安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>244号


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--安心!?食べ物情報--Food-Review----------------------------
-------------------------------------244号--2004.07.11------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「化学調味料・クリームチーズ(Q&A)」
「中西準子さんのこと」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 今回もいただいたメールを紹介します。まず補足をいただきまし
た。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 いつも色々な情報を提供頂きありがとうございます。

 7/4のメールマガジンで残留農薬の調査結果が紹介されていまし
たが、それについて補足させて頂きます。

 この53万件に及ぶ検査件数ですが、たしか私の記憶では農作物
の検査品数×1品目を検査したときの検査農薬数(50農薬など)
であったと思います。この場合、53万件の農産物の品目を検査し
たのではなく、この1/50程度ではないかと思います。

 オレンジの白い粉ですが、これは現品を確認しない限りはなんと
も言えません。可能性があるケースとして、植物が乾燥から自分を
守るためにロウ物質(白い粉やワックス様なもの)を表面に分泌す
る現象と農薬を付きやすくするための展着剤の粉などが考えられま
す。

 オレンジは収穫後洗浄すると考えられ、展着剤は洗い流されてい
ると考えられますので、恐らくオレンジ自身が分泌したロウ物質だ
と推測します。白い粉や洗ったら油の紋様がみられたケースでは、
ブロッコリーなどでもまれに起こります。これらは必ず起こる現象
でもなく、植物個々の状態や必要条件がありますから、再現性があ
るとも言えません。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 検査件数は気付きませんでした。よく考えるとなるほどと思いま
すね。次は感想です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 何事においても過敏症の時代ですね・・・・

 渡辺さんの論理的な説明はまさに今日的、飛行機と車の例などは
的を得た明答です。どうやら「何々隠し・何々を捏造」事件が多く、
不信感・不安感を助長しており、その割りには他人任せの風潮なの
でしょうか。

 私はNPOのハーブソサエティーの役員をやっていますが、浜松の
花博に「和のハーブ」を企画・展示しています。万葉集や源氏物語
が話題になり、自然体系の復元・・・そんな時代を背景に植物を通
じて様々な意見を出し合おうとのシンポジウムを開催、その言い出
し・要約を披露してみます。

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 “君がため春の野に出て若菜摘む我が衣でに雪は降りつつ”・・
・古今和歌集の光孝天皇の一首です。

 謳からは、まだちらちらと雪も降る早春に、待ちかねたように野
草を摘む万葉人の情景が浮かびます。

 このように芽生えたばかりの新芽を摘む喜びは、現代でも里山付
近で見られ、フキノトウやヨモギなど、まさに「日本のハーブ(山
野草・野菜)」は自然食として利用してきた原点です。ヨーロッパ
でスパイスが食や健康生活を大きく変えた様に、西洋ハーブも香り
などのロマンチックな世界と共に医薬(生薬・漢方・サプリメント
など)として再認識されたり親しまれています。

 反面、環境問題や化学公害、食の安全性などがクローズアップさ
れています。(中略)

 ハーブは美しく香り、優雅でしかも効能もありそう・・・でも、
「なぜ、どうして」という肝心な部分は未知数です。そんなところ
から興味ったら、自然を観察したり、育てて植物と触れあったりす
ることで、徐々に生き物に対する目が肥え、「生き物の活き々さ・
新鮮さ」あるいは「病害や不自然さ」などが判断できるようになり
(動物たち、もちろん人間はむろんです)、旬を知ったり、美味し
い物が分かり、食生活に自身がもて、さらには自身の健康も管理
(?)する――ようになれるのでは・・・

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ありがとうございました。さて、こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 須坂市中島の食品卸売「信濃興農」が、日本農林規格(JAS)
の規格外の添加物を混ぜた業務用の濃縮リンゴ果汁を製造し、JA
Sマークを付けて販売していたとして、農水省は八日、JAS法に
基づいて厳重注意し、製品の流通経路の確認や販売先への情報提供
などを指導した。

 同省によると、信濃興農は三月、中国から七倍濃縮のリンゴ果汁
を仕入れて一・五倍濃縮に薄め、リンゴ酸やリン酸、液糖などで成
分を調整。「五倍濃縮」と偽って、加工業者などに販売していた。
JAS法では、濃縮リンゴ果汁の添加物は品質を保つための最小限
度とし、酸化防止剤と香料以外は認めておらず、リンゴ酸などは規
格外。同社は六年ほど前から同様の不正を行っていたと話している
という。

 毎年、同社から依頼を受けて製品を検査し、JASの合格品と認
定していた日本炭酸飲料検査協会(東京)によると、検査では規格
外の添加物が含まれるかまでは確認しておらず、糖度20%以上な
ど三項目に適合していれば合格にしてきた。「業者側が『余計な物
は入れていない』と言えば信じるしかない。それ以上調べていれば
きりがない」(検査部)という。

 同省は、同社がこの仕組みを知り、検査をすり抜けることを意図
した上で適合認定を申請したとみている。

 また、製品の原材料には「りんご」とだけ記されており、長野保
健所は食品衛生法違反(虚偽表示)に当たるかどうか調べている。

 信濃興農は一九八〇(昭和五十五)年の設立。同省によると、八
五年ころから農水省の認定工場として濃縮リンゴ果汁にJASマー
クをつけて販売。二〇〇二年のJAS法改正後は同協会から認定を
受けていた。今回の農水省の指導について、同社は「担当者がいな
いので分からない」としている。

http://www.shinmai.co.jp/news/2004/07/09/010.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 ネット上でもこれだけの情報しかありません。しかしこれは悪質
です。韓国の生ゴミ餃子より、もっと悪質かもしれません。こんな
ことをしているから、食品業界が消費者から信用されないのです。

 「厳重注意」だそうですが、こんなことでよいのでしょうかね。
せめて詐欺罪は適用してほしいところです。私はこんな事件が発覚
したら、会社は営業停止、責任者は刑務所行きくらいが妥当なとこ
ろだと思います。「信なくば立たず」などというのは昔の話なので
しょうか。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.今化学調味料について調べています。化学調味料というとL-グ
ルタミン酸ナトリウムのことなんですか?あとグルタミン酸とL-グ
ルタミン酸ナトリウムはどうちがうのでしょうか?L-グルタミン酸
ナトリウムは人体に悪影響があって、グルタミン酸は影響ないんで
すか?教えてください。

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A.まず、L-グルタミン酸とグルタミン酸とは実質的に同じもので
す。

 グルタミン酸はアミノ酸の仲間です。アミノ酸というのは一つの
炭素原子にカルボキシル基とアミノ基がついています。ここはすべ
てのアミノ酸に共通ですが、もう一つ、それぞれのアミノ酸に特徴
のある構成部分があって、合計3つの部分が一つの炭素原子につい
ています。分子の立体模型を見るとわかりますが、構成している各
部分が同じでも、ついている順序が違って、反転しても重なり合わ
ない、「立体異性体」があります。ちょうど鏡に移った姿ですから、
2種類の異性体があり、それぞれL型、D型と言います。不思議な
ことに人間をはじめ、生物の身体はたんぱく質でできていますが、
それを構成するアミノ酸はL型ばかりなんです。

 L型のグルタミン酸は味を感じますが、D型では味を感じないの
だそうです。

 したがって、特にことわっていなくても、味を感じるグルタミン
酸はすべてL型です。合成してつくるとL型とD型が同時にできて
しまい、困っていたのですが、片方だけを合成する技術を開発した
野依博士がノーベル賞をもらいましたね。今、製造されているグル
タミン酸は醸造法で、細菌に作らせますので、はじめからL型ばか
りです。

 だから、「L−」とついているのは別に気にしなくてもよいです。

 「化学調味料」の定義はちょっと難しいです。とりあえず、「調
味料として許可されている食品添加物のうち、化学物質として精製
されているもの」という程度が妥当なところかな、と思っています。

 この定義にあてはまる代表的なものは、もちろんグルタミン酸ソ
ーダです。その他にイノシン酸やグアニル酸などの核酸系調味料も
ありますので、正確には「化学調味料=グルタミン酸ソーダ」では
ありません。でも、使用量は圧倒的にグルタミン酸ソーダが多いで
すから、当たらずといえど遠からず、というところです。

 最後に、グルタミン酸とグルタミン酸ソーダは、味の点ではグル
タミン酸ソーダの方が強いのですが、体内でのふるまいについては、
全く同じです。グルタミン酸ソーダが有害なら、グルタミン酸も有
害です。でも、グルタミン酸は体内では大切な働きをしているアミ
ノ酸ですから、通常の摂取量では害はありません。だから、グルタ
ミン酸ソーダも通常の摂取量では害はないと考えてよいと思います。

 それでは、どうして「化学調味料は有害である」とよく言われる
のでしょうか。このウワサが本当かどうかを含めて、よく調べてみ
てください。

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Q.冷蔵庫に品質保持期限が既に切れて1年半のクリームチーズ
(未開封)がありました。焼き菓子に使えますか?

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A.一年半とは半端ではないですね。クリームチーズというと、あ
まり日持ちしないイメージですが、実際はどうなのでしょうか。

 開封していないとのことなので、まだ食べられる可能性もありそ
うです。でも、常識的に言えばあきらめたほうが良さそうと思いま
す。

 あきらめきれない場合は、開けてみて様子を見、見た目や臭いに
問題がなければ、加熱して食べれば害にはならないかもしれません。
あとは運と根性ですね。

 でもこんなところで根性を発揮するのもどういうものか、ちょっ
考えてしまいます。

--〔食べ物情報〕--------------------------------------------
「中西準子さんのこと」
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 ちょっとうれしいことがありました。「中西準子のホームページ」
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/index.html
でこのメールマガジンのことが言及されているのです。「アカネ色
素」の話の最後に、こんな記事がありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

自然物のリスク

「安心!?食べ物情報」を出している渡辺宏さんが、「自然物にもリ
スクがある」ことを理解してもらう、いい機会になったと書いてい
たが、それは同感である。

 来週、突発的なことがなければ、自然物のリスクについて書くつ
もり。

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak261_265.html#zakkan265
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 中西準子さんは横浜国立大学の教授(正確には研究所か何からし
い)で、「環境リスク論」の著者です。

 インタビュー記事はこちら
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/YNU_intarview.htm

 尊敬する中西先生がこのメールマガジンを読んでくれていたとい
うのはたいへん光栄です。ひょっとして毎週講読してくれているの
かと思うと、ちょっとこわいですが。

 今回は昔話になりますが、私が一度だけ、中西さんを拝見したと
きの話を書いてみます。

 もう10年以上前になりますが、「協同組合石けん運動連絡会(協
石連)」というの会の大会が長野県諏訪市で行われたとき、中西さ
んの講演を聞いたのです。

 協石連というのは、生活クラブ、首都圏コープ、グリーンコープ
などの生協を中心に、農協、漁協などで石けん運動をすすめている
団体の連絡会です。有体に言えば非共産党系の生協の親睦組織のよ
うな感じでした。私たち大阪近辺の小生協も、非力とはいえ、末席
をけがしていたわけです。

 諏訪市といえば諏訪湖ですが、諏訪湖は大きさのわりに浅い湖で、
富栄養化が進んでいることでも知られています。浅いということは
水量が少ないということですから、そのほとりにあれだけの人口を
かかえていては、さもありなん、と思います。でも一時は臭いもひ
どく、本当に深刻だったそうです。

 そんな場所を会場にして、中西さんの講演があったのですが、主
題は「個人下水道」の話でした。「個人下水道」と言うと聞き慣れ
ないですが、何のことはない、今やごく普通になった、合併式浄化
槽のことです。

 下水道のあるところでは、家庭から出る排水はそのまま下水道に
流れ込みます。ないところでは、雑排水は溝に流し、トイレはくみ
取り式になります。昔の単独式浄化槽はこのトイレをくみ取り式か
ら改良したもので、一定の浄化をした後、溝に流すようになりまし
た。くみ取り式のトイレから、水洗になるのですから、地方都市で
は大いに受け入れられたものでした。

 しかし単独式浄化槽は効率が悪いのと、何もせず流される雑排水
も汚染の原因になるため、それらを一諸にして、効率よく浄化する
装置が開発されていたのです。これを家庭一軒ごとに下水と同様の
効果がある仕組みとして、「個人下水道」と中西さんは呼んでいま
した。

 ここで浄化された水はそのまま河川に流せるほどきれいになりま
す。もし全部の家庭にこういう装置がつけられれば、下水道はいら
なくなりますね。でも、全部の家庭にとりつけるのも結構たいへん
そうです。問題は下水道を作る費用と全部の家庭に装置をつける費
用と、どちらが安いかということになります。

 このときの結論を言えば、下水道にも適材適所がある、という話
でした。東京などの人口密集地では下水道による下水処理が適して
いるが、人口密度の低い地域では人口に比べ、投資が莫大になって
しまいます。そういう場所では各家庭で合併式浄化槽を設け、浄化
した下水を河川に放流するのが適切である、という論だったと思い
ます。

 また、当時着手されつつあった、「流域下水道」は河川の流域単
位の大規模な下水道ですが、これは投資が莫大であるとともに、河
川から水を奪うという点でもいけないと言われていました。かつて
流域下水道は土建屋のドル箱でしたが。

 実際、今や流域下水道は自治体のお荷物になってしまっています。
都市下水道もせっかく作っても赤字垂れ流し装置になっています。
下水に関してはどの政党も作るべしと言いつづけてきましたので、
あまり問題として取り上げられていませんが、そのうち耐えられな
くなってくると思います。

 こうして中西さんの論は経済的にも、科学的にも、正しかったこ
とがその後の歴史の中で実証されました。最初はお上の作る下水に
反対するとは、とか、せっかく下水道を作る運動をしているのに、
とかいって妨害を受けていた「個人下水道」の運動も、今やほとん
どの自治体で補助金をつけて推奨するようになっています。

 一部の「運動」から、極めて短期間に法律や行政の対応を変える
ことに成功した、まことに数少ない例です。考えられるのは、中西
さんの論が経済的、科学的な数字に裏付けられたものであったこと、
合併式浄化槽だけが正しいというような偏狭なところがなく、適材
適所を主張していたことなどです。

 当時は協石連に代表される、いわゆる消費者運動と中西さんの関
係は良好だったのですが、その後の時代の流れで、(詳しくは知り
ませんが)今やあまり良好ではないようです。私は何度も協石連の
大会に参加していますが、納得できる話を大会で聞いたのは後にも
先にもこれ一度だけです。中西さんの話は数字に裏付けられ、事実
を追求するものでした。それに対して、他の人の話はみんな、先に
思想があるのですね。いくら立派な思想でも、それをただ語るだけ
では単なる思いつき、思い込みです。

 運動を発展させるためには、そういう思いつき、思い込みを広げ
ていくべきだ、という考えがどうしてもあるのです。中西先生が運
動サイドのインチキやごまかしを見逃してくれないため、今や彼ら
はかつての行政と同じ、悪口を言う側にまわってしまいました。中
西さんはこう語っています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 もともと私は、下水道のことをやっていたときも、公害問題をや
っていたときも、ある程度の経済的なことを考えなければ意味が無
いと考えてきましたし、経済的な裏付けが無ければ実現しないもの
だと考えてきました。

 ところが、生活が豊かになってきたせいか、自分の健康リスクの
ようなものを削減するためにはいくらでもお金を掛けてもいいとか、
環境のためなら無限にお金をかけてもいいとか、そういう議論が出
てきました。

 そこで、今度私はそうじゃないですよと、環境リスクにしても何
にしても、ある程度経済的な負担をどれくらいにするかということ
を考えなくてはいけない、と言うわけです。

 何よりも世界全体でいえば、途上国の人は貧しくてどんどん命を
失っているという現実があるのに、先進国が自分たちのちょっとし
たリスクを削減するために猛烈なお金をかけるというのは納得が出
来ない、という思いがあって、もう少し合理的な環境対策が出来な
いかと提議するようになったんです。

 そうすると今度は、市民が先に行ってしまって私が遅れたのか、
どっちが先に行ったのかわかりませんが、市民運動から批判される
わけです。環境至上主義という感じの市民運動が多いですから、反
動みたいに言われることがすごくあります。

(略)

 下水の場合、一般的に市民運動は、下水処理場建設反対運動みた
いなものから出発するんです。私なんかはそうではなくて、もっと
良い下水処理場を作ろうという立場なんです。もっと良い河川計画
を立てようとするわけです。

 今有る案に反対するのは変わらないけれど、全体としてこの案が
いいですよと、対案をつくるという考え方で反対をする。理想の形
が違うんです。一緒に見えても違うものになってきているわけです。

 だから市民運動に関しては、一点突破的な、反対だけすれば良い、
自分のとこだけこうなれば良い、という感じから卒業していないな
という気がします。

 この30年で市民運動が盛んになって来ましたが、全体を見て、国
はこう治めるべきだよ、というような論理の体系を提供しているよ
うな市民運動は無いな、という気がします。

http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/YNU_intarview.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 私は運動の方はあまり関係なく、商品の仕入とコンピュータシス
テムばかりやっていましたから、中西さんとの別に接点はなかった
のです。しかし何年かして中西さんの「環境リスク論」「水の環境
戦略」(ともに岩波書店)を読み、いろいろと考えさせられました。
私も今までの運動路線に疑いを持つようになってきたのです。

 さらにその後、ダイオキシンで世間がやかましかったとき、正面
からそのばかばかしさを訴えたのも中西さんでした。しかも研究面
では、私たちの摂取しているダイオキシンがほとんどかつての農薬
の不純物として環境を汚染し、魚をとおして人間に入っていること
を立証されました。焼却炉を悪者にしたキャンペーンは全くの虚像
を伝えていたわけです。

 そのときの「新潮45」の記事は以下で読めます。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/45draft.html

 この年(1998年)は私が生協をやめた年です。それから5年して、
昨年私も「新潮45」に記事を書かせてもらいましたが、何だかと
てもうれしかったですね。

 その上で最初に書いた名前入りの紹介記事です。おもわず手を叩
いて喜んでしまいました。今回はとりとめのない話で、申し訳あり
ません。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 暑くなってきて、いよいよ夏休み間近ですね。昨年は中国にいる
ことが多く、よくわからなかったのですが、日本では冷夏だったは
ずです。今年はどうも暑くなりそう。1993年の冷夏の翌年、猛烈に
暑かったのと同じです。

 それから、中西準子さんのインタビュー記事からの引用は無断で
させていただきました。どうも無断引用の常習者なんですが、別に
悪いことではなかろう、と開き直っています。

「りんごジュースのJAS法違反」事件は急遽挿入しました。詳し
いことがわかれば、また掲載していきます。

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