安心!?食べ物情報>メールマガジンバックナンバー>216号


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--安心!?食べ物情報---Food-Review----------------------------
-------------------------------------216号--2003.12.28------
--〔今週の内容〕--------------------------------------------

「いただいたメール」「遺伝子組み換え大豆・EM農法・りんご
(Q&A)」「BSE」

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--〔話題〕--------------------------------------------------

 こんなメールをいただきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

>  先日、珍しく遅く帰ったら「北の国から」というドラマの再放送
> をやってました。畑に「疫病」が出て、トラクターで農薬をまく場
> 面があり、その畑の農民が「土が死んだ」などと言ってました。
>
>  まるで魔法の薬か悪魔の薬のような扱いですね。
>
>  「疫病」というのは要するに植物の病気の総称でして、そんな病
> 気があるわけではありません。リアルな病名を調べる手間をはぶい
> てはいけませんね。

 ジャガイモには『疫病』という病気があります。ジャガイモの場
合はPhotophthora infestansを中心としたツユカビ目の数種のカビ
によって引き起こされる病気です。

 また,多くの植物には「疫病」が発生します.共通点としては地
際から発生し,黒く腐り,原因はツユカビ目のカビであることがあ
げられます。この仲間のカビは普段は土中で腐生的生活(死んだも
のを分解する)を行いますが,多湿/低温などで植物の抵抗力が低
下すると病原性を発揮します。
http://www2.pref.shimane.jp/nousi/home/database/disease/ja116.htm
http://www.american.edu/TED/POTATO.htm

 この病気により、19世紀にヨーロッパに根付いたジャガイモの多
くが被害を受け,多くのアイルランドが食料を求め,アメリカに移民
(400万人?)したといわれています。
http://www.bekkoame.ne.jp/~asamak/e022.html

 確かにこのによるThe potato blight を、単に疫病と訳すにはま
ずいと思います。ただ,おそらく番組制作者は上記のアイルランド
の事例を知っていたのではないでしょうか?映像のものも,どうや
ら本物に見えます。

 それと,私はそのドラマを見ていないのですが,因果関係が逆と
思います。農薬散布=>土が死ぬのではなく,土が死ぬ=>農薬散
布をせざるをえないが本来の姿なはずです。

 現在の多くの農薬は土壌中では容易に分解されるのです。しかし
作物を連作することで,特定の要素が減少し,またトラクターで耕
転することで土が粉砕され,締まります.この状態を指して「土が
死んだ」と言っているのではないでしょうか?当然このような状況
下では植物の本来の抵抗性は期待できず,農薬に頼る必要性も増え
るでしょう。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 なるほど、偉そうにいうとロクなことがない見本ですね。ただ、
ドラマでは農薬=悪という描写でして、有名なジャガイモ飢饉など
は眼中にないというか、たぶん知らないのだと思います。

 因果関係についてはおっしゃるとおりです。どうもありがとうご
ざいました。

 この件については他の方からもメールをいただいています。掲載
は省略させていただきましたので悪しからずご了承ください。

 つぎのメールもいろんなところにコメントをいただいたものです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

>  マスコミ・消費者が無農薬・有機野菜を評価するのはわかります。
> では、農薬を使わないことによる収穫減は相対的にみれば危険なの
> ではないでしょうか?全て日本国内の農業が全て有機農法・無農薬
> 農法に変わった場合のリスクはどうなんでしょう。たいていの場合
> 収穫量が減る無農薬栽培・有機農法で享受できる安全とはごく一部
> の人間だけのものではないのでしょうか?

私の意見:

 有機農法、無農薬農法に変わったときのリスクは現在のところ、す
べて農家が背負っています。市場では、有機といえども買う人が無け
れば廃棄されるし有機で収量が少ないからと高値での取引は限界があ
ります。

 価格には転嫁できにくい状況です。(若干高めのものは確かにあり
ますが)有機の目的は「農業の自然循環機能の維持増進を図ること」
にあります。有機に取組む農家は、いろいろな思惑があっても一般の
栽培方法より少なくてもこの目的に添って営農されていると思います。
多少高くても、それを支えるつもりで私は有機農産物を購入していま
す。マスコミで有機を作る人も、買う人も、エゴイスト・・・みたい
に言われるのはちょっとかなしいなぁと思っています。

 安いからと中国産のネギを買えば、日本のネギがそれだけ余分にな
っているという現状がつらいですね。

 農家の努力不足もあるかもしれませんが農家が頑張りたくなるよう
な環境を、農家以外も考える必要がありそうです。

>  いわゆる有機農業というのは、その無知につけ込んで、一儲けを
> 企むものです。これは非難すべきではないのですが、行き過ぎると
> 自分の首を締めることになるところもあります。
>
>  私は有機農業推進派でして、無知な都会人はおおいにだまして儲
> けるべきだと考えています。しかし、事実関係までウソをつくと、
> いずれバレるときがきます。

私の意見:

 最後の3行、爆笑しました。ごもっともなご意見です。農業をな
めてますね。私はこのドラマ、嫌いなので見たことがありません。
国内でも珍しい部類の人間かも・・・・

>  農家が純朴で、ウソをつかないというのは単なる思い込みです。
> 実際は農家のウソがやっかいで…。
>
>  まだまだこういうことは出てくると思います。

私の意見:

 そうですね、農家も様々です。今年は新潟・東北の米の産地でい
ろいろ見てきましたが自家収穫〜調整(玄米30kg紙袋つめ)ま
での工程がなかなかあやしい部分があります。

 悪意を持ってとか、ではなく単にアバウトなだけの場合がほとん
どですが。(笑)米が取れなくて大変な農家も多いのでした。

> Q.汚泥コンポストや給食残渣、抗生物質を使用している蓄糞等を
> 使用した堆肥はJAS有機で使用できますか。

私の意見:

渡辺様の回答で十分と思いますが追加。汚泥コンポストは、(何の
汚泥か)が問題です。下水汚泥はダメです。食品工場など原料が特
定できる汚泥は認められる場合がありますが、(食品残渣中の保存
料などの化学物質は問題視しない)汚水処理の時に化学合成凝集剤
を使用すれば認められません。だからたいていダメですね。

 給食残渣や抗生物質入りの飼料を食べた畜糞尿は堆肥化してあれ
ばOKです。(JAS規格ではです。外国のオーガニック基準では
ダメな場合あり)

 牛肉のトレーサビリティー法と同時に牛肉の生産情報公表JAS
も施行されましたが、これは、トレサ法+飼料と投薬情報・・・と
いったJAS規格・基準です。ここでいう飼料の情報は、「商品名」
でよいらしくそこから先は、商品名から内容を自分で検索できるよ
うなシステムを考えているらしいです。

 農水省のお役人が考えることは、平民にはわかりません。

 どれも、消費者と生産地が離れてしまったことが原因ですね。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 いろいろとありがとうございます。以上のメールはいずれもプロ
の方からのものです。いろいろと補足や習性をいただいて、いつも
助かっています。

 それから、こんなメールもいただきました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 一番最初の「こんなメールを頂きました」の返信のところですが、
「余談ですが、・・・・・・・。タバコの煙も暖炉の煙も同じくら
いのリスクがあると思います。」というふうに書かれていました。

 我が家は、冬の暖房は、エアコンやオイルヒーターとかでなく、
ストーブがメイン(石油ヒーターもあるけど)になっています。確
かに電気を使った暖房は、空気が汚れないという点がいいなと思い
ますが、電気代がかかると言うことで、なかなか手がでないのが現
状です。ですが、ストーブをつけると、とたんに空気清浄機が反応
をはじめる様子を見ていると、体にはよくないのかなと思ってしま
います。子供達のためにも、どの程度のリスクがあるのかなといつ
も考えていました。かといって、どんなところで調べたらいいかも
わからずにいたものですから・・・。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 以下は私の返信です。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 この部分は私の返信ではなく、いただいたメールに書かれていた
「余談」です。私は「暖炉の煙」と「たばこの煙」が同程度のリス
クと考えているわけではありません。

 たばこの方が圧倒的に健康に悪いと思います。

 また、暖炉といった場合、燃やすのは木または石炭でしょう。石
油ストーブやガスストーブはそれよりもうんと害は少ないと思いま
す。

 それでも害がまったくないわけではなく、私たちは完全には無害
とはいえない環境のなかで暮らしています。

 完全に無害な環境は人間が生きるべき場所ではないような気もし
ます。避けられるリスクは避け、避けられないリスクはしっかりと
受け止めていけばよいのではないでしょうか。

--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔Q&A〕------------------------------------------------

 「安心!?食べ物情報」では、みなさんからの質問を常時受け付け
ています。質問の宛先は

why@kenji.ne.jp

です。いつでもどうぞ。

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Q.遺伝子組み換え大豆の人体への影響についてお伺いします。

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A.今生産されている遺伝子組み換え大豆は除草剤に耐性をもたせ
たものです。除草剤の効果をキャンセルできるような遺伝子を細菌
から取り出して、大豆に導入しています。それ以外は普通の大豆で
すから、人体への影響はないと思います。

 遺伝子組み換え作物は一般の作物と違い、安全性の審査に合格し
てから栽培を許可されています。一般の作物には安全性の審査とい
うものはありませんので、かえって安全なくらいでしょう。

 遺伝子組み換え作物に問題があるとすれば、遺伝子の拡散による
環境への影響がある可能性と、開発企業による種子市場支配の問題
が考えられます。

 特に後者はパソコンの世界の某MS社を思い起こさせるものです。
いずれ、独占企業は社会化せざるを得ず、いつまでも勝手はできな
いと思いますが、それまでは監視が必要だと私は思っています。

 しかし、健康被害があるかのようなウワサは真実ではないと思い
ますよ。

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Q.たまに「EM農法により」というような食品を見受けれ、EM
菌を使った農法自体、有機栽培でも認められているようですが、E
M菌自体は安全なものと考えていいんでしょうか?

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A.EM菌というのももう一つ正体がわからないのですが、要する
に土壌細菌を培養したものでしょう。

 菌自体はどこにでもいるもので、無害といってよいと思います。

 それよりわからないのがこれをありがたがる人たちで、何がよい
のか私にはさっぱりわかりません。

 偏見かもしれませんが、安全だけれど無意味なものだと私は思っ
ています。

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Q.りんごを食べようとして割ってみたら、芯の部分に白くかびが
生えていました。果実自体はふつうなので、芯を残して食べてしま
いました。かびが生えたのはりんごが古いからでしょうか?また食
べても大丈夫でしょうか?

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A.これはよくあることみたいですね。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 りんごの芯が感染する病気としては、心カビ病があります。この
病気には、開花期に感染します。表面からはわかりませんが、割っ
てみると、芯の部分に白、黒、紫色のカビが発生していることがわ
かります。主にデリシャス系品種、北斗、東光などに発生しやすい
病気ですが、ふじなどでも発生する可能性があります。

http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/qa/alt/altqa011208.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 カビは白かったり黒かったりするようです。カビの部分を食べな
ければ大丈夫ということです。

--〔食べ物情報〕--------------------------------------------
「BSE」
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 先日のカナダに続いて、アメリカでもBSEが発生したようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 米農務省は23日夕(日本時間24日朝)、BSE(牛海綿状脳
症)の感染が疑われる牛1頭が米国内で初めて確認されたと発表し
た。牛はすでに処分され、肉はワシントン州内の食肉処理に運ばれ
た。同省は回収作業を進める一方、飼育農場を閉鎖、感染経路の特
定を急いでいる。また、組織標本を英国に送って確定検査を依頼し、
国際獣疫事務局(OIE)にも経緯を通報した。

 ベネマン農務長官は同日の緊急会見で「米国の食物供給の安全性
には自信がある。人間へのリスクは極めて低い」と述べた。米国内
で危険性が指摘されている食物供給網を狙ったテロの可能性につい
ては否定した。

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/893772/82a82r82d-0-17.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 発生場所がカナダに隣接しているワシントン州なので、カナダか
ら来た牛である可能性もあるようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

【ワシントン26日時事】米農務省の主任獣医師ロナルド・ディヘ
イブン氏は26日の電話会見で、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)
感染牛の出生場所の確認作業について「極めて複雑だ」と指摘、
「数週間ないし数カ月を要することがあるほか、特定できない場合
もある」との認識を示した。調査は「多くの州に拡大する可能性が
ある」という。

 同氏は具体的な出生場所について、「カナダで生まれたと推測す
るのは時期尚早だ」と指摘したが、その可能性を完全には否定しな
かった。ワシントン州にはカナダから多くの牛が輸入されており、
BSE感染牛も同国から移動してきた可能性が出ている。 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031227-00000115-jij-bus_all
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 今のところ、発生の概要はこれ以上にはわかりません。なにしろ
アメリカは日本の20倍以上、一億頭近い牛がいるところです。し
かも大規模経営で個別の管理がされているわけではないので、問題
の牛の生まれた場所もわからない状態のようです。

 日本などはさっそく、アメリカからの牛肉輸入を禁止する措置を
とりました。当のアメリカ政府の反応はちょっと鈍いようです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 米国でBSE(牛海綿状脳症)感染の疑いがある牛が見つかった
問題に関連し、米農務省は24日、BSE感染牛でも、病原体が蓄
積しやすい脳や脊髄(せきずい)などの危険部位を取り除けば、肉
を食べても「安全」とする見解を明らかにした。感染牛の食肉部分
は流通させてかまわないとの方針を示したとみられる。これに対し、
米国消費者連盟(285団体、会員約5000万人)は同日、「公
衆衛生上の脅威への農務省の対応は、十分とは言えない」と反発。
感染が疑われる牛の肉を食用にしないよう強く要望した。

 同省動植物検査局のデヘイブン首席獣医官は同日の電話会見で
「感染した動物の肉であっても、危険部位が取り除かれていれば、
人間が消費しても安全だ」と述べた。ベネマン農務長官も、感染を
疑われる乳牛の肉が食用に処理されていたことに関し「科学的には、
処理された肉が感染していたり、健康上問題だということはないは
ず」と述べた。

 この政府見解に従えば、BSE感染牛の食肉を回収する必要はな
く、実際、米国に感染牛の食肉の流通を禁止する法的枠組みはない。
今回、業者が処理肉を自主的に回収したのは「念には念を入れての
ことだ」と説明している。

http://www12.mainichi.co.jp/news/search-news/893772/82a82r82d-0-9.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 BSE発生当時のイギリス政府の対応を思い出します。イギリス
ではその後、BSEは猖獗をきわめ、人への感染が疑われる事態に
なり、大騒動になりました。

 アメリカ人の反応も、それほど大きくはないようです。今後アメ
リカでイギリスのように破滅的なBSEの拡大がおこるとも思えま
せん。だからイギリスの轍を踏むとは限りませんが、私はアメリカ
政府はちょっと甘く見ているのではないかと思います。

 人間に予想されるリスクは確かにそんなに大きくありません。日
本やドイツのようなパニックを起こす必要はないのですが、いくら
のんびりしたアメリカ人でも、はたしてこのままですむかどうか…。

 日本人の反応も、今までのところ思ったほど大きくないようです。
アメリカ産牛肉もまだ売られているところが多く、特に消費者に避
けられているということもないそうです。マスコミが一生懸命煽っ
ているので、この先どうなるかはわかりませんが。

 輸入禁止は実は日本側にも大打撃を与えそうです。食品業界や外
食産業などはアメリカ産牛肉なしではやっていけないのが実状です。
オーストラリアからも輸入していますが、アメリカがだめならオー
ストラリアから、というほど簡単にはいきません。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 BSE(牛海綿状脳症)感染が確認され、米国からの牛肉輸入が
全面禁止されたことを受け、外食チェーンが加盟する日本フードサ
ービス協会(本部・東京都)は26日、都内で緊急会議を開き、輸
入再開に向け政府や米国当局に働きかけを強めることを確認した。

 会議で、ある焼肉チェーン幹部は「輸入が再開されても、またB
SE発症例が出たらすぐ禁止されるようでは安心して商売が続けら
れない」と、恒久的な安全対策を求めた。同協会の横川竟会長(ジ
ョナサン会長)は「冷たいようだが、影響が出る企業はメニュー変
更や新業態の開発を考えてもらうしかない」と述べ、自助努力を求
めた。

 輸入再開の条件について、横川会長は「政府が求める全頭検査を
米国が受け入れる可能性は低い」と分析。妥協案として、日本向け
の輸出肉の検査場を設け、その検査を通過した肉は輸入できるよう
にすることを求める方針を明らかにした。

http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20031227k0000m020122001c.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 アメリカからすれば、日本でも先にBSEが発生しているじゃな
いか、と言うでしょう。日本側からだと、日本では全頭検査をして
いるから、と答えるわけです。そういう手だてをとれるかどうか。

 焼き肉などで使う内蔵肉もアメリカからの輸入が多いのです。な
んとか輸入再開できる口実をアメリカ側でつくってほしい、という
のが本音だと思います。

 しかし、日本のような全頭検査をアメリカが採用するとは思えま
せん。玉虫色で結着するしかないでしょうね。半年も輸入禁止を継
続すれば、日本の方がもたないような気がします。

 こういう話になると、やはり国産比率を高めなくては、というこ
とを考えます。確かにそのとおりなのですが、言うのは簡単でも、
実際には難しいのはご存じのとおりです。

 日本で牛を飼っている人はしばらく儲かってしまいそうです。日
本のBSE騒ぎで損した分を取り戻せそうですね。でも、この儲か
った金を明日の生産拡大のために使えるかどうかが別れ道だと思い
ます。

 BSEが牛の固有の病気として、世界的に定着してしまう可能性
が強いと私は思っています。BSEにかかりにくい牛の選抜である
とか、BSEになりにくい育て方とか、そういう努力の積み重ねで、
共存を計っていくしかないのかも知れません。

 そういう意味で、日本の全頭検査はアメリカなどから見ればクレ
ージーかもしれませんが、貴重な情報を私たちにもたらしてくれる
ものと思います。

--〔後記〕--------------------------------------------------

 今年も最後になりました。もう皆さんは正月休みに入られたでし
ょうか。

 1月に本を出版したという大事件が私にはありました。その後中
国へ何度も行ったりして、メールマガジンの発行を続けるのがやっ
とという状態が続いています。

 新しい年にはまた違う企画を考えたいと思っています。片方では
中国語の勉強を本格的にするつもりなので、どこまでできるか心配
ですが、まあなるようになるでしょう。。

 年始は1月4日から、いつもどおりに発行します。よいお年をお
迎えください。

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--発行--渡辺--宏------- URL http://food.kenji.ne.jp/
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