安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>300号


-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/
--安心!?食べ物情報--Food-Review-----------------------------
-------------------------------------300号--2005.08.07------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「小麦・お灸・酵素食品・にがり(Q&A)」
「中国関連ニュース」

-PR---------------------------------------------------------
浄化槽・排水処理のことなら、「環境デザイン.COM」に
http://www.kankyo-design.com/

浄化槽の設計・管理を通じてきれいな水環境つくりに貢献します。
きれいな排水が出て、維持管理費の安い浄化槽が設置できます。
ディスポーザー(生ゴミ粉砕処理機)もOKです。
-PR---------------------------------------------------------
-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/
--〔話題〕--------------------------------------------------

 今週もいただいたメールを紹介します。まず、前回紹介したお便
りへのコメントです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 学生の方のメールについて、少し補足させて下さい。

「その悪いところばかり重箱の隅をつつくようにして取り上げ、そ
の食材自体が悪いもののような扱いはしたくないと思います。もち
ろん、有害物質の分析に携わっている人を非難するつもりは毛頭あ
りません。ただ消費者側として、思うことは、まだ良くわかってい
ないことを悪い部分だけを強調して言わないでほしいということで
す。」

 上記の文章で、少し誤解があるようです。

 「有害物質の分析に携わっている人」が何か色々と不安を煽って
いるような感じに捉えられたのですが、基本的には実際に分析する
担当者はそういうことはしていないと考えます。

 私自身食品添加物や残留農薬分析をやっておりますが、消費者に
対し、マウスの動物実験や残留実態、使用実態を説明し、法的に問
題がない使用を行う限りリスクはほとんどなく、法違反やウソの使
用実態をなくすために検査を行っていると説明しています。

 確かに昔はDDTとか影響の大きい農薬や重金属類の汚染がひど
く、強く取り締まる必要性があったと思いますし、現在においても
カビ毒、ダイエット健康食品など警戒するものもあるのは事実です
から、そういうものは注意が必要です。

 農薬や添加物は法律に基づいて使用するかぎりそれほど騒ぐもの
ではないと考えます。実際に不安を煽る方々は、色々な健康食品も
しくは関連器具類を販売されている方など不安を煽ることで利益を
得る団体やそこからお給料をもらっている医者などです。

 また、残念ながら市民団体もそういうことに関与しているケース
もあります。確かに分析をやっているものも資金提供などのメリッ
トがあるため、そういうことに荷担しているものも残念ながらいま
す。

 しかし、ほとんどの分析に携わっているものは、科学的に論理的
に物事を判断しております。そして、そういう人ほど声が大きくな
いのが現実で、マスメディアも消費者も面白くないので関心を示さ
ないものです。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 次は細菌数の検査について。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 ある検査機関に勤めています。といっても、細菌検査の専門では
ないのですが、分かる範囲で情報をお知らせします。

 食品を試験する場合は、可食部の半分をミキシングして検査する
のが正しいやり方です。ただし、検体が大きい場合は、代表的な部
分を数箇所選んでミックスし、検体とする場合があります。

 まあ、はっきり言って、手抜きですけどね。しかし、例えば検体
が塊だった場合(あまり無いですが)、部分的に選んで検査しない
と、大変なのです。

 ただ、このとき正しく検査部分を選ばないと、結果が大きく異な
ってしまうことになります。

 例えば、魚や肉などの場合、表面を多く採取して試験すると、当
然ながら菌数は高く出ます。

 また、加熱する食品で、熱が通っているか調べるのに、表面だけ
を採取すると、全体を混ぜて検査した結果と異なってしまいます。

 また、試験の結果については、試験方法が載っているはずですが、
そちらはどうだったのでしょうか?

 生菌数は標準寒天培地で、どちらの検査団体も同じと思いますが、
他の細菌検査については、複数の公定法が設定されています。

 食品の種類によって、どの試験方法を使用するか決まっている食
品もありますが、どれを選んでもいい食品もあります。

 当然、手間やコストによって値段が異なるのですが、場合によっ
ては、結果も異なることがあります。精度の違いがありますので。

 私のアドバイスとすれば、

(1)証明書に試験方法が記載されていること。
(2)ISO17025やISO9001の認証を受けていること。
(3)厚生労働省の登録検査機関であること。

があれば、精度が高く、まず信用が出来ると思いますが、こういう
検査機関は値段が高いのが常です。取引先などの外部に出すデータ
のときは、精度の高い検査機関に依頼し、自社検査や定性試験のよ
うな場合は、値段の安い機関に依頼するのも手です。

 また、検査施設の見学などを頼んでみるのも良いかもしれません。
見ても良く分からないかも知れませんが、内部が整理整頓されてお
らず、汚れているようなところは、当然ながら駄目ですね。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 最後は「肉を柔らかくする酵素」について。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 この件ですが、私も前職でこういう酵素を使っていました。当然
ながら食品添加物として認可を受けている製品ですので、安全性に
問題はありません。サンプルではなく製品を購入すれば、製品の外
装には成分とその割合がぜんぶ書いてあるはずです。(食品と違っ
て、添加物の場合は全部開示することが義務づけられています。)

 酵素は合成できないとのことですが、実は、今は酵素程度の簡単
な蛋白質であれば合成できます。ウチでよく使っていたのが、肉の
表面どうしをくっつける酵素ですが、これはほぼ100%合成です。

 ちなみに、こういう酵素製剤を使った場合、生の肉であれば原材
料名に「酵素」と表示されます。ただし、加熱品であれば、「酵素
は加熱すれば活力を失い、ごくありふれた蛋白質にすぎなくなる」
という理由で、原材料名には何も表示されません。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 今回はみんな専門家からのお便りでした。どうもありがとうござ
いました。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

------------------------------------------------------------

Q.父親が小麦(粒)を食べたい。昔は小麦を栽培して、お米に混
ぜて炊き美味しかったといい、僕が探して食べさせてあげたいので
すが、なかなか見つかりません。

------------------------------------------------------------

A.小麦は必ず小麦粉になって売られています。これは理由があり
まして、硬い殻につつまれていることもあり、小麦を粒のままで食
べることはほとんどありません。

 大麦との違いについて、以下のように述べられています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 小麦と大麦、大麦の方が粒が大きいというわけではなく、実は大
きさにはあまり変化がありません。でも、その用途は全く違うんで
す。例えば、パンは必ず小麦が原料だし、麦ご飯は必ず大麦が原料。
小麦と大麦、いったい何が違う?そこで、大麦でパンを、小麦で麦
ご飯を作ってみることにしました!すると、大麦パンはなにやらひ
び割れを起こしてやたら堅いパンになってしまい、小麦ご飯はパサ
パサ。大麦にはパンがふっくらするために必要なグルテンが全く含
まれておらず、一方小麦は大麦ほど吸水率が良くないため、ご飯に
は向かないのです。

http://www.hakubaku.co.jp/q&a/mugi/mugimugi_oomugi_komugi.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 要するに、普通の感覚でいって、小麦をご飯に混ぜるのは無理と
いうことです。どういう思い出で、そのように言われているのかは
わかりませんが、小麦ご飯を食べさせても、かえってがっかりして
しまうのではないかと思います。

 粒のままの小麦を手に入れるには、やはり生産者に直接売っても
らうのがよいです。北海道でなくても、案外作っているところはあ
りますから、近くの農協などに問い合わせてみられてはいかがでし
ょう。

 ただし、前述のような理由で、おすすめできません。

------------------------------------------------------------

Q.食べ物ではないのですが、質問してもいいですか?お灸なんで
すが、これって燃やしますよね。ダイオキシンとかの心配はないん
でしょうか?

------------------------------------------------------------

A.お灸に使うのは「モグサ」などと言いますが、ヨモギの葉を乾
燥させたものだそうです。成分としては枯れ葉などと対して変わら
ないものでしょう。

 自然物を燃やせばダイオキシンは発生するでしょうから、厳密に
いうとお灸からダイオキシンが発生していると言えるのかもしれま
せん。

 しかしこれは量の概念を持ち込まない話です。お灸で燃やす量は
ごくわずかです。以前問題になった、ゴミ焼却炉で燃やす量とは比
較にならないですね。焼却炉でどれほど大量のゴミを燃やしている
か、一度見学してみるとわかります。

 しかもその焼却炉から発生しているダイオキシンもごく微量であ
ることがわかっています。

 現在、私たちの周りにあるダイオキシンは大半が昔使っていた農
薬の不純物としてあったものです。その農薬が改善された後、環境
中のダイオキシン濃度は減り続けています。

 現在のところ、ダイオキシンによる被害を心配する理由はありま
せん。ごくごく微量の、モグサから出るダイオキシンなど、たとえ
あったとしても検査もできないほどのものです。ご心配には及びま
せん。

------------------------------------------------------------

Q.最近自然食品のなかで、酵素食品を売り出してみえますが。お
値段が一月に4万近くかかるものもあります。確かに植物にかけて
育てると、かなり大きく育つとはききますが、人の身体にはどれだ
けの効き目があるのかしりたいです。

------------------------------------------------------------

A.酵素は体内でさまざまな働きをする物質で、タンパク質そのも
のです。食べすぎたときに消化酵素を飲むとラクになるように、効
き目は確かにあります。

 しかし、ちゃんと効いてもらうためには、酵素にその症状を改善
する作用があることが条件になります。何でも酵素をとっていれば
よいというわけではありません。

 漠然と体によい、という働きが酵素にあるわけではないのです。

 植物にかけてよく育つなら、それは酵素ではありません。少なく
とも、酵素が直接効いているのではないです。含まれている他の成
分が、肥料として効いたのでしょう。

 したがって、運良く摂取した酵素が効くときもあるでしょうが、
基本的に酵素食品が体によいとはいいにくいと思います。酵素はタ
ンパク質で、毒性もないでしょうから、別に害にもならないと思い
ますが。

 自然食品の店も、こういうものに頼るようになったらおしまいで
す。要するに薬のような効果をうたって、毒にも薬にもならないよ
うなものを、高く売ろうという商売です。

 一部に、禁止されている薬物を使ったような、悪質なものもあり
ます。そうなると無害とも言っていられませんので、だまされない
ように気をつけてください。

------------------------------------------------------------

Q.にがりについて、質問します。いつも、ご飯を炊くときに、に
がりを入れていて、にがりを入れたみず(にがりを10滴くらい)
を、何杯か、毎日飲んでいます。

 便秘やダイエットに効果あると聞いたので、やっているのですが、
身体によくないんでしょうか?やめたほうがいいって書いてありま
したので・・・ご飯に数的たらすのも、やめたほうがいいでしょう
か?

------------------------------------------------------------

A.量さえ極端に多くなければ、別に害があるというほどでもない
です。食塩も大量にとれば害がありますが、普段の食事くらいでは
無害といっていいです。それと似たようなものですね。

 ただし、同じ量だと食塩よりは害が強いと思います。そもそも、
わざわざとるようなものではありません。

 ダイエットというか、減量に効くかというと、たぶん効くと思い
ます。こんなものを多い目にとると、だいたい下痢をおこしますか
ら、たぶん減量できます。しかしこれはきっと健康にはよくないで
しょうね。

 趣味としてほどほどに使うのなら、別に問題はないと思いますが、
使いすぎにはご用心といったところです。

--〔食べ物情報〕--------------------------------------------
「中国ニュース」
------------------------------------------------------------

 しつこく中国の食べ物関連のニュースを追ってみます。これでお
しまいにしますので、ご了承ください。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------
【ウナギ ■マラカイトグリーン】
2005/08/05(金) 12:21:59更新

 厚生労働省は4日、輸入時のモニタリング検査において、中国産
養殖鰻加工品から、日本では食品への含有が禁じられている合成抗
菌剤マラカイトグリーンが検出されたことを発表。今後輸入される
中国産養殖鰻及びその加工品の全輸入届出について、マラカイトグ
リーンの検査を実施する方針を示した。

 合成抗菌剤マラカイトグリーンは、緑色の合成色素で、繊維など
の染色、観賞魚の水カビ病の治療などに使用されているが、養殖水
産動物への使用は禁止されている。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0805&f=national_0805_003.shtml
------------------------------------------------------------
【プーアル茶 ■下水】
2005/07/28(木) 16:34:28更新

 熟成年数でその価値が高まるプーアル茶だが、長期熟成に見せか
けた「ニセ熟成茶葉」を、劣悪な環境下で製造しているケースもあ
ることが明らかになった。28日付で信息時報が伝えた。

 信息時報の記者が取材した広東(カントン)省・四会(しかい)
市のプーアル茶工場は、ブタ小屋を改造したもので、工場の脇には
下水が流れていた。茶葉を湿った地面に積み、細菌の増殖を促進さ
せて発酵を速めるために下水をまいており、一部の茶葉にはカビや
うじ虫が発生。さらに、プーアル茶独特の香りを出すために、人工
香料を吹きかけるといった始末だ。

 プーアル茶の発酵には、通常少なくとも45日程度かかるが、こ
の工場で製造する「ニセ熟成茶葉」はわずか20日で発酵を始める。
完成した茶葉は5年、10年ものとして、350グラムあたり10
00−2000元の高値で市場で売られている。

 専門家は、「ニセ熟成茶」の表面には白い斑点があり、茶葉の色
が黒っぽいため、識別が可能だと説明している。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0728&f=national_0728_003.shtml
------------------------------------------------------------
【茶葉 ■クロムグリーン】
2005/04/23(土) 01:58:37更新

 蘇州品質技術監督局によると16日早朝、市内の南環路茶葉市場
に複数の職員が行き、「問題がある茶葉が売られている」とした店
舗を封鎖し、21種類の茶葉を合計30キログラム以上押収して分
析したところ、クロムグリーンが検出された。中国新聞社が21日
付で報じた。

 クロムグリーンは、ペンキなどにも使われる工業用着色料だが、
六価クロム、鉛、鉄のシアン化合物などを含む。強い毒性があるた
め、日本では「毒物劇物取締法」により「劇物」に分類される。

 クロムグリーンが検出されたのは、貴州省から空輸された緑茶葉
だった。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0423&f=national_0423_001.shtml
------------------------------------------------------------
【辣油 ■スーダンレッド】
2005/03/09(水) 15:16:00更新

 広東(カントン)省品質技術監督局は6日、米・ハインツ社傘下
の亨氏美味源(広州)食品有限公司(以下、亨氏美味源)が生産し
た「辣椒油(チリオイル)」など6製品で、発がん性が指摘されて
いる着色料のSudan red1(スーダンレッド1)が検出さ
れたと公表。亨氏美味源は9日、市場に出回っていたこれらの商品
すべてを回収したと発表した。中国新聞社が伝えた。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0309&f=business_0309_005.shtml
------------------------------------------------------------
【漬物 ■スーダンレッド】
2005/03/16(水) 15:53:36更新

 湖南(こなん)省工商行政管理局は10日、長沙罎罎郷調料食品
有限公司(以下、罎罎郷)が製造している「辣椒蘿ト」(大根の唐
辛子漬け)から発がん性が指摘されている着色料のSudan r
ed1(スーダンレッド1)とほぼ同じ組成を持つSudan r
ed4が検出されたと発表。15日までに、北京市内にあるスーパ
ーマーケットのカルフールでは罎罎郷ブランドの全製品が回収され
たもようだ。新京報が伝えた。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0316&f=business_0316_005.shtml
------------------------------------------------------------
【酒 ■ニセ白酒】
2005/03/24(木) 23:02:00更新

 北京市工商東城支局は、今年に入ってから、12.8億元相当の
「ニセ白酒」1972本を押収したことを発表した。23日付で中
国新聞社が伝えた。

 押収されたニセ酒のほとんどが、使用済みの古いビンやパッケー
ジを使用していることが発覚したが、消費者が新しいものか使用済
みかを見分けることは至難の業(わざ)。市場に出回る前に、いか
にしてニセ酒の横行を「水際」で阻止するか。工商局にとって当面
の急務となっている。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0324&f=national_0324_005.shtml
------------------------------------------------------------
【ハム ■抜取検査】
2005/04/05(火) 22:20:01更新

 国家品質監督検験検疫総局(AQSIQ、質検総局)は、薫製ハ
ムの抜き取り検査を行った。検査対象となった40種の商品のうち、
品質基準に合格したのは24種で、合格率は60%だった。4日付
で新浪網が伝えた。

 今回の検査では、防腐剤に関する問題が多く発見された。基準量
を超えるソルビン酸カリウムが10商品、同じく安息香酸が2商品
から検出されている。他にも、着色剤や澱粉の添加量が基準量を超
えていたり、品質表示が不適切であるなどの問題が発見された。

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2005&d=0405&f=national_0405_005.shtml
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 プーアル茶の元記事では、「馬の尿」をかけて作っていて、でき
たプーアル茶は尿の臭いがする、などとも書かれています。

 以上はいずれも、「中国情報局」というサイトからの引用です。
ここは中国へ進出する企業を支援するサイトで、かなり中国当局よ
りの報道が多いのですが、それでもこれくらい出てきます。

 他のサイトだとこんなのもあります。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------
【牛乳 ■ニセモノ】
2005年7月20日掲載


 スーパーに出かけると、あらゆる牛乳のブランドがあり、常温で
保存できるタイプなどその分類も数知れない。『羊城晩報』の報道
によれば、最近偽物の牛乳が出回っており、注意が必要だとしてい
る。これら偽物のの牛乳は、大手ブランドの名前をまねしており、
非常に紛らわしい。

 この偽物牛乳の正体は、香料などの添加物を使って味付けされた
見た目だけの「牛乳」で、たんぱく質などの基準をまったく満たし
ていない。悪質なものになると、古い革靴などの皮を使ってたんぱ
く質を抽出し、着色して牛乳にしている悪徳業者がいることも判明
している。天津農業部乳品質量検験検測センターでも、すでに偽牛
乳となる原料10数種類を発見している。牛乳を買うときは、安心で
きるメーカーのものを購入したいところだ。

http://www.explore.ne.jp/news/article.php3?n=1017
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これでは際限もないですね。

 いずれも日本に入ってくる可能性はほとんどないと思います。た
だし、こんなのもありますので、ご注意ください。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 厚生労働省によると、中国製のダイエット用食品「天天素(天天
素清脂こう嚢:てんてんそせいしこうのう)」によると疑われる健
康被害例は、6月10日現在、112件に達しています。天天素からは、
日本では無承認・無許可、あるいは医師の指導が必要な医薬品成分
が検出されており、「絶対に服用しない」よう厚労省はホームペー
ジで呼びかけています。

 天天素による健康被害としては、めまい、おう吐、下痢、腹痛、
頭痛、どうき――などが報告されています。ほとんどは軽症ですが、
天天素が原因とみられる死亡例も1人報告されています。

 これまでの分析で天天素からは、向精神薬の「マジンドール」や、
わが国では承認されていない肥満症治療薬の「シブトラミン」など
の医薬品成分が検出されています。

 マジンドールは食欲抑制薬ですが、麻薬および向精神薬取締法の
向精神薬に該当するため、医師の指導が義務付けられています。副
作用は頭痛や口渇、便秘などですが、重大な副作用として依存性や
肺高血圧症があります。

 また、マジンドールの服用量は成人では1日1回0.5mg、最高で1日
1.5mgまでと制限されていますが、千葉県健康福祉部薬務課によれ
ば、天天素1カプセルあたり1.4mgものマジンドールが検出されてい
ます。

 一方、シブトラミンは米国などで使われている肥満症治療薬で、
頭痛、口渇、便秘、不眠などの副作用があります。米国の添付文書
には警告として、「血圧の上昇及び心拍数の増加」が記載されてい
ます。2002年3月のFDA(米食品医薬品局)の報告によれば、シブト
ラミンを含む肥満症治療薬「メリディア」により25人が死亡してい
ます。

 ほかにも、天天素からは、わが国では承認されていない下剤「フ
ェノールフタレイン」と生薬の下剤「ダイオウ」なども検出されて
います。フェノールフタレインは、米国での動物実験により、発が
ん性が報告されています。そのため、過去では下剤として日本で承
認されていましたが、現在では承認が取り消されています。

http://nikkeibp.jp/wcs/leaf/CID/onair/kenkou/alert/380070
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 中国産の薬品、健康食品は非常に危険です。くれぐれもご注意く
ださい。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 中国のニュースはこのごろ気になって仕方ないのです。あの国は
これからどうなっていくのか、とても心配しています。でも次回か
らは「国内問題」をとりあげようと思っているのですが。

 気がついたら今回で300号になっていました。企画を考えてお
けばよかった…。1999年12月にスタートしましたので、今年の12月
で満6年になります。ご愛読ありがとうございます。

------------------------------------------------------------
-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/
-300号----------------- e-mail why@kenji.ne.jp -------------
--発行--渡辺--宏------- URL http://food.kenji.ne.jp/
------------------------------------------------------------
「宮沢賢治の童話と詩 森羅情報サービス」
http://why.kenji.ne.jp/
------------------------------------------------------------
 購読者数4299名です。ご購読ありがとうございます。
------------------------------------------------------------
私あてのメールのあて先は、
why@kenji.ne.jp
私のホームページ(「安心!?食べ物情報」)は
http://food.kenji.ne.jp/ です。
バックナンバーもすべて、このページで読めます。
【まぐまぐ】
このメールマガジンは、インターネットの本屋さん『まぐまぐ』を
利用して発行しています。( http://www.mag2.com/ )
マガジンIDは21668です。
このメールマガジンの登録や解除は
http://food.kenji.ne.jp/food2.html へ。
-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=-=/=--=/=-=/=-=/