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2003/04/06
2003/01/12
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食べ物情報(10)その他の話題

有機農業


2003/04/06

 農水省の「JAS法に基づく食品の表示について」のページに、 「有機認定件数」という一覧表が掲載されています。(農水省にし てはめずらしく、PDFではありません。)

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

県別有機認定件数一覧(1月31日現在) 
   加工業者合計 農家戸数 
北海道     187     257 
青森        35     102 
岩手        16      54 
宮城        41     123 
秋田        52     145 
山形        48     199 
福島        30      64 
茨城        92      98 
栃木        29      56 
群馬        50     104 
埼玉        53      59 
千葉        68     126 
東京       114       5 
神奈川      67      20 
新潟        97     211 
富山        16      27 
石川        67      86 
福井        33      62 
山梨        19      16 
長野        39      60 
岐阜        40      71 
静岡       140     147 
愛知        89      54 
三重        47     192 
滋賀        30      54 
京都        69      38 
大阪        80      40 
兵庫       162     161 
奈良        42      88 
和歌山      52      91 
鳥取        11      25 
島根        20      36 
岡山        73     261 
広島        45      47 
山口         5       1 
徳島        19      23 
香川        16      16 
愛媛        91      86 
高知        18      66 
福岡        95      41 
佐賀        99      79 
長崎        30      75 
熊本       199     265 
大分        11       2 
宮崎        49      68 
鹿児島     190     182 
沖縄        34      43 
計       2,909  4,126 

http://www.maff.go.jp/soshiki/syokuhin/heya/organicL.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 以前、「だいたい4000軒くらい」といっていた全国の有機認定農 家の分布がわかります。

 目をひくのが熊本と大分の数字の違いです。どちらも九州の、農 業の盛んな県なので、この落差は何だろう、と疑問に思います。こ れはどうも農家の違いというより、その県で活動している認定団体 の違いのようです。

 熊本の認定団体が以下のような処分を受けている、という記事が ありました。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 JAS(日本農林規格)法違反で農水省から業務停止命令を受け た、有機農産物や加工品の登録認定機関「オーガニック認証協会」 (熊本市)は二十四日、臨時総会を開き、これまでの認定業務を再 点検した調査結果を、四月末までに同省に報告することなどを決め た。

 同協会は、農相の認可を受けた認定手数料のほかに、「申請料」 名目で申請者一人当たり五千円〜四万円を徴収。認定を受ける事業 者が作成した書類を十分に審査しないまま認定したり、事業者と利 害関係にある人物が検査員を務めたりしたとして二月二十六日、三 月一日から九十日間の新規認定業務の停止命令を受けている。

 総会には役員や会員ら約二十人が出席。今後の再発防止策として (1)JAS法に定める認定の技術的基準を満たしているかどうか を十分に審査し認定する(2)認定事業者向けの研修を実施し、J AS法に基づく規定、関係書類の整備の徹底を要請する(3)認定 検査員の再研修を実施することなどを確認した。

 オーガニック認証協会は一九九九(平成十一)年にNPO法人認 証を受け、二〇〇〇年十二月、JAS法に基づく有機登録認定機関 に登録された。国が認定基準を決めていない有機畜産物や水産物の 基準をつくるなど独自の活動を展開している。

http://kumanichi.com/news/local/main/200303/20030324000370.htm
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 とても認定団体としての機能を果たしているとはいえない状態の ようです。しかも「対策」が全くの作文で、お粗末の一言。なぜ認 定そのものを取り消さないのか、不思議に思います。

 「独自の活動」は結構なのですが、それならきちんとした基準の ある有機JAS法を名乗る必要はないでしょう。看板は「有機JA S法」で実態は「独自の活動」をしていたようですね。

 有機JAS法ではぞれまでの行政による検査ではなく、民間の認 証団体による認証を取り入れています。私はこのことは高く評価し ています。ただ、この方式では信用がいのちです。一度でも不正が バレたら、即退場、という厳しさがなければやっていけない方法で す。

 「九十日間の新規認定業務の停止命令」では甘すぎると思います。

 当の処分を受けた団体のサイトでは、このような表現になってい ます。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 昨年7月の総務省及び農林水産省の監査の結果、検査員的確な要 件や必要書類等の不備などの指摘を受けて、
「新規認定申請について3ヶ月(3月から5月まで)受付中止」

この期間に限り新規のみ認定申請の受付を中止することとなりまし た。勿論、それ以外の継続調査(監査)や研修業務などは通常業務 として平常通り行います。

http://www.organic-cert.org/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 どうも全く反省していないようです。この団体の認定を受けたと いう農家が、実は同じ団体の検査員をしていたりします。お手盛り といわれても仕方ないですね。

 熊本県の有機認定農家が非常に多いのはこの団体の活躍によるの でしょう。個々の農家の努力はさておき、熊本県の「有機農業」認 定は信用できない、と私は思います。

 熊本県でまじめに有機農業をやっている人たちは、このインチキ 認定団体を追放する必要があるのではないですか?


2003/01/12

 有機JAS法の認定がどの程度進んでいるか、調べてみました。 農家の数で4000戸、生産量は3万トンあまり、だそうです。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 有機JAS制度に基づいて有機農産物の認証を受けた国内農家が 昨年十二月現在で四千三十三戸になったことが、農水省のまとめで 七日までに明らかになった。有機認証を盛り込んだ改正JAS法が 二〇〇〇年六月に施行されて以来、二年半で四千戸に達した。海外 の認証農家は二千二百二十九戸で、国内外合わせると六千二百六十 二戸になる。

 このほか、登録認定機関から認証を受けたのは国内外合わせ三千 三百十三件。国内は二千八百四十件で、生産行程管理者が千五百六 十六、加工食品の製造業者が七百二十八、小分け業者が四百五十九、 輸入業者が八十七。また、海外は四百七十三件で、生産行程管理者 が二百十六、製造業者が二百十三、小分け業者が四十四となった。

http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/back/news/topnews/topnews03030108.html
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 農林水産省は平成14年10月30日、平成13年度の有機農産 物、有機農産物加工食品の格付実績をまとめ、公表した。

 平成13年に国内で有機農産物として格付けされ、有機JASマ ークを付された農産物の総量は約3万3,000トンだったが、こ れに対し、海外の事業者から有機JAS認定を受けたり、海外の有 機JAS制度と同等の制度の認定を受けた農産物は約15万4,0 00トン。国内での格付数量の約5倍にのぼっていた。

 一方、有機農産物加工食品については、国内の総格付数量は9万 4,000トンに対し、外国で格付けされたものは約9万8,00 0トン。国内での格付け数量と海外での格付け数量にあまり差がな かった。

 なお国内総生産量に対する、国内で格付けされた有機農産物の割 合は約0.1%。ただし緑茶(荒茶)だけは国内で格付けされた数 量の割合が高く1.1%にのぼっていた。

http://www.eic.or.jp/news/detail.php3?serial=4063&sort=&word=%97L%8B%40
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 0.1%というのはやっぱり少ないのでしょうね。でも千分の一 もあるのか、とも思ってしまいます。

 お茶は以前から無農薬栽培に取り組んでいる農家が多かったので、 実績がよいようです。野菜類は難しいでしょうね。

 有機認証団体についても、問題が起こってきます。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

 農林水産省は、東京都千代田区にある特定非営利活動法人日本オ ーガニック農産物協会(略称:NOAPA)から、有機農産物や有 機農産物加工食品の日本農林規格に基づく認定業務を廃止する届出 を受け取ったと発表した。

 日本オーガニック農産物協会は、加工食品メーカーから申請され た食品の有機食品としての認定を行うにあたって、検査員が「技術 的基準に不適合である」と報告した実地検査報告書を改ざんした上 で認証を行っていたことが判明。農林水産省でも同協会に対する処 分の検討を行っていたところだった。

http://www.eic.or.jp/news/detail.php3?serial=4440&sort=&category=50
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 NOAPAのホームページではこう書かれています。

--〔↓引用はじめ〕------------------------------------------

♪ 美しい日本の自然と清らかな水
日本の国土の持続的保全
私たちの農地は地球から借りています
「オーガニック」それは農地の環境保全
ご理解ある皆さんのご支援がその鍵を握ります  
■改正JAS法の施行にともない、

2000年3月20日  経済企画庁(現内閣府)より特定非営利活動法人
(NPO法人)を取得 
2000年9月8日  農林水産省より改訂JAS法に基づく登録認定機関に
登録 

NOAPAの認定農産物が「有機JASマーク」の生産物として、皆様に安
心してご利用いただけます。 

http://www.noapa.or.jp/
--〔↑引用おわり〕------------------------------------------

 単に放置しているだけなのでしょうが、これはちょっとひどいで すね。インチキするようなところはやはり説明責任などあるとは思 っていないのでしょう。

 こうしたインチキ団体を早く追放してしまうことが有機JAS法 を成功させるポイントだと思います。怪しいところはまだまだある のではないでしょうか。


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