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食べ物情報(10)その他の話題

トレイ

 ラップとの名コンビが「トレイ」です。最もポピュラーなのは、 「発泡スチロール」です。これはポリスチレンという樹脂を発泡さ せたもので、とにかく軽くて丈夫なことが優れています。

 また、断熱力も相当ありますので、鮮魚などの箱にも、広く使わ れているのはご存じのとおりです。

 ポリスチレンそのもののトレイもあります。ボリスチレンはわり と硬質で、その割りには安っぽい感じの樹脂で、ペラペラした感じ ですが、透明感のある樹脂です。

 スチレンの単体は、エチレンにベンゼン基がついていて、炭素の 割合が多いことが特徴です。発泡スチロールを燃やすと、黒い煙が 出るのは、炭素が多すぎて、不完全燃焼した結果、煤が出ている、 ということです。

 焼却場などで酸素を充分供給すると、完全に燃焼しますが、その 分高エネルギーですので、古い焼却炉では、炉を痛める、というこ とが言われています。

 特に東京では、老朽化した焼却施設が多く、プラスチック製品は 「不燃物」になっているそうですが、これは東京だけの特殊事情で す。東京以外のところでは、プラスチック類は可燃物として焼却し ているのですが、何しろマスコミが東京一極集中のため、事実とは 違う情報があふれているのが実情です。

 どちらかというと、生ゴミが多くて、ゴミの熱量不足に苦しんで いる焼却場の方が多いのです。こういうところでは、「プラスチッ クゴミ歓迎」です。焼却時に投入する石油の量が減らせるからです。

 リサイクル面でも、スチロール樹脂はリサイクルしやすいプラス チックです。

 発泡スチロールのリサイクルといえば、まずかさばるのを何とか しなければなりませんが、そこで「リモネン」というものを使用し ています。これはみかんの皮からとれるもので、リモネンの溶液に 発泡スチロールを入れると、たちまち溶けてしまいます。これは見 ていてすごいな、と思いました。

 発泡スチロールは、軽量で強度もあり、断熱力も高くて、なかな か良い材料なのですが、どうしても安物感があります。

 

業界では、発泡スチロールの製造にフロンガスを使用していない、 とか、燃やしてもダイオキシンを発生させない、とか、リサイクル の優等生である、とか、いろいろとキャンペーンを行っていますが、 もう一つ人気が出ないのも、やっぱり見た目の問題かな、と思いま す。

 見た目では、ポリプロピレンのトレーが感じが良いです。これは 透明であたたかみのある硬さのプラスチックです。加工食品(ギヨ ウザなど)によく使われるのは、清潔感があるのと、温度の変化に 強い、ということがあると思います。

 ポリプロピレンにタルクを混ぜたタイプのものは、非常に高級感 のある、ちょっと陶器のような質感です。これは無機物を含みます ので、重量あたりの発生熱量が少なく、紙のように炎をあげて燃え ます。(全体の発生熱量が少ないわけではありません。)

 以上の2種が代表的なトレーですが、最近はいろんな種類のもの ができているようです。

 また、肉や魚などのトレーには、商品の下にシートを敷いてある ことが多いのはご存じのとおりです。「ドラキュラ」などという呼 び方には笑ってしまいましたが、血を吸うからドラキュラなんだそ うです。

 いわゆるドリップをこのシートに吸着させるわけです。水分は肉 などの変色の原因になりますので、これはなかなか有効なものです。

 ラップの方は量的にはたいしたことはないので、ゴミにしても腹 はたちませんが、トレーはかさばりますので、たまってくるといや になってきます。生協にいたときも、いつもあのトレーは何とかな らないのか、とお叱りを受けていました。

 全く、自分で使っていても、やっぱりそう思います。

 昔のように、毎日、買い物かごを持って、その日の食材を、商店 に買いに行く、という生活でしたら、トレー包装なんかはいりませ ん。しかし、昔の商店のように対面販売ではない、今のスーパー形 式の店では、なかなかトレー包装と縁が切れません。まして共同購 入で配達している生協にとっては、絶対にこのような包装は必要で すので、頭の痛い問題でした。


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