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食べ物情報(3)酒・飲料など

コーヒー


 コーヒーの話になると、昔安下宿で、ネルの袋でドリップしてい た時代を思い出します。今はコーヒーメーカーという、ペーパーフ ィルターをセットしておけば勝手にできてしまう、便利なものがで きました。

 また、子供の頃、発売されたばかりのネスカフェをおそるおそる 飲んだこともあります。もちろんそのころはインスタントで、喫茶 店に行けばレギュラーコーヒーも飲めたのでしょうが、子供には別 世界の話でした。

 だいたい、本物とそれをインスタント化したものがあって、本物 の方に「レギュラー」などという注釈がつく、というのは変なもの です。これは日本ではまず、インスタントコーヒーが普及してから、 レギュラーコーヒーも知られるようになった、ということを現して います。

 小学校の時には、コカコーラの宣伝車が来て、無料で飲ませてく れたことがあります。とても飲み物とは思えない、薬くささにびっ くりしたものです。当時は外国から新しい食べ物がどんどん入って きた時代でした。今では世界中、どんな辺鄙なところに行っても、 コカコーラはあるのだそうです。40年前の日本がどんなに遅れて いたか、ということではあります。

 コーヒーというのは産地によっていろんな種類があり、味も違う のですが、その辺の話はおいておいて、「無農薬コーヒー」につい て・・。

 コーヒーというのは、バナナ・砂糖と並んで代表的な熱帯のプラ ンテーション作物です。寒暖の差の大きいところが良いので、熱帯 の山地を開いて大規模な農場が作られています。

 プランテーション経営は、地下資源に恵まれない植民地から収益 を得るには手っとり早い方法なので、広まりましたが、今もかつて 植民地であった諸国の経済に深刻な影響を与えています。

 「無農薬コーヒー」というのは、基本的にこのプランテーション 経済に対して、自立した農民自身の経営を生み出していこう、とい う運動です。日本側では、「フェアトレード」の精神にのっとって、 こういう農民の自立活動を支援していこうという団体が組織されて います。

 ただし、「フェアトレード」というのは、純然たる商取引です。 決して援助や慈善ではありません。こうした行為は相手側の自立の 足を引っ張るものとして考えられています。

 コーヒーの樹を密植せず、他の木と混ぜて植える、風通しをよく する、などが無農薬で栽培する秘訣だそうです。(「無農薬」とい うことばの意味は25号に書いたとおりです。)

 産地はペルーあたりが主ですが、世界中に広がっているようでし た。量をまとめて輸入し、注文を受けてから焙煎して、出荷しても らっていました。粉になってしまば、普通のコーヒーです。私のと ころで扱っていたのは、少し深煎りの、本格的なものでした。こう したコーヒーの場合、どうしても品種・産地が限られてくるので、 ブレンドするのに苦労することになります。そこで少し深煎りにし てパンチを出して、ストレートのまま飲むことになります。

 このブレンドと焙煎を担当していた人が、日本で初めて「無漂白」 のペーパーフィルターを開発したんだ、といばっていました。今で は無漂白のものが普通になっていますが、10年前には、無漂白紙は なかなかくっつかないので、成形には苦労したのだ、ということで す。

 今、コーヒー用のペーパーフィルターは、無漂白の茶色いものと、 酸素漂白の白いものがあります。どちらも塩素は使用していないの で、ダイオキシンなどの問題はありません。どちらが好きか、とい うことになりますが、我が家では別に決まっていませんので、買う たびに違うものになります。

 昔の塩素漂白のものがどれほど害があったか、というと、疑問な のですが、今や塩素を使ったものと捜しても見つからなくなってい ます。市場の狭い商品ほど、こういった問題には敏感になるようで す。というのは、無漂白の製造ラインがいくつかできると、それだ けで需要がまかなえてしまい、漂白の製品を駆逐してしまからです。

 コーヒーにはいろんな成分が含まれていて、有害な成分もあるそ うです。また有益な成分もあるということですが、嗜好品です。あ まり気にせず、毎日一杯ずつ、楽しんでいます。


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