安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>306号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------306号--2005.09.18------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「ひじき・玄米フレーク・哺乳瓶・炊飯(Q
&A)」「トランス型脂肪酸」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 今回はこんなメールを紹介します。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 今回、渡辺様も以前言及されておられた、中西準子氏への名誉棄
損事件について、中西氏を支援する目的のサイトが立ち上がりまし
たのでお知らせいたします。

「環境ホルモン濫訴事件:中西応援団」
http://www.i-foe.org/index.html

 別名「ネット評論と濫訴を考える会」です。

注:私は発起人ではありませんが、この問題発生当初から「この事
件はおかしい」と思っていましたので、個人の立場から知り合い
(?)の方に、このようにメールでお知らせさせて頂いております。

  いやしくも研究職につく者の一人として、科学者の発言を裁判
 で封じようとする風潮がこれから出てきては、社会の為にならな
 いと考えます。
 
☆以下このサイトからの文章の引用☆

環境ホルモン濫訴事件

 環境問題の専門家(中西準子氏、産総研)が、国際シンポジウム
で行われた発表内容について、自分のウェブサイトで批判をしたら、
発表者(松井三郎氏、京都大学教授)から名誉毀損で訴えられてし
まった。

 シンポジウムで使われたスライド(画像が多くて重いので、見る
ときはブロードバンドな環境推奨)と、発表に対する批判が含まれ
た感想を、まずは見て欲しい。

 今回の訴訟は、国際シンポジウムという場で公開された発表内容
について意見を書いただけで起きている。しかも、訴えるぞとも謝
罪せよとも何も言わずに、いきなり訴訟を始めている。これは、か
なり無茶なことである。こんなことで訴訟になるなら、ネット上で
活発な意見交換や議論など、何もできなくなってしまう。

 さらに、私達は、訴えられている中西氏が、もしこのまま負ける
ようなことがあったら、その判決は、自分の気に入らない議論を潰
したい人々にとって、とても都合のよいものになるに違いない、と
考えている。判例があることを理由としたクレームによってあちこ
ちで自由な議論がつぶされるということが起こりかねない。誰かか
らクレームがこなかったとしても、この先、言論と表現を萎縮させ
る効果は確実に生じるだろう。

対応方針

 この訴訟が馬鹿げていることは確かだし、こんな訴訟には積極的
に No!と言わないと、ネット上の議論そのものがおびやかされる。
だから、当サイトで、可能な限り、訴訟の経緯や書証などを集めて、
当事者の間で何がおきているのかをまずはっきりさせることにした。
さらに、訴訟そのものの手続きも考慮した上で、もう少し細かい具
体的な問題についても議論することで、この訴訟の何がまずいかを
説明することにした。問題のとらえ方は人によって違うと思うが、
当サイトの情報を参考にしていただき、この訴訟がおかしいという
意見をできるだけたくさんの人に持っていただければと考えている。

支援のお願い

 まずは、経緯をきちんと読んで、この訴訟の問題点を皆さんで認
識してほしい。問題点が認識できたら、皆さんのウェブサイトでこ
の訴訟を話題にし、良くないということを書いて、意見表明をして
ほしい。また、掲示板も設置したので、情報交換や問題提起を行っ
てほしい。この訴訟は間違っているという意見がネット上でどんど
ん増えれば、それだけでも中西氏の応援になる。

 支援につきもののカンパについては、現在企画中である。進み次
第、このサイトで情報提供する予定である。

次回口答弁論

2005年9月29日(木)11:30〜 横浜地方裁判所

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 このサイトの件は私も知っていて、紹介しようと思っていたら、
丁寧な紹介をいただきました。ありがとうございます。

 私からは特につけ加えることはありません。陰ながら応援させて
いただきます。

 中西準子さんのサイトでも、ご自身で紹介されています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 「環境ホルモン濫訴事件:中西応援団」というサイトが立ち上が
りました。
http://www.i-foe.org/

 山本さん、天羽優子さん(山形大学理学部助教授)の呼びかけに
濱田さんがのるかたちで作られたものです。最初のお二人は、第2
回の口頭弁論までは、全く面識のなかった方です。この、ややこし
い問題に首を突っ込んで応援してくれるという好意に感謝します。

 どこが、ややこしいかと言えば、原告が、京都大学(弱小大学で
はない)の教授で、その訴訟を支えているのが、かなり力のある環
境市民団体の幹部の弁護士さん達で、また、環境ホルモン学会が奇
妙な形でバックアップしていることであろう。つまり、原告および
原告につながる人が、良識や正義を具現していると通常考えられて
いる組織に属していることである。
 
 暴力団に脅された人を応援するというようなことは、ある意味、
簡単なことだ。悪と戦うという姿勢は分かりやすい。しかし、京都
大学教授、市民団体、学会−どう見ても”正義の3乗”だ。つまり、
エコマークが三つついている感じ。こういうところからは、悪く思
われたくないと考える人が多いだろう。

 マスコミ関係者から、こういう意見を聞いたことがある。「確か
に、この提訴はひどい。しかし、正直、うちの社としては、反市民
派というレッテルを貼られるのが怖いんですよ。記事には・・・」
と。

 そういう状況でありながら、また、これまで市民運動に関係した
り、応援したりしてきている方達でありながら、このように名乗り
出て頂いたことに感謝したい。

「中西氏を応援する方法」というところにこう書かれている。随分、
気を遣ってくれている。

『既に述べたように、民事訴訟をどう決着させるかは、当事者にゆ
だねられているということを忘れてはならない。応援する立場とし
ては、中西氏が比較的楽に勝訴判決を手にしてくれるに越したこと
はないが、条件次第では和解という選択肢もあり得る。ある意味気
楽に応援しよう。訴訟の決着がどうであっても、濫訴には No!とい
う声がネットから出てくること、世論が形成されること自体には意
味があるのだから。応援する側がエキサイトし過ぎて、何が何でも
訴訟続行というプレッシャーになってしまっては、ちょっとまずい
ってことを、心の片隅に留めておこう。』

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak316_320.html#zakkan317
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 このすぐ下に、前に紹介した「魚と水銀」の基準値の話が出てい
ます。ちょっと込み入った議論ですが、こういう考え方が食品の安
全性についての議論では常識になってもらいたいと思います。ぜひ
ごらんください。

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak316_320.html#zakkan316

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.現在妊娠6ヶ月です。妊娠初期からいいと思い、ひじきを大量
に食べておりました。最近、ひじきが良くないことを知り(特に妊
娠初期)、大変不安でたまりません。妊娠初期に食べ過ぎることで
起こりうる問題についても、いろいろと調べましたが、確率的なこ
とも書いてありませんでした。妊娠初期にひじきをたくさん食べて
無事だった方もいらっしゃるのでしょうか。

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A.無事だった人というより、「妊娠初期にひじきを食べて被害が
あった人」というのがいないのではないでしょうか。

 「市民のための環境学ガイド」のページに、この件の解説があり、
その中に厚生労働省のQ&Aが紹介されていました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 海藻類の国内生産量、輸入量及び輸出量から、海藻類のうちのヒ
ジキの占める割合を試算したところ、6.1%であり、摂取量の割合も
これと大きな差はないと推定すれば、ヒジキの一日あたりの摂取量
は約0.9gとなります。

 一方、WHO が1988年に定めた無機ヒ素の(暫定的耐容週間摂取量
PTWI)は15μg/kg体重/週であり、体重50kgの人の場合、107μg/人
/日に相当します。FSAが調査した乾燥品を水戻ししたヒジキ中
の無機ヒ素濃度は最大で22.7mg/kgでしたが、仮にこのヒジキを摂
食するとしても、毎日4.7g 以上を継続的に摂取しない限り、ヒ素
のPTWIを超えることはありません。

 海藻中に含まれるヒ素によるヒ素中毒の健康被害が起きたとの報
告はありません。

 また、ヒジキは食物繊維を豊富に含み、必須ミネラルも含んでい
ます。

 以上から、ヒジキを極端に多く摂取するのではなく、バランスの
よい食生活を心がければ健康上のリスクが高まることはないと思わ
れます。

http://www.yasuienv.net/AsInHijiki.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 もともとイギリスでひじきにはヒ素が多く含まれていると問題に
なりましたが、日本では問題にするほどではない、という見解のよ
うです。

 もちろん、主食にするほど大量に食べたらリスクはあるのでしょ
うが、毎日どんぶり一杯ずつ食べたりしてはいないでしょう?

 また、ひじきが持っているプラスの面はなくなったわけではあり
ません。なにごとも極端はいけない、という程度の理解でよいので
はないでしょうか。

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Q.玄米フレークについて、質問します。生活クラブの玄米フレー
クココアを購入しようと思うのですが、玄米は残留農薬が多いので
は、と心配になりました国産米を使用としか書かれていないので、
通常栽培のお米を使用していると思われます。一般栽培されている
玄米のフレークは、危険でしょうか?

 また、玄米フレークは、アクリルアミドの危険性は高いでしょう
か?朝食代わりにとらないほうが無難なんでしょうか

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A.玄米と農薬については、少し前に質問がありました。そちらを
見ていただくとよいのですが、簡単に言うと、白米より玄米の方に
農薬の残留は多いだろうというのは、理屈による推測で、実際に玄
米からたくさん農薬が検出されているわけではありません。

 でんぷんを高温で加熱すると、アクリルアミドができる、という
ことがわかってきています。油を使ったりして高温で加熱するもの
には、いくぶんか心配はあるでしょうね。しかしあまり厳密に考え
ると食べるものがなくなってしまいます。

 どうしても心配なら食べなければよいのですが、どこまで厳密に
対応すべきかは各自で考えてください。私たちの環境や食べ物がリ
スク0にならない以上、ある程度以上の心配は意味がないことは申
し添えておきます。

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Q.1歳2ヶ月の娘を持つ、母親です。今日、うっかり、ほ乳瓶の
消毒機に水を入れないまま空だきで消毒をしてしまいました。500
ワット3分間です。消毒機のケースもほ乳瓶も見たところ、変形は
ないのですが人体への影響は大丈夫でしょうか?発ガン性など心配
です。

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A.見た目に変化がないのでしたら、大丈夫ですよ。加熱で温度が
上がってしまったら、変形するでしょうから。

 ところで、一歳以上になると、なるべく哺乳瓶はやめた方がよい
と聞いたことがありますが、その辺はいかがでしょうか?ちょっと
気になります。歯にあまりよくないのですよね。

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Q.アルミ鍋(ガラス蓋)を使って、ガス炊飯をしていますが、炊
飯途中の泡が気になります。気になるというのは、泡の色なのです
が、大袈裟かもしれませんが、シャボン玉のような虹色に見えます。
鍋は何度も洗い、満遍なくすすいでいますので、食器用洗剤が残っ
ているとは思えません。また、某スーパーで持ち帰り無料のアルカ
リイオン水を使用したり、水道水でも炊飯を試しました。お水また
は、お米になんらかの問題があるのでしょうか?気にしながらも、
何度か食べてしまいましたが匂いや味は気になりませんでした。
害はないでしょうか?心配です。

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A.色がついて見えるというとき、いろんな理由があります。泡が
虹色に見えるのは、泡が着色しているわけではありません。これは
光の干渉によって見えるものです。

 光の波長くらいの膜があると、その膜の表面で反射する光と、膜
の向こう側の表面で反射してくる光とが干渉を起こします。

 干渉というのは、二つの光が重なり合って、強まったり弱まった
りすることです。微妙な膜の厚さによって、特定の光が強くなった
り、弱くなったりします。光は色によって、波長が違いますから、
膜の厚さによって、ちょうど打ち消しあって見えなくなる色があっ
たりするのです。シャボン玉をよく見ると、やはり虹色に見えます。
これと同じですね。

 炊飯器で炊いていると見えませんが、やはり同じことが起こって
いるはずです。普通の煮物のときにできる泡はそんなに薄くないの
で、干渉はおこらないですね。米のねばりが薄い膜をつくるのだろ
うと思います。

--〔食べ物情報〕--------------------------------------------
「トランス型脂肪酸」
------------------------------------------------------------

 「市民のための環境学ガイド」のサイトで、「トランス型脂肪酸」
の話題が取り上げられていました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 このような状況の中で、米食品医薬品局(FDA)は2006年
1月から、食品のトランス脂肪酸含有量の表示を義務づける。米国
人は1日に平均5.8グラムのトランス脂肪酸を取っているとされ
ているが、摂取の基準値は示さないものの、摂取量を減らそうとす
る消費者の商品選択を助ける方針。

(略)

 どうやら、トランス型の脂肪酸を摂ると、血管内壁の炎症などを
加速するということのようだ。

 日経BPのページには、こう記述されている。

 「トランス脂肪酸が血管内皮の細胞膜に作用し、炎症因子や接着
分子の産生を促す可能性を指摘、『このメカニズムによって、トラ
ンス脂肪酸による血清脂質への影響だけでは説明のつかない心血管
疾患リスクの大幅な増加がもたらされている』と見ている」。

(略)

 いずれにしても、トランス脂肪酸が引き起こすリスクの大きさは、
それほどという訳でも無さそうだから、マーガリンをやめてバター
にすれば、解決するというものでもなくて、やはり、脂肪によるカ
ロリー摂取量を、全体の20〜25%にするといった対処法がベス
トのようだ。バターは、食べ過ぎれば、恐らく細胞の自律的な制御
機構に悪影響を与えるのだろう。さらに言えば、脂肪酸についても、
動物性、植物性、があり、動物性についても、獣脂と魚脂がある。
植物性についても、なたね油、オリーブオイル、サフラワー油など、
分子構造の異なる様々な種類がある。これらを満遍なく摂るののが
コツなのだろう。

http://www.yasuienv.net/TransFat2005.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 以前にも書きましたが、不飽和脂肪酸には「シス型」と「トラン
ス型」があります。普通の不飽和脂肪酸はなぜかほとんどがシス型
です。トランス型はその立体異性体ですが、栄養的には価値がない
ようです。逆に生理的によくない作用があるのでは、と問題視され
ていました。

 トランス型脂肪酸は自然の食品にも含まれています。マーガリン
などにも多いのですが、これは人工的につくってしまっています。

 マーガリンの原料は植物性油脂で、常温では液体です。一般に、
炭素原子の数の少ないもの、不飽和結合を含むものが融点が低く、
常温で液体になります。

 植物性油脂は不飽和脂肪酸を多く含むので、液体なのです。マー
ガリンにするには、不飽和脂肪酸を少なくします。これは水素添加
と呼ばれる方法で、不飽和結合に水素を添加して、飽和結合にしま
す。二重結合の一つを切って、代わりに水素がくっつくと考えてく
ださい。

 この水素添加をするとき、残った不飽和脂肪酸の一部がトランス
型に変わってしまいます。一部にバターよりマーガリンの方が健康
によいと考えている人がいますが、そうともいえません。

 トランス型脂肪酸がどれほど害があるのかという問題ですが、こ
の間、アメリカでは規制強化の方向に進んでいます。肥満大国で脂
肪の摂りすぎが問題になっている国ですから、やはりトランス型脂
肪酸も気になるようです。

 アメリカで規制がはじまっているのに、日本では野放しです。こ
れはいくつか理由がありますが、基本的には日本人の脂肪摂取量が
少ないからです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

(1人1日当たり)

年 エネルギー タンパク質 脂肪
(Kcal)  (g)   (g)
1965 2,184 71.3 36.0
1970 2,210 77.6 46.5
1975 2,226 81.0 55.2
1980 2,119 78.7 55.6
1985 2,088 79.0 56.9
1990 2,026 78.7 56.9
1995 2,042 81.5 59.9
1997 2,007 80.5 59.3
1998 1,979 79.2 57.9
1999 1,967 78.9 57.9
2000 1,948 77.7 57.4
2001 1,954 73.4 55.3
2002 1,930 72.2 54.4

http://www.stat.go.jp/data/nenkan/zuhyou/y2101000.xls
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 この統計から見ると、少ないこともありますが、最近になって減
りはじめているのですね。いくら警告してもさっぱり減らないアメ
リカ人とはずいぶん違うようです。

 平均して日本人は総カロリーの25%程度の脂肪を摂取していま
す。アメリカなどでは40%から50%といいますので、とても同
列にはいえないのです。

 もちろん、アメリカ人なみの食事をとっている人は少しは注意し
たほうがよいです。でも、トランス型脂肪酸だけを問題にするのは
間違っていて、脂肪摂取量全体さらには総カロリー摂取量を下げる
のが先決です。

 また、脂肪のうち飽和脂肪酸の占める率も問題で、飽和脂肪酸が
多い食事はよくないとされています。日本人はこの点でも優等生で、
日本人が平均的に摂取している飽和脂肪酸の比率は、欧米では治療
食として与えられているものと同じくらいだそうです。
http://www.asajapan.org/food/trans/trans_and_soyoil.html

 結論をいうと、トランス型脂肪酸の健康への害は、それほど大き
なリスクではないが、高カロリー、高脂肪の食事をとり、肥満して
いる人は気をつけた方がよいというところでしょう。リスクの対象
は心臓病です。その場合も、トランス型脂肪酸だけでなく、飽和脂
肪酸の摂りすぎも問題になりますし、カロリー全体を減らすべきだ
ということもあります。トランス型脂肪酸だけを問題にするのはあ
まりよくないかもしれません。

 もちろん、トランス型脂肪酸の多いものをあえて食べる必要もな
いわけで、アメリカの当局(FDAなど)もそういうスタンスだと
思います。 

--〔後記〕--------------------------------------------------

 ようやく涼しくなってきました。

 「中西応援団」のサイトをつくる中心になっているのは、水関連
の怪しい疑似科学商品を批判している、「水商売ウォッチング」の
中の人なんですね。物理学者でありながら法律マニアなんだとか。

 提訴している側はよくあるような、自分への批判は一切許さない
タイプの老人のようです。こんなことを書くと訴えられたりしそう
ですが、私を訴えても利益がありません。相手は女のくせに自分よ
り有名で、偉そうにしている…などということなのでしょう。

 提訴そのものが目的のような訴訟なので、あまり騒ぐのもよくな
いのでしょうが、応援する姿勢も大切だと思います。

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