輸出は前年同月比で18%も急減した。

(略)

 厚労省の公表資料によると、ポジティブリスト制度導入後、これ
までに各地の検疫所で見つかった輸入食品の違反例は計124件。
6、7月の2カ月でみると、昨年同期の10倍を超す。最も多いの
が中国産で、養殖ウナギや落花生、ウーロン茶、シイタケ、ネギな
ど61件で基準を超す農薬などが検出されている。

(略)

 一方、日本国内産については、農水省によると新制度導入以降、
都道府県などが実施する検査で基準を超す残留農薬が検出されたの
は、シュンギクで1件だけ。使用すべき農薬を取り違えたケースで、
導入前でも違反にあたるものだった。

 例年なら年20件前後の違反が見つかるペースが大きく改善され
ており、同省農薬対策室は「新制度導入で農薬の適正使用が徹底さ
れたためではないか」と話している。

http://news.goo.ne.jp/news/asahi/keizai/20060825/K2006082404110.html?fr=rk
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 現在、中国側は日本に対して、一定の規制緩和を求めているとい
うニュースもあります。基準そのものをゆるめるのではなく、検査
方法をゆるめてほしいということのようです。

 確かに、輸入農産物と国産農産物では、適用される基準は同じで
も、検査体制には大きな違いがあります。輸入農産物の方が圧倒的
に検査される機会が多いのです。

 これは当然といえば当然のことです。はいそうですか、とゆるめ
るわけにはいかないと思いますが、どうなりますでしょうか。

 上記の記事に、こんな文もありました。「同社はアサヒビール、
住友化学、伊藤忠商事の3社が15億円を出資して設立。今春、山
東省莱陽市の100ヘクタールの農地で、日本の環境技術を駆使し
た農場の経営を始めた。」

 大資本の投資にしては15億円というのは少ないですし、100
ヘクタールというのもそれほど巨大なものではありません。実験的
にやってみようというところなのでしょうか。

 日本に輸入されてくる中国産の農産物は、ほとんどが山東省あた
りの、こうした企業経営で生産されたものです。前回紹介した極貧
にあえぐ中国の農民が生産したものが輸入されてきているわけでは
ありません。とても日本で売れるような品質ではないでしょうし、
輸出経路にアクセスできるような農民が貧困層にいるわけもありま
せん。

 中国政府のとるべき対策は、地元ボスの儲けに係わる輸出対策で
はなく、9億の農民の生活を安定させる、農産物市場の自由化と農
民の土地に対する権利の保証だと、何度でも言いたいです。

 輸入時の検査結果は公表されています。
http://www.mhlw.go.jp/topics/yunyu/1-4/0607.html

 不合格で多いのは、トウモロコシ、マンゴー、うなぎなどです。
トウモロコシはアメリカ産で、アフラトキシンが検出されています。
飼料用ですので直接食べるわけではありませんが、この季節のアメ
リカ南部では、かなり汚染が進んでいるようです。アメリカ南部に
行くときは注意した方がよいのかもしれません。

 マンゴーは台湾産で、「シペルメトリン」という殺虫剤が基準を
上回っている事例です。

 うなぎが中国産(一部台湾産)で、昨年話題になった「マラカイ
トグリーン」は相変わらず検出されるようです。新顔としては「エ
ンドスルファン」「AOZ(ニトロフラン系)」などの農薬(殺虫剤、
抗菌剤)です。

 この他にもたくさん報告されていて、検疫担当者もご苦労なこと
です。ただし、輸入されている総量から見ると、必ずしも全面的に
違反が多いというわけではなく、事例に偏りがあることがわかりま
す。

 残念ながら中国はその偏った部分にあたっていることは事実です。
「外圧」で国内の改革をはかるのは日本の得意技ですが、中国でも
そうなってほしいと願っています。

 輸入農産物の検査について、次のようなメールをいただきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 最近、ガーナからのカカオ豆に農薬の残留違反が続出しています
が、チョコレートの加工工程で農薬は消失しないものなのでしょう
か?健康に影響もなくて、国内に守るべき競合産業がない食品を法
律だけを元に取り締まるのには、抵抗があると感じているのは、私
だけ?

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 なるほど…。こういうのはどうなんでしょうか。規制がある限り、
それをオーバーしていてもよいということにはできないと思います。
しかし、結果としてこの規制に意味があるのか?ということも疑問
に思います。

 悩ましいところですが、今のところは致し方ないのではないかと
思います。いずれ、このような問題にも正しく対処できる知恵を国
民全体として身につけていきたいですね。

 日本国内については、当初予想されたような混乱もなく、常識的
な対応でおさまっているようです。検査機会がうんと少ないので、
全面的に基準に適応しているとはまだ言い難いと思いますが、少な
くとも大きな問題とはならないという見通しができたのではないで
しょうか。

 ポジティブリスト制の基準をふりまわして、徹底的に検査すれば、
問題をおこすことも可能だったと思います。東京都あたりがやるの
ではないかと危ぶんでいましたが、それほど馬鹿ではなかったとい
うことですね。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 今回は花巻市のホテルから配信します。花巻もまだまだ暑いです。
でも、朝夕のさわやかな風はとてもいいです。

 「宮沢賢治国際研究大会」をやっているのですが、外国からのゲ
ストはフランス、中国、韓国というところが主です。みなさん日本
語が上手なのには驚かされます。私も中国語の勉強をもう少しまじ
めにしなければ…。

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-355号----------------- e-mail why@kenji.ne.jp -------------
--発行--渡辺--宏------- URL http://food.kenji.ne.jp/
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「宮沢賢治の童話と詩 森羅情報サービス」
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