安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>241号


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--安心!?食べ物情報---Food-Review----------------------------
-------------------------------------241号--2004.06.20------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「パン・化学調味料・イオン交換樹脂・環境
ホルモン・遺伝子組み換え(Q&A)」「アカネ色素」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 今回もいただいたメールを紹介します。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 さて、ニガリの件ですが、ここ数ヶ月くらいの間だったと思いま
すが、死亡事故が起きています。ある老人施設で、ふだんからニガ
リを下剤として使用していたのですが(実際に医薬品の下剤として
もマグネシウムは使用されています)、本来は希釈して服用させる
べきなのに原液のまま、つまり適量の数百倍以上を飲ませて、死な
せてしまった、というものです。安価で簡便(軽度の嚥下困難を抱
えている人にも投与できますし)というのはわかるのですが……

 食品の話とは離れてしまいますが、こういう事故って、どうにか
ならないものかと思います。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 これはニガリが悪いわけではないんですけれどね。こういう話を
聞くと、病院には近づかないのが一番、と思ってしまいます。

 次は「ポジティブリスト」ということについて、質問をいただき
ました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 ここの「ポジティブリスト」ですが、これは規制としてどこまで
確立されたものなのでしょうか?

(いつ頃から施行されているのでしょうか?農水省や厚生省の管理
でしょうか?それとも推奨とか、団体レベルの規制でしょうか?)

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 以下は私の返信です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 「ポジティブリスト」「ネガティブリスト」というのは、考え方
の問題です。「ポジティブリスト」は「使ってもよいもの」のリス
トです。このリスト以外のものは使用禁止ですから、「原則禁止、
個別許可」ということです。

 食品添加物は基準を満たした物質を個別に許可するシステムにな
っています。つまり、食品添加物はもともとポジティブリストとし
て記述されているわけです。どこまでできているか、といえば10
0%できています。

 このリストに載っていない物質は使ってはいけませんし、少しで
も怪しかったり、実際に使われなくなった物質はリストから削除さ
れます。

 だから、すべての食品添加物を禁止しようと思えば簡単で、リス
トを空にしてしまえばよいのです。

 この反対が「ネガティブリスト」です。これは「使ってはいけな
い」リストです。ちょっと考えると、こちらの方が「禁止」のニュ
アンスが強いように思いますが、実は逆で、これは「原則許可、個
別に禁止」なのです。

 すべての食品添加物を禁止しようと思えば、ありとあらゆる物質
をこのリストに掲載しなければいけません。もちろん、そんなこと
は不可能です。

 オリンピックなどで問題になる「ドーピング」も、検査リストに
したがって検査しますから、実態はネガティブリストに近く、選手
たちが検査リストに載っていない物質を使うことで、検査側といた
ちごっこになっています。

 一番効果があって、安全な薬品をポジティブリストにすることで、
このような弊害をふせぐことができるのに、と私は思っています。

 薬品を使う誘惑をなくすことはできないから、あらかじめ使って
もよい薬品を指定しておくのです。そうすれば、高くて安全性も不
安があり、効果も定かでない薬品を使う人は減るでしょう。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 オリンピックの話は蛇足でしたね。次に前回の「生ゴミ餃子」の
続報です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 韓国で腐敗した大根が入ったギョーザが流通していた問題で、日
本に輸入されたギョーザの中に、問題の製品は含まれていなかった
ことが、厚生労働省の調べで分かった。これを受けて厚労省は、す
べての韓国産ギョーザやギョーザの具、中華まんじゅうについての
輸入停止措置を近く解除する。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/science/news/20040620k0000m040024000c.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 日本にはとりあえず入っていなかったようですね。ついでに、こ
んなニュースもありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 済州市(チェジュシ)が生ゴミギョーザを回収した後、豚の飼料
に活用しようとしていたが、日本側に抗議され、飼料活用を取りや
めた。済州道が15日伝えたところによると、済州市は今月11日、
生ゴミギョーザ1695キロ分を回収した後、これを廃棄せず、奉
蓋洞(ボンゲドン)のH養豚農場に飼料として提供した。

しかし、一部マスコミが、生ゴミで作った冷凍ギョーザを豚に与
える場面を報じた。これが再び朝日新聞を通じて報道され、日本政
府が済州道あてに抗議文を送ってきたのだ。日本側は、抗議文を通
じて「韓日政府が協約した家畜衛生条件を違反している」とし「適
切な釈明がない限り、済州産豚肉の輸入を中止する」と明言した。

済州市は、波紋が広がった後、農場に保管中だった生ゴミギョー
ザを14日、急きょ回収し廃棄した。口蹄疫(こうていえき)波紋
以降、韓国産豚肉の輸入を中止していた日本政府は、今年3月末、
韓国政府と、済州産豚肉に限って輸出・輸入の衛生条件に合意し、
先月から済州産豚肉の輸入を許可していた。

http://japanese.joins.com/html/2004/0615/20040615194043400.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 韓国では、回収した「生ゴミ餃子」をまだ利用しようということ
に関してはあまり拒否反応がないようですね。

 食べ物にこうしたものを使う、というのは原則的にいけないこと
です。豚に残飯を食べさせるというのも、本質的に同じことです。
中国では最近になって、豚に残飯を与えることを禁止していますが、
韓国ではまだ堂々と行われているようです。

 このあたりの衛生観念の問題が、一番問題だと私は思います。韓
国は衛生状態は最悪という世評をなんとか払拭してもらいたいので
すが、まず衛生観念から!ではないでしょうか。

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.今妊娠中なんですがパンにカビが生えてるのを気付かず食べて
しまいました。胎児への影響はあるのでしょうか?

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A.まず、疑問なのですが、パンにカビが生えているのに、いつ気
付きましたか?食べてしまったパンにカビが生えていたというのは、
どうしてわかったのでしょうか。

 カビの生えたパンは食べない方がよいとされていますが、必ず毒
があるから、というわけではありません。

 気付かずに食べてしまって、その後も何ともないのなら、気にす
ることはないと思います。

 ごく微量を継続してとっていると、慢性の障害が胎児にでる可能
性がある、ということが水銀などで指摘されています。しかしこれ
は毎日のように食べつづけた場合を想定されていて、一度だけで影
響が出る、ということではありません。

 私はこのあたりを断定できる立場ではありません。気になるのな
ら医者の診察を受けるべきですが、一般的に言って、このカビ?の
害より、気にする方がはるかによくないですよ。

 人間というのは案外丈夫なものです。

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Q.「化学調味料という言葉は使わず 今は旨み調味料と言う」と
ある偉い料理研究家から聞いたのですが そうなんですか? 

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A.いわゆる「味の素」のことですが、この名称の歴史はなかなか
興味深いです。

 そもそも、「うま味」を持つ物質として「グルタミン酸ソーダ」
を発見したのがすべてのはじまりです。味を構成する要素として、
甘さ、塩辛さ、酸っぱさ、苦さなどとともに、「うまさ」というも
のがあるというのは国際的にも認められるようになりました。

 このグルタミン酸ソーダを商品化するには、当初は小麦たんぱく
質を分解して作りましたが、その後いろいろな製法が開発され、現
在ではグルタミン酸生成菌を使った発酵法になっています。

 「化学調味料」という名称はいつから、どのように使われてきた
のか、よくわかりませんが、開発当時はこの名前が先進的で恰好よ
かったのだと思います。「味の素を食べると頭がよくなる」などと
いうことも結構信じられていたりしました。

 その後、公害事件などを経て、「化学」という言葉に人々が幻想
を持たず、かえって怖いもののように考えられるようになりました。
そこでメーカー側から提案されてきたのが「うま味調味料」という
名称です。

 確かに、「化学調味料」というのはあまり実態を反映していない
名前です。「化学的に合成」されたものではありませんし、「化学
物質」という意味なら、すべての食品は化学式を持つ、化学物質で
す。完全にイメージ先行の名前であって、それが最初のプラスイメ
ージからマイナスイメージに変っただけ、というわけです。

 それに対して「うま味調味料」なら、用途と特徴を現しています
ので、「正しい」名称と言えるのかもしれません。しかし、ご質問
からもわかりますように、さっぱり普及していない名称でもありま
す。やはりメーカー側の身勝手に感じられる部分があるからではな
いでしょうか。

 で、私は家庭で使うなら商品名(「味の素」とか)で十分ですし、
加工食品に使うのなら、「調味料(アミノ酸)」でよいのではない
かと思っています。料理教室やテレビの料理番組なら,やはり「う
ま味調味料」というのが一番無難でしょうね。

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Q.軟水を精製するイオン交換樹脂は、人体に悪い影響はないので
しょうか

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A.イオン交換樹脂は主にカルシウムやマグネシウムイオンを吸収
して、ナトリウムイオンなどを出して、硬度を下げるのだそうです。

http://www2.tomato.ne.jp/~shin/aqua_kiso/ionkokan.htm
の説明が詳しくてよくわかります。

 人体に悪い影響という場合、どのような影響を考えてますか?樹
脂そのものの毒性、樹脂のモノマーの毒性、イオン交換した水の毒
性などが考えられますが、そのうちのどれでしょうか。

 イオン交換した水については、上記のようなことなので、心配な
いと思います。

 樹脂の毒性についてはよくわかりません。ただ、使用法からする
とそれほど毒性の強いものを使っているとは思えません。食品添加
物ではありませんから、樹脂そのものを食べるという前提はありま
せん。あとは水に樹脂のモノマーが溶けてきて、それが毒性がある、
という可能性です。モノマーの毒性は不明ですが、通常の使用でそ
れほど多量に溶けてくるとは考えにくいですね。だから誰も別に心
配していないのだと思います。

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Q.1歳男児の母親です。心配で夜も眠れませんのでやっと見つけ
ましたこちらのページに質問させていただきます。友人がいただい
たけれども使わなかったと言う古いベビー食器を1年近く使ってお
りました。ポリカボネード製でした。知りませんでしたが、先日、
ネットで同素材品は熱を加えると環境ホルモンが溶け出すため使用
禁止になったと読みました。赤ちゃんの食器なので、煮沸消毒、電
子レンジ消毒など熱をめいっぱい加えて使っておりました。ミルト
ンなどでの消毒、洗剤での食器洗いもしております。がそのサイト
には熱を加えたり、洗浄などして同食器などから溶け出たビスフェ
ノールにより男性の場合には精子が減少、又はなくなり、最近の少
子化傾向もその為だと記載されておりました。1年近くそのような
製品を使っていたのかとゾッとする共に、もし我が子の精子がなく
なってしまっていれば母親の私の責任だともうどうしていいか分か
らない思いでいっぱいです。

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A.「環境ホルモン」に関しては、以下のページが参考になると思
います。
http://homepage3.nifty.com/junko-nakanishi/zak181_185.html#zakkan184

 ここではたくさんの物質がリストにあげられた「環境ホルモン」
が実態のないものだったことが指摘されています。

 その中で「ビスフェノールA」は唯一といってよいくらい、ホル
モン作用が確認されている物質です。

 しかし効力は非常に弱く、人間に影響を与えることはありません。

 結局、ガセネタだったことがわかってしまい、今はもう騒ぐ人も
なくなりましたが、かつて書き散らかした本が今でもあるのですね。

 少子化は事実ですが、別に化学物質のせいでそうなったのではな
いことは、考えるまでもないと思います。

 ビスフェノールAはポリカーボネート樹脂の原料です。重合しき
れなかったビスフェノールAが溶けてくるのですが、樹脂が分解し
てくるわけではありません。したがって、長い間使っていると、ほ
とんど出て来なくなるはずです。

 そして溶けだす全量を摂取しても、何事も起りません。ビスフェ
ノールAよりも大豆に含まれるイソフラボンの方がはるかに女性ホ
ルモン作用が強いですし、人間は自分の体内で、もっと強い女性ホ
ルモン作用のある物質を作り出しています。これは本物の女性ホル
モンですね。

 男の子でも、ビスフェノールAとは桁違いに強い女性ホルモンを
作っています。こんなものに影響されることは絶対にありません。

 「環境ホルモン」が問題になったのは、もともと人間への影響で
はなく、人間が作り出した物質が、環境の中で他の生物に影響を与
えるのではないか、ということでした。

 しかしそれではインパクトが弱く、研究費も出ないので、さも人
間にも被害があるかのように言った人がいるのです。

 それと「少子化」を結びつけたのはマスコミの人たちだと思いま
すが、この両者が関係ないことは、小学生にもわかりそうな問題で
す。

 ということで、全く心配するには及びません。ご安心ください。

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Q.「信州サーモン」は染色体操作したニジマスとブラウントラウ
トを交配した品種。1996年から県水産試験場で開発に取り組み、
4月に新品種として水産庁の承認を受けた。(中日新聞)

 この魚も「遺伝子組み換え食品」になるのでしょうか?

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A.「交配した」と書いていますから、「遺伝子組換え」ではあり
ません。

 染色体操作とかしているようですが、これも含めるなら、ほとん
どすべての野菜は「遺伝子組換え」になってしまいます。

 よいか悪いかは別にして、現在の新品種の創出はみんなこんなこ
とをしていると思ってよいと思いますよ。

 ご質問の件はごく普通の新品種だと思います。

 遺伝子組換えという場合は、

・全く別の生物の遺伝子を、
・遺伝子だけをターゲットに挿入する技術を使う

ことが条件です。

 もちろん、これだけで新品種が作れるほど甘いものではありませ
んが、この条項があることが分かれ目になります。

 遺伝子組換え作物でも、旧来の品種改良技術は使いますし、在来
の品種といえども、染色体の操作くらいはしていて当たり前です。
でも、この場合は「別の生物」の遺伝子を持ってくるわけではあり
ませんから、問題にはされてきませんでした。

 私は五十歩百歩だと思います。

 また、動物に関しては「遺伝子組換え」はまだ成功していません。
当分、成功する見込みもないと思います。

--〔食べ物情報〕--------------------------------------------
「アカネ色素」
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 食品添加物に関して、こんなニュースがありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 厚生労働省は18日、食品着色料「アカネ色素」に高い発がん性
が認められたとして、この色素を使ったハムなどの食肉加工品など
について、製造、販売や食べることを自粛するよう、食品メーカー
や各自治体、消費者団体に通知した。今後、食品安全委員会が健康
を損なう恐れがあると判断すれば、厚労相が使用を禁止する見通し
だ。

 同省によると、食肉加工品以外にアカネ色素が使われている食品
は、かまぼこなどの水産加工品、菓子類、清涼飲料水、めん類、ジ
ャムなど。アカネ色素は03年度に約3トンが生産されているが、
使われた食品の流通量は確認できていない。また、ベトナムや中国
から菓子類など約23トンが輸入されている。使用した食品の表示
欄には「アカネ色素」「着色料(アカネ)」などの記載があり、消
費者に注意を呼びかけている。

 アカネ色素は、アカネ科の植物「セイヨウアカネ」を原料とした
天然添加物で、黄色や赤紫色に着色する場合に使われる。

 国立医薬品食品衛生研究所が動物実験を実施。最近になって、ア
カネ色素が5%混入したえさを2年間与え続けたマウスのうち、雄
の80%が腎臓がんを発症したという。

http://www.asahi.com/national/update/0618/035.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 こういう報道は異例です。「国立医薬品食品衛生研究所」という
身内の組織だからでしょうか、この実験結果が信頼できるものと確
定する前に、許可の取り消しではなく、使用、摂取の自粛を呼び掛
けた形です。

 この報道で、まず確認しておきたいのは次のことです。こういう
対応を厚生労働省がしているということは、世間に流布している、
「食品添加物の○○には発ガン性がある」とかいう話は全部ウソだ
ということです。もし、少しでも本当らしい情報があるのなら、厚
生労働省で無視するはずがないことは今回の対応を見ればわかると
思います。

 何しろ規制がお役人の仕事ですから、安全性を疑うような情報が
あって、なおかつ規制しないということがあり得ないことは理解し
ておくべきだと思います。ということは、食品添加物に関して流さ
れるウワサはまずウソと思ってよい、ということです。

 それから、この件でもわかるように、合成着色料が天然のものよ
り身体に悪いというわけではありません。天然添加物にはたくさん
の種類があり、ほとんどが安全性の検査をうけていませんから、調
べると今回のようなことが十分おこり得ます。天然のものなら安全
だというのは、単なる思い込みです。

 さて、今回の報道について、私はちょっと怪しい、と思っていま
す。いくら身内の実験結果だからといっても、少し対応が早すぎる
ように思います。また、実験の詳細は不明ですが、記事のように、
5%をエサに混ぜて食べさせた結果を重視するというのはどういう
ものでしょうか。着色料の実際の使い方から考えると、5%という
のは想像できないほどの大量です。ある物質を食事の5%与えて、
影響が出ない方がおかしいのではないでしょうか?

 着色料は一つの食品に1%も使うものではありません。さらに食
べるもの全体の中で、その食品の占める割合はせいぜい数%でしょ
う。人間への影響を考えるなら、%ではなくPPM(百万分の一)
の単位で、あるいはそれ以下で影響があるかどうか、という話だと
思います。

 これが発ガン性に関する情報でなかったら、無視されるところで
す。厚生労働省は発ガン性に関しては少しでもあってはならない、
と考えているわけです。

 発ガン物質を避けるのは当然ですし、アカネ色素を食品添加物リ
ストからばずすの結構ですが、しかし、どうも反応が早すぎる気が
します。もう少し研究を重ねてからでもよいのような…。

 これから、いろんな研究機関がそれらしい実験データを公表した
ときも、今回のように対応するつもりなのでしょうか?案外しそう
ですね。食品添加物反対派の人にとっては、今がチャンスかも。

 どんな食品添加物でも、大量に与えれば何かしらの害が出ます。
そんなデータをつくって、記者会見でも開いて話題にすれば、厚生
労働省ものってくるかもしれません。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 私が小さかったころは、校区のはずれに競輪場があり、そのあた
りから紀ノ川の河川敷にかけて、たくさん豚が飼われていたもので
す。道でも子豚が遊んでいるのをよく見かけました。

 それらの豚はもちろん、繁華街からでる残飯を食べていました。
残飯を食べた豚は品質も劣りますので、さすがに今ではなくなって
います。品質の面だけでなく、どんな場合も、残飯を人間の食べる
ものに使ってはいけない、(リサイクルしてはいけない)というこ
とは考えておいてほしいと思います。

 身近なところから畜産が遠ざかった、と嘆くむきもありますが、
食品の安全はこのようにして守られているのです。豚や鶏と一諸に
暮らすような生活が、どんなに危険かは昨年来のSARS騒ぎでも
明らかになりましたから。

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